価値あるプレゼント「植物の実の炭」/楽しい福祉&教育

 いろいろな教材を整理しながら、懐かしい「アダンの実の炭」を持ち上げてみました。

 作った時よりズッシリ重い感じがします。

 水分だけでなく、匂いの分子をたくさん吸着したためです。

 炭にはとてもたくさんの穴(孔:あな)が開いていて、そこにアンモニアや酢酸など匂いの素となる分子がたくさん入り込んでいます。

 以前、敬老の日に植物の実の炭をプレゼントしたいという先生にコーチしたことがありました。

 とても喜んでもらったそうです。

 写真のアダンの実の炭は、とても慣れてきた時に挑戦するレベルで、子どもたちには松ぼっくりやどんぐりの炭作りをすすめています。

 匂いの吸着&デコレートにすぐれものですよ。

 〈たの研〉で炭作りワークも引き受けています、ご希望の方は気軽にお問い合わせください。

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うるまマルシェ(子ども食堂の進化型)のプログラム「ポップコーンで爆発を学ぶ」/楽しい福祉&教育

〈たの研〉への問い合わせを見ていると「こどもマルシェ」への注目関心度が日に日に高まっていることを感じます。

 最近も具体的なプログラムを知りたいという要望が届きました。

 カラー版のプリントをも数種出来上がっています。

 次のバージョンとして作成を初めているのが「爆発」をテーマにした〈ポップコーンづくり〉です。

 その中に入れるかどうかセッション中なのが、紙でつくるバージョンです。

 学校でこどもたちとたのしんだ様子がレポートにまとまっています。

 紙を牛乳パックのように折って、レンジでチン。

 袋に入れてレンジでチン。

 

 大体3分くらいで美味しいカリカリのポップコーンができあがります。

 だいぶ以前の写真なうえに顔の全体も写っていないので個人の特定はできないでしょう、とても喜んでいる子どもたちの写真も載せておきます。

 プログラムが出来上がったら、このサイトでもお知らせします。

 

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うるま市福祉まつり2025-11-08(土)に『子どもマルシェ』を開催します

 11月08日(土)うるま市健康福祉センターうるみんで〈たの研〉のこどもマルシェを開催します。
 実行委員の方から「お願いしたい」という要請が届き、いろいろなスケジュールを調整して実施することになりました。

 3F視聴覚室で14:00~16:00の2時間です。

「90秒ぷるるんゼリー」を100食分準備する予定です。
 興味のあるみなさんはぜひ、ご参加ください。

 大人にもこどもにも大人気、「あつい・つめたい」を科学的にイメージしながら、美味しいゼリーをつくりましょう。
 ゼリーは普通、冷蔵庫で冷やして作りますね、このプルルンゼリーは冷蔵庫で冷やす必要はありません。
 ほんとうに90秒でできるんですよ。

 赤い羽根 共同募金の支援を受けて完成したプログラムの一つです。

 周りの方たちへ広報していただけると嬉しいです。

 

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大陸が動くということは沖縄も動いているの?@楽しい教育&福祉

 ある先生から質問がきました、メルマガの読者の一人です。メルマガに『大陸移動説』の授業プログラムを紹介したところ、さっそく子どもたちとたのしんでくれたようで、子どもがこういう疑問を発したということです。

 大陸移動説というのはすでに「説/仮説」ではありません。
 海底拡大・古地磁気・地震分布・GPS観測など膨大な証拠で科学的に証明され統合された『プレートテクトニクス理論』として確立しています。

 さて、授業に感動したある子が
「先生、大陸が動いている、っていうことは沖縄はどうなるの?
 沖縄は大陸ではないから動かないの?」
と語ったそうです。

 その先生の優れた対応は、すぐに説明しようとせず
「あ、そうだね、先生も調べてみようね」
と答えて待ってもらったところです。

 自分でもはっきりしないところを無理に説明しようとするとグダグダになってしまいますから。

 みなさんはどう思いますか?

 詳しく書くのはメルマガにゆずるとして、要点を書かせてください。

 その先生にはこう伝えました。

 はい、もちろん沖縄も動いています。

 地球の表面はプレートでできていて、沖縄はユーラシアプレート上の琉球弧(りゅうきゅうこ)という帯の上にあります。
 その南の海には フィリピン海プレート があって、ユーラシアプレートの下に沈む 琉球海溝 があります。
 プレート同士が押し合うため、沖縄の大地そのものが毎年数センチくらいの速さでゆっくり動いています。

https://articles.mapple.net/bk/18491/

 地学を苦手とする人も多いようです。地質時代何百万年、何千万年という話をされても、人間のイメージを超えてしまいます。
 でも「年に数センチ」ということは、そんなに難しい尺度ではありません。10年で数十センチです。20年あると1mは動くわけです。
 100年、1000年、10000年という時の流れの中で、ダイナミックに移動して、沖縄の地形も変わっていくことでしょう。まぁ、生きてみることはできないのですけど。

 その意味で、過去の姿を学んで「それが今こうなっている」というダイナミックな動きをイメージして楽しむこともできるでしょう。

 少し長くなりました。

 〈たの研〉は科学的な質問にも丁寧にお答えさせていただいています。

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