たのしい教育プログラム教材リスト、着々とすすむ

 以前紹介した、たのしい教育研究所が提供するプログラム教材リストが着々と出来上がってきています。
 この画像の二つ折りでまず8ページ版を作成して、次第に12ページ、16ページにと増やしていく予定です、おたのしみに。

 内側にもいろいろな教材プログラムが並んでいます。

 

 基本的に、たのしい教育メールマガジンで紹介したもプログラムの5~6割はオリジナルプログラムとして提供できますから、現時点で300~400はリストアップ可能です。
 たくさんのプロジェクトが進行中なので、ゆっくり増やしていくこというこで、気長にお待ちください。

 〈たの研〉では「校内研修でとりあげるたのしい授業はありませんか」というような相談にものっています。
 気軽にお問い合わせください。

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〈たの研〉自由研究まつり/満足度100%

〈たの研〉の楽しい福祉活動・たのしい教育活動の一環で開催している『自由研究まつり』が大好評のうちに終わりました。

 100人程度の募集は一週間程度ですぐに埋まり、「キャンセル待ちでもよいのでなんとか」という方たちが増え続け、前日まで「空きはありませんか」という問い合わせてが続くほどでした。

 講師のAさんによると、知り合いから「朝、会場で待っていたら入れてもらえる可能性はありますか」という質問もあったとのこと…
 これだけ高い期待を傾けていただけるのは、とても嬉しいことです。
ちなみに、問い合わせの方たちへ案内しているのは「キャンセルが出た場合には、すぐに連絡させていただきます。その時点で、すでに予定が入ってしまい参加できない時には、必ずご連絡ください」というように、担当スタッフが1席も無駄にしないように丁寧に対応しています

 はじまりは、たくさんの方たちが、どんな楽しみなんだろう、というような普通の顔をしています。
 その後複数のプログラムから4つ選んでたのしんでもらいます。

 ところがそれぞれのブースに別れてプログラムを受講すると、目がきらめき、笑顔が広がり・笑い声もたくさん聞こえてきます。それは子どもたちだけではありません。この写真にみえように大人も身を乗り出してくれます。

 たくさんの楽しいプログラムの中に『おりぞめを楽しもう』がありました。
 その参加者の方たちもとても減り上がっていて「おりぞめを二回受けてもいいですか」という相談もきたほどです。

 自由研究まつりなので、研究編まで伝えています。
「おりぞめの自由研究」では100均ライトで素敵なランタンをつくるにできることも、伝えています。
 するとさっそく帰ってから作ったという写真が届いています。
 2つありました、きょうだいなのかもしれません。
  

 夏休みの工作で、これを出したら、多くの人が羨ましがるのではないでしょうか。私は長年、学校の自由研究コンクールの審査員をしてきました。
 多くの学校からよせられた作品が審査されます。
 そこには、子どもがすすめたとは思えないものがたくさんありました。
 以前書いたかもしれません、カルト(オカルト)的なものもあります。水に「ありがとう」と書いておくと、中に入れたものが腐らない、という研究です。写真をとって長期の観察記録をとまめてありました。
 そういう間違った研究を続けなくてはいけない子どもは苦しかったんじゃないかなぁ~

 自由研究コンクールにはその学校の担任、あるいは理科の選伊勢のコメントが必須です。「どうして、子どもに理科の真理を伝えずに、そのまま提出したのだろう」と疑問を持っていたので、丁寧に読んでみました。
 すると「水は言葉を理解する」という研究を強く褒め、高く評価する言葉が添えられていました。
 しかし水が言葉を理解する、というのは全く科学的ではありません、非科学、オカルトです。
 それは小学生の実験でもはっきりわかるはずです。
 なのに・・・
 その子は、もう大人でしょう。そういう間違った研究を続けなくてはいけない子どもは苦しかったんじゃないかなぁ~
 〈たの研〉の「原子論」にもとづいた楽しい研究をしていたらきっとカルトから立ち直っていることでしょう、それを願っています。

 今回のプログラムでも原子論に基づいた高度で楽しい内容を、たくさん提供しています。そういう子どもたち大人たちも〈たの研〉の講座で、本物の科学をたのしく学ぶことができるでしょう。本物の科学をプログラムすると小学校一年生から生き生きと学ぶことができます。「あついつめたいのひみつ」を受けた人たちは中学高校生、大人、学校の先生よりも、そのことについて深い真理を学んでいます。眼に見えるように科学の原理を学ぶことができます。

 次回の一般向けの講座はまだ決定していませんが、このサイトを見ていただければと思います。

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新しい書籍「シネマの扉を」に書いた アニメ監督〈細田守〉

「シネマの扉を(仮題)」の原稿がすすんでいます、今月中には出版の計画です、映画好きの方は楽しみにお待ちください。
 本の後半にアニメ作品「サマー・ウォーズ」を取り上げました、細田守監督作品です。

 本は〈たのしい教育メールマガジン〉に書いた記事を基本にしているので、その頃書いた文章を紹介します。

☆⭐︎⭐︎☆⭐︎⭐︎☆⭐︎⭐︎☆

 私は最近、その細田監督に凝っています。
 TV番組の「トップランナー』『プロフェッショナル 仕事の流儀』などに出演している彼の映像を観ることができます。

wikipediaに感謝して引用

細田守(ほそだまもる、1967年9月19日~)は、富山県中新川郡上市町出身のアニメ監督、アニメーター

 彼は『プロフェッショナル 仕事の流儀』の中でこう語っています。


「小学校低学年の頃、どもりというか、今もあるんだけど ちょっと言語障害があって、小学校の低学年の時から特殊学級(特別支援学級)に行ってたんですよ。言いたいことがなかなか言いづらかったりとか、というような子どもだった」
「こいつらとは一瞬でも(一緒に)いたくないと思ってた。それこそまさに居場所がなくなって、ってやつでさ クラスの中に」

 番組8分くらいあたりで、黙々と絵コンテ作業を続けながら語ったこの言葉で、細田守にグイと惹きつけられてしまいました。

「映画ってさ、イエーって感じで人生を謳歌してる人のものじゃないと思うんだよね。むしろ、くすぶってる人のためのものだと思うんだよね、自分も含めてさ。
 〈世の中、もっと面白いよ〉とかさ〈これから生きていると、何かいいことあるかもよ〉とかさ、〈体験するに値するようなことがあるよ〉ってことを…」

 学校になじめなかった細田守は、その頃、母親がみせてくれた、宮崎駿の『カリオストロの城』に感動し、その後アニメーターを目指すことになります。

 自分でいろいろな作品を作りながら、憧れのスタジオ・ジブリの入社試験を受けます。
 ところが結果は不合格。

 その後「東映アニメーション」で才能を発揮し、ジブリから逆指名で「ハウルの動く城」の監督に抜擢されます。

 しかし結果的にうまくすすまず、プロデューサー(おそらくジブリの鈴木さん)から「細田くん、これはもう無理だね」と告げられることになります。

 細田さんは「2002年4月21日のことです」と、鮮明な記憶をもとに語っていました。作品は結局、宮崎駿が監督をすることになりました。

 東映に戻ったものの、周りから「細田は終わった」と言われながら過ごし、結果的にフリーになる道を選びます。
 波乱万丈の人生です。

 子どもの頃のハンディや、社会に出てからのこういう挫折を経た細田監督が送り出す作品は、不思議なことに、明るく元気の出る作品です。
 フリーとなった一作目のアニメ 筒井康隆原作『時をかける少女』が高い評価を受けました、カラッとした面白い作品です。いろいろあってもさすが実力は輝いてくるんですね、よかった。

 原稿はまだ続くのですけど、ここまでにしておきましょう。

 特別支援クラスから日本を代表するアニメーターになった細田さんに、特支クラスの先生向けの講演をしてほしいなぁ。
 たのしい教育の視点で、いろいろな先生たちや保護者の方たちが元気になるような話にコーディネートする役が必要なので、それは私が担当しましょう。
 沖縄の特支の団体がお金を出してくれたらいいのだけどな ´ー`)

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夏至の日の夕立ち&日没時間の謎@たのしい野山さんぽ・楽しい理科

 体育館で体育の授業中、数名が熱中症で病院に運ばれたというニュースが耳に入る。おそらく沖縄ではないと思うのだけど、リーフレットの作成に没頭中に聴いていたので、定かではない。

 日中に野山さんぽすると、きっと身体から熱がぬけるまでかなりの時間がかかってしまうでしょう。

 こういう日々は夕暮れの野山さんぽに限ります。

 これは夏至の日の野山さんぽで撮った写真です。

 もっとも日照時間が長い、つまり太陽が照らしている時間が一年で最も長い日が夏至です。
 沖縄では19:25に陽が沈みます。

 山のあたりは夕立ちなのでしょう、黒い雲から雨のすじが見えています。その重なりで夕焼けが不思議な彩りになっています。

 夏至の日の日没は19:25です。

「すると、明日から、少しずつ日没時間が早くなってくるんだね!」

 そう思っていたら、あれれ・・・

 この表を見てください。
 夏至の6/21をはさんで〈6/19~6/27〉までの日の出・日の入の時間を国立天文台のデータを元に作成しました。
 26日の〈日の入〉の時間を見てください。
 夏至の日6/21より1分遅くなっていますよ。

2026年6月19日~27日までの日の出・日の入の時間 国立天文台のサイトより抜粋

 夏至の6/21の日の入は〈19:25〉で、6/25まで続いています。

 ところが6/26からの日の入は〈19:26〉です。

 おかしいなぁ~

 国立天文台の間違いかなぁ…

 いいえ、そんなことはありません。

 夏至は〈日没時間が最も遅い日〉ではないんです。

    え、どういうことなの?

 興味のある方は、自由研究してみませんか。

 解説は次回、おとどけいたします。

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