同じ沖縄に住んでいる熱心な読者のSさん(もしかすると離島在住)から、たいへん興味深い便りが届きました。以前このサイトに書いた「なぜヘチマをナーベーラーというのか?」の記事(https://tanokyo.com/archives/163470)
《鍋:ナベ洗い》⇨《ナベ洗やー》⇨《ナーベーラー》に変化していったというNHK説
についてです。
Sさんの説はこうです。
ナーは「庭、畑」
ベーラーは「へら:ヒラー」
⇨ナーベーラー(ヘラに似た瓜)
なるほど・・・
あのクネッと曲がった感じがヘラっぽいといえばヘラっぽい。
ちなみに調べた限り、このSさんの予想は誰も指摘していない説です、おみごとです。
人は自分が「さもありなん」と感じたり、大勢がそう言っているからという理由で「これが正しい」と判断することが多いでしょう。
逆にいうと、自分の考えと相容れなかったり、今まで聞いたことがない説だったりすると、スルーしたり否定したりすることがあります。
それはもったいない。
「その説は面白い!
それが正しいことがはっきりしてきたら、ぜひまた教えてね」
と伝えましょう。
特に子どもがオリジナルな説を出した時には、そうした方がよいと思います。
人間がサルと同じ祖先から進化してきたということ、太陽が動いているのではなく地球が動いているということなど、はじめに言い出した人はみんなから相手にされなかっただけでなく、バカにもされてきました。
もちろんSさんには「面白いと思います。その説の正しさがはっきりしたら、真っ先に知らせてほしいです」と伝えました。
Sさんはヘチマを「糸ウリ」と表記することについても、私の知らない話を書いててくれました。
それはまた別な項目で紹介します。
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