エイプリルフールの効用②-ウソも方便だけではない

前回からの続きです;〈事実でないもの〉をウソだと考えれば小説だってウソです。
将来の夢も、「いまそう考えている」ということでは事実でも、現実のことではないということでみると虚構、つまりウソの一種です。

〈今、生きている〉とか〈呼吸している〉とか〈女性である男性である〉、〈2023年の4月である〉という様に、ウソでないものはホンのわずかなものになるでしょう。

 ためしに「今日1日は事実以外は語らない」というルールで過ごしてみてください。どれくらい言葉数が減ることでしょう。
 同時にウソ、虚構、まだ実現されていない夢や希望、飾り言葉、いろいろなものを組み合わせて私たちの日々の会話が構成されていることを知ることでしょう。

 そもそもイメージすることは現実をベースにしていても、そこから自由に想像を羽ばたかせていくことです。「もしかしたら今日のご飯はカレーかもしれない」とか「今年の担任の先生はたのしい先生だといいな」etc. そういうものごとがあたまのなかをたくさん駆け巡っているのが私たちの思考でしょう。

 ウソ・虚構はイメージを膨らませることに不可欠です、それはたのしい教育の中でも積極的に利用できます。

 たのしい作文指導教材「たの作」では

「ある朝起きてみると食事の席に、別の自分が座っていた」の続きをかきましょう

という様なテーマなどでたのしむ内容がたくさんあります、ただし〈ホワイト・ライ/人を傷つけないウソ〉限定で。

 ウソの効能はまだあります。

 子どもの頃、エイプリルフールのことを知った時、驚いた人もたくさんいると思います。そのウソにも驚いたかもしれません、でも「人はウソをつくことがある」ということに驚いているということもあるでしょう。

 人は普通の顔をしてウソをつくことがある、という体験は「騙されない教育」にとっても大切です。

 振り込め詐欺、特殊詐欺だけでなく、フェイクニュースなどはたくさんあります。ウソのコマーシャルにのって商品を購入しことのある人もいるでしょう。政治の中でもいろいろなウソが作られています、今のロシアの戦争の中でも「相手側が悪い」の応酬です。

 騙されない人になる、というテーマはたのしい教育の中でもとても重要な一つです。

 4月は〈エイプリルフール〉をきっかけに、ウソの怖さとすばらしいさについて考えてみるのはどうでしょうか。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊/有料〉を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!

二十四節気〈清明〉をたのしむ-たのしくアウトドア

 春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)という一般的な四つの区切りでなく、その六倍の〈二十四節気(にじゅうしせっき)〉という農耕を中心にした季節の区切り方があります、中国で生まれ、東南アジアのいくつかの国に広まっていて、かつての日本もそれを取り入れていました、今でも〈立春〉とか〈夏至〉〈秋分〉〈冬至〉など、生きて使われている節がいくつもあります。

 国立国会図書館のサイトに二十四節気の表があります、元々太陰太陽暦(旧暦)なので、新暦でいうと何時頃なのか、右端に記されています。

二十四節気
季節 二十四節気名 月 新暦の日付
春 立春(りっしゅん) 1月節 2月4日頃
雨水(うすい) 1月中 2月19日頃
啓蟄(けいちつ) 2月節 3月5日頃
春分(しゅんぶん) 2月中 3月21日頃
清明(せいめい) 3月節 4月5日頃
穀雨(こくう) 3月中 4月20日頃
夏 立夏(りっか) 4月節 5月5日頃
小満(しょうまん) 4月中 5月21日頃
芒種(ぼうしゅ) 5月節 6月6日頃
夏至(げし) 5月中 6月21日頃
小暑(しょうしょ) 6月節 7月7日頃
大暑(たいしょ) 6月中 7月23日頃
秋 立秋(りっしゅう) 7月節 8月8日頃
処暑(しょしょ) 7月中 8月23日頃
白露(はくろ) 8月節 9月8日頃
秋分(しゅうぶん) 8月中 9月23日頃
寒露(かんろ) 9月節 10月8日頃
霜降(そうこう) 9月中 10月24日頃
冬 立冬(りっとう) 10月節 11月7日頃
小雪(しょうせつ) 10月中 11月22日頃
大雪(たいせつ) 11月節 12月7日頃
冬至(とうじ) 11月中 12月21日頃
小寒(しょうかん) 12月節 1月5日頃
大寒(だいかん) 12月中 1月21日頃

 

 4月のこの頃は〈清明:せいめい〉の季節です。
 沖縄ではけっこう大切にされていて、親族が集まってお墓でパーティーをします、大和言葉で〈せいめい〉、もともとの中国語では〈チンミン〉、島言葉では〈シーミー〉です、大和言葉と中国語をミックスしたみたいですよね。

 私はアウトドアでの食事が大好きなのですけど、明らかに幼い頃、親族が集まってアウトドアで食べた〈シーミー〉の影響があると思います。

 子どもたちにも伝えていきたいたのしい行事の一つです。

 清明は本来〈自然界が清らかで明るくなる時期〉であるところから名付けられています、まさにはっきりと春が到来した季節ですから自然が美しく、お出かけやピクニック、風景を楽しむのに最適な頃ともいえるでしょう。

 そういう習慣のない方たちも、ピクニックにでかけてみませんか!

 

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊/有料〉を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!

〈メルマガより〉ヒト属ヒト科とネコ属ネコ科-楽しい分類学・楽しい学習・自由研究ネタ・たのしい授業・楽しい授業・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 メルマガに気軽に綴った文章についての反応が届くことがあります、メルマガの定番項『ア~ルとたのしい教育の日々』の書き出し部分に、さっそくメールが届いています。

〈たの研〉のメンバーはほとんどホモサピエンス、ヒト属ヒト科です。

 唯一ア~ルがネコ科ネコ族から仲間に入ってくれています。

 メルマガ第549号はじめの章から

 私たちはホモ・サピエンスです、ヒト属の中で唯一生き残っている種族です。

wikipediaに感謝して引用

 ネコ族はとてもたくさんの種が生息しています、そしてとても美しい。

wikipediaに感謝して引用

 私たち人間はついつい、他の生物とは違う様に考えてしまうところがあります。けれどダーウィンが進化論でアイディアを出し、その後、分子生物学が次々に明らかにし続けている様に、生物進化の過程でそれぞれが今の姿になってきました。

 メールにあったのは「同じ生物同士という目でみることができました」という内容でした。

 いろいろな条件が重なり、私たち人間は大脳が発達したので、いろいろなことを自分たちで考えることができる様になりました。ユヴァル・ノア・ハラリも明らかにしている様に、その過程で「神という物語・フィクション」も作り出しました。

 これから前に進んでいく中で、一度、同じ生物の仲間たちという見方・考え方も、大切なものだと思います。

 私が何気なく綴った一言も、こういう気持ちが奥の方にあるからなのでしょう。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊/有料〉を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!

野菜づくりも教育もたのしさが一番-〈楽しい学習・自由研究ネタ・たのしい授業・楽しい授業・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上〉

 たのしい教育研究所を応援してくれている方たちはとてもたくさんいて、このサイトを毎日読んでくださっている方たちも、その一人です、感謝しています。農業をしているHさんは野菜で〈たの研〉メンバーを応援してくれています。

 今年は寒さが長引く年だと知っていたらしく、冬野菜も例年より長く収穫が続いているというので、またたっぷり持ってきてくれました。

 私が子どもの頃、時どき、野菜を持ってきて売りにきてくれるおばあちゃんがいたのですけど、Hさんは、土から採りたての野菜を入り口外で広げて説明してくれるので、子どもの頃の懐かしい様子を思い出します。下の写真に写った野菜以外にも袋に入ったたくさんの野菜が運ばれてきました。

 これはHさんが新しく育てた〈球ちゃんタマネギ〉です、柔らかくて美味しそうです。

 今回一番驚いたのがサツマイモです。熊本原産(左)のものと沖縄の読谷村原産のもの2種類を持ってきてくれたのですけど、なんと鉢で育てたそうです。

  今年退職するという学校管理職の先生から聞いた話によると、学校では〈学級園〉や理科・生活科の〈教材園〉がなくなってきているとのこと、 地植えでなくこんなりっぱなサツマイモができるなら、学校でも子どもたちと試せると思います。
 「もしかすると2Lのペットボトルでできるかも」と思い立ち、さっそく〈たの研〉でも実験してみることにしました。

 興味のある方は、自分で、プランターなどを利用して栽培してみませんか。結果も教えてもらえると嬉しいです。

 Hさんの農業は「たのしさ優先」、たのしい教育研究所の基本方針とぴったり一致しています。

 説明会の後は、中に入っていっぱい笑いながらいろいろなお話をしました。元気の出る日々です。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊/有料〉を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!