楽しい自由研究 ネコに眉毛(まゆげ)があるか?① 騙されない人になるために&楽しい生物学・楽しい理科・たのしい授業

騙されない人になるために; 目標だった1日1000アクセスを突破して、これからどうしようかと考えている中、今朝アクセス数を見て驚きました、これです、え「落ちてる」って? 実は逆です。 とはいっても、昨日のアクセスが〈1102〉、今日が〈887〉、減ってるではありませんか?
 いいえ!
 今日のデータは朝8時台の集計です、私がこれまで紹介してきた今日のアクセス数は夜の段階のデータで、朝の集計ではありません。今日というからにはできるだけ遅い時間の集計が正確だからです。

〈たの研〉の公式サイトは午前0時にアップされる様に設定しています。
 多くの人たちが寝ている時間帯ですから、閲覧する人は少なくて、9時10時頃からゆっくりアクセス数が伸びていくのが普通です。

 しかも土日は休日の人が多いせいで、一週間のうち、アクセス数があまり伸びません。
 ところが今日土曜日の朝8時台で〈887〉ほぼ900アクセスです。

 多すぎるな、何かの間違いかな?

 こういう時には別な解析ツールで調べておくことも大切です。
騙されない人になるための基本は『判断する情報ソース(元)を複数もつこと』です⬅︎「騙されない賢い子になろう!」というテーマでいつか冊子にする予定で

 ということで、手間はかかるのですけど、別なツールを起動してみました。解析ツールにはそれぞれ〈集計タイミング〉や集計に〈これを入れる入れない〉、〈セキュリティーの違い〉などいろいろな違いがあって、それぞれ違う数字を出してきます。
 今回調べたみたツールによると今日土曜日の8時台で786アクセス、ほぼ800アクセスですね。さっきり数字より少ないとはいえ、朝でこの数は今まで例がありません。みなさんのおかげで、ますます嬉しい日々です。

 読者の皆さんに心から感謝して、今日もたのしくつづりたいと思います。

 今日のテーマは「ネコに眉毛があるか」です。

 みなさんは眉毛がありますね、眉毛っていうのはこれです。

wikipediaに感謝して参照

 何のためについているのでしょう?

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wikipediaにこうあります。

眉毛は機能的にはから落ちる水やが目に入らないようにする役割を担う。それぞれの毛の方向はそれに対応するものと考えられる。同様に、雨水やほこりや小さなゴミが目にはいるのを避ける役割も担っている。

他方で、眉は人の表情を作る重要な役割を担っており、それによるコミュニケーションにおいても重要な役割を果たしている。

なるほどなるほど
① 額から流れ落ちる雨水や汗が目にはいらないようにする
② 雨水やほこり、小さなゴミが目に入るのを避ける役割
③ 人の表情をつくる

②は〈まつ毛〉の役割ではないかなぁ…

それはまあ置いといて。

 では「ネコさんたちに〈眉毛/まゆげ〉はあるのでしょうか?

 みなさんはどう思いますか?

 

つづく

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学校でのたのしいものづくりの様子から!

 前回〈1日平均1000アクセス突破〉の報告とお礼をしたところ『おめでとう』の声がたくさん届いています、喜んでくれてありがとうございます。今も着々とアクセス数を伸ばしています。ある日突然大量のアクセスがあって平均記録が伸びたのではなく、日々着実に記録を伸ばしています。

 アクセス数の伸びは全国のブログランキングにも反映されて、エントリーしている三部門〈生涯学習〉〈教師教育〉〈理科教育〉とも第一位が続いています。
※ブログランキングの投票は記事の最後にある〈応援クリック〉が必要です、気に入った方はぜひ1日ワンクリックお願いいたします

 これからも応援よろしくお願いいたします。

 今回は、学校からの要請で実施する「たのしいものづくり教室」や「たのしい読み語り」の様子をご覧ください、数日前の授業の様子です。

 これまで十万人近くにたのしい教育を実施してきた蓄積は、他の団体・組織では真似できないものがあって、どの学校でも圧倒的な満足度です。

 まず子どもたちを、たのしい教育の世界に入ってきてもらう工夫もたっぷりです、これは人気の〈フクロウのふくちゃん〉が、こどもたちに語りかけている様子。

  たのしい島言葉や、読み語りのあと、その学校の子どもたち向けにセットした『ものづくりセット』を開いて目を輝かせている子どもたちの様子です。

 講座などで忙しくしている時は難しいのですけど、そうでなければ調整をしてお受けしています。
 特別支援のクラス、不登校の子どもたちへ、地域の子どもたちへなど、いろいろな要望にもお応えしています、気軽にご相談ください⇨こちら
 受講費用がかかるのですけど、それらは全て、教材費や保険、いろいろな方達へのたのしい教育の普及、一人親家庭への支援などに利用されます。

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楽しい語源探究:島言葉〈ユーヌク〉のなぞ-楽しい国語・島くとぅば・騙されない人になるために

 楽しい島言葉(しまくとぅば)の教材づくりをみんなでたのしんでいる話を以前、紹介しました。一つのプログラムはすでにいろいろな方たちが子どもたちへ紹介して、その評価を受けているところです。
 すでに次のテーマについてもいろいろなアイディアが出ています。

 次回は今までと違うパターンで、新しい楽しさを伝える〈島言葉プログラム〉になります、ご期待ください。

 その中に利用する島言葉の候補が「ユーヌク」です。

 webで調べると『ユーヌク・ゆーぬくはハッタイ粉(大麦の粉)のこと』という説明がたくさん出てきます。

 たとえば《日本の食べ物用語辞典》には「沖縄の言葉で、はったい粉を指す言葉」

 私がよく利用するwikipediaも「はったい粉を沖縄では〈ゆーぬく〉という」と説明があります。⇨https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%84%E7%B2%89

沖縄タイムスの電子記事にも「ユーヌクとは、はったい粉のこと」とあります。
https://fun.okinawatimes.co.jp/columns/gourmet/detail/1681

 これだけ並べると《ユーヌク=はったい粉》で間違いない気がしてきます。
 けれどそれは「テレビでいっていたから正しい」という発想に似ています、それではフェイクニュースに騙される可能性も高いのです。
〈騙されない〉というテーマでも、自分が腑に落ちる様に、納得していくことが大切です。

 私は以前から『沖縄の言葉:琉球語の多くは大和言葉から来ている』という仮説をもっていて、〈ユーヌク〉は『湯(ユ)の(ヌゥ)粉(ク)』あるいは『湯の子』ではないかと強く予想しています。

 沖縄では、鰹節をお湯でといた汁ものを《カチュー ユー》、熱いお湯を《アチ ユー》といいます。《湯》は《ユー》です。

〈ヌ〉は《~の》です。

 もし〈ユーヌク〉が大麦の粉だとしたら、その単語の中に〈大麦〉という島言葉が入っていて良さそうですけど、ところが麦は島言葉でも《ムギ》とか《ムジ》と発音しています※読谷村しまくとぅば単語帳から

 ということで私の予想は〈ユーヌク 麦の粉〉です。
 ウィキペディアなどの巨頭たちが並んでそれを否定しても、簡単にあきらめる気はしません。

予想を立てたら必ず賢くなれます、たとえそれが間違っていても、です。

 ということでワクワクしながらそれをいろいろ調べているのですけど、こういう説明が見つかりました。

《ウチャヌクというのは、元々は「お茶菓子」や「軽食」》⇨ https://www.marukiyo.jp/blog/sweets/2209/

「ウチャヌク⇨ウチャ(お茶)ヌクゥ(の菓子)」だと、私の予想に少し近づいてきます。
 ヌクが〈~の菓子〉だとすると「ユーヌク」がはったい粉だというのは怪しくなります、もちろん私は怪しいと思っているわけです。

 上であげたwikipediaには〈沖縄のお菓子〉として天妃前饅頭が紹介されています。その製法に『餡(ユーヌク)』という表記があります、湯でとかして作るモチの様なお菓子を〈ユーヌク〉というかもしれません。⇨https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%A6%83%E5%89%8D%E9%A5%85%E9%A0%AD

 ミステリー小説好きの私にとって、こうやって調べていくことはベッドディテクティブ(ベッドや安楽椅子の上で説いていくこと)の様で、実にたのしい作業です。

 どなたか詳しい方がいたら、教えていただけると嬉しいです。

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たのしい国語・たのしい英語-「分かるから分けられる」ということ-〈科〉という言葉②

 さて前の記事で触れた牧野富太郎の《植物記》の、ある言葉に目が止まったと書いたその部分を書き抜きましょう、いつもの様に読みやすく手をいれました。

   

 

 植物学上でもまた動物学上でも科の字は今日普通に使用し誰れでもよくこれを知っている。

 すなわち植物学では、以前には、例えば Order Magnoliaceae という様な場合の Order に適用したが、今日では一般にそれと同位の Family が用いられている。

牧野富太郎「植物記」青空文庫より

 

 〈科〉はもともと〈Family:ファミリー〉を訳したものだったんです。
 ファミリー:family の方がずっとイメージしやすいな。

 もちろん私は植物学の本や資料をいろいろ読んでいますから、その単語も目にしているはずなのに、頭には入ってなかったわけです。

〈バラ科〉は「バラ・ファミリー」です!

 当然、庭に咲くバラは〈バラ・ファミリー〉

wikipediaに感謝して参照

「実は〈さくら〉も「バラ・ファミリー!」


「え~?」

私いっきゅうもそうだったのですけど、「桜はバラ科なんだよ」といわれると「学者たちは〈科〉という特別な分け方をしているんだろう」という様に、煙(けむ)に巻かれた様な、ぼやけたイメージをもつ人も少なくないでしょう。

「桜はバラ・ファミリーなんだよ」といわれたら
「え、一族なの? DNAがかなり近いわけ?」と理解が深まると思うのですけど、どうでしょうか。

 牧野さんの文章を読むと、〈 明治期、中国語をそのまま採用して、門とか科という分類用語になった〉ことがわかります。

 同じ漢字文化とはいえ、私にとっても多くの人にとっても科よりファミリーが身近な感覚として理解できるでしょう。

 私は今後、積極的に〈科〉から《ファミリー》に移行しようと思います、学術用語的にも完全に正しい利用の仕方です。表記的には「サクラ・ファミリー(科)」でいきましょう。

追記
 牧野さんは中国語をそのまま分類用語に利用したことに反対していて、やまと言葉で〈科〉を表記しようと提案しています。

 どういう提案だったか・・・、少し考えてみますか?

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 世が移ってもしも科の字を日本語にしなければならない場合に立ち到ったなら、私はこれをナカマ(仲間)としたいと考えている。

 そしてこの語は縁を有つ者の集りを表している科の意味と合致するものだと信ずる。

 タグイ(類)ではその限界が余り厳格に感じなく、またこの語は余り通俗に用い過ぎていてどうも特用してある科の名としては適しない感があるので私は採らない。

 そしてもしもこれをローマ字で書く場合には Kiku-no-Nakama, Tade-no-Nakama, Yanagi-no-Nakama, Mame-no-Nakama, Yuri-no-Nakama などと書けばよいのである。あるいは no を省いて端的に Kiku-Nakama, Yanagi-Nakama という様にしてもそう悪くは無いと思う。

牧野富太郎「植物記」青空文庫より

 

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