たのしい教育メールマガジンのご案内( 創刊0号~580号=2012年5月12日~2023年6月28日)

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楽しい国語-子どもたちにミステリー作品を!

 たのしい教育メールマガジン最新号の〈授業の章〉に書いた記事が好評です、「たのしい国語 ミステリーをたのしもう たのしい読み語り〈怪人二十面相〉」です。

 私は子どもの頃から国内外の名作文学や伝記もの、歴史ものやミステリーといろいろなジャンルの本に囲まれて育ちました。
 後年〈活字中毒〉となる素地は明らかにその頃から培われていきました、今でも母親に感謝しています。
 小学校3年生あたりに担任の読書指導で本の世界から遠ざかってしまうのですけど、熱中して読んでいた低学年の頃のたのしさは、今でも生き生きと想い出すことができます。
 休みの日の日曜日、なぜか友だちとの約束は大抵09時からで、それまでに一冊読み終えてから出かけていました。
 子ども向けの本なので読み仮名もあるし字も大きいので読みやすかったのでしょう、2時間くらいで一冊読めたのを覚えています。
 そうなったきっかけは〈ミステリー・推理小説〉です、本もはっきり覚えています、江戸川乱歩の〈少年探偵団シリーズ-怪人二十面相シリーズ〉でした、小林少年と明智小五郎、対する怪人二十面相の息つかせない知恵と騙し合いが展開される作品群です。
 布団にうつ伏せになって枕を胸のあたりに置き、頭を上げて本を開きながら、子どもの心でワクワクしつつページをめくっていた日々を、今でも思い出します。
 私が教師をしていた頃の国語の本にはなぜかミステリー作品がほとんどありません、今はあるのかな?
 いずれにしてもミステリーは本好きにする魅力多きなジャンルです。今でも映画「名探偵コナン」が毎回興行収入の上位に来ることをみても、子どもたちがミステリー・推理系好きなのは明らかだと思います。
 私が本好きになった頃の〈少年探偵団シリーズ-怪人二十面相シリーズ〉は青空文庫で公開されています。
 その初めのあたりを私が読みやすい形に編集しました。ぜひ子どもたちに読んであげてほしいです。可能なら印刷して渡してあげて、一緒に読むのがおすすめです。
「みなさんミステリー小説って知っていますか? 推理小説ともいいます。今日はねぇ~、少年たちが活躍する推理小説を紹介したいと思います、タイトルは〈怪人二十面相〉です。どんな話かなぁ~」という感じで入って、5分もあれば読み終えるとおもいます。
 続きを読みたい人たちのためにプリントにQRコードをつけてあげてください。

 ちなみに青空文庫の取扱基準では、複製・再配布も自由です。

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青空文庫の取扱基準
 ファイルは、有償・無償であるかを問わず、自由に複製・再配布・共有することができます。
 また、ファイルを元に、実演・口述・翻案など自由に活用することもできます。

 利用や複製・再配布・共有に先立って、ファイル形式を変換したり、ルビや外字・傍点などの注記形式を変更することも可能です。
 著作権法第二十条第二項四に適合する範囲で、異なる底本に合わせて字句をあらためたり、旧かな・旧漢字を現代表記にあらためるといった、用字用語の書き換え、注記の削除などもできます。

https://www.aozora.gr.jp/guide/kijyunn.html

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 怪人二十面相
                     江戸川乱歩

 メルマガには、小学校一年生から読める様にやさしい漢字にもルビを入れてプリントできるようにしました。

 原文はここで読むことができます⇨
https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/57228_58735.html

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自分の生まれ育った場所が「こんなにも美しい」と感じる時-感動を伝えることをためらわず

 プレゼンテーションの準備で巨大シャボン玉の写真を探しているときのこと、ある写真が目に入り、しばらく目が離せなかった写真があります。

 以前、仕事の流れでたまたま通りがかった場所で、高台から見る海の美しさに心動かされ、脇道に車を停めて、歩きながら撮った写真です。
 長年沖縄に住んで見慣れている〈海〉なのに、見惚れてしまうほどの眺めでした。

 坂道の向こうに見える海の輝きは映画のワンシーンの様です。
 画像加工しているわけではありません、写真より実物の方が遥かに美しい輝きを見せていました。

 最近、友人から「消え去ろうとしていた沖縄の芸能・文化がのすばらしさを伝え、残すために尽力したのは、県外からやってきた美術教師〈鎌倉芳太郎〉という人物だった」という話を聞きました。
 滅びゆく紅型の伝統を守ったのも、「神社にでもしたらよい」という意見を抑えて首里城の再建が実現したのも鎌倉芳太郎の功績、残した写真やノートが決定的だったといいます。

観光でたくさんの人たちが沖縄を訪れます。
きっとこの海の輝きに感動してくれていることでしょう。
そこから「沖縄のすばらしさ」を教えられることもあるでしょう。
けれど暮らしている私たち自身が気付いていたい沖縄のすばらしさです。
そうでないと、かつての紅型の継承者がわずか二人しかおらず、このままだと消えゆく文化の一つだった様に、沖縄の美しい自然も消滅の危機を迎えないとも限りません。

自分が子どもだった頃、この美しさを感じることができていたのでしょうか、私はどうもあやしい気がします。
その分、わたしたちの身近な子どもたちへ、この美しさを伝えたいと思います。

 みなさんが美しいと思うのは、沖縄のどういうところでしょう。
 遠慮せず、かといって押し付けにならない様に、子どもたちに
「この景色どう?
 お母さん、すばらしいと思うのよ」
そういうふうに伝えてみてはどうでしょう。

 これだけの宝物がある沖縄のすばらしさを自分たち自身で感じ、伝えていく、それも〈たのしい教育〉の大切なテーマだと思います。

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理論と実技-たのしい教育の発想法

 数日前の「背を向けたあの子がふり向いてくれる時」はかなり好評で〈パートⅡ 〉の構想もすすみつつあります。講座の中ではじめに強調したのがこのことです。

いっきゅう

 空手の本を何千冊読んでも空手は強くならない、とはいえサッカーの様な蹴りを何万回練習しても、戦いに来た相手を蹴りで倒せる可能性は低い。

最小限の動きで急所を貫き相手の戦闘意識を失わせるほどのダメージを与えることはサッカーの遥か高みにあるのが空手です。

その技の実技を学ぶことはとても重要です。

とはいえ空手の動きの効果と必然性を理論的に学ぶことで、一つの蹴りの流れが突きやサバキにも生きていきます。

具体的な動きと理論の両輪を大切にしていくことは子どもたちと向き合っていくことについても大切なことです。

 理論といえば、たとえば私のカウンセリングの師の野田俊作がこう語っています(続アドラー心理学トーキングセミナー)。

 たとえば登校拒否という行動を見るならば、その登校拒否の目的はいったい何であるのか、このことを考えると、必ず解決策が見つかります。
と言うのは、二つの理由によります。
 一つは目的は過去にではなく未来にあるからです。
 過去を変えることはできませんが、未来を変えることはできます。
 もう一つ、目的は、問題を起こしている子どもの外側にではなくて、その子自身の中にあるからです。
 目的はその子の頭の中にあります。
ですから、その子と会うことができるかぎり、 変えることができます。
 他のものは一切変えないでも。

メールマガジンでこう続けました。

いっきゅう

「では具体的にどうすればいいのか」というのが私が大阪に足繁く通い野田先生から学んできたことです。
 空手の本を千冊読んでも空手が強くならないのと同じで、〈理論+実技〉をセットで学ぶことが必須です。
 もしかすると沖縄でそれを実技として伝えられるのは私しかいない様な気がします。
 アドラー自身が医者で野田先生も医者です。
 お医者さんたちは個別のカウンセリング、臨床をもとにして体系を組立てていくことになります。

 たのしい教育研究所が開発したPEALカウンセリングは、アドラー心理学と仮説実験授業、子どもたちの集団としての動きなどを融合させて開発したもので、教育との親和性がとても高いカウンセリングです。

 〈たのしい教育メールマガジン〉の反響の中にカウンセリングの内容がたくさん入っているので、次の号の発想法の章もカウンセリングの内容を続けてみたいと思います。

 興味のある方はぜひ購読してみてください、新しい教育、子どもたちと仲良くたのしく過ごし賢さを育てたい、という皆さんなら損はしないと思います。

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