たのしい教育の通信学習『たのしい教育メールマガジン』最新号の紹介2025-9-24/たのしい福祉&教育

メルマガ最新号の紹介をさせていただきます。

 今週号の目次です。

 こういう書き出しです。

はじめに
 昨日の「こどもマルシェ」に力を注いでいたので、今週もメルマガ配信が遅めになってしまいました。
 その分、中身充実でまとめてあります、おたのしみください。
 加えて、あらためて購読して下さっている皆さんに心から感謝を伝えさせてください。
 メルマガの読者のみなさんのおかげで、〈たの研〉は元気に活動を広げています。今回の「こどもマルシェ」も皆さんの応援(購読費)が大きな力になっています。
 メルマガで、たのしい教育を学んでいただくと同時に、皆さんの支援が子ども・先生・保護者・一般の方たちのたくさんの笑顔と可能性を広げていることを感じていただければ幸いです。
 メルマガの不具合等はすぐにご連絡ください、優先して対応させていただきます。

たのしい教育研究所の日々を少しだけ抜き出してみましょう。

子ども食堂の進化型 こどもマルシェ大成功(長文)
 みんなでワクワクどきどきしながら準備をすすめていた『こどもマルシェ』は突然思いついたアイディアではありません。
〈たの研〉には福祉関係の方たちからの相談もいろいろ届きます。

「こども食堂」関係の相談の中で数年前から『楽しさ主体』の今回のスタイルを提案してきたのですけど、実際に実施したという報告は来ていないので、実は難しいのかと考えていたなか、いろいろなタイミングを融合させて今月、仲間たちと『こどもマルシェ』として実施しました。
 自由参加型で希望するプログラムを選んでたのしんでもらうスタイルです。
 参加者満足度100%、記録更新のイベントになりました。

 

 当日は1時間くらい前から来てくれる方たちもいて、主催者判断で開始時間を早めてスタートすることにしました。

 

シュガーコートポップコーン
 はじめにたくさんの人たちが集まったのが「シュガーコートポップコーン」です。

  

 じゅん先生とAYA先生、そして愛妻の SAIさんが担当してくれました。
 一気にたくさんの人たちが押し寄せている様子がわかると思います。そしてたくさんの人たちにプログラムをたのしんでもらうスタッフの力はさすがです。

大人数に対応できるように準備をすすめてきた成果です。

 この時の内容をもとにして新しいプログラム『爆発のひみつ』を完成させる予定です。

 

琉球秘伝 こがね団子

 派手さは少ないけれど深みのある美味しさで人気の『こがね団子』も大好評でした。

こども達に訊くと「やばい、美味しい!」という声もあがっていました。

 感想評価が素晴らしい内容だっただけでなく、翌日も保護者の方から嬉しいたよりが届きました。
「昨日はすてきなイベントをありがとうございました。
こどもたちを楽しませたいという先生方の気持ちに感動していました。
〈こがね団子・ゆーぬく団子〉を沖縄の伝統的なお菓子として広めたいと思います」

 ダブルで嬉しい評価でした。

 ブルルン90秒ゼリーもとても高い評価でした。

 公式サイトの記事としては長いのでここまでにします。

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たのしい教育メールマガジン最新号の紹介

 たのしい教育の情報誌&通信学習《たのしい教育メールマガジン》の第670号を発行いたしました。

 内容がわかる部分を掲載いたします。

 興味のある方はお申し込みください。収入は何十倍の価値に変えて、たのしい福祉&教育に利用させていただきます。

申し込みはこちら⇨https://tanokyo.com/archives/154863

 

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楽しい福祉&教育 メルマガ第669号の内容

 たのしい教育の通信学習『たのしい教育メールマガジン』は毎週水曜日に発行です。
 今週で669号になりました。

 目次を紹介します。

 
 さっそく『ふうせんスカッシュ』の反響が届いています。

 みむら先生・さくら先生が中心で開催している今月のたのしい教育Enjoyu-Cafeでとりあげる予定です。

 参加希望の方はお問い合わせください。

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楽しい福祉&教育「こどもの事故事例」を学んでおくことはとても大切/全国農協観光協会「ふるさと夢学校 安全管理マニュアル作成のポイント」は優れもの

 最近ある教頭先生からの相談が来たとき、全国農協観光協会がまとめた、「ふるさと夢学校 安全管理マニュアル作成のポイント」という冊子を紹介しました。

 〈たの研〉が企画するアクティブな活動の企画の時でも時々この冊子を開きます、安全に関するものをかなり実践的にまとめたすぐれものです。

 

 相談のあった教頭先生に紹介したのは、2つの事故事例の裁判の内容です。長いので一つにしておきます。

2 事故・トラブルのケース
事故の判例は,指導者が何も注意を与えていなかったのではなく,事前に注意を与えていたが,その行為の時点で注意を与えるなどの安全管理を行わなかった場合に争いになるケースが多くみられます。

【事案】~事前に注意を与えていただけでは足りない~
市立小学校4年生の児童が,教室の清掃の際に,ガスストーブのゴムホースに足をとられて転倒し、ストーブの上にあった金ダライの熱湯をあびて受傷した事故につき, 担当教諭に過失があるとされ、 市が敗訴した事案(京都地裁平成6年4月18日)(判例タイムズ891号 112頁)

【事故態様】
教室の清掃のため児童らが一斉にそれぞれの机と椅子を後ろに下げていたところ,本件児童は,椅子を机の間に入れたまま,体を後ろ向きにして机の両端を持って引きずって後ろに引いて行ったところ, ストーブのホースに乗り上げて体がストーブの方向に倒れ, ストーブ上にあった金ダライが落ちて熱湯を右背中に浴びた。
【判旨】
(確かに)
①同小学校では,毎月1回,安全指導の時間があり、12月には「冬の安全」として, ストーブを使うときの注意事項についての指導が行われていたこと。
②またストーブの使い方については, ガスストーブが各教室に配られる際に学校側からB4くらいの色画用紙に,気をつける事項として,「教室で暴れない。ガスの元コックとかスイッチをさわらない。 燃えるような物を近づけない。」などの注意書が配られ,これは教室に貼られていたこと。
③日常の生活でもA教諭が危険と認識したときはその都度児童に声をかけていたこと。
④本件ストーブの周りには,児童が近付かないように,チョークで一定範囲の四角を書いたり,ナイロンテープでくくったりしており,チョークが消えたりしたときは,書き足していたこと。
⑤これまで,同小学校では同種の事故が発生したことはないこと,を認めることができる。
  ↓
しかしながら,…多数の児童が往来する教室の中央部に,熱傷を生じる程の湯が入った金ダライが置かれたストーブが置いてあり,しかも,ガスホースが教室内を横切っているという状況のもとで、教室の清掃活動のため児童らが机・椅子を移動する際には,児童が無意識にこれに足を引っかけ,金ダライの熱湯をかぶる事故が生じることは十分予見可能であると認められ, 右事故の発生を未然に防止するため,学校として安全柵を設けるか,又は担任の教諭がストーブの本体,ホース若しくは金ダライを予め移動しておく等の安全配慮義務を被告側に課したとしても特段不合理な義務を被告側に課したものと考えることはできない。
  ↓
本件ストーブの周囲に安全柵が設けられていない本件状況のもとでは、担任の教諭としては,児童らに掃除作業を命じるに際し,本件ストーブ, ストーブのゴムホース又は熱湯の入った金ダライをまず別の場所に移した上で,児童に対し,机や椅子の移動作業をさせるべき安全配慮上の注意義務があったところ,同教諭は右義務に違反し,漫然とストーブ上に熱湯の入った金ダライを置いたまま,掃除のための机及び椅子の移動作業を児童らに行わせた過失がある。
ただし,児童に2割の過失あり。

【コメント】
上記のような子どもの行動を予測できるかは争いがあるでしょうが、裁判所は上述のように予見すべきと捉えています。また,事前に注意を与えていただけでは足りず、行為の時点で安全管理を実践すべきことを求めています。
ストーブやゴムホースを別の場所に移動することは現実的であるかは疑問ですが,少なくとも,熱湯の入った金ダライを別の場所に移動させておくべきであったと考えられた事案です。
研修会などでは,この事案を読んで,アンケートをとると,当然に予測すべきと考える方々と酷だと考える方々とに分かれます。それ故,裁判でも最後まで争われています。
上述の裁判所の考え方を知っておくことはとても大切です。
また, 安全管理マニュアルにおいて,「危険な物は予め排除・移動しておくこと」などと書かれていることもあると思いますが,その具体的な意味をこの裁判例を通じて噛み締めていただければと思います。

 子どもたちとアクティブな活動をするみなさんには一読をおすすめします。

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