映画『デューン 砂の惑星 PARA2』を観て 私たちの地球の美しさを感じる/環境を守る気持ちの奥にあるもの

 無類の映画好きの私は、有料メルマガにもそのコーナーを持っていて、毎週おすすめの作品を紹介しています。最新号に書いたのは『デューン 砂の惑星 PART2』です、SF超大作で、たっぷりとその世界にのめりこんでいました。

 感動大きかった作品は配給してくれた会社への敬意を込めてパンフを購入しています、中身を開かずに買ううえに大抵一回くらいしか開かないのですけど、本棚に置いているだけで、その時の感動を思い出すきっかけになります。

 砂漠の惑星デューンで繰り広げられる権力争いと復讐劇です。
 水が極端に少なく、屈強な者たちがわずかに生きのこっていけるだけの惑星であっても、砂漠と空に浮かぶ太陽の美しさに心動かされます。

 銀河系にあるわたしたちの地球は、実に魅力ある星です、雲に覆われていなければ、こういう景色を普通に見ることができます。

 海に沈む太陽が映し出す姿もとても美しい、まさに水の惑星です。

 この星の生物、人間たちは、車という機械を使って移動します。排気ガスで大気が汚れ、大気の温度が上昇し、工業生産の過程で環境が汚染され、さらに気温があがる…
 水が乾いていき、デューンのような惑星になっていったら…
 環境保護は喫緊の課題です。

 環境を保護する活動の大切さは、こういう美しさを知っているからこそだといえるでしょう。

 環境破壊がどんどん進んで、この星の美しさを知らない人たちばかりになり、生命をなんとか維持するために環境を保護しなくてはならない時代が来たら…
 怖いことです。

 子どもも大人も、この星の美しさをたくさん味わって欲しいと感じる日々です。

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たのしい環境教育/楽しい環境教育の実験すすむ=納豆菌は発酵促進させてくれるか

 循環型の環境教育を義務や押し付けではなく〈たのしさ〉で学んでもらうプログラムの作成がすすんで、沖縄県以外の処からもいろいろな問合わせが来ています。「増やして減らしてエコロジカル さて何を増やして 何を減らす?」のキャッチフレーズはすでに三、四年前にこのサイトでも紹介しているのですけど、ぜひ「たのしい教育教育研究所」あるいは「たの研」という名前と一緒に紹介してください。

「ペットボトルでの堆肥作りについて詳しく知りたい」という質問がいくつも届いていて、今週のメルマガで具体的に紹介しておいたのですけど、ここでもそれがわかるように書いてみましょう。

〈たの研〉の応援団で農業のエキスパートHさんに来てもらって、新しいエコロジカル実験のプログラム開発がすすんでいて、それはいずれ紹介できると思います。

 その時にペットボトル堆肥作りをHさんに見てもらうと「いっきゅう先生、植物の肥料として使えるようになるまでに1ヶ月も必要ないと思いますよ」というアドバイスをくれました。
「畑の土の中でもゆっくり堆肥化されていくので、発酵が完全に進んでいない状態で利用しても十分、植物の栄養になってくれると思います」とのこと・・・

 やはりずっと農業を続けてきた人の言葉は説得力があります。

 1日一回程度空気(酸素O)を循環させるためにボトルを振っているのですけど、その時の香りをかいでいます、腐敗した嫌なにおいではなく、土のホクホクとしたいい香りがしてきます。

 さて、うまくいくことがハッキリしてきたので、今度は「納豆菌で生ゴミの発酵が促進されるか」という実験をしています。

 1/3の土を入れた上に、生ゴミとして野菜の外側の葉や芯、カラカラになったニンジンの先の方、傷んだニンニクなどを刻んでたっぷりと入れました。※あらかじめペットボトルの上の方をカットして、土を入れたりできるようにしてあります

〈たの研〉には珈琲のカスが毎日たくさん出るので、それを上に3cmくらいの厚さ加えてから納豆を少しの水でといて乗せました。

 フタをして、思い切りまぜます。
 ここまでの過程は、すでに実験がすすんでいる他の〈ペットボトル堆肥実験〉と同じです。※ただし今回は生ゴミの量をけっこう多くしています

 あとはキャップではなくティッシュに陽があたる場所において1日一回、中身を撹拌させ、空気を循環させるために強くふります。
 ティッシュのフタは取って、親ゆびで軽く抑え、振りながら指のフタを開けたりして、空気を循環させましょう。

 それを数回繰り返します。

 さて、納豆菌入りの生ゴミ堆肥作り実験は、予想通りにうまくすすむでしょうか。それともあまり発酵促進につながらないでしょうか。

 みなさんも予想を立ててみませんか。

 できれば自分でもためして、〈たの研〉に結果をお知らせください。

 環境を守る活動は喫緊の課題です。だから危機感・悲壮感をもってすすめるという人たちもいるでしょう。
 けれど、大切なものだからこそ、たのしくすすめられるに違いありません。
 それは未来の人類にも関わるほど重要なことだからです。

 たのしい環境教育・楽しい環境教育を一緒にすすめていきませんか。

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問題:このコマ(独楽)はどういう仕組みでしょう? ② 解答編

 前回の記事のテーマはコマ・独楽でした。回っているこの独楽はどういう構造をしているのでしょうという問題だったのですけど、予想はたちましたか?

 ある先生は「上の軸が下の球と磁石の反発を利用して浮いている」と話してくれました、なるほど!
 薄いセロファンとリングが繋がっていて、軸と球は透明な硬化プラスチックで繋がっているという予想を送ってくれて人もいました、すばらしい!

 予想すると確実に賢くなります。

 正解は。

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こうです!

 扇風機のスイッチを入れるとハネがハネにはみえなくなるように、2本の横棒が見えなくなって、リングと軸が浮いているようにみえてしまうわけです。

 子どもたちに、まず回転している写真をみせて予想してもらってから、実物を回してみせてあげるとよいと思います。

 もちろん、実際に使ってもらってください。

 欲しい方で〈たの研〉にこれる方には実費でお頒けいたします。

 担当が出張中なので、費用などははっきりしないのですけど500円では十分お頒けできると思います。
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たのしい環境教育 Google検索&yahoo検索 第一位/簡単生ゴミ堆肥実験

 かなり熱心な読者の方から「〈たのしい環境教育〉で検索すると第一位になっています!」というメールが届きました。「〈増やして減らしてエコロジカル〉というキャッチフレーズがヒットしたのでしょうか?」とも書かれていました、嬉しいメールです。
 とはいえ検索順位はその人のweb利用のキーワード頻度が強く影響するので、その情報だけで「検索一位」と判断することはできません。ここ2~3年使っていなかったwebサイトの検索ツールで確かめてみました。スマホの検索結果とパソコンの検索結果では差があるので両方が確認できるツールで調べてみると・・・

「たのしい環境教育」というワードで調べてみるとGoogle検索でもYahoo検索でも、スマホ検索でもダントツ一位でした。『たのしい教育研究所』の名前に準じて漢字の〈楽しい〉よりひらがなの〈たのしい〉を使うことが多いのですけど、漢字の「楽しい環境教育」の検索順位もかなり上位です。

「〈たのしい環境教育〉というタイトルで検索する人はほとんどいないんじゃない?」と思う人がいるかもしれません、でもそんなことはありませんよ。
 そもそも「環境教育」という直球のワードで検索する人はあまりいないでしょう。それぞれの興味関心に沿った検索をすることが普通ですから「たのしい環境教育ってあるのかなぁ」という先生たちは、そのワードで検索してくれるでしょう。
 それにしても「たのしい環境教育」というキーでヒットするサイトがGoogleで〈2980万件〉というのには驚くべき数字です、「たのしさ」への要求はどんどん高まってきている気がしています。その中で〈たの研/たのしい教育研究所〉がトップに位置していることに、身が引き締まります。

 A先生がスタートしてくれた《シンプル堆肥づくり》は〈たの研/たのしい教育研究所〉で引き継いで観察しています。

 雨に当たらないようにベランダの内側に置いて、ティッシュでフタをしているのですけど、時々陽に当てて空気も入れ替えています。

 毎回匂いを確認しているのですけど、ホクホクしたいい土の香りがします。

 先日、農業系で頼りにしているHさんが来てくれて〈堆肥〉をテーマにたくさんお話しをしたのですけど、私の「植物の栄養・肥料になるには〈発酵・腐敗/化学的には同じ現象〉が必要なのかなぜか?」というにとても感心してくれました。人間が食事をした時、たとえば肉がそのまま栄養になるわけではありません。胃や腸でその肉を〈アミノ酸〉〈鉄分〉〈ビタミン〉というように分子レベルに分解してはじめて、血液に取り込んでいけるわけです。腐葉土や堆肥もそれと同じ現象です。
 これはいずれ「楽しい環境教育 植物の栄養と動物の栄養」という〈たの研〉のプログラムとしてまとめようと思います、ご期待ください。

 学校、地域で楽しい環境教育を実践したいという方は遠慮なくお問い合わせください、提供できるプログラムを紹介いたします。

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