とても寒い1日、子ども達や保護者の方たちの笑顔で元気になって暖かくなる

 わが琉球・沖縄も寒さ厳しく、外に出るとその空気の冷たさに〈外の空気を吸わずに呼吸できないものか〉と考えてしまうほどです。
 そんな時にも〈出前児童館〉にやって来てくれる子ども達や保護者のみなさんの顔を見ると、あたたかくなります。

 この日は三十人近くの子ども達がやってきてくれて、にぎわいました。

 これはRIDE開発のニュースボールでドッジボールしているところです。
 

 

 一流のインストラクターが協力してくれて、本格的にヨガも取り入れています。

 クライマックスは紙飛行機や手裏剣づくり。

 とても盛り上がっていました、作品も斬新で、他の所の様子も交えて、いずれ紹介できると思います。

 それにしても、ほんとに贅沢な出前授業だと思います。
 読者のみなさんで、参加したいという方は、ぜひお越しください、沖縄市の公的な事業ですから、全部無料です。http://tanokyo.com/archives/28740

 個人的に嬉しいこともたくさんありました。
 私が教師をしていた頃の教え子二人が来てくれて、ヘルプしてくれていることです。
 一人はずいぶん以前から月に一度、もう一人は今月から毎日来てくれます。
 幸せな教師生活を思い出しています。

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〈鳥の飛翔〉オットー・リリエンタール(2)おもしろい

オットー・リリエンタールは、鳥の飛翔の研究をし、自ら作成した翼で空に舞い上がりました。
これは実験用の小さな丘から飛翔している写真です。
どれくらの距離を飛んだと思いますか?

予想してみましょう!

(    )くらい

 どうしてそう予想しましたか?

 長い距離飛べた時で約250mです。
 たったそれくらいか、と思うでしょうか。
 それとも、予想以上にけっこう飛んだんだな、と思ったでしょうか。

 沖縄の小学校の運動場は東京などよりずっと大きいのが普通です。それでも直線で100mとるのは難しいと思います。

 1周400mの公式の陸上競技場のトラックは縦の長さがだいたい100mくらいあります。

 公式の陸上競技場のトラックをタテに二つ以上ならべたくらいの距離を人間が翼をつけて飛んだのですから、それを見た人はとても驚いたと思うのですけど、どうでしょうか。

 さて、そのリリエンタールは力に任せていろいろな実験を繰り返したわけではありません。

 鳥たちの飛ぶ様子をかなり詳しく研究し、その成果を実験に活かしているのです。

 これがオットー・リリエンタールがまとめた「鳥の飛翔」という本です、感動しながら写真を撮ったのでブレてしまっています、すみません。
 翼を上下させる時にはかかる重さを実際に測定している時の様子です。

 

 空気から受ける力を弓矢の〈矢〉で表しているのも生き生きしています。
 下の方に〈モーメント〉という言葉が見えると思います、モーメントというのは回転力・回転能のことです。リリエンタールは鳥の翼が生み出す力を〈回転力〉としてつかまえていたんですね、なるほど、そういわれるまで私もその視点はなかったな。

 この本はリリエンタールの感動と本気度が満ち満ちた本です、めくるたびに感動してしまいます。
 計算も出てきますけど、高校レベルで、そんなに難しくはありません。
 すすめても、ほとんど読む人はいないと思いますけど、こういうすばらしい本が残されていて、私たちの手に入るということはすばらしいことだということは覚えていてください。


 時間をみて、ゆっくり読み込んでいって、〈鳥の飛翔モデル ひらりん〉のたのしい教育プランの作成をすすめたいと思っています、ご期待ください。

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オットー・リリエンタール〈鳥の飛翔〉(1)ILLサービスはすばらしい

 たのしい教育研究所の人気教材に〈ひらりん〉があります、鳥やタネの飛翔を体感してもらえる教材で、先月の小学校での授業でもかなりもりあがりました。
 これを予想チャレンジの構造で本格的な〈たのしい教育プラン〉にする構想があります。わたしの研究と編集の時間がとれれば、いずれ講座などで実施したいと考えています。

 たのしい教材を作成する時に確かな基盤になるのは〈その歴史を学ぶ〉ことです。
 人間がある研究を初め、それが世代を超えて繋がっていたとしたら、その研究はとても重要なもので、その根底には必ず〈感動・たのしさ・価値〉が強く横たわっています。
 人間の飛翔の研究には、その人たちが人生かけてとりくむだけの価値、感動、たのしさがとてもたくさん含まれていたに違いないのです。

 そうやって研究が完成すると〈成果〉だけが残されていくので、研究していた時の感動・たのしさが忘れ去られてしまいます。

 たとえば近くにあるリモコンも、それを研究開発していく過程で、どんなに多くのたのしさや感動があったことか・・・
 だって人間が近づいていってスイッチを押すのではなく、離れたところで座ったままでスイッチをON/OFFできるのです。
 見えないけれど何かが飛んでいってポンとスイッチを押す、研究をすすめた本人が最も驚きと感動をもって取り組んだことでしょう。そしてその周りの人たちも大きな感動・たのしさを感じたことでしょう。

 たのしい教育は教育の最先端を走っているのですけど、その歴史を深く学んでいった成果なのです。

 さて人間が〈自分も飛びたい〉という途方もない夢をいだいて、実際にそれを実現させていった時に、目をつけている人物たちが何人かいます。モンゴルフィエ兄弟、オットー・リリエンタール、ライト兄弟です。
 多くの人たちはライト兄弟がはじめて空を飛んだと思っている様ですけど、そうではありません、リリエンタールやモンゴルフィエ兄弟はもっと決定的な研究成果をあげていて、そういう巨人たちの肩の上に乗ってライト兄弟がいるのです。

 さて最近リリエンタールが書いた〈鳥の飛翔〉を手にしました。


 RIDEにはたくさんの本や資料があり、その多くは第一研究所に保管されています。教育プランの研究を進めている第三研究所にはその1/100くらいの書籍しか置いていないのですけど、それでもいっぱいになってきました、4~5年前から極力〈紙媒体〉の本を購入するのは最小限にしています。
 リリエンタールの〈鳥の飛翔〉もできれば図書館から借りようと思っていたのですけど、研究所の周りの図書館にあたってみても置いていません。
 そうですよね、150年くらい前に執筆されたリリエンタールの文章を直接読んでみようという人はほとんどいないでしょう。

 そんな中、本に詳しいA先生が当たってくれて届いたのがその本です、〈琉球大学生の図書館〉にある本を研究所の近くの図書館が借りてくれて、それを貸してもらうという〈図書館間相互貸借:ILL〉です。すばらしいサービスです。
 貸し出し期間もたっぷり二週間あります。

 中を開いて、驚きました。

 つづく
 

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自分がやりたい授業ができないという悩み

 もっと子どもたちがたのしむ授業をしたいのに、市販のプリントやテスト類だけでなく、沖縄の学校独自の◯◯テストや◯◯テスト、県や国のテストなどたくさんある上に、学年が足並みを揃えて授業をすすめていこうということで学年会で確認していくので、自分の個性を出した進め方ができない、そういう悩みを、今まで何度も聞いてきました。

 確かにそれは事実でも、教師には実は自由になる時間はいろいろあります。たとえば〈今月は感想画・感想文のコンクールに向けての取り組みをやりましょう、ということになっても、「よし、じゃあさっそく五味太郎のたのしい絵本の読み語りをやろう」とか「ヨシタケシンスケさんの本を思い切り読んであげられる」とか、たくさんの選択肢がありますし、そこに個性は滲み出てしまうものですし。
 逆に、周りの学級とまったく同じ様にすすめたいと思っても、不可能なのです。

 最新のメルマガに、板倉聖宣(元仮説実験授業研究会代表/元科学史学会会長)の「理想と現実と妥協」という文章を載せたところ、若い先生たちを中心にくつも反響が返ってきました。

 板倉聖宣の語ったことを紹介します。

 自分の理想を心にきめていながら現実と妥協するとそれが心の負担になります。そこで日本人は妥協がきらいです。妥協がきらいということはふつういいことだと考えられているようですが、わたしはあまりいいことではないと思っています。

 日本人は「妥協をするのがいやだから理想主義に走る」かというと、そうではありません。たいていの場合〈妥協をするのがいやだから〉といって理想をすてるんですね。

 自分は理想をもっている、ところが現実にはいろいろな問題があってなかなか理想どおりにはいかない。そんなとき多くの人は一応は「理想どおりにやりたい、理想を現実化したい」と思うわけです。

 ところが理想どおりにやると仲間から冷たく見られたり首がとんだり、いろんなことがおこることが予想される。そこで「となりの先生とうまくやっていくためには理想どおりやれないな」と思ったりするわけです。

 そんな場合、すぐに理想どおりできなかったらできるところからやればよいと思うのです。現実と妥協して、理想のうちのできるところをやればよいのです。

 そうすれば妥協しているという心の負担が残りますが、この世の中は流動的ですから、そのうち現実がかわります。そこで現実がかわったらそこにうまくさっと理想をとり入れて、だんだんと理想が全面的に実現できるようにしていけばよいと思うのです。

 

国土社「はじめての仮説実験授業」より

 

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