たのしいキャリア教育・グッジョブ授業プランVol.2-知恵と工夫編-「空へ」|竹とんぼ

たのしいキャリア教育授業プランの作成も順調にすすんでいます。

先週は「橋」のワークを子ども達にためしてもらいましたが、今回は「空への知恵と工夫」で竹とんぼのワークをとりあげました。
授業プランに折り込んだ時に、たくさんの子ども達がたのしめるのかどうかを子ども達自身に試してもらい、評価をお願いしたのです。

幸い、たのしい教育研究所には、いろいろな応援団がいて、「たのしい実験やるよ」というと何人も集まってきてくれます。

ありがたいことです。

 

たのしいキャリア教育授業プランづくりでは、「1時間の授業にいくつのワーク(課題)を取り入れることができるのか」を丁寧に検証しています。

そのワークから広がる知恵と工夫の感動的なお話に発展させることができるのかどうかが勝負です。

 

竹とんぼの材料として、実際に竹や木を使うと時間もかかりますし、先生方の準備も大変なので、〈厚紙〉と〈つま楊枝〉で試行版をつくってみました。

子ども達に試してもらったところ、竹とんぼそのもので遊んだ経験がないらしく、なかなか飛びません。

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「逆向きだと上にあがったりして」と試す子もいました。

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しかし3〜4回やっているうちに、上がりはじめました。

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一人が成功すると、他の子も成功していきました。

もう少し工夫して、天井近くまで上がるものに仕上げたいと思っています。

授業プランづくりも快進中
たのしい教材の開発にたのしくとりくむ
「たのしい教育研究所」です

橋の構造力学がたまらなくたのしい|たのしいキャリア教育

沖縄県の事業として作成をすすめている「たのしいキャリア教育授業プラン」の研究が進んでいます。

「知恵と工夫」がテーマで、いくつかのワーク(ミッション)をクリアーしながら、人間が知恵と工夫によって世の中を良くしてきた歴史を知っていただく流れです。

個人的にずいぶん以前から「橋」の構造に興味があったので、今回の教材に取り入れたいと準備をすすめてきました。

まさに知恵と工夫が結晶化したものの代表のひとつとして取り上げる価値があると思っています。

これはアーチ型の橋をコンビーフの缶詰を並べて作ったものです。
どれくらいの強度があると思いますか?

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上に何キロgくらいの物体を乗せて支えることができるでしょう?

予想
ア.1㎏前後
イ.1kgより軽いものしか支えきれない
ウ.缶詰全体と同じくらいの重さ 約3〜4kg
エ.もっと重いものを支えることができる

どうしてそう予想しましたか?

 

国土交通省の中部地方整備局のサイト に実験の結果が載っています。

人間一人を支えるくらいの強さがあるのです。

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橋の魅力に興味がますます広がる今日この頃です。

 

たのしい教材研究が広げる
たのしい教育
みなさんもこの活動にご参加ください

たのしいキャリア教育教材づくり

沖縄県の『みんなでグッジョブ県民運動』という取り組みがあります。

その事業の一環として、昨年「キャリア教育副読本 たのしいグッジョブ授業プラン」を作成しましたが、とても好評で、今年その2冊目を作成中です。

※1冊目は県内の全小中学校に配布されています

キャリア教育教材

1冊目は〈協力・チームワーク〉をテーマにしましたが、2冊目は〈知恵と工夫〉をテーマに仲間達と検討を続けています。

某月某日、子ども達に集まってもらって、知恵と工夫のワークを一つ試してもらいました。とてもたのしく挑戦してくれました。
また、いいものができそうです。
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子ども達の評価をもとにして、今週土曜日、仲間達とたのしい教材づくりの検討会が開催されます。

沖縄の教育から世界の教育へ
たのしいキャリア教育に全力投球の
「たのしい教育研究所」です!

進路相談|高校生達との会話から

いろいろな学校や組織・団体から「キャリア教育」をテーマに授業してほしいという要望が来るので、たくさんの子ども達を前に
「将来の仕事」
をテーマに語る機会はたくさんあります。

今回は、そうい組織的なものではなく、自分の進路について本気で考えている、という高校生数名と直接語り合ったことについて書きたいと思います。

—-

某月某日、高校生たち「進路の事でいろいろ質問したいです」という熱い依頼が届きました。
わたしの研究所のことを知っている大人から紹介されたということです。

いろいろなところをとびまわっているさなか、待ち合わせをして、その高校生達と語り合ってきました。

「宇宙工学に進みたい」
「物理学を学びたい」
「文化人類学を学びたい」
「医学の道に進みたい」

という多様な希望を持つ高校生たちでした。

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「京都大学に入り、物理学を学びたいが、その後どういう道があるのか」という真剣な問い。
「医学にすすんで、新しい医療方法でたくさんの人たちを救いたい」という願い。
「最近、文系から、科学系に進路変更したという中でどのような学んでいけばよいか」という学習に関する問い e.t.c.

そこで私が、問いかけながら語ったことは、

○最近の若者はどのように見られているのか、そして実際はどうなのか
○科学系の大学院を出てマンションの物件紹介という、ほとんど関係のない仕事をしている人達も実際にたくさんいる。そしてキミがそうならないとも限らない。そのために、出てからどうするではなく、君が学ぶことによって実現したい夢を具体的に描いてみよう
○教師を辞めてフリーになったわたし自身の人生について

○周りに反対されて諦めるくらいなら、それは元々成功する可能性はない。だから、反対や困難さは夢を実現できるかどうかの、とてもよい試験紙である

たとえばそういう話です。
2時間弱、ノンストップで語り合いました。

話が盛り上がっていく中で、例に出した一つが「キャリー・マリス」の話でした。

キャリー・マリスはサーフィンをたのしむ日々の中で突然あるのアイディアを思いつき、遺伝子複製技術・バイオテクノロジーに革命をもたらしたという人物です。
ノーベル賞も受賞しています。

「マリス博士の奇想天外な人生」早川書房

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注文できます(クリック)→ マリス博士の奇想天外な人生 (ハヤカワ文庫 NF)

 興味のある方はお読みください。

彼が開発したのがPCR(ポリメラーゼ・チェーン・リアクション)技法です。
遺伝子の複製というは、ものすごく管理された環境下でものすごい機械を使ってやるものだと思うかもしれませんが、PCRは

  • ヒトゲノム(30億塩基対)のような非常に長大なDNA分子の中から、自分の望んだ特定のDNA断片(数百から数千塩基対)だけを選択的に増幅させることができる。しかも極めて微量なDNA溶液で目的を達成できる。
  • 増幅に要する時間が2時間程度と短い。
  • プロセスが単純で、全自動の卓上用装置で増幅できる。
    という革命的な技法です。 興味のある方は→ https://ja.wikipedia.org/wiki/

あるいみハチャメチャな人生の中でノーベル賞を取ってしまうのですから、おもしろい人物です。

いろいろな人生があるなか、選べるのは自分だけ。

語り合った高校生達がノーベル賞を取ってくれることも夢ではないと思っています。

おきなわの教育に全力投球の
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