前の記事の続きです、未読の方は一つ戻って読み始めてください。
子どもの頃よりずっと少なくなったのですけど、桃の原種キームム(毛桃)が沖縄に自生しています。そのキームムの実とウメの実がとても似ているという話の続きです。同じファミリー(科)で近い種なので花もよく似ています。
左は私が野山さんぽで採ったキームムの実、右がウメの実です。案の定、読者の方達から「みわけられない」という反応がいくつも届きました。
どう見分けたらよいのか?
私はかじったらわかります。でもかじったことがない人には区別できません。
とはいえ、若い梅の実は毒がありますから注意しなくてはいけませんよ。
どちらもしっかり熟したら香りがしてますから、知っている人なら「あ、これは!」とわかるでしょう。
私が見せてもらった実はまだ熟していないので香りがしません。
ということで木を見せてもらいました。
これです。
〈第3たの研〉のお向かいさんの庭には〈毛桃〉があります、これです、比べてみましょう。
はっきりわかるのは葉の形の違いです。
毛桃に限定せず桃の葉は細長く、梅の葉はふくらんだ形をしています。
これはさっきと同じ毛桃です、葉の周りがギザギザがはっきりしています。
梅の葉もギザギザがついているタイプもあるので決定的ではないのですけど、この二つの写真の違いは明らかです。
これは知人のところにあった木の葉の部分です。
ウメだと考えてよさそうです、めでたしめでたし。
他にも枝ぶりが違います、もっとあるでしょうかみなさんも調べてみませんか。
身近な植物たちの見分け方プログラムを作りたくなってきました。
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