目的地があって歩いている時でさえ「お、面白い」と立ち止まることがあるくらいです、目的地なくのんびり散歩していて心動かされないことはありません。
ウォーキングしていても特に心動かされることはない、といった知人がいました。でもその人は、運動のために時間を決めて歩いているわけで、それは私がいうさんぽとは違うものだと思います。
みなさんには心動かされるさんぽをおすすめします。
先週は雨続きの日々でした、とはいえ時間によっては晴れ間もあります。傘を手に、たのしい花さんぽをしました。
あるいていると、まずこの花に心惹かれました。
雨が降るか降らないかという空模様なのに、その花の周りが明るく輝いてみえたからです。これまでもどこかで目に入っていたのでしょう、でもこの天気だから離れている場所からも、より目立ったのだと思います。
おもしろい花です。
調べてみと、和名ゴールデンキャンドル、別名キャンドルブッシュ・ハネセンナ、学名は Senna alata.でした。たしかに台にのったキャンドルたちに似ています。
形状的なものだけでなく、もしかするとその色で周りが輝いたように見えるから、というのも名前の由来になっているかもしれません。
葉は肉厚で、羽状複葉(うじょう ふくよう):一枚の鳥の羽のような形状です。
タネもできていました。
立派なサヤができています、マメファミリー(マメ科)ですね。
とすると、マメファミリーの花の特徴で〈蝶〉の形をしているわけだ… と探そうとした時にパッと雨が降り出して、帰途につきました。
雨模様の日もたのしい時間を過ごすことができました。
※
この花の別名「ゴールデンブッシュ/Candle bush」のブッシュは〈低木・茂み〉という意味で、大きな木になる種類ではないということです。
私がみたのは2mくらいはありました、これくらいが限界なのでしょう。
随分前に大ヒットした「ブッシュマン」という映画がありました、そのブッシュも低木性の植物たちを意味します。
カラハリ砂漠に暮らすネイティブの暮らしを面白おかしく描いた作品で、欧米・日本を含む人々の傲慢さ感じさせる作品でした。確かにそこに巨木はなく、あっても低木ですから、そこに暮らす人々だという意味でブッシュマンと呼ばれてきたのでしょう。
たのしいさんぽをすると、身体だけでなく頭もよく動くよあになります。
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