楽しい教育&福祉:『ミーハー』という言葉

 私いっきゅうはおそらく普通の方たちより〈言葉への興味関心〉が高いようです。最近は知人が使った「ミーハー」という言葉が気になって、後で語源をたぐってみました。おそらく「その言葉自体、聞いたことがない」という人もいると思います、でもTVなどでも芸人さんたちが使ったり、映画の中でも出てきたりするので、死語というわけではないでしょう。

 おおよそのイメージでいうと「流行に左右されてしまいがちな人」という言葉です。

 

 どうしてそれがミーハー?

 頭の中でその二つが合致するような意味関係がみつかりません。

 私の中では「キャーキャー」と声をあげているイメージがあるのだけど、声をあげる時に「ミー」とか「ハー」とかいう言葉は使いません。

 みなさんは、どうしてそういう人たちを「ミーハー」というようになったのだと思いますか。

 調べてみても、どうも納得がいかない説明ばかりでした。

 よく開くwikipediaによると、多くの辞書では「みいちゃん はあちゃん」を略して『ミーハー』は表現するようになった、という解釈をしているようです。
 利用は古く、明治時代からあるとのこと…
 「〈ドレミファ〉の《ミファ》が「ミーハー」で、うかつな人たちを意味して、冷静着実な人血は「ソーラー」といった」という説明もありました。本当かもしれませんけど、わかりません。➡︎ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%BC

 その他いろいろ読んでも、私が「なるほどね」と納得できるような説明は無かったので、私の中では「諸説あり」という残念な分類に入っています。

 さて「たのしい教育&福祉」と「ミーハー」は関連するのか?

 たのしい教育やたのしい福祉を「流行だからやろう」と考える人たちが増えてくるとマイナスです。流行が去るとともに廃退していくからです。

 流行ではなく着実に仲間たちを増やしていく、それが〈たの研〉のテーマです。
 毎日たくさんの方たちが、このサイトを読みにきてくれます。
 ぜひ、いろいろな方たちに「このサイトいいよ」とすすめてくださいね。

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楽しい福祉&教育 『たの研プログラム・書籍・ワークショップ』リスト第一版 完成しました

 いろいろなプロジェクトの合間をぬって手がけていた、楽しい福祉&教育 『たの研プログラム・書籍・ワークショップ』リスト第一版ができあがり、印刷に回っています。

 ものづくりやパズル、授業書、書籍と一緒に、〈たの研〉が受託している『たのしい校内研修・職員研修・企業研修』や『たのしい福祉イベント』『ものづくりワークショップ』『老人会・婦人会・子ども会でのイベント』など、いろいろなバリエーションをリストアップしています。

 費用は、規模や時間などによって異なるのですけど、たとえば公民館や学校など、外部講師の謝金が決まっているところもありますから、それは予めご相談いただければと思います。

〈たの研〉の収入は全て、子どもたち・先生、保護者、一般の方たちの支援に利用されています。

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楽しい福祉&教育『きょうだい関係がよくない』という相談

〈たのしい福祉&教育〉全力投球中の『たのしい教育研究所』では経済的な支援が必要な方たちへ、無料のカウンセリング・相談を実施しています。今回は以前、相談のあった内容を紹介します。〈たの研〉は国や県との連携事業等もあり、個人情報はよその組織団体より強く守られています。相談内容に関してはいくつかの事例を組み合わせるなど、本人が読んでもわからないように手をいれてあります。とはいえ、相談の対する見方・考え方、対応の本質は、そのまま伝わるようになっています。

 相談を概略すると、母親一人で育てている二人の子(小学生男の子)の仲が最近とても悪くなってきて、働いしていても心配で、パートタイム勤務に変えようかと考えはじめている。しかしそうすると収入がかなり減って、生活がとても苦しくなる。
 子どもたちが落ち着く方法はないだろうか。

という相談です。

 PEALカウンセリングは、まず『目的』を言葉ではっきり認識するところからはじまります。

 お母さんの目標は「パートタイム勤務につく」ことではありません。

 子どもたちが仲良く過ごしてほしい、ということです。

 では子どもたちの目標は何でしょう?

 いろいろな予想は可能です、ところがそれは数ある予想の一つだということです。

 あるカウンセリング流派の解釈によると、きょうだい喧嘩は総じて親の注目関心の奪い合いだということです。
 PEALカウンセリングは、それも一つの予想だと認識しています。

 これまで叱ったり、悲しい顔を見せたりすることは何度もあったそうです。

 それでも良くならず、私への相談となりました。

 1回目、お母さんとやったのは、子どもに向き合って、子どもたちの想い(目的)を聞くワークです。

 私が子どもになって、いくつかのシチュエーションをレッスンしました。

 まずは一人ずつ、です。

  PEALカウンセリングのレッスンを受ければ、押し付けにならない聴き方、価値観を全面に出さない聴き方ができるようになります。

 とはいえ、そのレッスンを受けなくてもうまくいく可能性があります。

 自分が子どもの感覚になる、ということです。

 子どもの頃、相談といいながら実は説教モードの話を何度も聞かされてきたはずです。

 さて、お母さんのカウンセリングはうまくすすみ、2回で終了しました。

 秋にはPEALカウンセリング講座を実施する予定でわたしの仕事を整えはじめています。興味ある方はお問い合わせください。

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楽しい福祉&教育『聾唖者というアイデンティティ』、オレンジカード(ヘルプ掲示)の提唱ほか

 はじめてアメリカに行ったときのことです。見るもの聞くもの初めてのリアル体験で、映画で覚えた英語を何とか駆使して周りの人たちとコミュニケーションを取ろうと頑張ってみたのだけど、さすがにネイティブとの会話はハードルが高く、わずかな単語がかろうじて伝わるくらいでした。

 そんな私のつたない言葉を聞き取ろうとしてくれる人たち、頑張って思いを伝えようとしてくれる人たちもいました、それはとてもありがたいことでした。そして言葉の重要性を強く感じた日々でした。

 聴力や発声にハンディのある、聾唖(ろうあ)の方たちがいます。

 みなさんは、こういう言葉をご存じでしょうか。

私たちは障害者ではなく、日本語と違った「手話」という言語を使う、言語的少数者です。

 元来「障害」という言葉が嫌いな私は、この言葉に感動しました。

 私は映画で知ったのですけど、おそらく出典はこれだと思います。

ろう文化宣言–言語的少数者としてのろう者(聾文化宣言)
現代思想 23 (3), p354-362, 1995-03
東京 : 青土社

 私が初めてのアメリカで感じたことは、この〈言語的少数者〉と似ているでしょう。

 聾唖の方たちの使う「手話」を理解して使える人たちが増えることはいろいろな人たちの可能性を広げます。

 そしてもう一つ、聾唖の方たちが気軽に〈文字〉を書いて伝える方法をもっと多用した方がよいと思います。A.I.やI.T.を駆使する必要はありません、メモ帳と鉛筆でいいんです。
 それを街中で気軽に私たちに利用して伝えるようにしてはどうだろう。

 たとえばヘルプを意味するものを「オレンジカード」に指定して、みんながそれを認識できるようにする。ハンディのある方がそれをあげたら、見た人が近づいていく。
 聾唖の方が手帳にメモする⇨「バス停がありませんか?」⇨シンプルに「バス停は?」
 私たちもそれにメモする⇨「どちらに行きたいのですか?」⇨シンプルに「どこへ行くの?」

 他にも楽しい福祉のアイディアがいろいろあります。
 興味のある福祉関連の方たちがいたら、協力しませんか。

 

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