超早咲きの花に実ができるのか?/超早咲きの桃・モモの二ヶ月後

〈たのしい教育研究所〉の近くで11月の初めあたりに花開いた超早咲きの桃・モモの話を書いた記事があります、未読の方も、すでに読んだ方も戻って読んで、そこで出した問題の予想も立てて(確認して)ください。 

え、この季節にこの花が?

 沖縄では毛桃(キーモモ)と呼ばれていいます。

 モモは桜が咲いてあとに花開きます。沖縄の桜が1月後半から2月、毛桃は2月中盤あたりに咲く花です。
〈たの研〉の近くで咲いた毛桃はつまり三ヶ月くらい早く咲いたことになるわけです。

 では、超早咲きの花はその後、実をつくるのか?

 あまりにも早く咲いたために、実を成らせるのは難しいのか?

 みなさんはどんな予想を立てたでしょうか。

 あれから40日くらい経ちました、そろそろ実がなっているかどうかハッキリしているでしょう。

2025年1月2日の様子です。

 花びらが散ってあと、シベたちが残っていて、メシベの下の方がふくらんでいるのがわかります。

 よくみると、しっかりふくらんでいる実もありました。

 大きなビー玉くらいにふくらんだ実もあります。

 超早咲きの花でも、ちゃんと実になっています。

 《花から実へ》の法則は、普通に咲く場合だけではなく超早咲きでも成り立つようですね。

 予想を立ててみてると、いろいろな謎がとけてきます。

 これを特に予想を立てずにいたら、元日に桃の実が成っているかなんて調べることもなかったでしょうし、近くを通っても目に入らなかったでしょう。

 ちなみに二ヶ月くらい前にいろいろな先生たちに予想を立ててもらったのですけど、高校の理科の先生は「花が早すぎてちゃんと受粉することができず、実はできないと思います」と予想してくれました。

 この記事を読んで、その先生も、とても賢くなったことと思います。もちろん私も賢くなりました。

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楽しく島言葉ショート動画コンテストで笑顔がさらにいっぱい/しまくとぅばの楽しさが広がる

 たくさんの方たちが応募してくれた〈2024島ことばショート動画コンテスト〉の表彰はまだまだ続いています。

 今週は校長室での表彰も多く、管理職の方たちがとても喜んでくれている姿がたくさんみられました。

 もちろん子どもたちも、自分たちがチャレンジした島言葉がいろいろな人たちに評価されたことで笑顔いっぱいです。

 島言葉をたのしくつないでくれる人たちが増えてくれることは、私たち琉球沖縄の先人たちが残してきた大切な「価値観」を伝える人たちが増えるということです。

 どこかの文献に残っていたものではなく、実際の言葉として伝える力のある子どもたちが増えていってくれることは、素晴らしいことだと思うのですけど、どうでしょうか。
たとえば、焦っている、慌てている、困っている友だちに
「よんなー よんなー どー」
そう言ってくれる子どもたちが増えてくる。
そういうことも、たのしく学んでくる子どもたちから広がっていくことでしょう。
賛同してくれる方がいたら、ぜひ一緒にたのしくすすめませんか。
楽しく島言葉のプログラムは何種類も出来上がっています。
欲しい方は、お問い合わせください。

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高村光太郎研究@たのしい読書の日々

 高村光太郎が東北の自然を描写した随筆が好きで、ここでもいくつか取り上げてきました。興味のある方は検索してみてください。

 研修などで出る時には、少し無理して光太郎ゆかりの地を訪ねてきました。

 これは光太郎さんが住んでいた岩手県大田村山口にある高村山荘にいった時、手に入れた本の一つです。

 光太郎が山口に疎開した5月15日を記念して毎年その日に「高村祭」が開催されていて、その第30回(1987年)を記念してまとめられた冊子です。

 光太郎さんが書いたものはかなり活字になっているので読むことができます。
 光太郎さんと交流のあった方たちが綴ったものはとても新鮮で、光太郎さんの人となりをかなりふくらませてくれます。

 この「謝辞」もとても貴重です。

「宮沢清六」という名前で気づく人は少ないかもしれません、宮沢賢治さんの弟です。
 光太郎が頼ったのが岩手にいた清六さんと賢治のお父さんの政次郎さんでした。
 こういう文章を綴っていたんだと、しみじみと読ませてもらいました。

 おそらく沖縄で持っているのは私くらいでしょう。

 ちょうど、高村山荘の近くにイチョウの葉が落ちていたので、それをしおりにしています。


 秋の夜なが、一稿ずつゆっくり味わっていこうと思います。

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ドングリという木はありません/たのしいドングリの話@楽しい環境教育

前回のドングリの話を少し続けましょう。
勘違いする人も多いのですけど、柿や梨、りんごの木というような木の種類として「ドングリ」という木が生えているのではありません。

 カシの木、シイの木、クヌギの木、アベマキの木などいろいろな植物の実がドングリです。

 世界では700~800種類とも言われています(ChatGPT)。

 日本では20~30種類の木にドングリの実がつきます。実はそれぞれの木の種類ごとに形も大きさも色もけっこう違うんですよ。

 これはモジャモジャのボウシ(殻斗)をもつタイプ、私はベートーベン型と呼んでいます。

 これは小さくチョコンと乗った殻斗、ニット帽タイプもあります。

 ドングリ本体をほとんど覆ってしまう殻斗をもったドングリもあります。

 これは前に私の知人が送ってきてくれた日本自然保護協会がまとめたどんぐりの一覧表です、よくできていると思います。

日本自然保護協会に感謝して参照⇨https://what-we-do.nacsj.or.jp/wp-content/uploads/2013/08/No535_kyoukarahajimeru_shizenkansatsu_donguri.pdf

 ドングリの分類について調べながらワクワクする世界を開いていきたいと研究をすすめています。

 おたのしみに(´ー`

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