捨てる紙・段ボールが楽しく大変身@楽しい面白い自由研究

今回は『楽しい環境教育』の紹介です。よく読んで下さっている読者のみなさんはご存知だと思います、捨てる〈紙ごみ〉を利用して「紙レンガ/紙ブロック」を作って楽しい自由研究をすすめています。

その一つが自作キッド「ペットの家」です。

はじめての試行なので

 🟡屋根はどうしよう

 🟡ブロックの色を工夫しようか

 🟡ブロックに撥水(はっすい)剤をスプレーしたほうがよいか

 🟡脱着しやすい接着方法はこれなか 

などなど考えていくためのスタート形です。

 〈たの研〉ウェルカム担当二代目の小次郎さんがさっそく入ってくれました。

 出てもらってから積み直して色をそろえてみました。

 これは段ボールレンガでそろえたタイプです。

 予想していた以上にレンガ・ブロックの重量感があるので、接着せずにいろいろな形をつくることができそうです。

 いろいろな先生たちと特別支援の子どもたち向けの〈授業書@たの研〉を作成して、広めていく予定です。

 共同研究・共同作成したい方・企業・団体の方は気軽にお問い合わせください。

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〈熱いとか冷たいって何?〉たのしい科学〈温度のなぞ〉つづき②-楽しい学習・楽しい学力・楽しい教材・楽しい自由研究・楽しい学力向上

〈熱いとか冷たいって何?〉というテーマで綴った前項に、さっそくいろいろな反響をいただきました、ありがとうございます。しっかり校正して綴っていく時間的なゆとりがなく、パッと一気に書き込んでいるので読みづらいところもあると恐縮しながらも「ぜひ本にまとめてください」という話もあって光栄に思っています。「機会があれば」ということにしておいて続きをかかせてください。

 前回「では熱い冷たいって何?」と問いかけたのですけど、まだ読んでいない方はぜひもどって考えてみてください。

 古代ギリシャ4元素説について説明しました。

wikipediaに感謝を込めて参照

 そこに記した様に「これが正しいに決まっている」という支配の時代が世の中の発展を止めてしまったのです、人々が自由に考えを出し合ってたしかめあうことでしか時代は発展しないのです。

 もうすでに答えが分かっていることについても〈自分でそれを考える〉過程を経ることで、かならず賢くなっていきます。またそれはミステリー小説を読むかの様なワクワクどきどき楽しい過程です。

 前回の古代ギリシヤの〈四元素説〉のあと「すべて神様が決めたことだ、それに逆らう人たちは悪魔だ処刑するぞ」という様な強い支配の時代がやってきます、〈暗黒時代〉と表現されるほどに、人々は思考停止しなくてはいけない時代が長く続きました。

 そして西暦1500年ごろやっと〈神という強制〉から脱却できる人たちが自由に物事を考え、表現する様になりました、歴史では「ルネサンス期」とか「人間復興」とか言われているので、何のことだかよくわからなくなっているのですけど、生き生きとイメージできる様に説明すれば、そういうことです。

 古代ギリシャ時代から四捨五入して2000年くらいたって、やっと人々が自由にアイディアを出し合える様になったということです、長かった。

 その頃になって近代科学も発展をはじめます。

 西暦1700年ごろには、熱い・冷たいという〈熱〉についても自由に考えをすすめる様になってきました。

 その時に出てきたのが〈カロリック:熱素説〉です。
「熱いものの中には〈カロリック:熱素〉という流体がたくさんあって、そのカロリックが別の物質に移動して、その物質も熱くなる」という考え方・予想・仮説です。冷たくなるのはその逆向きの流れです。

 太陽にはカロリックが豊富に存在するということですね。火で熱するとカロリックがその物質にたくさん移動すると考えた様です。

 それは当時の多くの科学者たちが支持していて、1900年あたり、つまり今から200年くらい前まで普通に考えられていた説です。⇨ https://www.weblio.jp/wkpja/

 ラボアジェやラプラスといった有名な科学者たちも強くその正しさを主張しています。

 話は少しはずれます(読まなくてもつながります)。
 この〈ラプラス〉は数学者としても有名です。
 彼の著した「確率の解析的理論1812年」を読んだナポレオンが「どこにも神の御名がない様だが?」とたずねた時、ラプラスは「陛下、私は神という様な仮説は必要としないのです」と答えたという話は、私は好きなエピソードの一つです。

閑話休題!

 私たちの感覚からも、熱すると火から何かが移動した様に感じられないでしょうか。
 冷蔵庫で冷やすと、熱が抜けていく様には感じられませんか。

 ラプラスやラボアジェ(ラヴォアジェ)といった今でも有名な科学者たちも、そうとしか思えないと結論づけたのです。

 ではカロリック説は正しかったのか?

 いいえ、そういう〈流体〉は存在しませんでした。

 さぁ、いよいよ謎解きのクライマックスです。

 みなさんもぜひ自分の頭で考えてみてください。

 熱いとか冷たいというものの正体は何なのでしょう?

 間違ってもチコちゃんの様に「ボーっと生きてんじゃねぇよ」なんていいません。その予想はきっとたのしく賢くしてくれるに決まっているからです。

 続きは少し間を置いてから書くことにしますね、たのしみにしていてください。

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RIDEのものの見方・考え方 /〈宗教〉について考える

 有料メルマガ向けに〈宗教〉について書いた内容があります。反響が大きかったので手を入れて掲載します。

 宗教というものは「信じるところから始まる」というスタンスですから、考えを伝え合うことで納得に至るというものではありません。ですからこれまでしっかりと書く機会がありませんでした。
 しかし「たのしい教育研究所(RIDE)」の講座を受講したり、RIDEに学びにくる方たちがどんどん増えていますから、そろそろ「たのしい教育と宗教についての考え方」について書いておきたいと考えています。
 おつき合いください。

 自然の法則を超えた力、たとえばある者の意思で死んだ人を蘇らせたり、この人は天国に連れて行き、あの人は地獄に落としたりできるという様なことを信じている人たちがいます。宗教を大切にしている人たちです。
 宗教とまでいわなくても、ブレスレットに病気を治す力があるとか、金持ちにする力があるとかいう様なものも似ています。

 たのしい教育研究所(RIDE)は特別な政治や団体そして宗教に偏ることはありません。立脚するのは〈原子論〉という真理、そして〈和をもって貴しとなす〉という組織論です。

 原子論は仮説・実験を元にした科学の源つまり無神論です。当然、自然の法則を超越した特別なものの力を信じません。

 仮説・実験によって真理を求める〈原子論〉は、古代ギリシャのエピクロスまで源をたどることができます。〈原子論〉はたくさんの神々をまつる古代ギリシャの中にあっても「無神論」を貫き通しました。
 その後、キリスト教に抹殺されたといえるほどの弾圧をうけましたが、その真理の灯は消えず、400年ほど前にガリレオやラボアジェ(ラヴォアジェ)たちがそれを復活させた時から今まで科学の最先端をリードしています。
 現在の社会を支えている先端技術、病院で処方される薬や宇宙探査に至るまで原子論によらないものはありません。

 ところが、科学系の肩書きを持つ人たちの中にはとても怪しいことを語る人たちがいます。「地球上の大半の人は宇宙人にさらわれ、脳にある処理をほどこされ、その後記憶を消されてから地上に戻されている」と真剣に説く人物もいますし、「ゲームなど電子系の影響で脳のβ波が低下し認知症患者と同じ状況になる人が増えている」と説いています。しかしそれらは仮説実験的な手法ではありません。当然、批判の対象ともなっています。しかし残念ながらそれを信じる人たちもいるのです。

 そういったものと一線を画す意味を含めたい時には、単に科学と書くのではなく原子論と書くようにしています。
 そういう本格的な科学についての見方・考え方について知りたい方は是非カール・セーガンの「悪霊にさいなまれる世界(上下)」ハヤカワ文庫 をお読みください。
 


悪霊にさいなまれる世界〈上〉―「知の闇を照らす灯」としての科学
(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

ユヴァル・ハル・ハラリの「ホモ・デウス(上下)」河出書房新社  もおすすめです。

ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来

 

 さて〈原子論〉をよりどころにしている「たのしい教育研究所(RIDE)」には宗教を信じている人たちもやってきます。
 私いっきゅうは原子論者つまり無神論者ですけど、私の大切にしている友人たちの中には敬虔なクリスチャンもいます。大切におつき合いさせていただいていた心円さん(故人)はお坊さんでした。

 親類には100年以上続くお寺の住職をしている方もいて、とても仲良くおつき合いしています。その他の宗教を信じている方もいます。

 

 原子論を拠り所にしている〈たのしい教育研究所(RIDE)〉や私いっきゅう個人が、どうして原子論と相容れない「宗教」を信じる人たちと仲良くできるのか。

 たのしい教育研究所(RIDE)のテーマが「和らぎをもって貴しとなす」という立場だからということもあります。しかしそれだけではありません。

〈宗教と子ども達の笑顔・賢さのどちらを大事にするのか?〉その答えが一致していれば、教育という場面で一緒に協力していくことができると考えているからです。

 宗教の話の中には〈自分の子どもの命を生贄として神に差し出した〉という恐ろしいエピソードもあります。
「信じている宗教のためには自分の子ども達を犠牲にしてもよい」というのではなく「まず子ども達の笑顔、賢さを大事にする」、そこのところが一致していれば〈たのしい教育〉の仲間として一緒に協力していくことができると考えています。
 そういうところでお互いの目標が一致していれば、いろいろな宗教の信者であってもかまわないと思うのです。

 笑顔と賢さを大切にしてすすんでいく中で、宗教と原子論の対立もいつかきっと融和していくことができるでしょう。
 道は遠くても、その方向しかないと思っています。

 これからもいろいろな方たちと一緒に和(やわらぎ)をもって、たのしい教育に全力で取り組んでいきたいと思っています。

 毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています ① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック

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科学的にみる科学的に考える時の大切なともし火としての原子論

 科学とは〈予想を立てて確かめること〉です。その予想を立てる時に大切な〈ともし火〉となる原子論についてお話したいと思います。
 みなさんはモノが燃えると重くなると思いますか、軽くなると思いますか、それとも重さは変わらないと思いますか?

しつもん:モノが燃えるとそのモノの重さは
 予想 ア 重くなる

    イ 軽くなる

    ウ 変わらない

    エ その他

 

どうして、そう予想しましたか?

 

 1697年 シュッタールというお医者さんが、ベッヒャーという科学者のアイディアを引き継いで「モノは〈そのものの灰〉と〈フロギストン(燃素)〉とがくっついてできていて、燃えると〈フロギストン〉が出ていき〈そのものの灰〉が残るのだ」という考えを打ち出しました。「フロギスント説」と呼ばれている〈仮説〉です。
 燃えるとフロギストンが出て行くわけですから軽くなってしまうというわけです。

 
 紙が燃えるとボロボロの灰になってしまい、少しの風でも飛んでいってしまいます。
 木も完全に燃えるとお線香の灰のような状態になってしまいます。
 たくさんの木々でおおわれていた山も火事になると、〈焼け野原〉という表現に見られるように、ほとんど何もない状態になってしまいます。
 紙や木からフロギストンが出て行って軽くなったと考えたわけです。

 たいていのことはフロギストン説で説明できたので、科学を研究していると人たちも、まだ誰も見たことのない〈フロギストン〉の存在は確かなものだと考えてきました。
 それにしても、なかなかいいアイディアですよね。

 ところが、いろいろ研究しているうちに、燃えると重くなっている物質があることが分かって来ました。
 スズなどの金属が燃えると重くなってしまうのです。

 これにはフロギストン説をよりどころとしていた科学者たちも困ってしまいました。

 そしてある時
・フロギストンはマイナスの重さを持っているものがあって、それが出て行ったら重くなる
・フロギストンが出て行っところに空気が入り込んで重くなる
という様ないろいろな説を考え始めました。

 しかしそれは科学とは言えません。〈解釈〉といって、次々出てくる実験事実を自分の都合のいいように説明しているのです。

 科学は〈予想〉⇨〈実験〉の過程で真実を見つけてきたのであって、都合のよい様に解釈してきたのではありません。

 

〈燃える〉ことを科学的に明らかにしたのはラボアジェ(ラヴォアジェ)という人物です。


 彼が〈燃える〉現象は〈酸素〉と激しく結びつく現象であることを科学的に証明したのです。興味のある人は図書館の百科事典や科学のコーナーで〈ラボアジェ(ラヴォアジェ)〉について調べてみるとよいですね。

 木や紙などが燃えると、その物質の中にある〈炭素〉と〈酸素〉が結びついて〈二酸化炭素〉となり、それが空気中に出ていくのです。ちなみにわたしたちの周りの物質には炭素がとても多く含まれていて、そのグループを〈有機物〉という名前で呼んでいます。木も動物も油もプラスチックも砂糖もアルコールもロウソクもプロパンガスも紙も有機物です。私たちが食べるものがあったら、それはほとんど有機物だと思ってまちがいありません。

 有機物が燃える現象を原子分子の目でみるとこうです。

有機物の中の〈炭素〉が

空気中の〈酸素〉と結びついて

 

〈二酸化炭素〉となって飛び出て行く


 有機物の中の炭素が酸素と結びつき、二酸化炭素となって飛び出て行くので軽くなるのです。

 金属などは有機物ではありません。
 金属が燃えると、酸素が何かと結びついて飛び出ていくのではなく、金属と結合します。そこで酸素が結合した分、重くなるのです。

 20世紀の偉大な科学者であるリチャード・ファインマンはこう語っています。

「もし世界規模の大変動が起きて科学的知識の全てが破壊されたとき、もしあなたが次世代にたった一文だけを伝えることができたとしたら、少ない言葉であなたはどんな重要な情報を伝えますか?」と質問されたことがあります。ファインマンは「全てのものが原子で構成されていると仮定する『原子論』を伝えます」

 現代の科学は全てこの原子論の考え方を基にしています。医学も宇宙科学も生物学も植物学も全てです。
 原子論と相反するものは間違っていると考えてかまいません。

 みなさんも〈原子・分子〉の見方・考え方に興味を持っていただけたら幸いです。 たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!