板倉聖宣の発想「普及させることを優先して考える」-楽しい学習・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 久しぶりに板倉聖宣先生(仮説実験授業研究会初代代表・元文科省教育研究所室長)の発想法を紹介します、1997年の講演〈科学の大衆化〉の中からです。

板倉

 いいものは大衆化するといいんです。
「こんな教材を自分たちでつくらない先生はだめだ」と叱りつける必要はないんです。

みんなに自分と同じように工夫をすることを要求することは間違っています。
 自主的にやってしまうのは構わないんですよ、工夫するのは楽しいですからね。教材を開発するのは楽しいんです。
 しかしすべての人が教材を開発するわけではありません。
 だから安くすることなんか考えないで「普及すること」を中心に考えなさいというんです。
 安くすることが普及するために決定的だと思ったら安くするといい。
 高くした方がいいんだったら高くするといい。
 高くして儲かったら嬉しくなるんで、その予算でいろいろ買うとよい。
 新しい実験器具を開発するのに役立てるといいんです。
 そう思います。

 春の講座の教材はたくさん売れたのですけど、値段をもう少し安くしてみたいと考えています。もちろん売上でもうかることは期待していません、先生たちがクラスで使ってくれて、子ども達の笑顔と賢さとが広がっていくことが目標です。

 講座の参加費についてもスタッフで検討がはじまっています。
 生活必需品がどんどん値上がりしてきているので、それに対抗して〈たの研〉の講座の参加費は下げていこうというわけです。

 今年度の講座は全て終了たのしい教育で四月以降からになるのですけど、いろいろな人たちが参加しやすいものにしたいと考えています。

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楽しい教師生活&楽しく子どもと暮らすための〈たのしい教育メールマガジン〉

 たのしい教育メールマガジンは、家庭や学校で子どもたちとたのしく賢く過ごすためのパワーアイテムです。まず試しに一年間の購読を始めませんか、週一回のたのしい学びと実践方法が満載です。

 最新号の様子をお届けしましょう。

 これが表紙です。以下、10000文字程度、原稿用紙で25枚程度のどっしりしたボリュームの内容が続きます。


これは初めの章、たのしい教育の一週間の様子です。

 その中から少し紹介しましょう。

巨大ハイビスカスに驚く! 

 これは道端に咲いていたハイビスカスです、大きさが比較できる様に私の拳を花びらの端っこにチョンとつけています。

 このハイビスカを見てください、はじめてみて私も驚きました。拳と花の角度が違うので正確に比較しづらいかもしれませんけど、ここでも私の拳が花びらに触れています。

 ある家の庭先に咲いていた、かぼちゃの切り口くらいあるハイビスカスの花です、品種改良おそるべし!

春の講座の様子もお届けし、評価感想の一部も載せてあります。

 2番目の章は〈授業の章〉です、誰でもすぐに真似ることができる内容を紹介しています。
 今週は親や教師の強力ツールの紹介として〈Chat GPT〉の利用の仕方をとりあげました、大好評です。

 3番目は〈映画の章〉、親子で観たり授業で利用できる作品や、趣味としておすすめしたい映画や本などを紹介しています。
 今週は〈さかなのこ〉、クラスでの視聴をすすめたい名作です。

 最後は〈発想法の章〉です。

 今回は板倉聖宣先生の「普及することを中心に考える」でした。私自身がなんども読み返してきた中からお届けしています。アドラー心理学の野田俊作先生の発想法や、私いっきゅうのものの見方考え方などもお届けしています。

 次の項に、その一部を書き抜いて紹介したいとおもいます。

    たのしい教育メールマガジンで大人がたのしく学んでいく中で、子どもたちの笑顔も増えていくことでしょう。

 ご希望の方は〈office@tanoken.com〉へ「メールマガジン行動希望」と書き、送ってください。年間購読費は月1000円、年まとめ12000円でお受けしています。支払い方法は申し込み後に具体的におしらせいたします、購読開始から一週間程度で済ませていただければOKです。

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沖縄はサクランボの季節です-楽しい学習・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 昆虫を見にと近くの公園に行った時、サクランボがたくさん実りはじめていることに驚きました、こんなに早いんだ。

 二週間くらい前はまだ花がいっぱい咲いていたのに・・・

 
 赤く色づきはじめた実もあります。

 サクランボの中にはタネがあります、いろいろなところに運んでくれることを期待して鳥などに食べてもらう作戦で子孫を広げていきます。

 ところが沖縄の寒緋桜は人間が食べても渋くて美味しくありません。

 早期退職して〈たの研〉を設立する前、学校でこども達とジャム作りに挑戦したのですけど、子どもたちも私も「これは美味しくないね」という意見で一致して、一回でチャレンジはおわりました。

 最近、たの研のナノ先生が言うには「前にいた用務の方がさくらぼジャムをつくっておいしく食べることができるって言ってましたよ」とのこと。

 いろいろ調べてみると赤々としている時より黒くなってきたころが甘いとのこと、渋みの成分なども調べてみました。

 サクランボの中の渋みの成分は、主にタンニンと呼ばれるポリフェノールの一種です。

 タンニンは、植物の細胞壁や果実などに含まれる成分で、渋みや苦味の原因となります。

 サクランボに含まれるタンニンは、カテキン型のものが主になります。

 カテキン型タンニンは、ポリフェノールの中でも特に高い抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を抑制する効果があります。また、タンニンは、消化器系の働きを促進する効果もあります。

 ただし、サクランボに含まれるタンニンは、食べ過ぎると胃腸に負担をかけることがあるため、適量を守って食べることが大切です。

 また、渋みを減らすために、熟したサクランボを選んだり、凍らせたりする方法もあります。

ChatGPT

 

 なにぃ、凍らせると渋みが減るのか・・・

 10数年ぶりくらいに挑戦してみようかな。

 うまくいったら、学校でも子ども達と挑戦する先生たちが出てくると思います。

 読者の皆さんの中で寒緋桜のサクランボでジャムを作ったことがある方がいたら教えてください!

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〈ウミウ〉大量の野鳥たちー楽しい学習・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 先日、北風吹き荒ぶ冷たい日、仕事で海岸を走らせていると、不思議な光景に車を停めました。

 これは石が並んでいるか、それとも鳥なのか?

 望遠レンズで撮ってみると、鳥たちがとてもたくさん羽をやすめているところでした。

〈鵜/ウ〉の仲間です、鵜飼のウ。

 一枚目の写真の右側にもウたちがたくさん休んでいます、何百羽もいます。
 クチバシのオレンジの模様からすると〈ウミウ〉でしょう。

 ウィキペディアで調べてみると、越冬で南西諸島までやってくることがあるとのこと、ウが沖縄にくるんですね。
➡︎https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%9F%E3%82%A6

 沖縄県のデータをみると県内で確認されている鳥類は〈約500種〉だといいます、予想していたより少ない数です。
 これくらいなら、クラスの子ども達、学年のこども達と協力して「これ見た」「向こうにとまっていた」という様に印をつけていくたのしみ方もできるでしょう。

 写真入りの公開データがないか探しているところです。

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