映画の楽しさも伝えたい/先生・保護者の方たちのための映画ガイド執筆中

 これは今までも書いてきたのだけど、転勤先で元気な子どもたちを担当したとき「前の先生は授業でよくアニメ映画をみせていたから先生もみせるべきだ」と激しく要求されたことがあります。きいてみると、ライオンキングとか美女と野獣とか…

 たのしい教育派の私は「前の先生の授業はどうなっていたのか」ととても残念な気持ちがしたものです。

 もちろん授業で「この先生たのしい、おもしろい」と感じてもらうのが私のモットーです。それが教育のモットーだとも考えています。

 とはいえ映画は大好きです。

 逃げで映画を使うというのは残念なことです。そうではなく「この単元の12時間の中の2コマ(90分)は映画を観てもいたい」と考えて授業に取り入れることもあります。おそらく普通の先生よりたくさん映画を利用してきたはずです。

 今ならたとえば「海の生き物」とか「生態系」、「夏の自由研究」をテーマにこの作品ををとりあげたでしょう、名作です。

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る My Octopus Teacher
監督・脚本
  • ピッパ・エアリック
  • ジェームズ・リード
 

 未見の方は、ぜひご覧ください。
 仕事に疲れた男性が、タコに癒され、心を傾けて自由研究するものがたりです。

 今月の出版は、先生と保護者の皆さんのための映画ガイドです。

 月末になると講座と重なるので、中頃には出したいと考えてます。

 ご期待ください!

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楽しいPEALカウンセリング:当事者ではない人のメンタルも心配

いろいろな仕事の中、スーパーバイズやカウンセリングは欠かせません。
教育現場にはたくさんの問題が発生します。

 不思議に思うかもしれないのですけど、そういう時、問題の当事者ではなく、善意の立ち位置の先生がメンタル的に参ってしまうことが少なくありません。

保護者から管理職へのクレームを伝えるように頼まれた先生。

保護者との問題が生じている先生との間に入った先生。

休日に起こった子ども同士のトラブルに責任を持つように要求された先生。
  etc.

自分に直接的な問題があるわけではないのですけど、心優しい先生たちはとても苦しむことが少なくないのです。

PEALカウンセリングはそういう時にも有効です。

 困った時には自分の元気度の下降が激しくなる前にご相談ください。

 PEALカウンセリングを学べば、予防的な動きもできるようになってくると思います。

 

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「原子論と幸福」好評につき改訂第二版出版@言の葉つづり人

 嬉しいことに予想していたより早く、書籍「原子論がひらく たのしい人生」の反響が届きはじめたのでの見直しをすすめ、第二版を出版しました。

 サブタイトルは「板倉聖宣から学んだものの見方・考え方」としました。

 何しろ初版は〆切ギリギリの脱稿だったので、表紙の文字も読みにくいままで、第二版文字がくっきりするようにしてあります、すみませんでした。

 原子論の正しさをベースにしつつ、霊的なもの宗教を信じている人たちの力も含めて書いたつもりです。
 たとえば…

全てのものは神や霊の力でなりたっている〉という考えにも、よいところがありました。

 病気にかかったとき「祈りや貢ぎ物できっと病気、ケガがよくなる」と考えて安心したり、「死んだら神さまのもとにいくことができる」と考えて落ち着いて死をむかえる人たちもいたことでしょう。

 その貢物や祈りは「苦しむ人を癒してあげたい、治してあげたい」という気持ち、優しさから出てくるものです。実際「自分の苦しみを和らげたいと考えている人がそばにいてくれること」は、病気で苦しんでいる人たちの心を和らげる力があったでしょう。親が必死に神さまに祈っている姿をみて「祈ってくれたのだから病気やケガが治る」と信じる人たちもいたでしょう。

 看護の世界で有名なナイチンゲールは熱心なキリスト教の信者でした。彼女の献身的な看護はとても有名です。

 そういう優しい思いが、いろいろな効果をあげることは否定できません。

 

 いろいろな人たちの苦しみを無くしたいと想う力は、とても尊く、大切なことです。

 とはいえ、薬をはじめ、車や飛行機を生み出し、安全な食べ物、飲み水などを利用できるようになったのは、原子論的な見方・考え方を元にしたからです。

 そういうことが伝わるように。

 そしてフェイクに騙されない、原子論的な見方考え方や、宗教の専門のように見える「死との向き合い方」も原子論を元にして考えていけることなどもまとめてあります。

 興味のある方は、こちらからどうぞ⇨https://amzn.to/4koNF4Q

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楽しいブックレビュー@ボタニストの殺人

 趣味の読書は〈たの研〉を作ってから封印しているのだけど、抑えられずに読んでまう作品は何冊かあります。

 気に入りのミステリー小説家〈M・W・クレイヴン〉の『ボタニストの殺人』もその一冊です。

 2020年の『ストーン・サークルの殺人』以来、全て読んでいます。

 
 あえてこのサイトに書こうと思ったのは、今回の作品が、たのしい教育プログラムの一つ『毒と薬』のテーマから始まっているからです。


 さらに嬉しかったのは、なんと我が琉球『西表島』から始まっていることです。

クレイヴンはイギリスの作家で、これまでの作品の舞台もイギリスです。

 取材に西表島まで足を運んだんだろうか…

 それにしても「足止めの木」って何だ?

 西表の森に何度も入ったことがあるし、〈たの研〉の応援団のヨネゾウさんから植物のことをいろいろ教えてもらったけど「足止めの木」なんて聞いたことがない。

  文章からすると、一番近いのは「モダマ」かもしれない。モダマに6インチのトゲはないけど、モダマのダイナミックな蔓をみて、何となくすごいトゲがあるかのように見えたのかもしれないぞ。あるいは、どうせイギリスの読者は知らないだろうからと、写真からどんどんイメージをふくらませたのかもしれない。

 モダマの実は豆ファミリー(科)で世界最大の実です。
 このサイトのトップで子どもたちが手にしている大きな実がモダマです。

 というわけで『ボタニストの殺人』は〈たの研〉のとても近い作品です。

 今回もクレイヴンの作品に欠かせない刑事ワシントン・ポーと天才分析官ティリー・ブラッドショーが活躍します。

 ミステリー好きの方はどうぞ⇨ https://amzn.to/43qP2un

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