1ヶ月くらい没頭して作成した〈問題解決プログラムOPTIONS〉の全コースが修了/参加者満足度100%

 作成に1ヶ月没頭するのは久しぶりのことです。
 長年のテーマだった「問題解決プログラム」が完成し、これで今年の巨大な山の一つを超えたと喜んでいます。

 参加者のワークもたのしく充実し、満足度・理解度も100%の評価をもらうことができました。

 どっしりしたテキストにも喜んでもらったのですけど、中は図示してわかりやすくしてあります。

 問題や課題は認識していても、心の奥にある自分の行動目標は別物である場合が多く、その多様性をグループ分けしてあります。このページを利用して、自分自身の問題解決だけでなく、相談を受けた時の明日の心の奥にある行動目標を見つけやすくなっています。

 最後に示した〈OPTIONS-Tree〉は特に評価が高く、さっそく「印刷して家にはっておきたいと思います」というたよりも届きました。

 受講したメンバーの中から、リーダーになってくれる人がきっと出てくる予感がしています。

 OPTIONSを受講したい方は、お問い合わせください。
 概要はここに掲載してあります⬇︎

Newタイプの問題・課題解決ワークショップ:OPTIONS 参加者募集中/たのしいメンタルヘルス・対人関係プログラム

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③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

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たのしい問題解決・対人関係トレーニングOPTIONS 参加満足度100%

 〈たのしい教育研究所〉は可能性を伸ばす教材プログラムを提供するだけでなく、対人関係・問題解決のたのしい講座も実施しています。たのしい教育の講座が落ち着いた年末に実施することが多く、今年はこれまであたためてきたプログラム『OPTIONS/オプションズ4回コース』を開催しています。

 学校で子どもたちとの関係がうまくいかない。ある子が反発して悩みの種だ。同僚との関係を改善したい。自分の子どものことで悩んでいる。家族の関係がよくないetc.
 いろいろな事例で有効なコースです。

 今回は県外の方から「実際に沖縄に行くことはできないけれど自分の問題解決のためにぜひ受講させてもらいたい」という強い要望がとどき、特別にオンラインありで開催することになりました。

 プログラムは私がこれまで実施してきた数千のカウンセリング、スーパーバイズ、教育実践の中から組み立てた実践的かつ理論的な内容です。
 つまり「まぁとりあえずこれを信じてやってみてください」ではなく、受講者が納得行く形で展開し、すべて今日から実践できる内容です。

 もちろん〈授業書@たの研〉レベルで作成されています。

 こうやって一緒に書き込みながら問題・課題と向き合う方法。

 仮説実験授業の「お話」のように「なるほどそうか、そうだったのか」と心動かされる展開。


 たのしい場面設定のロールプレイもたくさん経験してもらいながらすすみます。

 毎回100%の参加者満足度が続いています。

二人いれば開催も可能です。

PEALカウンセラー資格を持ったスタッフがリーダーに付きます、希望する方はお問い合わせください。経済的な事情のある方は受講費用の援助もあります。

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「子どもたちのいじめのほとんどは解消している」・・・どう考えますか?

 前回からの続きです。増加の一途をたどる、子どもたちの「いじめ」は解消してきているのか、そのまま継続しているのか?

 どう予想しましたか?
 
予想 子どもたちのいじめは

 ア.ほとんど(3/4程度)解消している

 イ.ほとんど(3/4程度)がそのまま

 ウ.半分程度が解消している

 エ.その他

 文科省のデータをたどりましょう。
 webでたどる最新の集計が2023/R5に文科省が公表したものです⇨https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/5aa667da-fe7f-4ea9-9ee2-7510121e6751/2d6548bb/20231016_councils_ijime-kaigi_dai2_01.pdf

 その中に「いじめの解消状況の推移」が出ていて、こうまとめられています。

▍ いじめの認知件数の推移 ▍

いじめの解消状況の推移(各年度末時点)
● 小・中・高等学校及び特別支援学校におけるいじめの
認知件数は681,948件(前年度615,351件)であり、
前年度に比べ66,597件(10.8%)増加している。
● 児童生徒1,000人当たりの認知件数は53.3件
(前年度47.7件)である。
● 年度末時点でのいじめの状況について、
解消しているものは525,773件(77.1%)であった。

 

 そうです、文科省の統計によると、子どもたちのいじめのほとんど(77.1%)は解消しています(2022/R4最新)。
 件数にするといじめ全体が681,948件で、そのうち 525,773件が解消しているということです。のこりのほとんどは解消に向けて取組み中ですから、その数はさらに上向くでしょう。

 するとまた次の年の統計で現れるいじめは、新しいものが出現したということになるのでしょうか。

 実は解消したと考えていたいじめが水面下で継続し、次の新しい担任の先生たちのもとで再開されたということも考えられるかもしれません。

「いじめ解消の見方がゆるいのではないか」と考える人もいるかもしれません、そうでもありませんよ。特にこの②が強いしばりです。

● いじめの防止等のための基本的な方針(文科省)
「解消している」状態とは、少なくとも次の2つの要件が満たされている必要がある。ただし、これらの要件が満たされる場合であっても、必要に応じ、他の事情も勘案して判断するものとする。
① いじめに係る行為が止んでいること
被害者に対する心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)が止んでいる状態が相当の期間継続していること。この相当の期
間とは、少なくとも3か月を目安とする。ただし、いじめの被害の重大性等からさらに長期の期間が必要であると判断される場合は、この目安にかかわらず、学校の設置者又は学校いじめ対策組織の判断により、より長期の期間を設定するものとする。
② 被害児童生徒が心身の苦痛を感じていないこと
いじめに係る行為が止んでいるかどうかを判断する時点において、被害児童生徒がいじめの行為により心身の苦痛を感じていないと認められること。被害児童生徒本人及びその保護者に対し、心身の苦痛を感じていないかどうかを面談等により確認する。

「いじめ」の話になると「自分たちの頃にもいじめはあった」とか「いじめはなくならない」という話をする大人がいます。
 私は学校現場で「いじめに立ち向かう勇気が大事だ」とか「いじめを乗り越えて成長する」という言葉を聞かされたことがあります。

 その理屈が通るなら「DV」を受けていても立ち向かう勇気が大事で、それを乗り越えて成長していくということになります。自分が子どもの頃、DVを受けていたとして、それを乗り越えて成長するんだと考えることができたでしょうか?

 いじめには、簡単に解決がつかないものがたくさんあります。

 〈たの研〉ではOPTIONSというコースを開催しています。

 子どもたちの「いじめ」に直面する先生、保護者の方たちにもたのしく役立つコースです。次回開催はまだ決まっていませんが、興味のある方はお問い合わせください。※経済的に支援が必要な方たちには特別な制度も準備しています

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「もしいま何か大異変が起こって科学的知識が全部なくなってしまい、たった一つの文章だけしか次の世代の生物に伝えられないとなったら?」@リチャード・ファインマンの言葉

  すべての科学の根幹には「原子論(アトミズム)」があります。

 大分前の〈たのしい教育メールマガジン〉にこういう話を書きました。

 私の好きなリチャード・ファインマンが『ファインマン物理学』の「はじめに」でこう語っています。

 もしいま何か大異変が起こって、科学的知識が全部なくなってしまい、たった一つの文章だけしか次の世代の生物に伝えられないと言うことになったら、最小の語数で最大の情報を伝えられるのはどんなことだろう。

 私の考えでは、それは「原子仮説(原子事実、そのほか、好きな名前でよんでよい)」だろうと思う。
 すなわち「すべてのものは、アトム(永久に動き回っている粒で、近い距離では互いに引き合うが、あまり近づくと反発する)からできている」というものである。

 これに少し洞察と思考とを加えるならば、この文の中に、我々の自然界に関して実に膨大な情報量が含まれていることがわかる。

 

 原子論と相入れない考え方が〈あらゆるものに霊が宿る〉という「アニミズム」、〈霊的・精神的〉な力をたよりとする「スピリチャル」です。

 ユバァル・ノア・ハラリが解き明かしたように人間は創造した物語の世界に集団で入っていくことも得意ですから、アニミズムやスピリチャルの広がりは容易に想像できます。

 以前、知り合いのカウンセラーから、霊的な世界に入り込んで精神病棟に入院したクライエントの話を聞きました。悪い想像の方向にどんどんすすんでいき、心が持たなくなったのでしょう。

 人間には科学的認識だけでなく想像的認識があって、それは素晴らしい作用なのですけど、だからといって想像した宗教の違いによって相手の命を奪っていくことが許されていいわけはありません。
 私たち人類が叡智をよせて克服しなくてはいけない重要な問題です。

 まだまだ少数派とはいえ原子論者・無神論者は着実に増えてきています。
 だからこそ敵対してはいけません。

 アニミスト(アニミズム論者)やスピリチャリスト(スピリチャル信仰者)はどうしてそういう見方・考え方をするのか、その不思議さを楽しみながら、つまり心を傾けて探っていくことです。

 科学の進歩でできた、たとえば抗生剤は、アニミスト・スピリチャリストにも、もちろんアトミストにも確実に効きます。
 科学技術を集めた自動車は誰が運転しても行きたいところに連れていってくれます。

 予想・実験の過程の中でいつの日か『アニミズム・スピリチャルを想定してもしなくても同じだねとか、想定しなくても解決の道はあるんだね』となっていくでしょう。

 アニミスト(アニミズム論者)やスピリチャリスト(スピリチャル信仰者)もアトミスト(原子論者)もみんな幸せを願っていることに違いはないのですから。

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