たのしいクリスマス掲示物の紹介/たのしい掲示物の意義/どんどん活用して研究所の名前も広めてください!

 研究所の芸術系担当の小禄さんから、第二研究所(絵画教室などで利用している場所)で今しがた仕上がりました、と〈クリスマスの掲示物〉の写真が送られてきました。〈たのしい掲示物〉は、授業の様に時間をかけなくても、そこを通る人たちをパッと明るい気持ちにしてくれる力がありますね。
 

たのしい掲示物 たのしい教育研究所 クリスマス

 それだけにクラス担任の先生や、学校で掲示係を受け持っている先生たちは、必然的に掲示物にも力を入れていくことになります。

 ところが〈教師の多忙化〉の影響もあって、なかなか思う様に作成することができない、という悩みをもっている人たちもたくさんいます。

 そういう人たちにとって、このサイトの掲示物が役立っている様です。
 掲示物の作成で時間がかかるのが〈どういう掲示物を作成しようか〉と考えて資料などを探している間、つまり〈実際に作り始めるまで〉なのです。

 これまでもらった感想・たよりなどには「たのしい教育研究所のサイトや実際にたのしい教育研究所内に掲げられた作品を見ると〈こういうものを作りたい〉という意欲が湧いてくる」という話がたくさんあります。毎日このサイトを見てくれている方達にとっては〈掲示物を作り始めるまでの時間〉がほとんどなくなるわけです。

 真似をすることは自分の力を高めることでもあります。
 この写真のサンタさんの形を大きな紙に鉛筆で描いて、あとは、いろいろなデザインの〈折り紙〉や〈折り染め〉を切ってはっていくとよいのです。
 必然的に自分なりのアレンジが出てくるに違いありませんし、そもそも〈そっくりに作る〉ことは不可能なのです。

 研究所の掲示物のアイディアはどんどん活用してくださって結構です。
 右下の部分に「たのしい教育研究所のアイディアを活用しました」とか「資料:たのしい教育研究所」という様に、研究所の名前を書いてください。するとますます〈たのしい教育〉のネームが広がり、子どもたちの笑顔や教育関係者の笑顔を広げる活動がすすんでいくことになります。よろしくお願いいたします!

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〈楽しい〉と〈たのしい〉 言葉にこだわるとたのしい/言葉にこだわることで成長する

 言葉は〈きまり〉だからというので大切にされてきたわけではありません。ほとんどの言葉は、人々が自分の意思で長い間まもり育てて来た大切な文化です。つまりいろいろな言葉の中に、人々の大切な思いがこもっています。

 わたしが学んでいる仮説実験授業研究会の代表 板倉聖宣の初期の文章を読むと、正月のあいさつについても
「〈あけましておめでとう〉とみんないうが、いったい何が〈おめでたい〉なのか」
という話から話し始めるなど、慣習として使っている言葉一つにもこだわっていた頃があったことが分かります

 《授業書》というみごとな財産を残すことができたのは、仮説実験授業の理論的な側面に加えて、こういう〈言葉にこだわる〉側面があったからだというのは間違いありません。

 〈言葉にこだわる〉〈言葉をいいかげんに使わない〉ということは、一見、窮屈(きゅうくつ)そうで、実は創造的な発想につながっていくのでしょう。

 

 ところで私たちの研究所は〈たのしい教育研究所〉です。〈楽しい教育研究所〉ではありません。これは沖縄県の厳しい審査を受けて認可していただいた名前で、固有のものですから〈どちらでもよい〉というわけにはいきません。

 どうして〈楽しい〉ではなく〈たのしい〉と表記したのか?
 それも板倉聖宣の言葉が影響しています。

  講演会の要請に応えて沖縄に来てくれた時、わたしの質問にこういう話をしてくれました。

 〈楽しい〉と漢字で表記すると〈楽だ〉という感覚もある。〈たのしい〉とついつい夜ふかしまでしてそれにとりくむことがあるから、決して〈楽:らく〉というわけではない。だから自分は授業がたのしい、という様な時には〈たのしい〉と平仮名で表記することにしている。

 というのです。私もその言葉の使い方に共感して、研究所の表記を〈たのしい教育研究所〉としたのです。

 〈たのしい〉という言葉、そしてその平仮名表記については、その後もいろいろな場面で考えてきました。
 私にとって、子どもたちに苦痛を与える様な授業や指導は、どれだけ〈短い時間〉ですむにしても〈楽:らく〉とは真逆の〈苦:く〉そのものです。
 どれだけ時間がかかっても、その時間は〈苦しみ〉ではなく〈楽〉なのです。

 たとえば〈魚〉を手に入れる事で考えてみましょう。。
 普通の人にとって魚は〈スーパーで買った方が楽〉です。
 逆にいが〈料理に使う時はスーパーで買わずに自分で捕りに行くこと〉となったら〈苦痛〉でしょう。
 しかし釣り好きにとってそれは〈苦〉ではなく〈楽〉です。「自分で〈時間〉と〈お金〉を費やして魚を捕りにいく」ことなのに〈楽〉に済ませることができるのです。わたしの知人に〈釣った魚をさばくこと〉は苦手だけど、釣りは大好きで、雨の日でも風の日でも毎日釣りに行きたいという人物がいます。
 普通の主婦にとって、釣りの仕掛けを作って、餌をつけて、釣り糸を垂らし、時に太陽の光に照らされながら時間をかけて魚を待つことは〈苦痛〉で、それよりはるかに魚をさばいて調理することが〈楽〉だと思います。

 その〈楽にすむ〉〈苦痛だと〉というもののすぐそばにあるのが《たのしさ》の感覚でしょう。
 そういう様に考えてみると、おおよその場合、〈楽〉というのは〈たのしいから〉だといえると思うのですけど、どうでしょうか。

 意識的な活動、計画的な活動に取り組む場合には〈たのしいものは楽なこと〉と言って間違いないと思っています。

 そうするとかならずしも〈たのしい〉と平仮名で表記するのではなく〈楽しい〉という漢字表記でもよいなと思い始めています。その頃から、板倉聖宣と違って〈楽しい鉄棒運動〉という様な表現ができる様になってきました。おそらく今から三、四年前のことだと思います。

 そのことが、久々に開いた五味太郎の「絵本を作る(ブロンズ新社)」という本に触れられていて驚きました。ずっと以前に読んで線も引いてあったので、わたしの頭のどこかには残っていたのでしょう。それが、数年前からこだったていたことの解決にもつながったに違いありません。

 書き抜いてみましょう。

 楽しくやっているとだいたいうまくゆく。
 いい絵本が出来上がるよ。
 うん、楽しくやるってことは楽にやるということさ。
 生まれつき得意なことをやるのが楽なので、それが楽しいということね。「楽」と「楽しい」を一緒の字で表した最初のやつは偉いね。わかってるね。

 五味太郎 絵本を作る 8p

 〈生まれつき得意なことをやるのが楽なので〉という考え方には異議ありで、たのしい教育研究所の私からみると〈狭い見方〉だと思います。
 苦手なものであっても、自分の可能性を探しながらじっくり時間をかけてやることも〈苦〉ではなく〈楽〉ですし、そういう教育の実験結果は研究所の授業の中でたくさん目にしてきました。たとえば研究所の小禄さんが担当する〈たのしい絵画〉の授業では、たくさんの先生たちから「とても苦手な分野だったのですけど、今日の授業は楽しかったです」という評価・感想をたくさんもらっています。
 そういう異議はありながらも、全体として意義ある共感できる言葉です。

 こうやって〈言葉〉にこだわることは、とても〈楽しくて楽〉なことだと感じています。一緒に〈たのしい教育〉を広げて賢い笑顔を育てる〈簡単な方法〉があります。ここのクリックで〈ブログ評価〉に一票入ります!

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 以前〈発想法・哲学〉の章にとりあげた内容の1/4くらいを抜粋してみます。

板倉聖宣の講演から

〈楽しい授業〉というのは、もともときれいごとじゃなかったんです。
 「楽しい授業なんてできっとない」と思われたから、それを〈きれいごとだ〉と思う人もいなかった。
 そこで私は〈楽しい授業〉というスローガンを掲げたんです。
 ところが今になって〈きれいごとだ〉と思う人がでてきたんですね。いろいろな雑誌の記事などを読むと、タイトルに〈楽しい〉と掲げただけで満足しているようなものが出てきたからです。

 私どもの雑誌も特集なんかを組むと困るんです。
 表題が『たのしい授業』というんですから〈楽しい算数の授業〉とか〈楽しい国語の授業〉とか、みんな楽しいがついちゃう。そこらじゅう〈楽しい〉が洪水になったから、〈いかにして「楽しい」という表題にしないか〉ということには苦労するんです。
 こちらとしては「あたりまえじゃあないか」と思うんだけど、やっぱり、「算数の授業なんか楽しくならないに決まっているんじゃあないか。何とかは楽しくないに決まっているじゃあないか」と思う人がいるから、やっぱり〈楽しい〉とつけたい。 〈これは楽しくなりますよ〉と。それでも、〈表題が『たのしい授業』だからもういいじゃあないか〉というふうにまた思うんだけれども、やっぱりそういう名前を付けたいなあという気がしたりするんです。

 それくらい、楽しい授業なんてそう簡単にできるもんじゃないのです。
 そうだけれども、〈できっこない〉という人が現われれば、「いや、私達は少なくともごの授業はできますよ」というふうに言うことができるでしょう。そういう具体的な教材で言えるくらいになりました。 つづく

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たのしい野山の花さんぽ=秋編= 参加者募集/「おきなわ野山の花さんぽ」安里肇栄さんと行く⬅︎満員となりました(募集終了)

 お待たせいたしました。名著「おきなわ野山の花さんぽ」の著者〈安里肇栄〉さんと行く〈花さんぽ 秋編〉の開催が決まりました。安里さんは、たのしい教育を応援してくださっている人物で、研究所の植物関係のスーパーバイザーです。
 実際にフィールドでいろいろおしゃべりしながら、秋の植物を眺めにいきませんか。

 少人数制です。
 希望の方はお早めに!

☆期日2017年11月26日(日) 早朝恩納村某所に集合
 (参加決定の方におしらせします)
☆時間 早朝〜お昼ごろ
☆参加費 保険、交通費等 1000円
☆持ち物 「おきなわ野山の花さんぽ」ボーダーインク社/

  飲み物/帽子/長袖・長ズボン/タオル/虫除け など
※雨天の場合には、たのしい教育研究所〈第三ラボ:沖縄市登川〉で安里さんのお話を聞くことになっています

申込 ➡︎ こちら

 

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