楽しい福祉・教育@マッチ棒パズル/読者の方から届いた問題をA.I.は解けたか?

 前回の「マッチ棒パズルをA.I.は解けると思いますか、関心のある方は試してみてください」という読者のみなさんに投げた言葉のあと、私自身がとても気になってすぐに試してみました、なのでこの記事は、前回に続けて書いています。

 一本だけ動かして正しい式にしようという問題です。

 どうだったでしょう、A.I.は解いたと思いますか?

  ア.解いた
  イ.解けなかった
  ウ.その他

 

予想してからね

予想してからね

 私は有料版のA.I.を二つ利用しています、一つはChatGPT5で、もう一つはGemini-Proです。

 ChatGPT5の答えを載せましょう。

 いやいや、「6」の左下の縦のマッチ棒を一本取り除いてそれを「3」の左下に付け足しても、「6」は「8」に変わりませんし、「3」 → 「9」 に変えるには「右上」に加えなくてはいけません。後半は単純ミスだと理解しても、答えにはなっていません。

Geminiには「推論、数学、コーディング(プログラミング)」に強い〈2.5Pro〉があります。
これで試してみましょう。

Gemini2.5Pro
はい、承知いたしました。このマッチ棒パズルの解き方をご説明します。
正解は、数字の「6」の左下にある縦のマッチ棒を、右上に移動させて「9」にします。

解説

1 元の式:
もとの式は 12 – 3 = 6 となっており、これは計算が合いません (12 – 3 = 9 のため)。
2 動かすマッチ棒:
右辺の数字**「6」に注目します。この「6」の左下にある縦のマッチ棒**を1本取り上げます。
3 移動先:
取り上げたマッチ棒を、同じ数字の右上に移動させます。
4 完成した式:
そうすると、「6」が「9」に変わり、式全体が 12 – 3 = 9 となります。これで計算が正しく成り立ちます。

すばらしい、正解です。

 これくらいの問題なら正解に至るA.I.もある、ということです。

 もっと難しい問題だとどうなるでしょう…
 それはいずれチャンスがあれば報告します。

 

楽しい算数・数学@図形処理は計算力より高度

〈たの研〉の教育プログラムを整理して一覧にしています。カラフルな印刷にしていろいろな方たちにとどけたいと思います。

 数年前『石はなにからできている?』の西村寿雄を招いて開催した講座で西村先生が紹介してくれたパズルも、〈たの研〉メンバーの気に入りで、学校で使えるようにしてあります。

 紹介しましょう。

 下の写真のような、大小の三角形、四角形、五角形2枚の図形があります。

 このうち正方形をのぞいた4枚で正方形を作ってみましょう。

 しばらく組み合わせていくと多くの人たちが、成功していきます。

 はい、できました⇩

 

 問題はここからです。

 残された正方形も入れて一つの正方形にしましょう。

 トンチなどは使わず真っ向勝負で形をつくっていきます。

 何年か前にはできたのに、とても時間がかかってしまいます。

 一人では突破できず他のメンバーにも「覚えてる?」と解いてもらいました。

 みんな没頭。

 さくら先生が「できた!」と完成図形を見せてくれました。
 ※画像加工して、どう組み合わせたかわからないようにしてあります
 

 図形の問題は計算を解くよりずっと頭を使います。

 計算が苦手だという人たちでも、図形処理ではたのしく能力を発揮することも多いことは実験的に明らかです。

 食卓においたり、教師においたりすると、子どもたちが挑戦してくれるでしょう、とてもたのしめますよ。

 興味のある方たちはお問い合わせください。

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楽しい福祉&教育〈自由研究まつり〉たのしい教育広場で皿回し

〈たの研〉でかなり古くからプログラム化している一つが『たのしい皿回し』です。
「たんなる遊びでしょ」と思う人と「難しすぎて自分には無理」という人、いろいろです。

 どちらも違っていて、深くたのしく教育的な意義の大きなプログラムです。

 たのしいだけで終わることはありません。

 できないまま終わることもありません。

 この子は数年前の〈たの研〉の講座に参加して、皿回しにチャレンジし続け、今では私とおなじくらい上手に皿を回すことができる女の子です。

 チャンスがあったら「皿回しのコツの伝授の仕方」をこの子に伝えて、いつか講師に回ってもらおうと考えているところです。

 皿回しができなくても構わないですよね、その通りです。

 じゃあ何のために皿回しなんかやるんですか?

 たのしいからです。
 たのしいと、そこからいろいろな可能性が広がっていくからです。

 切れていた皿回しをまた仕入れました。
 ほしい方はお問い合わせください。

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皆さんの募金@赤い羽根共同募金の支援で〈楽しい教育&福祉プログラム〉『あつい つめたい のひみつ』ができました

 たのしい教育研究所はいろいろ方たちから支援をいただいています、心から感謝しています。今回は、その大きな一つ〈赤い羽根共同募金〉の支援を受けて完成した、特別支援クラスの子どもたちがたのしく賢くなる教育プログラム『あつい つめたい のひみつ』を紹介します。

 もちろん、通常学級の子どもたちもたのしむことができます。

 本格的な科学の内容を学びながら、たのしい実験をすると、美味しい食べ物ができあがってしまうという、大人気のプログラム構成です。

〈あつい〉とは何か?

 みなさんならどう答えるでしょう?

 たくさんの人たちに質問してきました。

 すると「汗が流れる」「温度計の温度が高いこと」「やけどする」というような、〈あついとどうなるのか〉という説明がほとんどでした。

 あついというのは、原子がはげしく動いているということです。
 たとえば洗濯ものの水の原子たちがはげしく動いて、空気中にとんでいくことが乾くということです。熱い飲み物から立ち上がる湯気は、飲み物の中の水の原子たちがはげしく動いて、コップの中にいる仲間たちと別れて空気中に飛び出ていく様子です。※水の原子たちを科学的に〈分子〉という

 それを目でみてるかのようにイメージすることができるたのしいプランです。
 きっとこれを学んだ子どもたちは、周りの大人たちよりずっと賢くなっているはずです。

 先日、プラン完成記念で、たくさん子どもたちに体験してもらいました、特支の子どもたちにもそうでない子どもたちにも。評価感想は満足度・理解度が予想通り、かなり高い数値になっていました。

 この写真の右側に「赤い羽根共同募金」の表示の一部が見えていますね。

特支クラスとうで利用したい方はご要望ください、送料を負担していただければ無料で郵送させていただきます。

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