サイエンスアゴラにいってきました@楽しい教育&福祉

 先日、お台場で開催されていた『サイエンス・アゴラ』に行ってきました。
 円筒形の建物の各階に多彩なブースが準備されていて、全て無料で受講できます。

 たくさん体験させていただきました。

 プログラム上のトラブルがあったり、映像がとても簡単すぎたので、その分を差し引いても、個人的には「VR-3D画像で日本刀で頭を真っ二つに切られるシミュレーション」が気に入りでした。
 自分の頭が左右二つに分かれて、それを手で戻して直します。

 あと、たのしい算数の先生がこどもたちの気持ちをあるていどつかんでいて、気持ちよく参加することができました。

 130くらいのサイエンスブースがあって、それぞれ10名くらいのメンバーがいました、少なく計算しても講師側だけで1,000人くらいいます。
 音響、受付、安全スタッフその他裏方の人たちを計算したらさら大きな数になるでしょう。

 これだけの規模で科学的な無料イベントを実施するというと、どれくらいの予算を投じているのだろう?

 ぜひ知りたいところです。

 とはいえ、参加者の気持ちをグッとつかんで、その続きを自分でもすすめていくプログラム内容、たのしく可能性を伸ばす講師陣という意味では、やはり〈たの研〉のメンバーが上だなと深く感じる時間でした。

 すばらしい組織が南の端の県で元気に活動していることを誇りに思います。

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意見を交わすことの楽しさ「板倉聖宣@一万円札は電気を通すか?」/楽しい福祉&教育

 このサイトだけでなく「たのしい教育メールマガジン」にも、たくさんの反響が届きます。今回は発想法の章でとりあげた内容についてのお便りを紹介します。

 『算私語録』は私の大好きな本で、このサイトでも紹介しました。

 絵本『こどもの季節』も安野さんの作品で、絵本の中でおそらく私がもっとも好きな作品で、何冊も持っています。

 安野さんは板倉先生と仲よしで、二人が一緒に〈はかま満緒〉さんのラジオ番組に出たことがあります。

 その時、板倉先生がとりあげた実験のやりとりがとても面白かったというたよりでした。

「電池と豆電球(あるいはブザー)の回路に一円玉を挟むと、光るか(鳴るか)」という実験からはじまって、十円、百円と続いて、いよいよ「一千円・一万円を回路につなぐと鳴るか・光るか」という実験にすすんだところです。※実験結果はあえてカットさせていただきます

安野:(笑いながら)千円札はどうなるかって?

板倉:そうです。

千円札はどうかとか、一万円札はどうかとかとね。
どうせやるなら景気よく一万円札でいきましょう。
だいたい一万円札というのは一円玉が一万個買えるんですから(笑)。
「こんなのふざけるな。つかないに決まってるじゃないか」と言う人がいたりしますけれど、そう簡単じゃないんです。

はかま:ぼくは、つくと思うな。

安野:つくのかなぁ?

はかま:というのは、この前の二セ札問題のときに、お札には磁気があるとかないとか言ってましたでしょ。

安野:ああ、そうそう。

はかま:確か、磁気のあるインクを使っているとか言ってたでしょ。あの事件がなければ、つかないと思ったけれどな。

安野:うーん。私も同じようなことを思ったな。

板倉:だから昔は「つくはずがない」という人が圧倒的に多かったんですね。
最近は学のある人は今のようなことを知ってるわけです。それで「磁石と電気とは親戚のようなものだ」と言ったりするわけです。
だから磁石に感ずるんだから電気が通ってもいいんじゃないかと考える人たちがいる
(「ふうーん」)
だいたいからして一円からずっとついたんだから「これだってついたっていいじゃないか」と思うでしょ。

だから「つく」と考える人がかなり増えてきましたね。
一割ぐらいいますね。
それで、これは変な場所をやったってつきっこないんでしょ。だから…

はかま:「印刷してある所」につけてください。

板倉:ハイハイ、そうですね。印刷のしてあるところで、福沢諭吉さんの胸あたりにつけてみますよ。

 読者の方は「このはかまさんと安野さんの予想したところと自分も全く一緒だった」と書いていました。

 いろいろな予想を出し合うのは、とてもたのしいことです。

 授業で取り上げた時、子どもたちのたくさんの予想を聞かせてもらえるので、教師もワクワクたのしむことができます。
 同じ授業をしていても、クラスによって、学年によって、年度によって考えが違うので、退屈することはありません。

〈たの研〉のプログラムはほとんど「予想」⇨「実験」⇨「おはなし」という流れでできています。

 興味のある方は、まず「たのしい教育メールマガジン」を購読するところからはじめてみてはどうでしょう。毎週、たのしい教育プログラムが載っています。
 発想法の章、映画・本の章、〈たの研〉の今日この頃など四つの章でできていて、毎週毎週、たのしみに読んでくれている方たちが全国に広がっています。
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西行と芭蕉のこと@読者の方からのたよりに答えて

 県外の読者の方から「芭蕉の旅のあとをたどっています」という楽しいたよりがとどきました、うらやましい限りです。

 芭蕉はある人物に憧れていました。

 元気な頃「願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」
と詠み、年老いて生を閉じたのが、ほぼその歌の通りだったという、歌人『西行』です。

 芭蕉が『奥の細道』の旅に出た年はちょうど西行の500年忌でした。

 私も『千住』や『日光』『白河の関』『多賀城』ほかいろいろなところを訪ねました、残念ながら歩きではなくレンタカーで移動して芭蕉の旅あとをたどる旅です。

 西行はどの程度の旅をしたのか?

 芭蕉と同じくらいか、少ないのか長いのか…

 芭蕉は『奥の細道』以外にも『野ざらし紀行』ほかいくつかの作品集をまとめています。A.I.に計算してもらったところ「4061km」と出ました。

 西行は芭蕉より500年くらい前の人物で、細かい旅の記録がありません。

 いろいろ探していると「五島美術館」の資料に西行の旅の場所をプロットした資料がありました。 

 A.I.に概算してもらうと、どこからどこをたどったのか、その地に赴いたのは一回なのか複数回なのか、いろいろわからないところがあるけれど、芭蕉より長い距離を旅しただろうということです。

 西行や芭蕉の旅は、自らの足で歩き、目で見て、心で感じることで、歌や句という形で感動を結晶させる過程でした。
 近頃は「コスパ」とか「タイパ」という価値観が大手をふっているのですけど、その対極にあるといってよいでしょう。
 〈たの研〉のテーマは『体感』です、西行・芭蕉の旅に通じるものがあります。
 机上の空論ではなく、現実の世界と向き合うたのしさは格別です。

 読者の方のたよりに誘われて『〈たの研版〉旅のプログラム』をつくりたくなっています。

 みなさんからの便りは元気の素です。たのしい福祉&教育というのは、とても大きなフレームです、「違う話かな」と思わず、気軽におたよりをおよせください。
 たくさんのたよりが届くので、一つ一つ返信することは難しくなったのですけど、、すぐにこうやって要所要所でまとめてお答えしています。

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うるま市福祉まつりで『こどもマルシェ』を実施@リーフから紹介/楽しい福祉&教育

 うるま市の社会福祉協会から、福祉まつりのリーフが届きました。
〈たの研〉が関わる体験コーナーを切り取って紹介させていただきます。

11月8日(土)、会場はうるま市の健康福祉センター「うるみん」です。

 いろいろな体験プログラムの一つが〈たの研〉の『こどもマルシェ』です。

「車椅子体験」と「こどもマルシェ」の二つを大きく紹介してくれました。

 体験型でサイエンスの大切な原理を学びながら美味しい食べ物作りを体験しましょう、無料で100食分準備する予定です、ぜひご参加ください。

 大きなイベントで、駐車場は中部農林高校とうるま市市役所本庁です。

 身近な方たちにもご紹介ください!

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