知人が喫茶店を開いたというので、ビールを持って教えられた場所に出かけていくと、教えられた名前の店は見つからなくて、次の予定の時間に間に合わせるために断念。また次にと考えているうちに日は過ぎて、最近再チャレンジ。※このサイトは公開情報に固有名詞は入れない規定なので略
「そういえばついこの間、梅が取れたんだよ」とマスター
「え、これ毛桃(ケモモ/琉球名:キームム:山桃ということもある)じゃないの?」と私
そういえば以前から、これはよく似ていると思っていて、私もしっかり見分けがつかないことを思い出しました。
ケモモ(琉球名:キームム)はモモの原種に近い植物です、普通の桃の小さな時の実もケモモの実とよく似ています。
たとえばこの二つの実を比べてください、どちらが〈ウメ〉で、どちらが〈ケモモ〉かわかりますか?
上が〈毛桃〉、下が〈ウメ〉です。
※
名前通り〈毛桃〉は小さな毛に覆われています。
わかった、表面の毛で比べればよいんだ!
ところが梅にも小さな毛に覆われています。
この写真では区別がつくでしょうか?
どちらが梅の実で、どちらが毛桃の実でしょう、予想を立ててみてください。
上が〈ウメ〉の実で、下が私が野山さんぽで獲った〈毛桃〉の実です。
実だけみるとなかなかわかりまません。
見分け方、同定する方法をハッキリさせておきましょう。
その前にファミリー(科)の話を少し。
これだけ実が似ていたら、同じファミリー(科)ではないかという予想が立ちます。
そうです、過去の記事でも書きましたが、桃も梅も同じファミリー(科)です、桜も同じです。
以前、梅と桃の花の違いについて書きました⇩
花を比べたらなんとかなっても、実をそのまま渡されたら見分けがつかない・・・
カジってよいなら、私は区別できます。
でも、熟していないと渋いですし、自分のものでない場合はなかなかそういうことはできません。
熟していないと香りもただよってこない。
こういう場合は、その実のついていた木を見る必要があります。 つづく
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