最新メルマガの紹介から@夏休み開けの緊張は先生たちだけではありません

「次の号は休みですか?」「夏休み明け、子どもたちに会うのが緊張します」――そんな読者の方からのお便りが、この夏二つ届きました。
今回はその二つのお便りへの返事から始まります。4ヶ月に一度の〈整理整頓と構想のための号〉って何のためにあるのか、そして2学期のスタートを教室じゅうで「お~っ」と盛り上げる授業の大切さまで。次号予告は、連載最終章〈すばらしい地震学者 金森博雄〉です。

 

最新メルマガの反響が届いています。
今回の内容を紹介しましょう。

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

はじめに
読者の方から「4ヶ月ごとに一回整理整頓のためにお休みしますとあります。次の号は休みですか?」というお便りが届きました。
その前に「夏休み明けに子どもたちと会うのに緊張しています。何かはじめにたのしめる教材を紹介してくれませんか」という話も届いていました。
整理整頓のための号は《たのラボ》の〆切をながめてから、後日連絡したいと思います。
 ご協力よろしくお願いいたします。

  

  💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

〈整理整頓のための号〉について、もう少し

たのしい教育メールマガジンは、4ヶ月に一度
〈整理整頓と構想のための号〉としてお休みをいただいています。

休みといっても、のんびりするための休みではありません。
たまっていく教材のデータ、実験の時に撮った写真、
読者の方から届いたお便り、
まだ形になっていない授業のアイディア、
それらを整理して、次の4ヶ月で届けるものを
組み立てるための期間です。

届けるものの中身を豊かにする、
そう考えて続けている仕組みです。

「もしかして次の号は休みですか?」
と気にかけてくださる読者の方がいることは、
とても嬉しいことてです。
楽しみに待ってくださっている方がいる、
それが分かると書く意欲も増していきます。

次の号がその整理整頓号にあたるかどうかは、
《たのラボ》のいくつかの〆切をながめてから、あらためてお知らせします。

「夏休み明けが緊張します」というお便りについて

もうひとつのお便り、
「夏休み明けに子どもたちと会うのに緊張しています」
について…
これは教師をしたことのある人なら、
たいてい覚えのある感覚だと思います。
四十日ぶりに教室に立つ、
メンタル的な緊張だけでなく
子どもたちは全員来てくれるだろうか
誰かケガとか病気とかしていないだろうか
そういうことも緊張感を高めます。


そして実は〈緊張しているのは先生だけではない〉
ということに気づくことも大切です。

子どもたちも同じように緊張して教室に入ってきます。

だから最初の時間は、みんなで一緒に「お~っ」と
もりあがる授業を持っていく方がいいんです。

たのしい教育の〈はじめの一歩〉に向く教材には、共通点があります。

今回のメルマガで紹介したのか
「たのラボ式ちんすこうづくり」です。
何と45分授業でたのしめるすぐれものです。

メルマガは、こういう柱で構成しています

  1. 《たのラボ》の活動から — いま研究所がどういう活動をしているか
  2. たのしい教育プログラム — 気軽に子どもたちと楽しめる教材のページ
  3. おすすめの映画と読み物 — 映画、そして小説
  4. たのしい教育の発想法 — 板倉聖宣を中心とした、ものの見方・考え方

読者は全国に、そしてその先へ

たのしい教育メールマガジンは、
沖縄から始まって、いま全国に読者を広げています。
学校の先生、保育や福祉の現場にいる方、
お家で子どもと過ごしている方、
教育の仕事からはすでに離れた方
読者の顔ぶれはさまざまです。

〈たのしさ〉を軸にした教育は、
どの国の子どもにも通じるものです。
いつか海外にも読者が広がったら嬉しい、
そう思いながら毎号を書いています。

次回の記事は〈すばらしい地震学者 金森博雄〉

次の記事では、連載の最終章〈すばらしい地震学者 金森博雄〉を紹介します。

金森博雄は、地震の大きさをどうはかるかという問題に取り組み、モーメントマグニチュードという考え方を世界に広めた地震学者です。ニュースで耳にする「マグニチュード」の背景には、この人の仕事があります。

どうぞおたのしみに。

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

第716号の「四つの柱」は冒頭の文章から起こしたものなので、実際の号立てと違っていたら差し替えてください。金森博雄の紹介も予告として軽くとどめてあります。

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《たのラボ》の講座・ワークショップの楽しさ度の高さは何から来るの?

「《たのラボ》自由研究まつり」の反響が続いています。

当日、席はすでに満杯の状況でしたが
福祉担当の方が
「ぜひ参加したい」というので
この方の周りで笑顔の広がりが加速することを期待して
統括特別枠を利用しました。

とても喜んで
「ぜひうちの自治体でもよろしくお願いします」
という話をしてくれました。

いろいろな教育・福祉イベントを見てきて人なら
《たのラボ》のグレード、つまり参加者満足度と
内容のグレードの高さがわかると思います。

以前ある学校からこれからの◯◯という取り組みに関わっていただきたい
という要請がありました。
「県外から講師を招いてワークショップを開催します。
 参加していただけませんか」
というので、いくつかの予定を調整して行くことにしました。

実に残念な内容でした。
これをやったら、よいこちゃんは頑張って付き合うだろうけれど…

結局〈餅は餅屋〉です。
楽しく充実した内容を提供するとしたら
《たのラボ》のようなエキスパート集団の右にでる集団は
なかなかないでしょう。

⭐️

 何がこのグレードを支えているのか?

〈たのラボ〉のような活動を担う組織・団体は数々あります。
というようにイベントに臨むところもあるようです。
 自分で組織を立ち上げた方のスーパーバイズで
過去にいた団体の様子を話してくれました。
そこでは、パパッとネット情報を検索して
「はい、今回はこれとこれ。担当はAさんとCさんね」
というようにすすめていたようです。
そういうところはきっと少数でしょう。

真剣に子どもたち、保護者、先生、参加者の方たちに
満足してもらおうと考えれば
内部で熱心にアイディアを練りあっていることになります。

《たのラボ》のアイディアセッションや
ネットを経てのやりとりはクローズですから
そこで交わされているものごとが外部に出ることはありません。

「こどもマルシェクッキング」に興味を抱いて
自分のところでも実施したいという方たちが
たくさん問い合わせてきてくれます。
その方たちが実施しやすいように
「こどもマルシェクッキング 実施マニュアル」
を作成しています。


その中では、プログラムを実施する時のたのしい流れ、
安全な流れ、満足度が90%を超すような流れ
をまとめています。

とはいえ、どうすれば、このマニュアルのような
満足度の高い水準のプログラムができあがるのか
はわからないと思います。

実は特に秘密にするものでもありません。

〈たのラボ〉のこういったプログラムづくりも
全て〈予想⇨実験〉の流れで完成していきます。

「こうすると楽しめる、こうすると子どもたちの力が高まる」

そう思ったら、子どもたちや先生たちに試してみるわけです。

その中で評価感想をとり、
90%以上の高い評価を得たものを
大事に育てていきます。

なので〈たのラボ〉が作成したプログラム等は
出来上がる時には全て高い満足度を
得たものたちです。

それを集めたら完成する、というわけではありません。

その単発のアイディアを
よりもりあがる〈流れ・ストーリー〉で
構成していって、できあがります。

まとまったものを、もう一度、
いろいろな人たちに体験してもらいます。

「本番で実際にやってみないと良し悪しはわからない」
と考える人たちもいることでしょう。

たとえば空手の試合のように、
はじめての相手と闘う場合
勝てるかどうかわからない
ということがあります。

イベントやワークショップでも、
はじめてそのプログラムを受ける人たちばかりが集います。

「だから新しいプログラムの場合、
 本番でやってみなくてはわからない」
というわけです。

 いいえ、違います。

〈たのラボ〉はもっとも学校現場と
親和性が高い団体です。
それを活かして、この学校の子どもたち
あの学校の子どもたち
もっと別の学校の子どもたちに
プログラムを体験してもらいます。
またこの居場所の子どもたち
あの居場所の子どもたちと
いろいろな子どもたちに体験してもらいます。
いろいろな学校の先生たちにも
体験してもらいます。
加えてスタッフの家族や
たまたま〈たのラボ〉に来てくれた人物にも
体験してもらいます。

そこで満足度が90%を超していたら大丈夫です。

たのしいプログラムを作りたい、という場合
より満足度の高くなりそうなアイディアを出す
ということも大事とはいえ
決定的な大切なのは、この〈予想⇨実験〉の過程です。

他団体のプログラムづくりなどに
協力することもできます。
興味のある方はお問い合わせください。

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教師に対する目の厳しさ@楽しい福祉&教育

長く教師をしていたので〈教師一般〉に対する

「世間の冷たい視線」「これでいいのか」という憤り

をたくさん感じてきました。

旅で出会って語り合うと大抵

「お仕事は何をなさっているのですか?」

という話にすすみます。

正直に〈教師〉といおうものなら

「甘い先生たちが多くて、こどもたちがやりたい放題だ」

という意見から

「こどもたちの人権を考えない先生たちがいて、うちの親類の子は登校拒否になった」

という話まで360度、全方位からの多種多様な意見を

もらう可能性が出てきます。

私が教師をはじめた頃はたいていそうだったので

自然と職業をぼかして語るようになりました。

とはいっても〈教師〉という仕事を卑下したことは一度もありませんし

《たのラボ》の活動も〈教師集団〉への敬意がベースの一つです。

⭐️

 大阪の野田先生の元にカウンセリングの修行に行った時も、

数々の教師批判の矢面に立たされました。

 野田先生自身が教師集団に対して厳しい目を向けていた

ということもあるでしょう。

たとえば、こういう講義ノートが残っています。

 かつては、尊敬される人が人々に推されて教師になりました。

 今では、尊敬されたい人が教師になって、人々に尊敬を強要しています。

※野田先生の言葉

 私のメモ書きではありません。

「アドレリアン第 1巻第 2号(通巻第 2号)1985年8月」

に載っている痛烈な言葉です。
  ※『アドレリアン』は〈アドラー心理学会〉が出している学会

 アドラーカウンセリングの修行の場に教師が少ないと感じたのは、

 こういう冷たい視線も影響していたのではないかと思います。

「学校に教師がいなければどんなによくなるだろう」という言葉を

同じカウンセリング仲間から言われたこともあります。

 私の沖縄の仲間たちは、そんな人たちではありませんし、

武道を学んでいたこともあったからでしょう、

カウンセリングの修行の場で野田先生や修行の仲間たちからの

厳しい言葉に一つ一つ反発することなく

「もしかするとそういう人たちがニュースなどで目立っているからしかたないか」

と考えていました。

 野田先生はへこたれずに、遠い沖縄からせっせと通ってくる私を大事にしてくれるようになりました。

 ご自宅に泊めていただいたこともあります。

「秘伝 たまご豆腐」もキッチンに呼んでもらって伝授してもらいました。

⭐️

 さて、世間からの冷たい目、というのは教師だけではないでしょう。

 福祉の場でも批判の矢面に立たされている人たちがたくさんいると思います。

 中山七里のミステリー小説『護られなかった者たちへ』にも

福祉の場の不正や人間として許されないことをする人たちが描かれています。

日本国憲法第25条にある「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」が

護られいないではないかという憤りを感じる人たちもたくさんいて

その矛先が福祉の最前線にいる人たちに向かうことも少なくないと思います。

 福祉の現場は教育の現場より鮮烈な表現が噴出する可能性があります。

メンタル面で相談したいことがあれば

《たのラボ》にお問い合わせください。

カウンセラーが対応いたします。

 福祉で困った人たちが訴える相手は

福祉の最先端にいる窓口の方や、その人たちの元を訪問する担当の人たちです。

 今すぐ大きな流れを変えることはではなくても、自治体、国の方向を動かすことはできと思います。

 かつて文科省は「たのしい学校」とはいっても

 授業に対しては「わかる」がテーマでした。

 最近web上でみて驚いたサイトがあります、これです。

 明らかに「楽しく学びたい」をもじったタイトルです。

 いよいよ文科省も学ぶこと、授業に「たのしい」という言葉を

 使うようになってきました。

 いろいろな企業団体から

《たのラボ》のこのサイトと連携したい

という問い合わせが来ることは、以前にも書きました。

 顔が見えていない、実態がわからないものごとと関わることは

していないので、申し訳なくお断りてします。

文科省の担当の方から届いたら、前向きに検討させていただきます。

 長年〈1日1000アクセス突破〉を目指していたこのサイトは、

すでに午前中で1000アクセスを突破する状況になりました。

「1日一万アクセス」という大きな目標はまだまだとはいえ

 着実に近づいていると感じています。

 これからもみなさんの期待に応えられるよう、

しかも書いている私自身がたのしく綴ることができるように

取り組んでいこうと思います。

 応援よろしくお願いいたします。

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アドラー心理学の野田俊作先生から学んだこと〈健康なパーソナリティー〉@PEALカウンセリング入門

 私のカウンセリングの師〈野田俊作先生〉についての質問が連続して届いています。
 一人はカウンセラーとして手広く活動している方でした。
 岸見一郎さんの本でアドラー心理学を知ったけれど野田俊作先生については知らなかったそうです。その方の質問に答える形で書きます、カウンセリングなんて知らないし興味もない、という方にもきっと興味を持っていただけると思います。

※ちなみに私が大阪の野田俊作先生の元に通って、〈かささぎ壮〉とよばれる斜め気味に建つ合宿所に泊まり、アドラー心理学やカウンセリング、瞑想技法を修行していた頃、岸見さんも私の横に席を並べて一緒に野田先生から学んでいました。いかにもギリシャ哲学を学んでいると思わせる静かな雰囲気で、岸見さんのたたずまいも語りも記憶残っています。

⭐️

 私がもっとも多く紐解いた野田先生の著書は「続・アドラー心理学トーキングセミナー」だと思います。

 開くといろいろなところにマーカーカラーと付箋紙が見えます、ページによっては書き込みも多数です。※本文面は読めないように加工

「続」とあるわけですから、その前にまとめた本もあります。アドラー心理学の成り立ちや理論的なものが中心の本です。
 続編では、親子関係を中心のまとめたと書いてあります。でも親子関係にとどまらず、人間関係についての実践的・具体的な内容を取り上げた本です。

 野田先生がトークセミナーとして人間関係について語るとしたら、いったい何から始めたと思いますか?

 とはいえやはりアルフレッド・アドラーのことでしょうか。

 それとも親子とはどうあるべきか、という話でしょうか。

 書き抜いてみましょう。※私が一部編集してあります

1. 健康なパーソナリティー

精神的に健康な人とは

精神的に健康な人とは、どんな人だと思いますか?

思いつくことをどんどん言ってみて下さい。

「明朗快活」
「前向き」
「からだが健康」
「自分らしい」

「こだわりがない」
「喜怒哀楽のバランスがとれている」

「自分のやりたいことをやって生きている」
「いきいきしている」

「情緒が安定している」…

まだ、いくらでも出るだろうけど、まあ、そんなものかな。

 いま言ってくださった中で、私が賛成するものと反対するものがあるんです。

 まず、いきいきとしているとか、前向きであるとか、自分のやりたいことをやって生きていくというのは、基本的には賛成。

 反対に、健康なパーソナリティーの条件にならないと思うのは〈からだの健康〉です。

 からだが健康でないと健康な精神が持てないというのは大変おかしな話です。

 それでは身体にハンディのある人たちはどうなるのか、あるいは、われわれ自身が病気になったらどうなるのか。

からだがどんな状態であれ、それと関係なく心は健康でおれるだろうと思います。

 この考え方自体は、私も教師を始めたころから持っていました。仮説実験授業のサークルレポートで「健全な精神は健全な肉体にやどる」という言葉がもつ怖さに触れたことがあるくらいです。

 だいぶ前に、介護の仕事をしているNさんから、難病のAさんの明るい性格の話を聞いて、とても嬉しくなったことがありました。出世のためにしのぎをけずる人たちよりずっと健全だと思ったものです。

 問題は「ではどうすれば〈心の健全さ〉を保つことができるか」です。

 カウンセリングでは千差万別、その人の状況にあわせて、と語ります。
 もちろんアドラー心理学でもそう語ります。

 野田先生から学び開発したPEAL心理学・カウンセリングには一つの答えがあります〈たのしさの方向にすすむこと〉です。
それはたとえば
 🟢自分の笑顔がひろがる方向に
 🟢自分の可能性が広がる方向に
 🟢周りの人たちの笑顔が広がる方向に
ということです。
 興味のある方はお問い合わせください。

 今回はここまで。

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