《たのラボ》の力の秘密@贈り手のワクワク感、笑顔と可能性の広がりが必須条件

このサイトを熱心に読んでくれたのでしょう、
《たのラボ》の充実したたのしい活動に
心動かされた方から熱いお便りをいただきました。

お便りの中には
「《たのラボ》のような組織を作るにはどうしたらよいでしょうか」
という言葉がありました。

素晴らしいことだと思います。
ぜひトライしてください、
心から期待しています。

まだ若い方だと思います。
先輩として本気で返事を書きたいと思います。

《たのラボ》のような組織は「お金があれば実現できる」
と考える人もいるでしょう。

残念ながら無理です。

たとえば 《たのラボ》の主力メンバーは、
私を含めて、お金で動くことはありません。

そもそも〈お金〉の力で
これだけの熱量や活動量を保ったまま
15年動き続けることはできません。

 お金で何とかなると考えていると
はじめは熱心にやっていても、
次第に「やっつけ仕事」になってしまうと思います。

「どこに向かっていくのか」も決定的に重要です。

ではその〈夢や熱意〉を語れば、力あるメンバーが集うか?

私の前に、夢や熱意を語る人が現れたこが何度もあります。
《たのラボ》がなければ、
もしかすると一緒に活動をはじめかもしれません。
逆に、胡散臭いものを感じてしまったかもしれません。

今のメンバーは全て《たのラボ》を組織する時、
私自身が「一緒にやりませんか」と声をかけた人たちです。
それぞれすでに数年~20数年の付き合いがあって
学校現場で、それぞれの実力を認めていた人物です。

嬉しいことに
「結構です」と断られたことはゼロでした。

それぞれの分野で、
一人で10人以上の力のある人たちです。

どの職種にも〈口だけ人間〉とか
〈出世第一人間〉という人たちがいます。

残念なことに、私もそういう人たちをたくさん見てきました。

そういう中で《たのラボ》のメンバーは
長い付き合いの中ですでに
信頼できると認めている人たちであり
「いろいろな分野で力がある」
と認識している人たちばかりです。

そして《たのしい教育》が大切にしている
「子ども心」を強く残している人たちばかりです。

これだけのメンバーがスタート時点で10名集った、
それが《たのラボ》の強さです。

とすると、《たのラボ》のような組織はもうできないのか?

「さぁ作ろう」と考えてできるものではありません。

 本格始動まで少なくとも三、四年はみておくとよいと思います。

まず、子どもたちの笑顔と可能性を広げる
楽しい福祉・教育活動を企画して
力あるメンバーを集めて実施してみてください。

その中でメンバーが高まっていく
という流れもあるでしょう。

ただしその時にも
「これだけお金を払っているのだから
これだけの仕事をしてださいね」
というスタンスなら失敗必須だと思います。

たのしい福祉とたのしい教育は
お金などの対価で成立するものではなく
自分の笑顔と可能性が広がっていくところで
成立するものだからです。

これはある自治体から依頼されて
授業にいくメンバーの
アイディアセッションの様子です。

顔は編集で変えているとはいえ、とてもいい表情をしていて
引き込まれてしまいます。
無理して作っていては雰囲気は出てきません。

本人がワクワクしながらプログラムを作って、
私たちに見てもらっている
という感覚がどんどん伝わってきます。

そういうプログラムは大抵みごとです。

こういう人が一人でもきてくれたら
そしてそういう人がまた一人と増えてくれたら

《たのラボ》のような組織が
できると思います。

残念ながら県外まで足を伸ばして
コンサルする時間はとれそうもありません。

沖縄まで来ていただけたら
《たのラボ》の強さの秘密を
実感していただけると思います。

とはいえ、どなたでも引き受けているわけではありませんので、
コンサルを依頼する前に、
お問合せをお願いいたします。

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たのしいクイズは準備簡単・もりあがる定番ツールです@たのしい福祉・たのしい教育

 メルマガ712号は創刊第一号の内容を紹介するスペシャル号でした。

そこでたのしい教育プログラムの一つとして紹介したのが「たのしいクイズ集」でした。

 クラスを持っている時や専科の時間に、空いた時間などでよく楽しんでいたものです。

 ここに抜粋してみしまょう。

 みなさんも自分で考えたり、周りの人たちに出したりして楽しんでみてください。

 居場所など福祉の場でもたのしめると思います。

その1

シンプルだけど不思議と盛り上がる「クイズ大会」

クイズ大会はクラスでも盛り上がります。
家で食事の時とか、あるいは誕生日などにどうでしょう。
 賞品を準備してやると更にもりあがりますよ。
 ◯☓クイズ形式だとみんな一斉に楽しめるのでやってみませんか?

 ちなみにここに出した問題は、去年6年生の修学旅行で学年全体150人くらいで盛り上がった内容です。

———–

Q1.人間の血管をすべて伸ばすと、おおよそ地球一周(4万キロ)くらいになる

Q2.北極と南極では、北極の方が寒い

Q3.童話「フランダースの犬」が初めて日本語に訳されたのは1908年・明治41年のことです。当時の日本人には西洋の名前は馴染みにくいという事で、主人公ネロは「ケン」と訳された

Q4.漫画サザエさんの主人公、ふぐたさざえの結婚前の職業は「保険外交員」である

Q5.日本で初めてのペットボトルは「ミネラルウォーター」の容器として利用された

 間違うのもたのしい、あたってもたのしい、それがクイズです。

  まず、◯✖️を記してみましょう。

 できたら、答えにすすんでください。

−−−−−−−−−−

クイズの答え

 全部 ❌ です。

Q1.おおよそ地球2.5周(10万キロ)くらいになる

Q2.南極が寒い

Q3.ネロは「キヨシ」と訳された

Q4.ふぐたさざえの結婚前の職業は「新聞記者」

Q5.日本で初めてのペットボトルは「醤油」の容器として利用された

−−−−−−−−−−

みなさんの知っているたのしいクイズも教えていただけると嬉しいです。

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非常食・被災食として画期的な「たのラボゆーぬく団子」=熊本地震のお見舞い@楽しい福祉&教育

 今回の熊本地震で被災された方、その親類知人、関係者の方へ心からお見舞い申し上げます。
 これは昨日のメルマガ発信の時、すぐに飛んでいって被災した方たちの支援活動をしたい気持ちを抑えながら綴った言葉です。

 メルマガをまとめようとした時スタッフのM先生から「〈熊本〉が大変なことになっているようです」と知らされました。
大地震です。
 メルマガ読者の皆さんの身近にも熊本在住の方がいるかもしれません。
 心からお見舞い申し上げます。
 本来なら飛んでいってボランティア活動をしたいところですけど、いろいろなスケジュールが組まれてそうもいきません。
 さっそく募金をさせていただきましたが、何かできることを考えたいと思います。
 このメルマガが落ち着きと元気を取り戻すきっかけになれば幸いです。

いっきゅう筆

  同時に「この忙しさが一山越してから手がけよう」と考えていた、あるプログラムのことを思い出し、前倒しして〈リニューアル・グレードアップ版〉の作成に入りました。

 被災食・非常食としてもとっても有能で、子どもも大人も大好きな『ゆーぬく団子』です。

 琉球・沖縄でかつて食していた「ゆーぬく」という食べ物を《たのラボ》で開発・アップグレードして、とても美味しいお団子にしたのが《ゆーぬく団子》です。

🟢簡単なのに栄養豊富です

🟢火も電気も使いません、材料は「はったい粉(麦こがし)」と「サトウ」と「水」の三つだけです

🟢寝かせるとか冷ますなどの時間も必要ないので、作り方を一度体験していたら4~5分で美味しく食べることができます

 私も数回、東北の地震のボランティアに入った経験があります。

 震災後しばらく、被災した方たちが求めるのは〈生鮮食料品〉です。

 ゆーぬく団子は生鮮食料品ではないとはいえ、身体が求める栄養分は生鮮食料品レベルで、ビタミンや炭水化物、タンパク質だけでなく〈食物繊維〉も豊富です。

 それがおいしさとして感じられるのでしょう。

⭐️

 これは材料をまぜて、クルクルとお団子にしている様子です。

 すでに何年も前からいろいろなところで、そのおいしさと作りやすさのワークショップを開催しています。

 子どもたちからおばあちゃん、おじいちゃんので「とてもおいしい」「かんたんにできてたのしい」と大好評です。

 4ページの構成の冊子を数千枚作成したところ、もう手元にあるのはわずかになりました。

⭐️

 今年の沖縄市の秋の〈福祉まつり〉のテーマが「防災」です。

 ちょうどそのテーマにあわせて、たくさんの市民の皆さんに知ってもらいたいと、もっと親しみやすいレイアウトで、おいしいことが伝わる内容にしようと「ゆーぬく団子プログラムチーム」が動いています。

 沖縄県の文化振興課の支援を受けて〈しまくとぅばプログラム〉として作成したものをベースにわかりやすく、おいしそうに仕上げていきたいと思います。※島言葉がわからなくてもこれを見ると簡単に作ることができますよ⇩

 これを熊本の方たちにはったい粉と一緒にして送るプロジェクトをすすめられないか、考えています。

 応援してくださる企業・団体・県の部局があれば連絡ください。
 優先してすすめたいと思います。

 

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板倉聖宣「〈実験するまでもなく正しい〉というのがこれまで教育スタイル」@楽しい福祉&教育@「大地は平面だ」と考える人たち@読者の皆さんに感謝して綴る

 みなさんのおかげでこのサイトの人気は上々です。

 1日いちにち、私にとっては〈Every Day〉というより《Every Single Day》の営みの中、はじめの頃は夢のようだったたくさんの人たちに、文章を読んでいただけるようになりました!

芸能や気になるニュースなどの派手さのない〈教育や福祉〉関係のサイトで毎日数千アクセスあるサイトはなかなかありません、ぜひ周りの方たちにも広めていただけませんか。

 これは今朝早くのアクセス数と昨日のアクセス数です、昨日は10,000アクセスに迫る数字です。今日もたくさんの方たちが見てくれると考えると書いている手にも力がこもります。


 何度も書いているのてすけど、このサイトをはじめた時は一日10アクセスあることに大喜びしていた日々でした。以前利用していた会社のサーバーがダウンして、数ヶ月ほどサイトが消えてしまい、別なサーバー会社に移って一からスタートした時にも一日数十人、数百人というアクセス数になりはじめた時にも、とても喜んでいました。
 それがすでに1日千アクセスが普通になってきました。
 目標は1日一万アクセスです。
 そんな日々でも、はじめの頃の気持ちと、今のようにたくさんの人たちから反響や質問が届く今日この頃の気持ちと、どちらも大切にして書き続けていきたいと思います。
 これからもよろしくお願いいたします。

⭐️

 〈たのラボ〉の前章は40年以上前、伊良波さんとはじめた〈仮説実験授業サークル〉です。今でも伊良波さんからいろいろインスパイアされています。

 これまで分けてもらった資料を整理していると仮説実験授業について触れた内容に「まさに」と膝をうち、同時に「残念なことに今でも変わらない教育の実情」に複雑な思いを抱いています。

 伊良波さんが心に残る部分を書き抜いたファイルです、メモには「2006年6月10日 たのしい障害児教育入門講座 in 東京」とあります。
 校正を加えて少し引用しましょう。

板倉聖宣
 仮説実験授業というのは言葉通り「実験的に教育を研究する」と書いてあります。

 これまでの教育は 「実験するまでもなく正しいことをやっていこう」ということです。

 「正しいことをやっていく」というのですから「〈何 が正しくて何が正しくないか〉ということは自明のことだ」というのです。

 世の中には悪い教育をする悪い人たちがいる。
 私たちはいい方の人間で、悪い教育をする人たちに抵抗して〈いい教育〉をすすめる」という図式です。

 いいこと悪いことなんていうのは初めから決まっているわけがないんです。

 A さん からすると〈ある考え方〉は正しいに決まっているんだけど、Bさんからすると〈別な考え方が正しい〉に決まってい るということになると思うんです。

 その後、すぐに別な話題に移っていったので、ここまでの文章で止めておきます。

「正しいに決まっているから授業する」
 教師のほぼ全員がそう考えているでしょう。

 逆に「教科書で正しくないことが書かれているのか?」と問いかけたくなる人もいることでしょう。

 それについて書くのはメルマガのボリュームになるので、そこに譲るとして、ここで問いかけたいのは
「正しいに決まっているからちゃんと聞きなさい」というスタイルで授業するスタイルが、どれだけ子どもたちの興味関心を削いでいるか、ということです。

 たとえば、私たちは普通に「地球」という言葉を使っています、それは「この地面が〈球体〉である」という知識を前提にした言葉です。

「フラットアース国際会議(FEIC)」といって地球平面説を信じる人々(フラットアーサー)が世界中から集まる大規模なイベントがアメリカのテキサス州やノースカロライナ州などで定期的に開催され、数百人規模の参加者が集まり科学的常識や宇宙開発を否定する議論を交わしていることをご存知でしょうか。

 地球平面協会(ちきゅうへいめんきょうかい、Flat Earth Society)といって、聖書にある言葉を大切にして「大地が球体ではなく平面体であるという信念を支持する団体」があることをご存知でしょうか。
「カナダ地球平面協会」という団体もあります。

 キリスト教原理主義運動の一環で、地球は丸い形をした平面であると考えています。これはその人たちが描く世界地図です。

wikipediaに感謝して引用

 

 その人たちが「地球」という言葉を耳にしたら「地球は平たい」と反論してくるでしょう。

 もちろん「ほら宇宙から撮った地球の写真をみてごらん、地球って確かに丸いよね」と言ったって「捏造だ」で一蹴されるでしょう。

 その人たちに、一体どうすればこの地球が丸いことを信じてもらえるでしょう。

 そもそも子どもたちにとっても、この大地が「実は球体だ」ということは信じがたいことです。

 そういう中で押し付けなく楽しくすすめられる授業が「たのしい教育」です。

「たのしい教育」は〈これが当たり前だ〉という視点からスタートすることはありません。

 押し付けでなく、ワクワクする構造で授業プログラムを構成していきます。

 今週開催される「自由研究まつり」でも、昔の人たちが〈え、ほんとうなの?〉と驚いた内容をとりあげます。

 早く当日が来ればよいのに、と楽しみにしている日々です。

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