梅雨の晴れ間に野山を歩けば@沖縄「ああそうか、もう◯◯の季節か…」(2)この季節の花

 前回の「梅雨の長さは地域(日本の南~北)で違いがあるのか」の続きです。

「知らなかったです」「そうだったんですね」という内容のお便りがいくつも届いています、ありがとうございました。

 さて、梅雨の晴れ間を見て野山を歩いてみました。

 しばらく歩くとクリーム系の白い花が目に入りました。

 寄ってみましょう。

 こういう花です。

 イジュ(ヒメツバキ)の花です。

 そうか、もうその季節か。

 イジュは土壌を選ぶので、沖縄本島では北部地域に咲く花です。

 私が見つけたのは中央ほどに位置する「沖縄市」です。

 きっとここが南限で、ここより南にイジュは育っていないのではないかな。

 土壌について少し詳しく書くと「酸性に傾いた土壌を好む植物」がイジュです。

 沖縄の北部に多い〈国頭マージ〉という土壌は酸性に傾いているので、そこで成長していく植物がイジュです。

 沖縄本島中南部は〈琉球石灰岩〉を母岩とする島尻マージや、泥岩由来のジャーガルと呼ばれる、主に弱アルカリ性~アルカリ性の土壌が分布しています。

 イジュだけでなく、酸性・アルカリ性の土壌のいずれかを好む植物はいろいろあります。

 自由研究で調べてみませんか。

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最新メールマガジン第701号@たのしい教育&福祉

はじめに
前号のスペシャル版で紹介した〈創刊0号〉にいろいろなお便りをいただきました、多くが「本当にシンプルだったんですね」という感想でした。
とはいえ全力で書きつづけているスタイルは変わりませんから恥ずかしい思いはありません。記事にした映画『バトルシップ』は今でも楽しめる作品で、『巨大シャボン玉』は《たのラボ》の定番ですから、未熟だったという感じもありません。
こういうお便りもありました。
700号 達成おめでとうございます。
「地道」と言う言葉が好きなのに、自分ではなかなかまねできません。
 その分「地道」に時を重ねている人に、人としての幸せ感を重ねています。
わたしはそのお裾分けをいただいて、よろこんでいます。
 応援団のひとりになれるために、これからも楽しく読んでいきたいと思います。
読者の皆さん一人ひとりが〈応援団〉です、これからも楽しくお付き合いください。
このメルマガは読者の皆さんの声と自分のたのしさ感覚を舵に進んでいくうちに成長していくという実験結果だと思います、 今後ともよろしくお願いいたします。

 

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リュウキュウイモ(さつまいも)が世界に広がっている@こどもマルシェクッキング

 こどもマルシェ・クッキングのプログラムの一つが「とっても美味しい お芋づくり」です。

 芋(甘薯:かんしょ)は1605年(日本で江戸時代がスタートしたあたり)、中国と交流していた琉球に伝わりました。※沖縄県嘉手納町のサイトには〈野國總管/のぐにそうかん〉という人物が伝えたと書いてあります。

 その後、江戸時代末期に琉球を実質支配した薩摩が目をつけて栽培し、今では「サツマイモ」と呼ばれています。

 が、わたしは個人的見解として「リュウキュウイモ」と呼んだりします、もちろん辞書にも農産物分類表にもその名称はありません。

 さて、そのリュウキュウイモについていろいろ調べていて、驚いたことがあります。

 NHKのプロジェクトXで「 以前は芋を食べるというのは恥ずかしいことでもあった」と語られていました。
 お米などがメインだったからなのでしょう。
 みんなが見ているところで食べる食べ物ではなかったというのです。

  ところが今では世界にどんどん進出しています。

  ここで一つ予想してみてください。

 問題

 かっこに入る数字を予想してください。

 🟠お芋の輸出額は20年でおよそ
 (  )倍に増えた

 

 なんと「20年で100倍に増えた」というのです。

 その数字は大きすぎる感じがして、いずれ調べてみようと思うのだけど、その額は、桃を抜いてイチゴに迫るまでになっているというので、また驚きました。

 プロジェクトXで、美味しいお芋の焼きかたのデータが写っていました。

 それは専門の芋焼き機の利用で一般には応用できません。

《たのラボ》では家庭用の器具でとても美味しいお芋の作り方方程式を見つけました。

 すでに福岡でも試してくれた方がいます。
 一歳の子も、とても美味しいと喜んでくれたそうです。

 たくさんの実験結果を元にプログラムづくりをすすめて、公開したいと思います。

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「継続は力」なの?/社会史をたのしく変えていく@楽しい福祉&教育

「継続は力なり」という言葉を聞いたことがあるとおもいます。
 私は《たのラボ》を作る時、琉球空手の先輩に「うまくいかなくてもずっと続ければ必ずうまくいく」と言われたことがあります、それも〈継続は力なり〉と似ています。

 本当に継続すればいつかうまくいくようになるのでしょうか?

 もしそうだとすると、ギャンブルで負けている人たちは、負けても負けてもギャンブルし続けることが大切なのでしょうか?
 そうすれば幸せが手に入るのでしょうか?

 そんなことはない、というのは実験結果としていくらでも見ることができます。

 師の板倉聖宣がとても元気だった頃、北海道でこんな話をしています。

いつも「継続は力なり」なのか?

どんなことでも力を加えつづければ効果を表すか?

「馬鹿を言ってはいけない」と思います。

 巨大な岩を「継続は力なり」といって一人で10年押しつづけたって動きませんよ、体を傷めるだけです。

 このことは、アリストテレスが非常によく知っていました。

 アリストテレスは「力を加えてモノを動かす効果が成り立つには、動力が抵抗力より大きくなければいけない。抵抗力が大きいと全く動き出さないことがある」と言っているのです。

 当たり前ですね。

 あまり相手の抵抗力が大きいときには、休むに似たりです。

 「継続は力なり」といってそのそのかされて、力をずーっと加えれば無駄なだけです。

 問題なのは「いま我々が変えようとしている、動かそうとしているその社会というものが、なぜ動かないのか」です。

 抵抗力が私たちの力よりもはるかに大きくて、いや少し大きくてもいいのですが、私たちの出せる力よりも大きければ原理的に動かないのです。

 原理的に動かないものを動かそうとするのは、間違いです。

 でもこれは判断が難しいのです。

 たとえば、私は仮説実験授業を30年つづけています。

 これを「継続は力なり」と見るか「継続は馬鹿げている。押してもしょうがない。動きっこない」と見るかです。

 私たちか社会を動かそうとしたり、人間を動かそうとしたりするとき、この見極めが大切です。社会を見る目ということがありますか、これはその社会を見るときに、
「私たちが動かせるような状態なのか動きえないのか」という問題です。

 北海道仮説実験授業体験講座1993.1.12
仮説研究会ニュース2017-7より

 社会を一気に動かすことは無理です、一人で巨大なタンカーを持ち上げようとするようなものでしょう。

 けれど巨大なタンカーの船室のドアのネジくらいは動かせます。

 それをしっかり見据えて少しずつ歩んでいく、それが《たのしい教育ラボ》の活動です。

 いろいろな処で福祉活動にがんばっている方たちがいて、《たのラボ》にもお便りが届きます。
 その中には「今年で活動を終えようと思います」という話もあります。

 こちらではわからないいろいろな事情があると思います。

 とはいえ、活動にはいろいろな方法があります。

  もうやめよう、それも一つの結論だとはいえ、それまでにうつ手はいくつも考えられます。
 《たのラボ》では事業のスーパーバイズも実施しています。
 やめる結論を出す前に、ぜひご相談ください。

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