牧野富太郎の植物線画を全て無料で見ることができます⬅︎高知県立牧野植物園

 このサイトは気軽に読めるようにと短く綴ろうと気を付けているのですけど、ついつい情報量が大きくなってしまい、〈たのしい教育メールマガジン〉を書いているような気がします。
 これも前回一気に書こうと思っていた内容なのですけど、大切に読んで欲しい気持ちもあって、分けて紹介することにしました。
 〈たのしい教育メールマガジン〉でも紹介したいと思っている内容です。

 牧野富太郎は高知県出身です、高知県には〈牧野植物園〉があって四季折々の植物を楽しむことができます、私もぜひ行こうと思っている処です。

 その牧野植物園が、牧野富太郎の植物図鑑(線画集)を無料で公開しています。私は書籍を購入して持っていて、それをスタッフのAさんがPDFにしてくれたので大切に開いて読んでいるのですけど、これならみなさんも電子書籍として読むことができます。電子書籍はフィールドでも読むことができてとても便利です。

 
 前回の記事で〈植物線画〉に興味をもった方は、ぜひ利用してみませんか。

http://www.hokuryukan-ns.co.jp/makino/index.php

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果物は年に(   )回収穫? -たのしい自由研究は楽しい学力向上!

 たとえばリンゴは年に何回収穫できるでしょう?

 みかんはどうでしょう、梨は? シークワーサー、はどうでしょう。

スタッフに質問してみたら「え、年に一回じゃないんですか?」という答えが返りました、みなさんも同意見でしょうか。

正解、その通りです。

 では果物の収穫は年に一回と決まっているでしょうか?

「果物ではないけど沖縄ではイネは2回収穫していますよね!」

 いえ、あれは2回苗を植えて、それぞれ収穫しているんです。同じ果物の木だと年一回の収穫なんでしょうか、どう思いますか?

 

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予想してからね

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予想してからね

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予想してからね

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 たとえばこれは〈3月〉に書いた以前の記事です、桑の実が出ています➡︎https://tanokyo.com/archives/31660

 数日前(2023-9月はじめの頃)に野山を歩いて撮った写真がこれです。

 美味しそうな桑の実が生っていました。


 県外ではどうなのかわからないのですけど、沖縄では桑の実を年に2回味わうことができます。

 バナナやパパイヤは3回上採れることもめずらしくありません。みかんには年に複数回採れる種類もあります。

 〈たの研〉の近所の方がドラゴンフルーツを育てています、その方が「年に6回とれるよ」と言っていたのでびっくりしました、きっとうまい育て方があるのでしょう。

 植物の多様性についても、調べてみると、たのしいことがたくさんみつかると思います、学校で家庭で話してみませんか。

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自由研究こそ本物の研究-沖縄のカエデはいつ紅葉するの?/楽しい理科

 誰かに命じられて研究するとか、学校でやることになっているから勉強するということではなく、心の奥から湧き上がる〈知的好奇心〉にゆり動かされて学んでいくことが本物の研究です、自由研究といってもよいでしょう。たのしい教育研究所のプログラムは、その〈知的好奇心〉に火をつけて、ますます学びたくなる授業です、学校でも、子どもたちの知的好奇心に火をつけてくれる授業を実施してくれるようになることが〈たの研〉の目標の一つです、応援お願いします。今日も〈本物の研究〉の話です。

 〈たの研〉で植物についてアドバイスしてくださった伊波善勇先生の著書「石川氏の植物」によると、沖縄本島に自生しているカエデは〈クスノハカエデ〉のみで、葉の切れ込みがなく、紅葉も落葉もしない種です。私たちがイメージするカエデとはだいぶ違ってみえます。

 その後、県外からカエデをもってきて、いろいろなところに植えてあるのですけど、みごとな紅葉とはいえるような色にはならないので、沖縄に住んでいる人たちもカエデの並木があるとか、公園にカエデがうえられているところがある、とは知らないようです。

〈たの研第3研究所〉のすぐ近くにもカエデ並木があります、これは4ヶ月ほど前、2023年4月後半に書いた記事です(掲載は5月)。

沖縄にもカエデ並木があります-紅葉するのかな? たのしい植物入門

 数年前、10月後半(2018年)に書いたカエデの記事もあります。

秋の植物をたのしむ/不思議発見〈カエデと桜〉①

 さてこれは先日、9月初旬(2023年)に撮ったカエデです、別な公園でみつけたカエデです。
 鮮やかな紅葉で、見ていると秋の紅葉に包まれたかのようないい気持ちになります。

 沖縄では山全体が彩られるとか、樹がまるまる紅く彩られるということはありません、カエデのほんの一部がこうやって紅葉するくらいです。

 緑色の葉の中にわずかな紅、見ていると嬉しくなってきませんか、それに秋の風を感じるのですから、人の心は不思議ですね。

 話はここからです。

 いったい沖縄のカエデはいつ紅葉するのでしょう?

 2枚目に出した10月後半の真っ赤なカエデも、一部の紅葉で、樹の全体、並木全体の紅葉ではありません。

 真実を見つけるには〈予想⇨実験〉しかありません。

もしかすると沖縄のカエデは一年中、わずかに紅葉しているのではないか

と予想してみたのですけど、みなさんはどう思いますか。

 予想するといろいろなことが見えてきます、みなさんも一緒に自由研究してみませんか。みなさんの住んでいる地域の名前と「カエデ」とを一緒に検索ワードに織り込むと、植えられている場所がみつかるかもしれません、お店の名前が多く出てくると思うのですけど、注意深く探してみてください。近隣の市町村でも探してみるとよいですね。

 きっとこれからカエデを見るのがたのしくなりますよ。

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評価感想は宝物〈ちょうぜつたのしかった!〉-楽しい自由研究の講座大盛況

 たのしい教育研究所の夏の講座〈自由研究をたのしもう〉が実施され、大盛況のうちに実施されました。キャンセル待ちのまま参加できなかった方たちもたくさん出てしまい、心苦しく思ったのですけど、講座の満足度と安全性を優先させていただきました。参加できなかったみなさんに、心からお詫びいたします。

 〈大人も子どもも仲よくたのしく〉というサブタイトル通り、大人も子どもも一緒にたのしくもりあがっている様子が写真からも伝わると思います。

 毎回、講座の評価・感想をスタッフ全員で読んでいるのですけど、今回もうれしい言葉が続いていました。

「とても研究が楽しかった・・・、ちょうぜつ楽しかった」という言葉に、スタッフから「お~!」という声が上がっていました。

 他にも「学校ではこんなたのしい授業はうけられない・・・、秋の講座も参加したいです」という声もありました。
 たのしい教育研究所は、こういうたのしい授業が学校でできるようになることを目標に活動しています。子どもたちは〈休みより学校の授業がたのしい〉と感じ、先生たちは〈早く授業したい〉と考える、まだまだ先のことかもしれないけれど、その未来を目指して、仲間たちとたのしく活動しています。

 今回のプログラムの内容は、どれも評価が高く、〈たのしい読み語り〉も自由研究につながるものを味わってもらいました。
 機会をみてメルマガで紹介したいと思います。

 これが終わると、教員試験の合格スーパーバイズがあります。

 また100%合格を目指し、学校現場にたのしく力ある先生たちをおくりたいと思います。

 このサイトの読者のみなさんも着々と増えてきて、うれしいできごとが続いています。
 可能な方は、このサイトをいろいろな方たちにすすめて、〈たのしい教育〉の広がりに力を貸していただけると嬉しく思います。

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