最新メルマガの案内@迷う日々に〈たのしい教育・福祉 〉の実践と発想法を

メルマガ最新号の反響がいくつも届いています、メルマガの内容をお届けしましょう。


はじめに
暑さつのる日々、読者の方から涼やかな写真が届きました。
キンレンカ(金蓮花)とヒメジョオン(姫女苑)が水に浮かべられています。

 私も30年以上前から〈散った花〉を皿にうかべて楽しんでいました。
探してみると10年以上前のfacebookにもありました。
 お皿に水をためて落ちた桜の花たちを浮かべただけで周りが文字通り華やかになります、『浮き花(フローティングフラワー)』といって古くからある楽しみです。

学校や家庭で簡単にたのしめます、やってみませんか。

たのしい教育研究所(たのラボ)の一週間

⭐️たのしい教育 こどもマルシェ・クッキング 大好評!
⭐️〈たのラボ〉のかちゅー湯プログラム ホンジュラスで始動
⭐️アウトドアワーク で食べる
💫小次郎は食事の後 ありがとうを伝えにやってくる②

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

 真っ先に届いた反響は『こどもマルシェクッキング』についてでした。

 記事を少しだけピックアップしてみます。

🟢『ハートパイケーキ』デビュー

身近な人たちで準備をすすめてきた『ハートパイケーキ』が今回のワークショップでデビューしました。
紹介しましょう。

マイスターはじゅん先生です。
これはじゅん先生が作ったパネルです、A.I.でレイアウトしてくれました。

「このハートパイケーキは有名なケーキ店から手に入れたものです、どうですか、とてもおいしそうでしょう?」
全員、目を輝かせて大きくうなずいていました。

「というのはウソです、二日前のシミュレーションの時に5分くらいサッと作ったものです、同じケーキをみなさんで簡単に作ることができるんですよ」

と話すと「えっ!」っという驚きの声と今までより増した目の輝きにつつまれました。

これは4歳の子が作っている様子です。とてもいい表情でした、大人は大人で作っています。
※顔のみA.I.加工(表情は似せています)

「保護者の皆さんは、ついつい子どもにアドバイスしたくなると思います、わかります。でも大人は大人で作りましょう。失敗してOKです、余分に持ってきていますから」と話しておいたので保護者のみなさんも自分のケーキに没頭して楽しんでくれました。

この写真から子どもは子どもで楽しんで、大人も自分のクッキングを楽しんでいる様子がわかるとおもいます。

 余ったクリームをペロッとなめている子もいます、周りの大人もマイスターの「ジュン先生」も笑顔で眺めています。

 一人2枚ずつ作成しました。
これは一つのグループで作ったハートパイケーキです。

 

 このプログラムは22枚が一セットです、最後はそれぞれ持ち寄ってもらってじゅん先生たちがハート型に並べています。

 

「どれが子どもが作ったピースでどれが大人がつくったピースか分からないでしょう?」という言葉に、特に大人が大きく肯いてくれました。
 出来上がった巨大ハートパイケーキの迫力に「わ~」とみんな感動。

この隙間にロウソクを立てると誕生日ケーキにもなります。


この頃はちょっとしたケーキでも2500円くらいしますね。
このハートパイケーキの予算はわずか1200円ほどです。

それなのにお店で買えば7000〜8000円はするようなグレードの美味しさと迫力で出来上がります、ほんとに!

いずれメルマガで作り方を紹介したいと思います、お楽しみに。

子どもが小遣いをためて500円、それに大人が600~700円サポートすると、こういうケーキを子どもだけで作ることができるわけです。


「今度のケーキは◯◯ちゃんが作ったものです」というだけでも大きな価値があるのに、そのおいしさは近くのケーキ屋さん以上ですから、みんなとてもびっくりすると思います。

作った本人は自分が周りの人たちの笑顔と元気を広げることができる存在だと気づくことになりますから、試す価値は200%です。

今回のマルシェクッキングは4歳の子が二人参加してくれました、どの子も熱中して作っていましたから、未就学の子どもたちでも大丈夫です。

来る「父の日」に子どもがこれくらいの迫力あるケーキを作ったとしたら、どんなに感動してくれるでしょう。

「おじいちゃんの誕生日に作ってあげる」という子もいました。
子どもたちが発火点になると、周りの人たちの笑顔と元気がどれだけ広がるかわかりません。

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かちゅー湯@《たのラボ》たのしい島言葉プログラム中米に渡る! さて評価はいかに?

「かちゅー湯」は沖縄で古くからあるシンプル料理(おつゆ)です。
《たのラボ》で子どもたちが家族に振る舞えるようにプログラム化し、いろいろな人たちに伝えています。

 この5月、中米ホンジュラスに出向いた《たのラボメンバー》が、現地の方に〈かちゅー湯プログラム〉を披露してくれました。

 さて中米ホンジュラスで、かちゅー湯はどういう評価を受けるのでしょう…

 どうだったと思いますか?
 予想してみてください。

予想

 ア.美味しいと評価した

 イ.びみょうだ(どちらとも言えない)と評価した

 ウ.美味しくないと評価した

 エ.匂いだけして食べてもらえなかった

 オ.その他

どうしてそう予想しましたか?

予想してからね

これがその時の様子です。
ホンジュラスの人で初めて琉球の「かちゅー湯」を食べた人物かもしれません。
はじめての香りなのでしょう、ちょっと構え気味です。

 それにしても、中米ではかちゅー湯でも〈スプーン〉で食べるわけだ・・・

 スプーンですくってかちゅー湯の香りをしつつ
「え、これ本当に美味しいわけ?」という表情。

 ダシをとったカツオブシを眺めて「妙な形だなぁ~」という表情。

 食べ始めると「こ、これは旨い」とスペイン語で発しつつ、完食。

 わが琉球のほこる「かちゅー湯」が中米で評価された瞬間です。

 かちゅー湯プログラムは、学校や地域で子どもたちとたのしめるようにさらにブラッシュアップしてプログラム化を進めています。

 ラフ版が欲しい方はお問いあわせください、実費で発送いたします。

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最新版:たのしい教育メールマガジンの記事紹介

〈たのしい教育メールマガジン〉には熱心な読者の方がたくさんいます。
 「たのしい教育の発想法の章をもっと自分の頭の中に刻みつけたいので、書写したいと考えています。ペーパー版を送っていただけないでしょうか」というお願いがきて、A4版9ページに印刷して投函したところ、さっそく写し取ったというお礼と写真が届きました。
 発想法に載せたグラフも手描きで写し取られています。

 私自身、文字起こししつつ、深く学び直しているなか、この読者の方は手書きで写し取るという力技をしているわけですから、もしかすると私より深く頭に刻まれているかもしれません。

 さて今週のメルマガの記事を紹介しましょう。

 興味はあるけどなかなか年間予約するのはハードルが高い、という方は興味のある章を伝えていただければ、ペーパー印刷して実費(700円)で送らせていただきます。

たのしい教育研究所(たのラボ)の一週間

⭐️たのしい教育Enjoy-Cafe 参加しないともったいない
⭐️送られてきた仮説実験授業の動画に 感動する
⭐️たのしいお墓参りの旅 ダイジェスト版
⭐️メルマガ新サービス リアル原稿を郵送します(実費)
💫琉球新報地方版に とりあげてもらいました
💫小次郎は食事の後 ありがとうを伝えにやってくる

 

 

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たのしい教育の発想法@板倉聖宣先生(たのしい教育研究所の設立期からの支援者/日本で最もたくさんの科学絵本を出した人物)の話から

 このサイトで人気がある一つが「たのしい教育の発想法」です。

〈たのしい教育メールマガジン〉から少し紹介しましょう。「仮説の会」を開催していた頃、伊良波さんがコピーして持って来てくれたものがあります。
 私は同じような話を、全国大会のナイター(夜の部)で直接聞いて、とても興味を持ちました。
「自然の科学と社会の科学は別々ではない」という話でもあります。

 今回の話は多くの方たちに嫌われている〈数式〉が出てきます。
 それを中学一年生段階で読むことができるようにわかりやすく手をいれました。
 きっと板倉先生も「うまい」と評価してくれると思います。
 ちなみに、生前、板倉先生が私のまとめた板倉先生の発想法の本(研究会向け)を気に入ってくれて「自分の話を取り上げてわかりやすく構成してよい」と了解をもらっています。

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫


板倉
ガリレオやニュートンの力学になぞって作り変えたらどうか? 
それを考え直すことによって「社会の力学」がこれまでより少しはよく見えてくるのではないか。
「すべてとは言いませんが、いろいろ見えるのではないか」というのが、私の提案です。
「アリストテレスの力学」があります。

P(動力)=w(動かすものの重さとか慣性とか動かしづらさ)・ v(速度)

です。 ※「・」は「かける(×)」
 これで考えると2倍の力(動力)があれば2倍のスピードが生まれることになります

「みんなで団結して動かそう」と力を合わせると見事に動きますよね、2倍の力を出すと2倍動く。

アリストテレスの力学では説明できないことをニュートンさんが明らかにしました。
ニュートンの力学は F=m・a です。
 それで社会を見るとどうなるか?
質量(m)がそうとう大きいと、力(F)を大きくしても、加速したようには見えません。
質量(m)が大きいと速度の変化はなかなか起こらないのです。
 少しの時間くらい力(F)を加えたのでは加速したように見えない。
 アリストテレスの力学公式「P=w・v」では力(P)が加わると速度がすぐにあらわれることになって下図Aのように変化するはずだけれど、ニュートンの「F=m・a」では下図のBのように動くと説明します。

 もちろん現代のわたし達は一般にニュートンの力学を利用しています。
 Bのグラフを見ると、はじめの方では速度の変化は見えません。
 しかしそのまま続けていくと、グッと変化していくことがわかります。

 もしも社会がアリストテレスのいうように「P=w・v」の世界なら、力を大きくすればその分すぐに動きますから、みんなで押す気になれるでしょう。
 しかし「F=m・a」の世界ではすぐに速度(v)が見えてきません。
これをことわざでどういうかというと「継続は力なり」です。
「動いていないように見えていても実は動いていることがある」のだから、相手は「動いていない」からと簡単にあきらめないことです。
動いているように見えなくても動かしつづけると、加速してきて「動いてるな」とわかります。
教育でいうと「子どもが良くなって来た。子どもがすごく学力が増えて来た。子どもが賢くなった」というのが加速です。
賢くなったのがどんどんわかる状態になる。
ニュートン力学から明らかになる「力×時間」というのは「力積」といいます。「力の継続は力なり」ということです。
もしも社会力学や政治力学といったものがニュートンの式と同じような式で表されるとすると「初めは動いたように見えないけれども、ずーっと押しつづけたり力を加えていると、いつかは動いているのが見えてくる」ということがいえるのです。
「社会の変化というのはそういうものなのだ」というふうに見る見方があったら一味違う社会の見方ができるかもしれないでしょう。
これが、ニュートン力学の第一法則を社会に応用したものです。
それではいつも「継続は力なり」が成り立つのか?
第二法則
どんなことでも力を加えれば、“継続は力なり”で効果を現すか?
「馬鹿を言ってはいけない」
 いくら頑張っても巨大な岩を一人で押しつづけていく、「継続は力なり」で10年押しつづけたって動きません。
これは体を傷めるだけです。

ニュートンの第2法則は「抵抗の法則」です。

P(力)- R(抵抗) = w(重さ)・v(スピード)

ニュートンの第2法則を社会力学に応用すると「原理的に動かないものの継続は馬鹿げている」ということです。
実はこのことはアリストテレスが非常によく知っていました。
アリストテレスは
P(動力)=w(動かすものの重さとか慣性とか動かしづらさ)・ v(速度)
が成り立つには〈動力が抵抗力より大きくなければいけない〉と書いています。
抵抗力より大きくないと、まったく動き出さないことがある、だからあらかじめ「P-R(抵抗力)=w・v」といっているわけです。
こんなことは当たり前ですね。
あまり相手の抵抗力が大きいときには、休むに似たりです。
「継続は力なり」といってそそのかされて〈力をずーっと加えていく〉のは無駄なだけです。

                ⭐️

 問題なのは「いま我々が変えようとしている、動かそうとしているその社会というものが、なぜ動かないのか」です。

つづく

 メールマガジンでは、こういうこってりした話も取り上げて、毎週4本だてでお届けしています。
 興味のある方はお申し込みください。
 皆さんの出してくれた購読料は『たのしい教育』への支援金として〈こども・先生・保護者・一般の方たち〉の可能性と笑顔を増やす活動に利用されます。
〈読む楽しさ〉プラス〈たくさんの人たちの元気と笑顔が広がっていく姿〉が読者の皆さんへのお返しです。

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