アーモンドの秘密-たのしい植物学

 今日のメルマガにさっそく反応が届いています。アーモンドについて発想法で紹介したわたしの解説についての反響が多いようです。かつてまとめ始めていた「アーモンドの秘密-たのしい植物学」のプログラムに書いたものを、板倉先生の話に〈付記〉として紹介しました。
 板倉先生の話は『広島仮説実験授業入門講座記録集2003』に出ていた一節です。

板倉
 たとえば、みなさんアーモンドというものを食べたことがあるでしょう?
 アーモンドは桜の花よりもっと立派でもっと大きい木です、梅のような実がなります。

※いっきゅう付記
これがアーモンドの木

これがアーモンドの実です。

 

板倉
 梅は実の中に種があるでしょ、その種を壊すと天神さんがある。
 アーモンドの実もその天神さんです。

※いっきゅう付記
実際に梅干しを割ってみましょう、まるでチョコレートの中に入っているアーモンドのようにみえませんか?
 梅干の種の中にあるもの〈仁〉です。

いっきゅう撮影

これがアーモンドの実の中です、梅干しの種の様なものが見えますね。

 その硬い殻を破るとアーモンドが出てきます。

梅干しの中身を食べるなんて変だな、と感じている人もいるかもしれませんけど、アーモンドと似た様なものですね。
しかも梅干しの種の中身もアーモンドに負けず、とても美味しいんですよ。※たくさん食べるとよくないようです

板倉
 アーモンドというのは花は咲くんでしょうか?

 ここまでにしておきましょう。

 〈たの研/たのしい教育研究所〉で作成中の「たのしい植物学 アーモンドの秘密」は、アーモンドの実は梅干しのような硬い皮を割って一つずつ取り出しているのだということ、梅干しととても似ているのだということ、そして実はどちらも同じ〈◯◯ファミリー/科〉だということなど、話はどんどんふくらんでいきます。

 いずれ発表できると思います、ご期待ください。

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いろいろな応援ありがとうございます/ダイナミックな歴史論-たのしい教育研究所・人気サイトの紹介〈QRコード版〉

たのしい教育に賛同し、いろいろな応援の声をいただきます、ほんとうにありがとうございます。先日もお菓子の箱を届けてくださった方がいて、みんなで美味しくいただきました。
 こういう心遣いも、またいろいろな言葉で応援してくださることにも、励まされ、ますます〈たのしい教育〉を大切に長期的に伸ばしていきたいという思いを強くしています。

 いつの時代にも叫ばれた言葉なのかもしれませんから、文脈を強調する常套句(決まり文句)だと感じる人が出るかもしれないのですけど、本質的な意味で日本は大きな曲がり角に来ていると思います。

 私が学生の頃〈ジャパン アズ ナンバー1〉と言われ肩で風を切って世界中を席巻した日本は、今年2023年度の〈世界競争力年鑑〉で35位。過去最低を更新中で、インドネシアに抜かれ、下にスペイン・カザフスタン・クウェートが続いている位置です。

IMD「世界競争力年鑑」2023年版からみる日本の競争力 

総合順位は35位 過去最低を更新

https://www.mri.co.jp/knowledge/insight/20231024.html

 日本は既に〈ルビコン川;引き返すことのできないデッドライン〉を超えてしまっているのでしょうか、このまま衰退の流れのまま突っ走ってしまうのでしょうか。

 いずれにしても、そういう分析をする評論家ではなく、流れを全力で変えようとしている実践家集団が〈たのしい教育研究所(RIDE)〉です。

 教育構造、経済構造、それぞれとってみても巨大なシステムです、簡単に流れを変えられるものではありません。
 けれどいろいろな方たちの応援が増えていく中で、必ず明るくい兆しが訪れると思います。

 お金でも権力でも名声でもなく《たのしさの方向》への改革です。

 どんな場合でも〈シメタ〉と思えることがある。それを突破口に、仲間たちどしっかり笑顔で歩んでいきます。そこにみなさんが加わっていただけたらどんなに力強いことでしょう。

 残念なことに「自分は大した力はない」「自分に大きな流れをかえる力はない」と考える人たちがたくさんいます。

それは人生の大きなワナです。

多くの人たちがそう思わされてきたのかもしれません、それこそフェイクです。

大切なカギとしても〈投票券〉が一人一票あることは、その大きな証(あかし)の一つです。多くの人が「自分の一票には社会を変える力などない」と思い込んで、思い込まされて投票にいかないから変わらないのであって、庶民が大きく動いたら権力者・為政者には止めることができません。

いつの時代も権力者ではなく庶民が社会を改革してきました。
教科書などにも歴史のヒーローたちが改革したように刻まれているのですけど、それを陰に陽にそれに支える数えきれないほどの人たちがいたのです。

〈恐怖や富による支配〉もあったでしょう、それは短期で効果があっても、庶民のうねりに争うほどの力は持ってません、それは歴史をみるとわかります。

 江戸時代は、それまでの戦乱を平定したいと考えた徳川家康の発想と庶民の発想が合致したからこそ長期にわたって維持できたのです。
 その後おとずれた明治維新では〈鬱屈した時代〉を突破しようした人たちの中に庶民の暮らしをなんとかしたいと考えた人たちがいました。

 たとえば福沢諭吉は江戸時代に西洋の学問を学び、三度、アメリカ・ヨーロッパに渡りました。

ウィキペディアに感謝して参照

 教科書で彼を教えられた時「ごく普通のおじさんですなぁ~」という感じがして、好感度はほぼなかったのですけど、彼の書いたものを読むと〈生命を投げてでも〉という武士独特の発想が時々顔をのぞかせながらも「自由のすばらしさ、平等のすばらしさ」を本気に説いている姿をみることができます。
 そしてそれを手に入れるためには〈学ぶこと〉が大切なのだと本気で語りかけていることを感じると思います。

 彼は「教育が根幹である」と考え、進んだ国々の様子を伝えると共に、大学を作りました、それが今も続く慶應義塾大学です。

 今の日本の状況は長くつづいた江戸時代を突破した明治維新の頃に近いのではないかという気がしています。

 考えてみると、江戸時代は250年くらいして新しい時代に移行しています。
 明治以後これまで150年くらい経ちました、改革まであと100年は必要なのかもしれません。
 もし仮にそれくらいの年月が必要だとしても、今ここから出発しておくことで、もっと早く、新しく豊かな世の中がくると思います。

 明治維新で手に入れた自由と平等、その長い歴史の中でほころび、鬱屈してきた時代を、楽しさと創造性で元気に一歩前へと一緒に歩いていきませんか。

 何をやったらよいの?
 と思う人もいるでしょう、こういう活動はどうでしょうか。

 〈たの研〉の講座などで参加者に配布している、たのしい教育研究所の紹介カードがあります、「まずはこの4本」という本サイトの記事やYouTubeの動画をピックアップしてQRコードで紹介しています、名刺サイズです。

「この動画いいよ」とスクリーンショットで知りあいの方に送っていただけたら大きな応援になります、可能な方はよろしくお願いいたします。

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植物が世界を動かす 〈楽しいブックレビュー 〉楽しい理科・楽しい社会

 買っておいてずっと読む時間のとれない本がたくさんあります、稲垣栄洋著「世界史を大きく動かした植物/PHP」もその一冊です。

 人の目を引くタイトルでなくては買ってもらえないので、誇張気味になるのはしかたないとしても、そもそも植物が世界を動かすことがあるのでしょうか?

 みなさんはどう思いますか?

 そもそも植物が消えたら、シアノバクテリアなど極端な環境下でも生きていける古細菌など一部のものを除いて生物のほとんどは死滅するでしょう。

 ただしそれは植物が優れているということでもありません、逆に動物が地球から消えたらほとんどの植物も滅びてしまいます。植物に必要な酸素Oをくれるものがなくなってしまうわけですから。

 動物も植物も菌類も循環して生命を成り立たせているんです。

 世界史を変えるくらいの力は動物も植物も菌類も持っているといって良いでしょう。

 では、ある種類の植物が世界の歴史を動かした、ということはあるでしょうか。

 あります。

 たとえば東インド会社(イギリス・オランダ)は〈コショウ〉で巨万の富を手に入れ、その経済力と軍事力を背景に、実際に政治を動かす力を持つようになったと言われています、その意味でコショウという植物が世界を大きく変えるものになったともいえるでしょう。この本「世界史を大きく動かした植物」にも一章とって書かれています。

ウィキペディアより

みなさんは、世界史を大きく動かした植物をあげるとすると、他にどういうものが浮かんできますか?

⬇︎

⬇︎

⬇︎

 本の中には〈コショウ〉の他に「小麦」「イネ」「唐辛子」「ジャガイモ」「トマト」「ワタ」「茶」「サトウキビ」「大豆」「タマネギ」「チューリップ」「とうもろこし」「さくら」が章をさいてまとめられています。

 個人的には〈トマト〉や〈さくら〉が世界史を大きく変えた、というのが腑に落ちないのですけと、それはそれとして、実はこの本の「サトウキビ」の章を読むためだけに買っておいた本です。

 板倉聖宣先生が元気な頃「きゆなさんは沖縄で暮らしているんだから、みんながサトウキビのことをたのしく学ぶことができる授業書を作ってよ」という宿題を残してくれました。

 そのための一冊です。

 著作に没頭できる環境をそろそろ整えていきたいと考え始めています。

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楽しく島言葉(しまくとぅば)/ゆーぬくダンゴの評価/楽しく島言葉 スピーチ動画コンテスト トライアル大会のお知らせ

とても嬉しいフェイスブックの記事を発見しました。

たのしい教育研究所の教材プログラム〈楽しく島言葉/しまくとぅば〉の心教材「ユーヌクだんごで島言葉」を子どもたちと楽しんでくれた先生のつぶやきです。

 そのまま載せるのは遠慮して、要旨がつたわる様に、ピックアップします。

 
子どもたちとゆーぬく(はったいこ)団子作りをしました
運動会練習の時、終わったらだんごつくろーねー、今は運動会の応援がんばろー! っていって聞かせてたので、そのご褒美です

 
 方言指導もしながら、まんちゃーまんちゃー(混ぜ混ぜ)と言いながら混ぜて丸めました!

 
たのしい教育研究所で習った団子なんですよ
このゆーぬく(はったいこ)のお団子美味しすぎて、混ぜ混ぜしたお椀やスプーンまで綺麗にするほど食べつくしていました‼️
また作ろーっと 
 
 
  子どもたちのたのしさを大切にしてくれる先生たちがいてくれることが明るい未来をつくるのだと思います。
 たのしい教育研究所では「楽しく島言葉スピーチ〈動画〉コンテスト」の本格的な大会の前に、トライアル大会を企画中です。
 興味のある方がいたら、お問い合わせください、簡単でたのしい島言葉のスピーチを動画に撮って送っていただくだけです。
 
 
 島ことばもたのしく伝えたい! たのしい教育研究所です。

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