ドングリという木はありません/たのしいドングリの話@楽しい環境教育

前回のドングリの話を少し続けましょう。
勘違いする人も多いのですけど、柿や梨、りんごの木というような木の種類として「ドングリ」という木が生えているのではありません。

 カシの木、シイの木、クヌギの木、アベマキの木などいろいろな植物の実がドングリです。

 世界では700~800種類とも言われています(ChatGPT)。

 日本では20~30種類の木にドングリの実がつきます。実はそれぞれの木の種類ごとに形も大きさも色もけっこう違うんですよ。

 これはモジャモジャのボウシ(殻斗)をもつタイプ、私はベートーベン型と呼んでいます。

 これは小さくチョコンと乗った殻斗、ニット帽タイプもあります。

 ドングリ本体をほとんど覆ってしまう殻斗をもったドングリもあります。

 これは前に私の知人が送ってきてくれた日本自然保護協会がまとめたどんぐりの一覧表です、よくできていると思います。

日本自然保護協会に感謝して参照⇨https://what-we-do.nacsj.or.jp/wp-content/uploads/2013/08/No535_kyoukarahajimeru_shizenkansatsu_donguri.pdf

 ドングリの分類について調べながらワクワクする世界を開いていきたいと研究をすすめています。

 おたのしみに(´ー`

① 読んでよかったと感じたらこの〈いいね〉クリックで「たの研」を応援してください!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

 

絵本で楽しく島言葉『だれかなぁ』みやにし たつや

読み語りプロデューサー ひな先生から 絵本の紹介と、島言葉の楽しみ方が届きました、紹介しましょう。     

*************************************************************************
おすすめの本
『だれかなぁ』
    みやにしたつや 作・絵  (すずき出版) 1320円
**************************************************************************

今回もたのしい絵本を紹介しますね。

タイトルからもわかるように、それが何かあてっこをする絵本です。

保育園の小さい子から小学校低学年まで、とても喜こんでもらえる絵本です。

木の後ろから体の一部をちょっとだけ出していているのをみて

「木の後ろにいるのはだれかな〜?」ってあてっこしていきます。

 しっぽがくるんとまいたピンクのおしり、くろいつばさ、しましまのにょろっとしたしっぽ、しろいあたまにまっくろのおみみ、ながーいおはなの・・・

 子どもたちは絵を見てすぐわかるので得意になって答えてくれます。

 カンタンカンタンと思っていると・・・

 最後の場面は「よるになりました・・・なにかひかっています・・・」

 なに?
 私も間違ってしまいました。

 ぜひ絵本を手に取って、子どもたちとたのしんでみてください。

 ところで、このシンプルでたのしい絵本を、〈たの研〉がひろめている「楽しくしまくとぅば」の取り組みで使おうと思いました。

 先生たちのワークショップでよんでみたら!

「だれかなぁ?」は「たーやがやー」
「あれれ」は「(ありあり」でどうかな。
「みえてるよ」は「みーゆんどー」

先生たちに好評でした。

 大切な沖縄の文化のしまくとぅばは、絵本を利用してもたのしめることがわかったので、この方法でプログラムをつくってみようと思います。

 たのしみにしていてください。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

たのしい教育の実験結果 教え子Rさんからの手紙

  出世や給与ではなく、たのしい教育一本に人生をかけることができたのは幸せなことです。
 先月の授業の時にも、私の名前を見た、かつての教え子が参加してくれて、すてきな感想を残してくれました。
 以前「あの頃の授業もとてもたのしかったです。今日は自分の子どもにも先生の授業を受けてもらうことができました」と語ってくれた教え子もいました。

 嬉しいことに、たのしい教育に力を注いでくれる教え子もいます。

 そんな中、かつての教え子Rさんからこういうたよりが届きました。子どもらしく元気でのびのびした女の子でした。
「覚えているでしょうか」という前書きが続いた後の内容を引用します、もちろん本人の許可も得ています。

 先生へ

 私は◯◯年◯月、国立◯◯大学大学院理工学研究科の修士課程を修了いたします。
小学4年生の頃、先生の理科の授業で科学(特に化学分野)の面白さを知り、中学・高校へ進学してからも化学を学びたいという想いを持ち続け、◯◯大学理学部の化学系へ進学いたしました。

 そして大学院へと進み、化学センサの研究を経て、4月よりその関連の企業へ技術職として就職をすることになりました。

 また、就職後も社会人博士課程へ進むことも検討しております。

 元々理科という科目には興味がありましたが、先生の理科の授業、6年生の頃の授業から「知ること」「科学」の面白さを学び、その後の進路に繋がりました。

先生と出会いがなければ今の私はいなかったと思います。
 現在、先生は教育に関する活動をされているとHPやFacebookの投稿より拝見し、大変感銘を受けました。
 私のように、さらに多く子供たちが科学や知ることの楽しさを知ってくれたらと願っております。

 長々となってしまいましたが、大変お世話になりました。

 最後になりますが、科学の面白さを教えてくださり誠にありがとうございました。

 教師という仕事は、本当に素晴らしいものだとたくさんの人たちに語ってきました。ただし、どういうやり方をしてもよいというものではありません。
 子どもたちの心に響くたのしい教育をすることです。

 人間が洞穴で暮らしてきてDNAに刻まれた情報に多くを頼っていたいた時代から「こうあらねばならない型」の行動様式を子どもたちに伝えてきました、そうでないと命を失う危険すらあったからです。
 ファミリー内での躾も「こうあらねばならない型」でした。
 日本で明治期に確立した公教育でも、そのスタイルは変わりません。
 その時間、先生がついているわけですから、ファミリーの中で行われる教育より押し付けがきつかったでしょう。

 社会が成熟していくうちに、創造の時代に入りました。
 そういう中では、かつてのような押し付け型の教育ではなく、たのしい教育が必要とされる時代に入りました。

 押し付け型でなければ「自由にしなさい」という教育か?

 いいえ違います。

 たのしい教育は「子どもたちがもっと学びたい」という内容を提供するプログラムです。こちらが本気で構えないと、そういう内容を提供することはできません。

 Rさんも、それで自分の可能性を伸ばした一人です。

 化学分野を苦手とする人たちは多いのに、四年生でその魅力を感じたというわけですから、嬉しいことです。

この宇宙にはわずか100種類ほどの原子でできていて、それらが結びつくことでいろいろな物質、現象が起こる。人間だって特別な存在ではない。
人間を含む動物は酸素O2を吸い、食べものから得た炭素Cや水素Hと酸素が結合し、CO2やH2Oになる時に発生するエネルギーを利用して生きている。

という話を、原子分子模型を利用して、たくさんの子どもたちに語ってきました。
 理科は四年生から持っていたので、その話に目を丸くして聞き入っていた一人がRさんです。
 高校で突然こういうような図で化学を教え込まれてダウンしてしまう人たちが多いのですけど、きっとRさんは「お~、あの時の話か!」と感じてワクワクしながら向かっていったのでしょう。

A.I.作成図 イメージズとして理解してください、間違いありです

 たのしい教育が突破する世界はどんどん広がっています。
 応援してくださる方たちが一人ずつ増えていくことをたのしみにしています。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!

楽しい環境教育@挿し木の実験スタート:シークワーサーを育てよう(実験開始)/自由研究の大切さ

 気に入りのシークワーサーは、読者、応援団の方たちからたくさん届いているのですけど、〈たの研〉でも育てて収穫できるようにしたいものです。

 植物の再生能力は動物たちより遥かに高いので、それを利用して増やすことができます。以前〈挿し木〉で希少種のリュウキュウイチゴを育てたことがあります、その方法で、増やしてみましょう。

挿し木の実験 リュウキュウイチゴ(貴重)

 さっそくたくさんの実がつく美味しいシークワーサーの木の枝をもらってきました。
 葉っぱを少し残して、斜めにスパンと切った枝を差し込みます。
 写真には葉がたくさん写っているのですけど、それは水分が飛んでいくのをふせぐために土の表面にかぶせたものです、枝にはカットした葉が二、三枚ついているだけです。

 今回は葉を一枚のものと

 葉が一枚もついていないものも一緒に挿し木してみました。

  

 発根したら(根っこが出てきたら)成功です。

 たのしみが増えてきました。

 〈たの研〉のたのしい環境教育のテーマ『減らして増やしてエコロジカル』の増やすの一つは「植物」です。ホームセンターなどでお金を払って植物を増やすことは、子どもたちにとってハードルが高いでしょう。

 植物の再生能力に感動してもらうプログラムはすでにできていますから、その応用編として挿し木の実験をたのしんでもらい、身近なところに気に入りの植物をどんどん増やしていく、それは、とても有効な環境教育になるでしょう。

 みなさんも、身の回りに自分が気に入った植物を増やしていきませんか。

 こういう実験だけでなく、自分の知的好奇心で自由研究をどんどんすすめていく子どもたちや先生、大人が増えていけば、環境の問題だけでなく、医学、工学(エンジニアリング)、生物学、天文学etc. いろいろな分野に新しい可能性が広がっていくでしょう。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!