生物の力/植物の成長力・発根発芽力@楽しい自由研究・面白すぎる自由研究

  毎年恒例、たのしい夏の講座「じゆうけんきゅう祭り」はおかげさまで広報からすぐに席がうまり、現在は「キャンセル待ち受付」の状態になっています。そんな中、もっとも大切ななのは、参加してくれた方たちが大満足して自由研究にのめり込んでくれることです。
 いろいろな処で語ってきたように、あれをまとめなさい、これを研究しなさいというものに満ちている中、「自由研究こそ本物の研究」です。

 さて、毎回、この講座には「生き物系」の自由研究を取り入れています。

 生き物を育てることは、プラモデルを組み立てたりプログラムを組んだり、ゲームをするようなたのしみと次元が異なります。

 たとえば植物のタネをまいて育てる時、たくさんの生命を育てていることを実感します。

 これは夏の講座でプレゼントする予定の、ある植物です。

 7/09の昼すぎに発芽実験を開始しました。どれくらいで発根しているのがわかるようになるのでしょう、3-4日では分かるでしょうか。一週間くらいでしょうか?

 翌日7/10の様子がこれです。
 一日で生命の躍動を見ることかができます、驚きです。

 これは2日目、7/11日です。そろそろポットに移す準備をはじめなくてはいけません。

 

 この感動を子どもたちに伝えることは、楽しさに満ちています。

 こういう感動を体験した子どもたちが、今問題になっている米(コメ)の安定供給に能力を発揮するようにもなるのだと思っています。

 植物を育てる楽しさを味わうプログラムもできつつあります。

 受講したい方は気軽にお問い合わせください。

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映画の楽しさも伝えたい/先生・保護者の方たちのための映画ガイド執筆中

 これは今までも書いてきたのだけど、転勤先で元気な子どもたちを担当したとき「前の先生は授業でよくアニメ映画をみせていたから先生もみせるべきだ」と激しく要求されたことがあります。きいてみると、ライオンキングとか美女と野獣とか…

 たのしい教育派の私は「前の先生の授業はどうなっていたのか」ととても残念な気持ちがしたものです。

 もちろん授業で「この先生たのしい、おもしろい」と感じてもらうのが私のモットーです。それが教育のモットーだとも考えています。

 とはいえ映画は大好きです。

 逃げで映画を使うというのは残念なことです。そうではなく「この単元の12時間の中の2コマ(90分)は映画を観てもいたい」と考えて授業に取り入れることもあります。おそらく普通の先生よりたくさん映画を利用してきたはずです。

 今ならたとえば「海の生き物」とか「生態系」、「夏の自由研究」をテーマにこの作品ををとりあげたでしょう、名作です。

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る My Octopus Teacher
監督・脚本
  • ピッパ・エアリック
  • ジェームズ・リード
 

 未見の方は、ぜひご覧ください。
 仕事に疲れた男性が、タコに癒され、心を傾けて自由研究するものがたりです。

 今月の出版は、先生と保護者の皆さんのための映画ガイドです。

 月末になると講座と重なるので、中頃には出したいと考えてます。

 ご期待ください!

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楽しい昆虫さんぽ@沖縄のナガサキアゲハは県外の種より(  )だと思う!/進化の話

 野山を歩くといろいろな生き物たちに出会うことができます。

 大きなチョウで有名なのがオオゴマダラです。

wikipediaに感謝して引用

 その次あたりに大きいのではないかと感じているのが今回紹介する『ナガサキアゲハ』です。

wikipediaに感謝して引用

 この間、サンタンカ(山丹花/沖縄ではサンダンカと呼ぶ人が多い)の蜜を吸っているナガサキアゲハをみつけました。サンタンカ・サンダンカはブーケのようになっていいて大きな花のつくりをしています。

 沖縄のナガサキアゲハは県外の一般的なものより、色がくっきりして美しい感じがします。

 どうして形質が違ってきたのでしょう?

 ナガサキアゲハが沖縄に入ったのは何万年前、というスケールです。

 生体や卵などが気流に乗って沖縄に入ったり、船などに乗った野菜などにまじって入ったり、なんらかの条件が整って沖縄に入ったのを、少なくみつもって1万年前だとしましょう。

 沖縄のように一年を通して温暖な地域では、ナガサキアゲハは春先から晩秋まで4-5回「卵→幼虫→さなぎ→成虫」のサイクルを繰り返します。
 それを単純に一万年繰り返すと、入ってきた個体から4~5万世帯の、新しい個体が生まれてきたと考えることができます。もちろん気候的な変動もあるので、単純に何万世代を経てきたとはいえないところもあります、そこで少なめの数値で見積もっています。

 人間で考えてみましょう。
 〈おじいちゃん⇨お父さん⇨わたし〉というように三代経ると、身長や目鼻だちなど、けっこう違っていきますね。
 ナガサキアゲハの場合、それが何万世代くりかえされていくわけですから、海に閉ざされた沖縄の中で、独特の形質を残していくわけです。

 進化というは、その環境に適した形ですすみます。

 沖縄の気候、自然環境の中で、くっきりした色立ちにどういう意味があったのか、みなさんも想像のハネを広げて考えてみませんか。

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楽しい面白い自由研究「おりぞめの色づけ」の研究

「夏の自由研究まつり」に向けて、いろいろな研究がすすんでいます。講座のたびに教育プログラム教材を頒けてもらいたいという要望がたくさんとどきます。「授業で使いたい」あるいは「自宅で家族、子どもたちと楽しみたい」という要望です。

〈たの研〉で準備したものはすぐにいろいろな人たちが手に入れていくので、講座ごとに、準備することにしています。

 これは「おりぞめインク」の準備です。
 10年以上前、プリンタインクの発色がとてもよいことがわかり、〈たの研〉ではそれを中心に広めてきました。スッキリ爽やかな色あいを楽しむことができます。
 これが〈たの研〉のおりぞめ液セットです。色の具合を一定にするために時間がとられて、大量に準備することができません。


 今回はそれに加えて着物などを着色するおりぞめ液も準備することにしました。〈たの研〉版のおりぞめを楽しんできた方たちが、和のいろどりをたのしむことができます。

 これが染料です。私が三十数年前にはじめて〈おりぞめ〉を学んだときは、この染料でした。小さな容器の五つセットで5000円くらいします。

 中はこういう粉です、水に溶かして色をつくります。

 

〈たの研〉おりぞめ液と違って、にじんだひろがりかたをします⬇︎

 またそれがおもしろい味を出してくれるでしょう。

 折って染めてみました。
 和の味わいを感じませんか?

 準備するとしても6色の4人分くらいかなぁ…
 欲しい方は、講座にお越しください(公募はもうすぐはじまります)。

 500mlのペットボトルに溶かすとOKの状態にして、郵送することも可能です。
 遠方の方はお問い合わせください。

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