いじめと学校/「いじめられる側にも問題があるのではないか」と言われたら?@PEALカウンセリング

 ある先生からの相談の中で、同僚(主任)教師の発言として出てきたので「私が教師をしていた時ですでに終わっていると思ったのに、まだこういう議論が続いているのか」と驚いたのがタイトルにある「いじめられる側にも問題があるのではないか」という言葉です。

 webで「いじめられる側も問題」と検索してみたら、yahoo検索で1300万件もヒットしてびっくりしました、2024年版の記事もいろいろありました。論破王といわれている人物のその発言が最も読まれているようです。ちなみに私はそれらを読む気はありません。容量よく自分の頭を使う人たち、権力ある人たちは、議論を自分たちの言い分にもっていく術(すべ)に長けていますから、その発言も出てきたのでしょう。
〈~の側にも問題がある〉という論旨を一般論として考えてみてくださ、〈問題など何もない〉という生き方をしている人がいるでしょうか?

 私のスーパーバイズの論旨はハッキリしています、相談の先生もかなり腑に落ちたようでした。

「いじめる側にもそれなりの理由がある」とか「いじめられる側にも問題がある」とかいう話をしていくのではない、「いじめという行為をしていいのか悪いのか」という議論をすすめてください、以上

「いいんだ」ということなら、それが暴力や侮辱、脅迫や強要なら警察にお願いすることになるでしょう。

 精神的苦痛、虚偽の事実などなら民法で訴えることが可能です。

 一般社会ならそういうことになる、という事実は子どもの時から学んでいた方がよいでしょう。

 いじめで困ったら、気軽に相談してください。カウンセリング、スーパーバイズを引き受けています。通常業務の中で調整させていただきます。生活保護世帯など、事情のある方の場合には無料の相談も引き受けています。

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楽しい環境学習@裏技「砂の利用」/アウトドアの魅力を教えてくれた本『冒険手帳』21世紀ブックス

 前に紹介した『冒険手帳』から、私が今もキャンプなどで活用している技の一つを紹介します。

 キャンプをしている時、川やキャンプ場などで洗剤をけっこうたくさん使って食器などを洗っている人たちをみかけます。

 環境保全のためには、使う洗剤が少ないに越したことはありません。
 とはいえ、汚れや雑菌が残っていたら困ります。

 中学の頃からスタートした私のキャンプ生活で重宝していたのが、この本の一項『泥は自然の石鹸である』に紹介されていた技です。

 

 泥を探すのは簡単ではない上に、色がつくことも気になるので私ははじめから「砂」を利用しています。
 川や海でキャンプするなら砂だらけですね。

 それを手のひらに軽くのせるくらい(赤ちゃんの拳くらいのイメージ)とって、フライパンやナベなどに入れてください。
 驚くほど、油や汚れを落としてくれます。

 砂や土は自然のヤスリです。その洗浄・汚れ除去能力はすごいので、逆に〈あまり強くこすらないように〉注意しなくてはいけません。
 

 あらかたの汚れをとったあとなら、石けん・洗剤の量は、それこそ1/10くらいの量ですみますよ。

「砂は抵抗がある」という方たちは、川の中、海の中の砂を使ってください、絶えず水で洗浄されているで、とてもクリーンです。

 そういうことは、いずれ教育プランにして広げていきたいと思っています。そういうことを学ぶながら成長すすることも学力向上に欠かせないことだと思っています。

 私を含め、私のキャンプ仲間たちは、アウトドアでそういう洗い方をしてきていて、いまもとても元気です。
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大掃除すると棚からボタモチ/『冒険手帳』1975@アウトドアの扉を開いてくれた本

 冬越し祭りの大掃除はコツコツ続き、棚からボタモチのように、宝物がぞくぞく見つかっています。

 私がアウトドアのたのしさに目覚めたのは中学の頃です、仲間たちと離島キャンプをたのしんだのもその頃です。

 この本に触発されたのか、アウトドアが好きになったから本を買ったのか、どちらが先か定かではないのだけど、子ども向けのアウトドア書籍があまりない中、何度もページをめくったものでした。

 初版は1972年、驚くのは、1975年/昭和50年に「第131版」と記されています、これは誤植でしょう。第3版くらいなんだと思います。


 なんと谷川俊太郎が推薦文を書いていた・・・
 その頃は谷川俊太郎について何一つ知らなかったころでした。

 中身も斬新で、「喉がかわたいたら、道ばたの小石を口に入れる」と書いてある。
アウトドア仲間と協議した結果、「それはやめとこう」となったのは、冷静な判断だったと思います。

    
 この「ナイフは冒険をするものの命である」という文章に心動かされ、今は刃物全般が大好きです。

 紙の本は、ペーパーの劣化で歴史を感じさせてくれます。
 デジタルにはできないものの一つですね。

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鳥をみてたのしむ@サシバ・トビ(トンビ)・タカ

 今年は鳥をたのしもうと考え始めていると、これまで撮った写真でも鳥が目につきます。

 これは以前の出張で的川先生を訪ねる時、海岸で撮った動画です。
 翼の長さが軽く1mを超える鳥たちが群れをなして頭上を飛んでいました。
              ※容量の関係で画質を落としてあります 

 

 頭のすぐ上を飛んでいる時にうつした写真があります。

 沖縄では見かけないのですけど、県外でキャンプなどをすると比較的よく目にします、トビ(トンビ・とんび)です。 ※トビが正式名称、トンビは愛称

 トンビはタカ目タカファミリー(科)です。

 沖縄にもタカ目タカファミリー(科)の鳥がいます、ご存知でしょうか?

 

 1~3月頃に渡ってくる鳥、サシバです。

 普通のタカやトビより体が小さいのですけど、姿形はとてもよく似ています。

 鳴き方はそれぞれ特有のメロディーがあるのですけど、声の質や高さは似ています。

 トビ・とんびの姿・鳴き方

 サシバの姿・鳴き方

 タカの姿・鳴き方

 外を歩く時には、鳥たちの声に耳を澄ませています。

 とりあえず、スズメとウグイスとカラス、アカショウビンくらいは聞き分けられるくらいです、だからこそ、たのしみがいっぱいです。

 今回でサシバとトンビも加わりそうです。

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