〈たのラボ〉の福祉は『笑顔(ゆい)ま~る』/笑顔ま~るプロジェクト始動中

  数日前に書いた「〈ゆいま~る〉が福祉だ」という話に、熱い便りをいただきました、県外の方からです。

 琉球にそういうステキな言葉があったということにも感動し、私がそれを福祉と結びつけたことにも感動してくれていました。

 もっとその話を書いて欲しい、という要望でもあったので、少しつづけてみましょう。

 ダブるところもあると思います、でもそれは補完する話になるのではないかと思っています。

⭐️

 数年前、力ある先生たちを学校現場におくる活動がひと段落ついて、本格的に福祉へのウェイトが大きくなる中で、まずテーマに掲げたのが『たのしい福祉活動』でした。

 たまにしか見ない方はご存知ないかもしれません、《たのラボ》の「たのしい福祉」の取り組みは全国的にも高い関心を呼び、おかげさまでこのサイトは〈楽しい福祉〉〈たのしい福祉〉という検索キーワードでトップを独占するほど高い人気です。

まずテーマにしたのが『たのしい福祉活動』です。たまにしか見ない方はご存知ないかもしれません、おかげさまでこのサイトは〈楽しい福祉〉〈たのしい福祉〉という検索キーワードでトップを独占するほど高い人気です すると、サイトを目にしたいろいろな方たちから相談が寄せられるようになりました。幾つもの団体の方たちから「意見交換したい」という要望もあり、その方たちと話し合ううちに「なるほど〈福祉〉というのは〈施してあげる〉というイメージなんだ」ということに気づきました。

 そしてそれがとても気になってきました。《たのラボ》の「たのしさ中心」の活動と重ならない感じがしたからです。

 「これまでの福祉」というのは「単線型」つまり〈ほどこすもの⇨ほどこされるもの〉のイメージです。

サイトを目にしたいろいろな方たちから相談が寄せられ、幾つもの団体の方たちと話し合ううちに「なるほど〈福祉〉というのは〈施してあげる〉というイメージなんだな」ということに気づき、それがとても気になってきました。  《たのラボ》の「たのしさ中心」の活動と重ならないからです。   考えてみると「これまでの福祉」というのは「単線型」つまり〈ほどこすもの⇨ほどこされるもの〉のイメージです。 もちろんその活動は重要な意味があるでしょう。
  それに助けられた方たちもたくさんいると思います。

 私自身もひとり親世帯で育ったので、子どもの頃は分からなかったとはいえ福祉行政に助けられてきたのは間違いありません。
 心から感謝しています。

 そうやって福祉活動に取り組んでいる皆さん、がんばってくれた皆さんに敬意を表しながら、《たのラボ》は新しい形を提唱しています。

 それが単線型ではなく『循環する福祉活動』です。それはきっと〈単線型の福祉〉に取り組んでいる方たちの強いサポートにもなると思っています。

そうやってがんばってくれている皆さん、がんばってくれた皆さんに敬意を表しながら、《たのラボ》は新しい型を提唱しています。  『循環する福祉活動』です

 新しい概念なので、そう言われてもと、イメージが湧いてことな人たちも多いことでしょう。
 でもこの公式サイトを詳しく見ていただくと、その具体的な活動のいくつかをみることができますよ。

『循環する福祉活動』という名前は子どもたちににはイメージしにくいので、並行して名付けたのが『笑顔(ゆい)ま~るプロジェクト』です。

 これはその活動の一つ〈新しい子ども食堂〉の提案として提唱している〈おいしく作って食べて広げよう!〉⇨「食の笑顔ま~る」です。

《たのラボ》がいろいろな地域で取り組んでいるこの活動は、すでにいろいろなところで開花しています。

 《たのラボ》の「子どもお日様バザール」で手に入れた〈ひまわり〉が育ったので、その種を植えて苗をたくさん作って、たくさんの子どもたちに分けてあげようと準備している先生がいます。

「これは笑顔ま~るプロジェクトのタネで育ったひまわりの苗だよ、みんなもよければそれを育てて、たくさんの人たちを笑顔にしてあげてね。
 タネがとれたら、先生みたいに苗にして、デイケアとか自治会とか、いろいろなところにプレゼントするといいと思うよ」

 そう語ってくれるでしょう。
 そうやって笑顔が循環していく…
 たのしいと思いませんか。

 笑顔ま~るプロジェクト〈こどもマルシェ クッキング〉で広めた「ハートパイケーキ」は家族の誕生日や敬老の日など、いろいろなところでたくさんの笑顔を広げています。ケーキを買う1/4くらいの費用でたくさんつくることができるので、子どものおこずかいに、親が500円くらい出してあげたら、ケーキ屋さんくらい(より)美味しいケーキを子ども自身が作ることができます。

 もしかすると、読んでくれているあなたの周りの人が「おいしいよ」と作ってくれる日がくるかもしれません。

 そう考えて笑顔ま~るプロジェクトを展開している、《たのラボ》のメンバーが一番たのしんでいるのだと思います。

 応援してくださる方がでてくれることを期待しています。

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たのしい教育とたのしい福祉とセットです=楽しい福祉&楽しい教育/笑顔が循環する構造を創る⇨笑顔(ゆい)ま~るプロジェクト

《たのラボ》は設立した当初から、いろいろな事情で学校に足を運ぶことができない子どもたち、病気療養中の子どもたち、ハンディのある子どもたちへの取組みを積極的に実施してきました。またデイケア施設など、おじいちゃんおばあちゃんたちへの取組みもすすめてきました。
 講座・講演、ワークショップなどには支援を必要とする子どもたち、その支援に携わる先生や福祉関係の方たち、行政で関わる方たちがたくさん参加してくれています。

  つまり《たのしい教育》は当初から《たのしい福祉》とセットです。

〈福祉〉や〈教育〉という領域は下積み続きの苦労多い取組みにみえると思います、もちろんそういう側面はあります。

 一般的にみれば、子どもたちは支援されたり指導されたりする側です、そして大人は子どもを支援する側、指導する側です。それすら取り払ってしまのが《たのラボが提唱する福祉&教育》プログラムです、その一例として紹介させてください。

《たのラボの福祉&教育》は〈取り組む側も笑顔で元気になる活動〉です。

 《たのしい教育ラボ》の通信指導ツール『たのしい教育メールマガジン』のプログラムを利用してくれた読者の方から、こういう写真が届きました。

 一般的にみれば、子どもたちは支援されたり指導されたりする側です、そして大人は子どもを支援する側、指導する側です。そを逆転させることもできるのが《たのラボが提唱する福祉&教育》プログラムです、その一例として紹介させてください。

 これは、ある学校の先生たちが企画した地域での活動です。

 子どもたちが〈たのラボ式ちんすこう〉を作って、地域のお年寄りの方たちにプレゼントする企画で、大成功で、おじいちゃん・おばあちゃんたちはとても感激してくれたそうです。

《たのラボ式ちんすこう》は三つの食材で、簡単な3ステップでできるようにプログラムされています。これまでのワークショップでは5歳の子からたのしめることがわかっています、保護者と一緒に楽しんだ3歳の子もいました。

 プレゼントしてもらったおじいちゃん・おばあちゃんたちは、こどもたちががんばって作ってくれたものだとわかるので、当然「おいしい」と褒めてくれるでしょう。

 

 ところが、それを食べた人たちが示したのは〈驚き〉だったそうです。

「売られているちんすこうとおなじくらい美味しい」
「売られているものより美味しい」

そういう驚きです。

 作り方を尋ねてくれた方もいたそうです。

⭐️

 支援を必要とする側と施される側がいる、それが福祉です。

《たのラボ》の提唱する福祉は、そういう従来型ではなく新しい福祉です。

 常々、新しいイメージの名前が必要だと考えていました。

 誰かから誰かへという矢印単線型ではなく、循環するイメージの名前です。

 そうやって考えているうちに気付きました、わが琉球にいい言葉があるじゃないですか。

「ゆいま~る」です。

「ゆいま~る」の〈ゆい〉は「結」、お互い同士が繋がることです。
〈ま~る〉は「めぐる・回る」です。

 サトウキビの収穫など、とても自分では自分たちでは無理だという時に、お金で誰かに頼むのではなく、周りの人たちがお互い通し助け合っていくスタイルです。

 自分は支えられる側という単線系ではありません、機会がきたら自分が周りを助ける側の回るのが「ゆいま~る」です。

 熱いところでは、いろいろな活動も大変です。
 台風が頻繁に襲ってきます。

 そういう沖縄で、ぐるぐる回る笑顔の助け合いが「ゆいま~る」です。

 《たのラボ》が提唱するたのしい福祉も単線型ではなく循環していく活動です。

 ゆいま~るの原点に戻す活動、それが楽しい福祉&教育 だといってもよい気がしています。

「ゆいまーる」という言葉はいろいろな方たちも使っているので、《たのラボ》では「笑顔」に〈ゆい〉と読み仮名をつけて『笑顔ま~るプロジェクト』と呼ぶことにしました。

 ちなみにこれを料理教室だと思ったら間違いです、それよりずっと大きな笑顔と可能性を広げる取り組みです。

 さらに適した言葉が見つかったらバージョンアップしたいと思います。
 みなさんも一緒に取組みをすすめませんか。
 応援してくださる方たちが一人ずつ増えていく、それが成功の鍵です。

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車イスの子と自分の足で歩ける子みんな一緒に〈楽しい福祉&教育〉/行政の方達からの相談にのる

以前、内閣府の予算でたちあがった〈サイエンスキャラバン構築事業〉で県内の隅々まで飛び回っていた時のこと、知り合った行政の方から「車イスの人たちと健常な人たちが一緒にたのしめるイベントのアイディアが欲しい」という相談を受けました。
《たのラボ》の主催する講座・ワークショップは全てバリアフリー構造で、車イスの方たちも参加してくれますから、たくさんのアイディアがあります。

こんなアイディアや

こういうアイディアとか…

いくつかのアイディアを提供しました。

その後、実現されたのかどうか、よく知らないのですけど、そのテーマはずっと気になっていました。

 ここ数年〈楽しい福祉&教育〉に力を注いでいく中、新しいスタイルを考え始めています。

 体育館などインドアではなく、アウトドアで実施するタイプです。

 バリアフリーの視点でいえば、体育館は比較的〈整えられた場所〉で、公園は比較的〈整っていない場所〉です。

 段差があり、坂があり、砂利道があり、木陰があり、遠回りしないと行けない場所がある。

そのベースでは《予想して確かめる》材料がたくさん転がっているということに気づきました。

🔍 〈整っていない場所〉だからこそ生まれる問い

がいくつも出てきます。

そしていろいろな人たちが《一緒にたのしめる》

🧭 あのときの相談に、今こたえるとすると、もっと楽しいアイディアを出すことができそうです。

スタッフから都度都度
「いっきゅう先生のアイディア、出し過ぎです。すでにいろいろな人たちがそれを自分たちのアイディアかのようにすすめているみたいですよ」
という話が出ていて、《たのラボ》で実現させたいものはあまり出さないようにというリミットがかかっています。

 実際、私の知人が「ある企業からの案件がすすんで、時間をかけてかなり具体的な構想をまとめて提出したら、その後〈実はいろいろな状況が重なってその取り組みがナシになりました〉という連絡がきて、以後、なしのつぶてだ。
 自分ががんばってまとめたアイディアを少し変えて自分たち独自の事業として取り組むつもりだろうという怒りを交えた話をしていました。

 ということもあるとはいえ、このサイトを毎日読んでくださっているみなさんの中には、少しでもヒントが欲しいという方たちも多いので、画像で載せてみます。

たとえばこういう内容です。

 こういうワークもあります。

 

 

 

 

 

 

もちろん全て、ハンディのある人もそうでない人も一緒になったチャレンジワークです。

興味のある方はお問い合わせください。

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土の楽しさを思う存分味わう-こどもお日様マルシェの準備着々

 たのしい福祉活動でバリバリにがんばっているHさんから「ぜひ、こどもお日様バザールで利用してください」と連絡が入り、〈たのしい教育研究所・たのラボ〉のメンバーで出かけていきました。
〈こどもお日様バザール〉は、福祉・教育・居場所の拠点などで子どもたちが育てた野菜や苗を買いとり、その代金を子どもたちの絵本や文具の購入に活用してもらう福祉活動です。
でもそれだけなら、いろいろなところで実施されていますね。
あえて〈こどもお日様バザール〉という名前をつけるほどのことではありません。
 買い取った野菜や苗は、ホームセンター価格で、欲しい方たちに買い取ってもらいます。
 それもまぁ、実施しているところがあるでしょう。

「こどもお日様バザール」は、そこで集まったお金を、また子どもたちが育てた野菜・苗を購入する資金に利用して、はじめのところにもどってぐるぐる回る循環型の新しい福祉活動です。

 その活動をスタートさせたところ、予想以上の反響で、
「自分たちの野菜を福祉活動に利用してほしい」
と提供の申し出がいくつも来ています。

Hさんもそのひとりです。
ハワイの大規模農業を経験して、沖縄にもどり、自分のこだわりの農業をすすめている人物です。

今回は、紅芋の原種〈備瀬 〉という品種ができたのでバザールで活用して欲しいという連絡が来ました。

「自分で汗を流して農業収穫をしたい」というメンバーが〈たのラボ〉にはたくさんいて、この日、5人とわんちゃんが参加しました。 このワンちゃんはすごくて「人間がたのしんでいるのは自分もたのしい」というキャラクターです。

 はじめにHさんから説明を受ける時も、並んで一緒に聞いていました。

 上の葉をはらう方法と、安全なカマの使い方もコーチしてもらってから…

 さっそくお芋ほりスタートです。
 ワンちゃんは「ここ掘れ」と言っているかのよう。

 とても大きなお芋がたくさん取れました。

 備瀬という品種は、古いタイプなので甘さはほどほどです。
でも、食事のようなどっしり感があるので、たとえば〈たのラボ〉開発の〈カチューアンダンスー〉と一緒に食べると、止まらなくなるほど美味しく味わうことができます。

 料理教室を開催している先生のところや、先生たちのワークショップなどでバザールを開くことになっています。

 「自分のところでも置いてよい」という方は連絡ください。二、三日ほど、野菜などと代金箱を置いていただくだけでOKです。代金の管理なども必要ありません。

 ボランティアなので金銭的な報酬はありません、でもそこから支援を必要とするたくさんの子どもたちの笑顔と元気が広がっていくことは、金銭的なものに変えられないくらいの満足度になると思います。
 一緒に「たのしい福祉」に取り組みましょう。

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