あるお祝いがあって、自由懇談の時Aさんから「あの宝くじの店はよくあたるらしいよ」という話が出ました。学校の先生たちの中でもそういう情報が行き交うので、算数教育の未熟さを感じてしまいます。
それは間違いだという話をこのサイトでも書いた気がします。読んでいない人もいるでしょう、少し別な視点で書いてみます。
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たとえば サイコロをふって「4」が出たらお菓子が当たるクジがあったとしましょう。
あなたがふったらはずれてしまった。
友人のAさんは10回ふって「4」を2回だした。
友人のAさんはあなたより遥かに〈クジによく当たる人間だ〉と言えるでしょうか?
いいえ、単にたくさんサイコロをたくさんふったからたくさんの当たりクジを出しただけです。
「よく当たる」と言われる有名な売り場も同じです。
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普通の売り場: くじを 10万枚 売った → 当たりが 1本 出た
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有名な売り場: くじを 100万枚 売った → 当たりが 10本 出た!
「当店で2000万円の当たりくじが10本出ました」という表示を見ると「有名な売り場のほうがすごい! 10本も出てる!」と考えてしまう人もいるでしょう。 でもこれは「たくさん売れば、その中に当たりが入っている率(確率:かくりつ)も高くなる」というだけの話です。
その表示は事実を書いているとはいえ、算数数学が苦手な人たちを騙すために直感的な掲示をしているという見方もできるでしょう。自らダマされにいってはいません。

「あのお店は当たりやすい」というのは「あのお店はものすごくたくさんの枚数を売っているから、当たりくじが混ざっていることも多い」ということです。
お店のパワーではなく「数の法則」です、不思議なことはどこにもありません。
お店の表示に「この店は当たる確率が高い」とは絶対に書きません、それはあり得ないし詐欺になるからです。もし本当に、その店で当たりくじが出る『確率』が〈明らかに高い〉としたら、それは不正に操作されている可能性がありますね(´ー`
こういう話をたのしい算数のプログラムにしたいもものだと常々考えています。特殊詐欺に引っかからない基礎トレーニングにもなるはずです。
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