効率・コスパと〈楽しい福祉&教育 〉その1 @たのしい教育の発想法

〈たのラボ〉のサイトを読んでくださる方たちが増え、質問や問い合わせもたくさん届いています。その中には発想法的なものに興味をもってくれる方の割合が高くなってきました。

 数年前「理論的なものは好まれないだろう」と感じていたことも、今なら興味深く読んでもらえそうです。

 今回は書いてお蔵入りさせてあった記事に少し加筆してを紹介したいと思います。

 〈たのしい教育ラボ/たのしい教育研究所〉は批判でなく《提案》をする組織です、その視点で読んでいただきたいと思います。

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 以前、子どもたちの居場所づくりの計画を立てている時、お尋ねしたいくつかの〈こどもの居場所〉があります。いくつかの方法について質問していく中で、責任者の方から「そういうやり方は効率が悪いので取り入れていません」という話がでて、おどろいたことがあります。

 効率というのは工作機械(ものを作る機械)などについて問題になるものであって、教育や福祉の場で問われるものではないと考えているからです。
 機械などではない場合でも、効率が問われるのは「答えがほぼ100%決まっているもの」についてでしょう。

 残念なことに、学校でもそれを問題にする先生たちがいるようです。

 教育や福祉の活動では「こうすればほぼ100%こうなる」というようなものはほとんどありません。

 雑誌や本、ネット記事には
🟢「こうすればかけ算が好きになる」
🟢「こうすれば逆上がりができるようになる」
🟢「こうすれば友達ができる」
🟢「こうすれば優しい子に育つ」
という謳い文句がたくさん目につきます。

「いったいそれはどれくらいの確率を保証しているのだろう?」と感じています。

 もしも50%以上に確率で成り立つのだとしたら、とても優れた方法だといってよいでしょう。
 でもそれほど高い確率で効果を保証するような方法は見つかりません。
 ※ご存知の方はぜひ教えてください
 もし見つかったにしても、その方法でさえ、ふたりに一人しか効果を示さないということです。

《たのラボ》のプログラムは、そういう中にあって『90%以上』の満足度を得たものを紹介しています。
 そのプログラムも「こんなのつまらない」と感じている人がためしたら、90%に至らないでしょう。人間のワクワクが子どもたちに真っ先に伝わる、というのは、確かな実験結果だからです。

⭐️

 教育や福祉は、それぞれ個性の異なるいろいろな人たちと向き合う活動です。
 楽しい福祉&教育 はその中でいろいろな方法を試して、子どもたちが「楽しい、もっとやりたい」というものを見つけていく試みです。

 福祉や教育に関わる活動はすべからく、「この方が効率がよいから取り入れよう、これは効率が悪いからやめよう」という判断・価値観ですすめていくと、道を大きく踏み外してしまう気がしてなりません。

 たとえば教育の中で〈効率〉を重視して子どもたちを育てていったらどうなるか?

長いので、次につづく

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〈こどもお日様バザール〉大ヒット@楽しい福祉&教育

 先日開催した〈こどもお日様バザール〉が大ヒットで完売しました。

〈こどもお日様バザール〉は楽しい福祉&教育 の場で子どもたちと大人・先生が協力して育てた花の苗や野菜などを《たのラボ》がスーパー価格で引き取って、それを子どもたちに文具や絵本などに利用してもらう取組みです。バザールで売れたお金は、ストックしていて、次に子どもたちが育てた苗や野菜を引き取る時に利用します。それをまた文具や絵本などに利用してもらうという循環型のシステムです。

 育てた子どもたちにも、地域の方達の笑顔の様子を写真で伝えました。
 みんなとても喜んでくれています。

 いろいろな福祉・教育の場に広げたいと考えています、いずれマニュアルもお届けできると思います。

 

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沖縄本島最北端〈辺戸岬〉の姿@楽しい環境教育・楽しい理科

 〈たのラボ〉の活動はいよいよ沖縄本島最北端の地まで広がってきました。

これは先日、イベントの調整で尋ねた北部の地で、立ち寄った先端の辺戸岬の写真です。

 沖縄の自然の素晴らしさを実感する、美しい海の彩りです。

 断崖絶壁の様子がこれです。

 険しい色と形の岩石が切り立っています。

 この岩石は何でしょう?

 岩石は大きく〈火と水〉の由来に分けることができます。

 火山成の岩石である「火成岩」と海の底に積もってできた「水成岩」です。

 水成岩は、教科書では「堆積岩」と呼ばれています。

 さてこの切り立った岩石は〈火成岩〉でしょうか、〈水成岩:堆積岩〉でしょうか?

 予想してみてください。

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 琉球・沖縄にも火成岩はあります、けれどそれは多くありません。

 多くは〈水成岩:堆積岩〉である『石灰岩』です。

 では、沖縄本島の先端は何か?

 ・・・

 水成岩である「石灰岩」です。

 国土地理院のサイトから図を引用させていただきます。

https://www.web-gis.jp/GS_Geo100/Document/Geo100_164.html

 「水成岩」である〈石灰岩〉も大きく2種類に分かれます。
 ここからは、興味のある皆さんで調べてみてください。

 そこからたのしい楽しい面白い自由研究が広がっていくと思います。

 今日は中学生レベルの話になったかもしれません。
 みなさんの感想をお待ちしています。

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「生」の読み方@楽しい国語

〈たのしい教育メールマガジン〉の授業の候補にたくさんのデータがストックされています。

 お蔵入り(取り上げられなかったもの)しているアイディアを見ていて、このサイトで紹介しておきたいと思ったきっかけのプリントがあります。

 6年生を持っていたとき、黒板に「生」という漢字を書いて
「みんな、この漢字、何て読む?」
と質問しました。

 確か「せい」や「しょう」という答えが返ってきました。

 他にも読み方がありませんか?
「なま」という読み方もありますね…

 考えてみてください。

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

「日本語ってすごくてさ、〈生〉っていう漢字ひとつにこれだけの読み方があるんだよ」

そのとき私が準備したプリントの内容がこれです
  ⇩

黒板に一つずつ書いて「何と読むのかな?」と質問しながらすすめるのもおすすめです。

「〈生〉の読み方いろいろ」

① 生きる(いきる)

② 生まれる(うまれる)

③ 生む(うむ)

④ 生える(はえる)

⑤ 生やす(はやす)

⑥ 生かす(いかす)

⑦ 生ける(いける)

⑧ 芽生え(めばえ)

⑨ 生卵(なまたまご)

⑩ 芝生(しばふ)

⑪ 生花(いけばな)

⑫ 生命(せいめい)

⑬ 生毛(うぶげ)

⑭ 弥生(やよい)

⑮ 生業(なりわい)

⑯ 平生(へいぜい)

⑰ 生粋(きっすい)

⑱ 生一本(きいっぽん)

⑲ 生憎(あいにく)

⑳ 生類(しょうるい)

㉑ 今生(こんじょう)

㉒ 生う(おう)

㉓ 生る(なる)―古語

㉔ 生田(いくた)―神奈川県

㉕ 壬生(みぶ)―京都府

㉖ 福生(ふっさ)―東京都

㉗ 越生(おごせ)―埼玉県

㉘ 日生(ひなせ)―岡山県

㉙ 相生(あいおい)―兵庫県

㉚ 生石(おいし)―兵庫県

㉛ 生絹(すずし・しょうけん・きぎぬ)※蚕の繭からとった生糸(きいと)を精錬(せいろん)せずに、セリシン(蚕のタンパク質)が残ったままの状態で織り上げた絹織物のこと。精錬して柔らかく光沢を出した「練絹(ねりぎぬ)」とは異なり、特有の「張り」「シャリ感」「硬さ」があるのが特徴
㉜ 生る(なる)―古語

たくさんの読み方があるんです。

 簡単なプログラムです、小学校高学年から使えると思います。

 利用していただけたら嬉しいです。

 私はぜんぜん優等生ではなかったので、高学年から中学の頃、国語の時間など「これも読めないのか、これもできないのか」というように指導されてきました。
 その日々を思い出すと
「先生、日本語は複雑なんです、そんな乱暴な言い方しないでくださいよ」
と言い返したかったなぁ、と思えてなりません。

 同時に、日本語を学んでいる海外の方たちの凄さ、ということがわかります。

 私たちは「英語やフランス語は難しい」という感じがあります、でも日本語に比べたら遥かに簡単でしょう。
 慣れの問題にすぎないはずです。
 日本語を自在に使う私たちに、使えない言葉ではないはずです。

 そうしてみると外国語を勉強してみようかな、という気になる人も出てくるのではないでしょうか。

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