『ぼくが生きてる、ふたつの世界』@楽しい福祉&教育

 聴力にハンディのある方たちがいます。

 そういう中でも人間は可能性を求め、〈手話〉という独自のコミュニケーション方法を創り出しました。
 すばらしいことです。
 私はそれを「手話語」と理解しています。※「手話語」は《たのラボ》が創った言葉で、一般に使われているわけではありません

 私たちは、別の国の言語が理解できないと、その言葉で語りかけられても理解することはできません。
 でもそれを学べば理解することができるようになります。

「手話」も全く同じです。
〈ポルトガル語〉を使ってコミュニケーションをとる ポルトガルの人たち、〈フィリピン語〉を使ってコミュニケーションをとるフィリピンの人たち、というように、〈手話語〉を使ってコミュニケーションをとる人たちというように考えることができるわけです。

ところで「コーダ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

CODA(Children of Deaf Adults)コーダ、「聴力にハンディのある親に育てられた子」のことです。

以前何度か「コーダ」のスーパーバイズをしたことがあって、その子どもたちのことはある程度イメージすることはできます。

 その中で「聴力のハンディがある中で大切に子どもを育ててきた保護者の方たちのすごさ」を感じていました。

 先日『ぼくが生きている二つの世界』という映画を視聴しました。
 CODAの五十嵐大さんの著書を映画化した作品です。
プライムビデオ、Netflixで観ることができます(サブスクリプション)

 子どもを大切に育てていく様子に、泣いてしまいました。

原作の紹介文を引用します。

ろうの両親の元に生まれた「ぼく」。

小さな港町で家族に愛され健やかに育つが、やがて自分が世間からは「障害者の子」と見られていることに気づく。

聴こえる世界と聴こえない世界。

どちらからも離れて、誰も知らない場所でふつうに生きたい。

逃げるように向かった東京で「ぼく」が知った、本当の幸せとは。

親子の愛と葛藤を描いた感動の実話。

 いろいろな人たちに観てもらいたい秀作です。

 これから電子書籍で五十嵐さんの本を読むところです、少しだけ中を読むことができます。
 興味のあるみなさんは読んでみませんか⇩

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〈たのしい教育メールマガジン〉第700号@十五年間一歩ずつ

 今週は「たのしい教育メールマガジン」の記念の号になりました。

 週一本、一歩ずつ、その時の自分の筆力をフルに注いで綴ってきた積み重ねが700号となったこと以上に嬉しいのは、体調や事故ほかでの休刊が一つもなかったということです。

 いろいろな方たちからおめでとうメールが届いています。

 今年度から、発行する水曜日が月に5週ある時は、その5週目に創刊号から順に紹介することにしました。
 といっても一年で4つの号くらいしか取り上げることはできないのですけど、「古きを訪ねて新しきを知る」おもしろい機会になると思っています。

 今週の記事を紹介します。

  創刊号を再校正したスペシャル版の前書きを転記します。

いっきゅう2026-04-29筆
創刊した頃、たのしい教育メルマガジンの購読者数はとても少なく、ほんの数名程度でした。
今年に入ってから、ほとんど読んだ人のいない頃のメルマガを「年に4回ほどリニューアルしてお届けしたい」と提案したところ、興味ありのお便りをいくつかいただきました。
ありがとうございました。

二度読むことになる方たちには直接お話をして了解をもらっています。

 

まず創刊0号のリニューアル版をお届けします。

タイムマシンで15年遡った気持ちでおたのしみください。

 

 創刊当初の校正を手がけて思い出したのが「映画&たのしい授業はやめられない」というタイトルと〈二本立て〉だったということです。
 そしてまず映画が先だったわけです…

 

〈たのラボの日々〉は入っておらず、〈発想法〉は授業の章に入れることもある、という立ち位置でした。
内容のシンプルさにも驚いてしまいました。
文章も稚拙だと思います。

 

 とはいえ、私のワクワク感、これから『たのしい教育ラボ』をどんな風に育てていけるのか、本当に育っていくのか、もし誰にも見向きもされなかったら「たのしい空手道場でも開こうか」など、20代に社会に出ていった頃のような感覚がいっぱいだったことは間違いありません。

 

 その拙いメルマガが700号続いたのは、読者の皆さんから頂いた応援の言葉や貴重な意見、あたたかい感想のおかげです。

 

このメルマガを今のように育てたのは読者の皆さん一人ひとりだったことは間違いありません。

心から感謝して、創刊号のリニューアル版をお届けします。

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子どもの反抗をどうするか? @学童クラブ職員の方から届いた悩み

「子どもたちが言うことを聞いてくれません」という悩みと数々向き合ってきました。

 直接スーパーバイズできる場合は、その状況をイメージしながらいくつかの提案をすることができます。

 お便りの場合は、具体的にイメージすることが難しく、その文章の中から予想していくことになるので、少々ずれてしまう可能性があります。

 とはいえ、根本的な見方・考え方は同じです。

 一つは「その子どもたちが言うことを聞かない理由をあれこれ考えるのではなく、〈あ、◯◯さんって、たのしい〉と感じてもらうこと」です。

 方法は何千通りもあります。

 たとえば「みんなで一緒に〈大きなシャボン玉〉をつくろう」と提案してみませんか。

 ちょうど今週のメルマガには巨大シャボン玉を取り上げているのですけど、アマゾンなどでも液や道具を簡単に入手できます。

https://amzn.to/4eLGDrt

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 子どもたちの反抗は成長の表れだと考えることもできます、少なくとも「自己主張」できるというのはよいことです。

「たのしい」と感じてくれたら、こどもたちはゆっくりと聞く耳をもってくれるようになっていきます。

 反抗が激しくなる前に、大人の懐の深さをみせてあげてください。

 もっと具体的な相談にのってほしいという場合はオンラインでのスーパーバイズもあります、気軽にご相談ください⇨こちら

 

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〈非認知能力〉と楽しい福祉&教育(その1)

《たのラボ》に「非認知能力とは」「非認知能力を高めるには」「非認知能力とたのしい教育は関係ありますか」という趣旨の質問がいくつか届いています。
 教育界では常に「これからはナニナニの教育が中心となる」という話が繰り返されています。
 少し前は「アクティブラーニングの時代がくるので、その推進に加わってもらえないか」という声も届きました。まだ10年くらいのことなのに、教育関係者でもその言葉を忘れてしまった人も多いと思います。

 今でも個人的な七不思議の一つが「ポートフォリオ教育これからの教育を変える」とまで騒がれたことです。

 中心になっている人たちは「これぞ待っていた教育法だ」「教育を根本から変革する」と真剣に熱く語っていました、研修会でもたくさんの人が入っていました。

 学びの軌跡をファイリングしていくという〈技巧的〉な教育方法がどうして根本的な変革になるのだろうか? という疑問は誰にも話さず、この熱はしばらくすると消えるだろうと予想していたら、その通りになりました。

ということもあって、流行的なものに簡単に答えるのは好みではありません。

 ところがどうも「非認知能力」の方は、質問する方たちがそれらよりも多い感じがしています。

 このサイトの熱心な読者の一人に某県教育センターの主事の方がいます。

 そのAさんからも長い便りが届きました。

 少し専門的な話になるかもしれません、興味のある方は読んでみてください。

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

 みなさんは「非認知能力」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 私は何度もあります、そのたびに〈ネーミングへの違和感〉をずっと感じています。

 まず「非認知能力」について簡単に整理してみましょう。

「非認知能力」という言葉はアメリカの〈経済学者〉であるジェームズ・ヘックマンが提唱した「Non-cognitive skills」の直訳です。

 心理学や脳科学で「認知(Cognition)」というのは「人間が情報を知覚し、記憶し、計算し、論理的に推論する脳の働き」を指し、 脳が論理的に正解を導き出す力(IQ、計算力、記憶力など)」です。

 ヘックマンが非認知能力と分類したのは「 それ以外の、脳の論理的処理とは違う部分から生まれる力(やる気、思いやり、忍耐力、自制心など)」のことです。

⭐️

 ところで「非認知能力」の〈非認知〉つまり「認識していない」状態の主語は何なのでしょう。

〈本人〉が認知していないということなのことでしょうか?

 それとも〈学校や社会〉が認知していないということなのことでしょうか?

 「思いやり」や「やる気」、「忍耐力」などを人間は認知していないのか?

  いやいや「かわいそうだ手伝ってあげよう:思いやり」や「さぁやるぞ:やる気」、「がまんしよう:忍耐力」というように認知しています。

 では学校や社会はそれらを認知していなのでしょうか?

 私は通知表(よいこのあゆみ)を書くことが好きでした。その子のステキなところ、たとえば「とにかく友達がたくさんいて、Aくんの周りには笑顔がいっぱいです」「本人は〈鉄棒がなかなか上達しなかった〉と評価していたのですけど、何度も挑戦する姿勢はいろいろなところに生きていくと思います」というようなことをいっぱい書いてあげられるからです。

 学校でもヘックマンのいう非認知能力をたくさん認識して評価しています。

 では非認知能力って、誰が認知していないのか…

⭐️

 ヘックマンの Non-cognitive skills という言葉は〈cognitive skills〉ではない部分のことです。

 語源的に整理してみましょう。

「cognitive(認知の)」という言葉は

  • co- = 「完全に」「一緒に」(意味を強めるパーツ)

  • gnoscere = 「知る」(英語の know や、ギリシャ語の gnosis と同じ語源)

〈cognitive〉は、ぼんやりと見たり聞いたりすることではなく「周りの情報を整理して〈なるほど、こういうことか〉と完全に理解・把握すること」です。具体的には数力処理とか図形処理、論理的に考えをすすめて「なるほどこういうことか」という認知です。自分の考えを文章にまとめたり、図で整理したりすることなどもそうです。

 「テストで測ることができないものが非認知能力です」と説明する人たちもいるのですけど、それも微妙です。忍耐度はたとえば宇宙飛行士のテストなどでもしっかり評価されています。
 〈ペーパーテストで測ることができないもの〉だと説明してみても、たとえば「協調性」などは「ソシオメトリック・テスト(交友テスト)」や「ピア評価(360度評価)」などで評価することができます。
 もちろん完全ではない、とはいって、数学のペーパーテストだって本当にその子の数処理能力を完全に評価しているとはいえませんから同じです。

 では日本で非認知と訳した〈Non-cognitive skills〉とは何か?

 《たのラボ》の見解を書きたかったのですけど、少々長くなりました。

 いつもの記事より専門的になった気がしています。興味のある方はお便りください。ある程度の反響があれば、いずれまた続きを書きたいと思います。

 

 

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③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

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