楽しい野山さんぽ/「冬至 =ユール≒ クリ◯◯◯」 人々の季節感覚は暦に刻まれる②

「冬至」という「一年で最も昼が短く、夜が長い日」です。

 現代の私たちは「あー、もう暗くなってしまった。電気をつけなきゃ」で済みます。でも電気がない大昔の人々にとって、太陽の光が弱まっていく冬は恐ろしいものでした。

 早く日が沈む頃と昼が長い頃が一年で繰り返されるという法則がわからないころは「このまま太陽がいなくなって、永遠の闇が来たらどうしよう…」と本気で心配した人たちもいたことでしょう。

 その法則を知ってからも、早く夜が来る日々を前にして、暗闇の時間の長さと寒さとで、怖さを感じたことでしょう。

 そういう日々も〈冬至〉を境に、また少しずつ日が長くなっていきます。冬至は暗闇から「太陽の力が復活するターンニングポイント」です!

「太陽が力を取り戻してきた、これから光のさす時間が長くなってくるぞ」という、とても嬉しい日を寒さの厳しい北欧の人たちは「ユール/太陽復活祭」として盛大にお祝いしました。

ユールの様子 ※wikipediaに感謝して引用

 こういった「太陽の復活」を祝うお祭りは世界各地にありました。

 12月25日はキリストの誕生日として祝われています、ところが聖書に「12月25日にキリストが生まれた」とは書かれていません。

「元々あった冬至のお祭り(太陽神の祭りなど)の日程を、そのままキリストの誕生を祝う日にした」というのが有力な説です。「暗闇の世界に光が戻る日(冬至の祭り)」を強引に誕生日と合致させたというわけです。

 クリスマスツリーに輝く光をかざるのも、太陽の復活を祝うこととかさなっているのかもしれません。

 いずれにしても、地球が太陽を一周する一年という周期の中で、私たちはいろいろな区切りの日を大切に刻んでカレンダーに残しています。

 冬至の日を境に少しずつ日が長くなっていきます。

 季節の区切りを肌感覚としてたのしみに待ちましょう。

 そして美味しい食べものをとって祝いましょう(´ー`

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人類が目に見えないほど小さな生物がいることを知ったのはいつ頃だと思いますか?

予想が賢さの始まりです、少し立ち止まって考えてみてください。

「目に見えないものがあって、それが病を広げているのではないか」と予想した人物は古代ギリシャの時代に遡ることができます。

 エンペドクレスやルクレティウスは「空気中に見えない種子・粒のようなものがあって病気をもたらす」と書いています。

 ところがそれが本当に生き物だと確認できたのは、今から500年ほど前、1680年ごろのことです。

 このサイトで何度かとりあげたことのあるレーヴェンフックさんが開発した顕微鏡ではっきりとその姿を捉えました。※小さな世界を研究した人に「フック」さんという人もいるので、しっかり「レーヴェンフック」さんと覚えてください

 これがレーヴェンフックさんが描いた細菌の絵です。

 〈たの研〉にはレーヴェンフックさんが開発した手持ち型の顕微鏡を開発してあります⇨《たの研式けんび鏡》※クリック

〈たの研〉でブームになっている手作りヨーグルトのいろいろな乳酸菌(プラズマ乳酸菌とかシロタ株とか)を見ることができるかと考えて、さらにたのしい研究がすすみそうです。

 ご期待ください。

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探し物の必殺技発見⇨「   」@探し物が苦手な人たちへ

 〈たの研〉には探し物が天才的に下手な人物がいます。

 目の前にあるハサミがさがせません。
 小麦粉が切れた、と購入してしまうので〈たの研〉には複数の小麦粉があります。
 同じ理由でサトウやベーキングパウダーも複数あります。
 読んでいる本をよくなくすので二冊持っている本がいくつもあります。

 不思議なことに本人はぜんぜん落ち込む様子はありません。

 こどもの頃からそうなので慣れているのだそうです。

「メガネがないない」と探し回る時間が長いので常時4つ以上机のあちこに置いてあります、ちなみにカバンにも入っています。
 大切なカギやサイフにはスマホで鳴らせるタグをつけてあります。

 みなさんは、その人に何かいいアドバイスはないでしょうか。

 前回の「一番桜探し」の記事でその人へのアドバイスの言葉がみつかりました。

「〈そこにあるに違いない〉と思い込んで探すこと」

です。

 一番桜もたくさんの人たちにとって「見えども見えず!」です。

 探し物の苦手な人も、目の前にハサミがあるのに「どこかにあるんだろう」と考えているので探せない、それが私の予想です。

「あると思えば見つかる」というのではありません、でも「ここらへんだろう」と予想しているところを探すわけですから確率は低くないでしょう。

 これから実験してみたいと思います。

 みなさんも試してみませんか?

 ※ちなみに〈たの研〉で探し物が天才的に下手な人物、それはわたし〈いっきゅう〉です

 

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一番桜を探しにいきました@たのしい花さんぽ

 読者の方から届いた写真を見た翌日、沖縄の中部で一番桜を探しにいきました。

 一~二ヶ月くらいの開花時期の幅は植物にとって個性の範疇です。
 咲いているわけない、咲いていてもそれはめったにないことだ、と考えている人には探せなくても、「咲いているに違いない」と考えていると見つかります。

 さて、満開の季節にあるく場所で車を停めてじっくり探していると・・・

 咲いていない木が多い中、さっそくみつかりました。

 この木にも咲いています。

少し離れたこの木にも咲いています…

さぁ、みなさんもぜひ探してみてください(´ー`

 

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