読者の皆さんへのお礼&バナナ(琉球言葉:バサナイ)と芭蕉の研究続き

 2026年度ももうすぐ終わります、年度の終わりに公式サイトの読者のみなさんに心からのお礼を伝えさせてください。

たのしい日々の中、季節が流れていきます。
すでに三月の最終週、つまり2026年度の最終週を迎えました。
みなさんが日々関心を寄せて下さっている『たのしい教育研究所』はおかげさまで、サイトアクセス数が〈月5~10万アクセス〉という段階に入りました。
本当に感謝しています。

届くお便りの数も着実に増え、日々たくさんの笑顔を広げていることを感じています。

 4月からもたくさんの活動をすすめていきたいと考えています、ご期待ください。

 今回は2024年11月16日と17日に書いた「バナナに実はなるが芭蕉には実がならないの?」の続きを紹介します。

 未読の方は下の記事とその続きの記事を読んでから、今日の記事をお読みください。

ウソ・ホント?「芭蕉(バショウ)はバナナと違って実がつかない・食べられない」:島言葉から予想されるの結論は?

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

 1996年に大阪の渡辺慶二さん(仮説実験授業研究会)が作成した『バナナ物語』があります。渡辺さんはすでに他界しているのですけど、30年を経て《たのラボ》が研究版のプログラムとして手を入れてリニューアルしました。

 渡辺さんも芭蕉に触れているのですけど、それを《たのラボ》の研究成果を加えて書き込みました。
 一部、紹介させていただきます。

『バナナ物語』より
 実を食べるのではなく、その繊維を利用する「糸芭蕉」というバナナの種類もあります、それで編んだ布は〈芭蕉布〉とよばれています。
 これとは別に日本にはバナナの仲間でありながら、実が小さく食用にならない種類のバナナがあります。

 食べられるバナナも食用にならないバナナも、バショウ科(ファミリー)・バショウ属の植物です。
 どちらも実ができます。
 俳句で有名な松尾芭蕉は、芭蕉(バナナ)が生えている〈芭蕉庵〉と呼ばれる建物に住むようになってから名前をそう名乗るようになりました。『江戸名所図会』の〈芭蕉庵〉には松尾芭蕉と、窓のあたりにバナナの葉が茂っている様子が描かれているんですよ。

 実は、食用にならないバナナ(芭蕉)には「タネ」があります。
 これは芭蕉布の原料、リュウキュウバショウの実です、タネがハッキリ見えますね。

補足:私は「芭蕉布の芭蕉には実がつかない」と言われて「それはおかしいぞ」と考えていました。
 〈たのラボ〉には私以外にも「バナナには実がつくけど芭蕉布の芭蕉には実がつかない」と教えられた人がたくさんいました、みなさんはどうでしょう?
 以前の記事にも書いたのですけど、バショウにも実ができます。それだけでなく食用のバナナとちがって「熟したタネ」もできます。
 

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楽しい健康学②「夕張パラドックスから考える」@面白い自由研究,楽しい自由研究,たのしい自由研究,楽しい環境教育・たのしい環境教育,自由研究ネタ,楽しい学力,楽しい教材,楽しい福祉,たのしい福祉,ひとり親世帯,こども食堂,楽しい学力向上,沖縄の学力,沖縄 学力,沖縄 学力向上,楽しい福祉&教育,楽しい教材,楽しい学習・自由研究ネタ,楽しい食育 たのしい食育,楽しい授業,楽しい学力,楽しい教材,ひとり親世帯,こども食堂

前回の続きです、未読の方は戻ってお読みください。
 
ものの見方・考え方2
一つの特別な現象を広く一般化してはいけない。
 
夕張パラドックスが特異な現象で、一般化して考えてはいけないかもしれません。
広く情報を収集してみましょう。
 
A.I.で似たような例がないか調べてみました。

A.I.

1. 医師のストライキによる「死亡率の低下」

最もセンセーショナルかつ有名な例が、医師がストライキを起こした期間中、その地域の死亡率が下がったという現象です。

  • イスラエルの例(1973年、2000年): 医師会が長期間のストライキを実施し、救急救命以外の通常診療や予定されていた手術がストップしました。この数ヶ月間、エルサレムなどの地域で全体の死亡率が劇的に低下(2000年のストライキでは数十年ぶりの低水準を記録)しました。ストライキが終わり、通常の医療体制に戻ると、死亡率も元に戻りました。

  • ロサンゼルスの例(1976年): 医療過誤保険の高騰に抗議した医師たちがストライキを起こした際にも、同地域での死亡率が約18%低下したと報告されています。

2. ダートマス・アトラス研究(病床数が多いほど不健康になる)

アメリカのダートマス研究所が、地域ごとの医療費と健康状態を数十年にわたって調査した有名なデータ群です。

  • 現象: 人口あたりの「病床数」や「専門医の数」が多い地域ほど、高齢者にかかる医療費が高いにもかかわらず、死亡率が高く、生活の質(QOL)も低い傾向があることが判明しました。

3. 韓国の甲状腺がんスクリーニング(過剰診断のパラドックス)

「早期発見・早期治療」が行き過ぎてしまったことによるパラドックスです。

  • 現象: 韓国では1999年以降、国を挙げてがん検診を推進し、超音波検査による甲状腺がんのスクリーニング検査が爆発的に普及しました。その結果、甲状腺がんの「発見数」と「手術数」は世界一(従来の約15倍)になりました。しかし、甲状腺がんによる「死亡率」は全く変わりませんでした。


夕張市以外にも複数の例が存在しています、もっと調べていくと他の例も見つかると思います。

⭐️

ものの見方・考え方3『予想をもって問いかける』
 もしも医療が減ることで死亡率が下がっていくのなら、過去にもどればもどるほど、例えば明治の頃はもっと死亡率が低かったはず。
 けれどそういう話は聞いたことがありません。
 
 わたしの見解はこうです。
 手厚い医療が広がれば広がるほど、健康寿命が伸びるのか?
 
 夕張パラドックスやその他の例でみられるように、医療をどんどん手厚くしていくことが寿命を延ばすわけでもありません。
 そういう中で薬が必要ない人たちにも薬が処方されていくとしたら明らかにマイナスでしょう、薬には毒の作用もあるからです。
 
 夕張市では交通サービスも低下して、歩く人たちも増えたといいます。

 歩くことが健康寿命を延ばすことはいろいろなところで証明されています。
 

  すぐに病院へ頼ることもなくなって、たくさんの薬や細かい検査が減ったことが、かえって市民の「自分で動く」意識を高めたわけです。

 
 明らかにおかしいという時に病院にいく。
 そのうちに熱が下がったり気分がよくなったりすることもたくさんあるでしょう。
 
 過剰な医療ではなく、必要な時の的確な医療が健康寿命を延ばすということだと思います。
 
 ここから先は皆さんで考えをすすめていっていただければと思っています。
 

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植物たちの実りの楽しさをこどもたちに伝えたい@たのしい教育プログラム

 私が時々見るYouTubeチャンネルがいくつかあります。

「アウトドア系」「映画系」「車系」で何万アクセスという人気サイトです。

「何万というアクス数ってすごいなぁ、うらやましいなぁ…」と感じながら見ています。

 もちろん超人気のインフルエンサーなど、何十万アクセスとか100万アクセスを越すサイトもあるのですけど、不思議とそういうチャンネルにはあまり興味関心が湧きません。

 そんな中、最近気づいたことがあります、「私が好きな動画のサイトは一年とか何ヶ月とかいう中で何万アクセスという数字を得ています。

 このサイトは1日◯千アクセスですから、数日で私が感心している動画サイトとおなじくらいのアクセス数になるのです。

 自分でびっくりしてしまいました。

 みなさんのおかげです。

「楽しい福祉、楽しい教育」という地味なテーマなのに、これだけたのしみにしてくれる人たちがたくさんいるということは嬉しい限りです、ありがとうございます。

 今日は、以前からとてもいいプログラムになると予感している「植物の魅力」についてです。

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

 以前から植物の魅力を伝えるプログラムづくりの基礎研究をしてきた中、なんと、第一ラボの庭でシークワーサー(ひらみレモン)が実をつけていました。
まだ1mに満たない小さな木なので〈早くて来年くらいだろう〉と考えていて、実が黄色く熟すまで気づきませんでした。
 とてもびっくり、ごめんなさい。

 庭で腐葉土をつくり、たくさん根元に重ねてきた効果も効いたと思います。

 よく見ると花やつぼみがたくさんついています、これからも実をつけてくれるかもしれません。

 これが収穫した二つの実です。

 剥いてみると輝くばかりの粒たちが姿を現しました。

 食べてみると、とても甘く美味しい。
「これは世界一美味しいシークワーサーだ」と感じました。

 こういう感動をいろいろなこどもたちに味わってもらいたい、もちろん大人たちにも。

 学校だけでなく、家庭や居場所、その他、福祉施設でぜひ。

 《たのしい教育ラボ》には農業の専門家がいます。

 一緒に画期的なプログラムをつくりたいと考えています、ご期待ください。

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学びがいのあることを教えることが大切@板倉聖宣〈たのしい教育メールマガジン〉から

 今週もメルマガ絶好調で、お陰様で来月には700号に突入します。週一回の配信とはいえ十数年続くと、どこかで不慮の欠落が起こることが予想されます。ところがこれまで1号も欠落がありません。〈たのしい教育ラボ/たのしい教育研究所〉の活動が十数年順調にすすんでいるからです。そして〈たのラボ〉のメンバーが事故なく健康的に過ごすことができているからです。

今週号の目次です。

 人気のある「板倉聖宣の発想法」を少し切り取って紹介しましょう。
 たくさん読みたいという方はぜひメルマガをお申し込みください、年間購読12,000円です。

板倉

 仮説実験授業は「子どもが〈学びがいがある〉と感じてくれることだけを教える」ということから出発しています。
 教科書と競争するのなら簡単なので、もしも指導要領や教科書を見て仮説実験授業を作っていたら、私の要求水準はうんと低くなったでしょう。
 すべての子どもたちが“学びがいがある”と思えるものを教えるという考えていくと、例えば「光」なら「ものが見えるとはどういうことか?」とかを教える。それだったら子どもたちは学びがいがあるのですね。
「光の反射がどういう角度で、どうなるか?」とか、そんな反射の法則がわかっても子どもたちはうれしくないのです。物理学科に行きたいというような人たちは、そういうことだって面白いと思えるのです。それは「物理学科に行きたい」というような心を持つと、それなりの意欲が出てくるからです。そして、それをすべての子どもたちに強要するのですから、多くの子どもたちが嫌いになって当たり前なのです。
 仮説実験授業なら小泉総理だって「機会があれば勉強したい」と思いますよ。
 そして「大臣になるまでに、こういうことを勉強しておけばよかった」ときっと思うはずです、そういうものだけを選んでいるのです。
 仮説実験授業をいい加減に勉強すると「なるほど分かりました。仮説実験授業というのは問題、予想、討論とやるのですね、そうやればいいのですね」というように理解してしまう人たちがいます。
 教科書の中身もそのように変えられるところが結構ありますから、そう変更して教科書をやる人がいます。
 実際にそういう人が絶えず現れます。
 初めの頃は特にたくさんいました。
 仮説実験授業提唱の時に私自身が「皆さん教科書の内容を全部そういうふうに変えることが出来たら、変えましょう」という誘惑がありました。
 断固としてその誘惑を断ち切りましたけども、それをやっていれば法則化運動みたいに「ワァー」と広がったでしょう。
 いい加減に、予想・討論・実験と入れれば、ないよりもずっと楽しくなります、これは確実です。
 そうして教科書をやった人がいるのです。しかしすぐに飽きられてしまいます。
 だって学びがいのないことについて予想、討論、実験としたってしょうがないのですね。
 今でも仮説実験授業に初めて触れて感動した人はたいがい「授業書を作りたい」と思うのです。
 大学を卒業してしばらくして仮説実験授業を知って「これは素晴らしいものだ」と思った人は「どうして仮説実験授業研究会の人たちはみんな授業書を作らないのだ」と思って自分で授業書を作り始めます。
 しかし、たいがいは挫折をします。
 仮説実験授業研究会の主要な人たちは授業書を作ろうとしなかった人たちではないのです。作ろうとした人が大部分なのです、でも「簡単には作ることができない」ということが分かってしまってやめたのです。
 みなさんが教科書準拠で仮説実験授業のような問題を作ると「どうして、こんなこと勉強する必要があるの?」と、そこからまず反撃されてしまいます。
 それから選択肢になると「何で、こんなこと」といわれてしまうのですね。
 それで例えばこういう問題があります。
「ここに伊勢神宮というのがあります。
 伊勢神宮はいつ再建されるでしょうか?
 100年ごとに作るのでしょうか?
 火事になった時に直すのでしょうか?
 腐った時に直すのでしょうか?
 あるいは50年ごとに直すのでしょうか」
 という問題を作れば、選択肢がなかったときよりは考える気がします。
 それで「20年ごとに作り変えるのだ」となると「へえー」となります。
 しかしちょっと考えると「だから、どうだっていうのさ」となってしまうでしょう。
 だから同じ「伊勢神宮は20年ごとに作り変える」という問題を作るにしても、もっと基本的なこととつながってくるとやる気が出てくるのです。

 

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