健康は2番だよ! @池田卓さんのおばあちゃんが語ったこと

〈たの研〉創設期、県内各地からの要望に答えて全県を飛び回っていた頃、ある島でミューシャンの池田卓と同じ会場で授業することになりました。

 池田卓さんは授業ではなく、子ども達向けのお話で、ちょうど〈たのしい教育メールマガジン〉にその時の話を記してありました。

 池田さんのおばあちゃんが

「すぐる、健康は2番だよ」

と語っていたとのこと…

 おや、健康が一番なんじゃないの?

 会場の多くの人たちがそう考えていました。

 みなさんはどう思いますか?

 おばあちゃんは、一番は何だと語ったのでしょう、考えてみてください。

あなたの予想

⬇︎

予想してからね

⬇︎

予想してからね

⬇︎

「一番は、平和であることさ」

というのが、おばあちゃんの言葉だったとのこと。

いい話です。

戦争が終わって80年。
〈たの研/たのしい教育研究所〉にも平和に関わるプログラムがいくつもあります。
家族でもお話をすることも大切でしょう。
今回の話を使うこともおすすめです。

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楽しい福祉&教育〈自由研究まつり〉スズムシ編:鳴き声なの?

 楽しい福祉&教育のイベント〈自由研究まつり〉の反響が続いています。今回はさくら先生が担当してくれた『生き物で楽しく自由研究』のブースの一コマ、スズムシをとりあげましょう。

 これがスズムシです。
 

 鈴虫(スズムシ)はオスしか鳴かない、というのはご存知でしょうか。

 スズムシに限らず、昆虫たちで鳴くのはほとんどオスです。なぜかは自分たちで調べてみましょう

 これがスズムシが鳴いている時の様子です。

 これも知っている参加者が何人かいたのですけど、スズムシは羽と羽をこすり合わせて鳴いています。

 とすると「鳴いている」わけではなく《羽音を立てている》というのが正しい表現でしょう。
 これがスズムシが羽音を立てている様子です。

 科学が発達してやっと、昆虫たちは鳥や人間たちのように喉から声を出しているのではない、ということがわかるようになったわけです、すばらしいことです。

 以前はそういう違いはわからなかったわけですから、鳴いていると感じたのはしかたないことでしょう。

 きっと「どうして鳴く時にはきまって羽を開いて震わせているのだろう?」と不思議に感じた人が
「鳴いているけど口はほぼ動いていない」
⇨「とすると・・・」
 と考えをすすめていったのは自然の流れでしょう。
 だいぶ以前に、たとえば江戸時代にはすでにそれに気づいていた人たちがいたような気がしませんか?

 私の好きな古典の中に「虫愛(めず)る姫」という話があります。そこには羽をこすっているというような話はありません。平安時代の人たちは声のように感じていたわけです。

 江戸時代でもまだそれがわかったような記録がみつかりません・・・

 ファーブルさんは『昆虫記』第1巻「モリコオロギ」の章に、羽をこすって音を立てていると書いてあります、1879年に刊行ですから、日本でいうと明治初期です。

 日本でもそれが広がっていったのは明治ごろからのようです。

 見れども見えず、聞けども聞こえず…

 時々書いてきたように、人間は予想を立ててものごとをみていかないと、真実は見えないということでしょう。

 スズムシの反響が大きかったので、すこし詳しく書いてみました。
 ご意見ご感想、お待ちしています。

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折染め〈和の色調〉の染料をお頒けします(個数限定)

 夏の講座で「たのしい教材広場」を開く予定で準備をしています。その一つが〈折染めインクNewバージョン〉、実際に、着物を染めるための粉の染料です。

 どれくらいの濃さにすると、初めての人たちが楽しめる彩りになるか、水の量、粉の量を細かく測って研究をすすめていると、案の定コジロ~が「何なに、今度は何さ?」とやってきました。 染料の液をひっくり返して白い体が色づくのではと心配したのだけど、考えてみると、そういう心配はありません。
 私はたくさんひっくり返してきたけれど、コジロ~はほとんどひっくり返すことがなく、私よりずっと落ち着いているからです。

 研究成果をミエ先生に送ると、こういうすばらしい頒布教材ができあがりました。それぞれの染料をペットボトルに400mlの水を入れて溶かすと折染めに適した濃さになります(6本の和色ボトルができる)。

 授業ですぐ使える教材を提供するのが〈たの研〉の持ち味、粉の量や調合度合いは企業秘密です!

 折染めを楽しんでいる先生たちによると400mlの6色で30人クラスで一人3~4回染める授業を各学期1回ずつたのしんでも余る量だということです。※漬け方や紙の大きさなどにもよるので法則的な数字ではありません
 緋色や桃色など「和」の彩りを楽しみたい方は入手してください。ちなみに和の染料は高価なので無くなり次第、頒布を終了させていただきます。

 1200円(送料込み1500円)で頒布いたします⬇︎

https://ikkyuu21.stores.jp/items/68771c25ab0a12338f697efb

「おりぞめ(折染め)って何?」という方は、たとえば⇩
https://tanokyo.com/archives/167823

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楽しい福祉活動のすすめ/いろいろな方たちからの問い合わせ

 今回企画中のワークショップは広報を二段構えにして、まず福祉対象の方たちへの案内をすすめています。おかげさまで予想以上の申し込み問い合わせが届き、とても喜んでいます。

 福祉活動というと「支援する側」と「される側」が分かれているように思われがちです。けれどそれは「たのしさの視点」で、二つの枠を取り払うことができます。

「たのしさ」とは何か?

 心動かされることです。

 その表現形は〈嬉しさ〉〈ワクワク感〉〈感動〉〈涙〉〈喜び〉、いろいろなバリエーションがあります。

 子ども食堂でも知的エンターテイメントであっても安全な場の提供であっても、まず提供する側がたのしい、これがとても大切で、たのしい教育研究所の基本スタイルです。
 すると提供を受ける側もたのしい。実は対等な立場です。

〈たの研〉のメンバー一同、たのしい福祉活動にまっしぐらです。
 そこで提供する内容は、高いお金を払って受けるものに勝ることはあれ劣ることはありません。
 なにしろメンバーが一番たのしんで、日々グレードアップしているからです。

 東京に負けないたのしさを沖縄で、それがテーマです。
 協力してくださる方たちが一人でも増えていくことをたのしみにしています。

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