春のたのしい教育フェスティバル2024〈出会いも別れもたのしい教育〉

 恒例の春の講座の開催が決まりました、2月17日(土) 受付9:30~12:45 です。3ヶ月ぶりに広く公募する講座です、一緒にたのしみましょう。
テーマは《出あいも別れも たのしい教育》、お祭り的な要素も加えて「春のたのしい教育フェスティバル!」としました。
 まだ〈たの研〉の講座を受講したことのない方は、騙されたと思ってご参加ください、「え、もう終わるの?」というくらいたのしい時間と「もっと学びたい」という知的好奇心の高まりを体感すると思います。
 子どもと一緒に参加して「前より仲良くなりました」とか「娘と勉強の話が気軽にできるようになりました」というような声がいくつも届いています。映画を観に行くのもたのしいかもしれません、それでも
リーフの案内文から紹介しましょう。

2024年 春のたのしい教育フェスティバル!
出あい も別れも たのしい教育
主催:たのしい教育研究所 後援:もの工房 

春!
子どもたち・先生・親にとって大切な《出あい》そして《別れ》の季節。
大人気のたのしい教育で「この1年間、先生に担任してもらってよかったな」「これからの1年、たのしい先生でよかった」と感じてもらえる授業をしませんか。
子どもの立場で授業を体験し、そのまま明日の授業で活用できるようにプログラムした講座です。
親子で一緒に過ごす時間がへって来たという方にも知的好奇と笑顔の広がるたのしい体験の1日になります。
はじめての方も満足していただけることは、これまでの高い講座満足度で実証済みです、安心してお申込みください。
参加人数には限りがあります、早めに席を押さえることをおすすめします。

日時 2024年2月17日(土) 受付 9:20
  9:30~12:45 ※終了時間は少々前後します
会場 石川青少年の家 大研修室 ※本館2F
    ※高速石川インターから約5分

〜 予定プログラム〜
① みんなでたのしく ゲームプラン
② パーティーで 子どもと一緒に
  おいしいケーキづくり
③ 出あいと別れに思い出にのこる〈読み語り〉
④ たのしい教育 授業プログラム
⑤ おたのしみ教材コーナー など

対象:教育関係者、たのしい教育に興味関心のある方 30人程度
参加費:一般2800円・RIDE会員2600円、
子ども(小・中学生)1400円
 ★早割り 2/2(金)17:00まで 一般 2400円,RIDE会員2200円、子ども 1200円
※親子参加での教材等は基本的に親子で1セット。 子どものみの参加はできません
※ひとり親世物などの参加費支援があります、気軽にお問合わせください
持ち物:筆記用具、マスク、飲み物、教材持ち帰り用のバッグ等服装: 動きやすい服 ※検温、体調確認、殺菌、換気などを併用して実施します

講師代表:いっきゅう先生(喜友名 一)
たのしい教育研究所所長。県内外海外を飛び回るたのしい教育の第一人者。米NASA公式センターで開催された宇宙探査教育者会議に日本教師代表の3人に選出され授業を実施、高い評価を受ける。〈古川宇宙飛行士〉を会場に招いてのジョイント授業や宇宙滞在中の〈若田宇宙飛行士〉と地上を結んだ授業など多数の教育イベントを成功せさ、自らも約1000人の参加者に一斉授業するなどマスコミにも多数取り上げられる。 小学校教師を早期退職し「たのしい教育研究所」を設立。国や県、自治体、医師会など連携し幅広く活動中。琉球伝統空手指導者、カウンセリング指導者、アウトドア実践家など多彩な顔をもつ。

★ お問合せ 090-1081-7842 (平日 18:00まで)
★ 申し込み★  
QRコードから 
 

 

メールからoffice⭐︎tanoken.com ※打ち込む場合は⭐︎を@に変えてください
件名に「春の講座 申し込み」と書き
①名前 ②所属(会社・団体・学校学年など)③ 電話番号(緊急連絡に利用)
④〈RIDE会員〉〈非会員〉を明記して申し込みください(週1回の有料メルマガが届いている方は会員です) 
※受講の可否メールを3日以内に発信しています、届かない場合は必ず電話でご確認ください

お申し込み、お待ちしています。

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② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

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下から上に落ちる!/宇宙には下も上もない

 

 2024年の〈たのしい教育メールマガジン〉スタート号に載せた「下から上に落ちる戻る」が高評です。

 私が作成して理科室などに展示していたものですけど、男の子が地球に向かって落ちているモデルで、15分くらいで作成できるシンプルなものづくりです。

 地球の反対側ではこういうような向きに落ちていることを頭ではイメージできていても、実際に目で見ると「へぇ~、そうなんだね~」と関心して見てくれる子どもたちがたくさん出てきます。
 子どもたちだけでなく「不思議ですよねぇ~、これが万有引力ですか?」というように話しかけてくれる先生たちもたくさんいました。

 話で納得してもらえるものもよいのですけど、モデルで納得してもらうのも効果があります。

 何より、子どもたちが「たのしく理解することができる」ことが最も大切です。

 〈たのしい教育メールマガジン〉にはいろいろな章の一つとして、こういうたのしい教材が毎回載ります。興味のある方はご購読ください。このサイトの左側に案内が出ています。
講読料は全て、子どもたち、先生、保護者の方達の笑顔と元気に繋がるたのしい教育の普及に利用させていただきます。またひとり親世帯など、支援必要な家庭へも大切に利用させていただいています。

たのしい国語⇨たのしい理科⇨たのしい国語① 教師・親は全部の質問に答えられなくてよいけれどその質問を無視するのはよくないという話

 嘉門達夫さんの唄を聞くと爆笑していまう上に、この人は言葉のセンスは天才的だと感じてしまいます。

 この間YouTubeで流れていた

悪いことをする時に〈悪い事に手を染める〉というやろ~、けど、その人がもう二度と悪い事をしません、という時に〈足を洗う〉というじゃろ~、手を染めたんなら手を洗え!

というフレーズに大爆笑してしまった。

全く同感!

 ただし〈悪いことに足を突っ込む〉という言葉があるわけだから、足を洗うのはおかしくない。天才嘉門達夫はあえて無視したわけだ。こういう技はA.I.には不可能だろう。

 ということで今回は〈国語〉をテーマに少し書いてみたいと思います。

 授業中、本気で知りたいことを質問した時、ほぼ答えてもらえなかったことをたくさん覚えています。

 小学校の頃は「聞こえてないのかな」と何度か手を挙げて質問するのだけど、中学になって、やさしい理科の先生のちょうど天体の授業中、タイミングをみて

「先生、天体望遠鏡を買ったので、星を拡大して見ていたら、真ん中に黒い物体が見えたんだけど、高倍率の天体望遠鏡なら星の〈核〉まで見えるんですか?」

と質問したことがあります。子どもの頃から天体が好きで、かなり高倍率で口径の大きい反射式の望遠鏡をもっていて、調整するとどの星も真ん中に黒いボヤ~とした部分が見えるのが不思議で、この先生なら答えてくれそうだと思ったのでしょう。

 先生は「え?」といったまま、「じゃあ、みんな~」と別な話をしてしまう。
タイミングをみてもう一度質問すると、目をきょろきょろ動かして、また別な話をしてしまった。

 はじめは何が起こっているのかわからなかったのだけど、先生も知らなくて答えられないので、誤魔化したのだとわかった。

 知らないことは知らないと言っていいのにね。

〈先生は何でもしっかり答えられるようでなくてはいけない〉と考える超優等生の先生だったのでしょう。

 その後、先生に頼らず自力で学んでいったので、それは結果的にマイナスにはなりませんでした。

 今の私なら「いいえ、核まで見ることができる天体望遠鏡はありませんよ。もしも水のような透明の液体でできている星があれば可能性が出てくるけれど、〈核〉があるとするとそこは超高温で高密度だから、周りで液体が存在することは考えられません。つまり今の技術で天体の核を外から観測するのは無理ですね。きっとキミのピントの合わせ方がうまくいってないのだと思う。
 太陽系の惑星ならピントを合わせやすいのだけど、遠くの天体はピントを合わせるが難しいから、今度先生と練習してみよう」

と言ってあげると思います。
こんなに天体に興味をもっている子の好奇心をそのままにしておくのはもったいなさすぎるから。

 ということで前置きが長くなってしまいました。

 私が先生に質問して答えてもらえなかった一つが

「先生、どうして国によって言葉が違うんですか?」

という質問です。

 小学校でも中学校でも似た質問をして、どっちも軽くいなされてしまいました。

 私にとって、とても不思議で知りたいことでした。

 本論はここからです。

 皆さんは、子どもからそう質問されたら何と答えますか?

つづきは数回後に書かせていただきます。

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子どもたちの未来を〈楽しさ〉で拓く「沖縄こども未来スクール」実施中!

 たのしい教育研究所の活動はどんどん〈深化〉し、日頃、たのしい教育研究所に足を運ぶことができない子どもたち、保護者の皆さんへ、たのしい教育プログラムを実施する活動が始まっています。

 これはそのプログラムの中の一つ〈空気の存在、空気の原子分子〉をイメージしてもらっている時の様子です。

〈たの研〉の個人情報保護規定で画像加工してあるのでスクリーンも見えなくなっているのですけど、「たのしい こども未来スクール」の表示の上に、空気の粒(原子分子)をイメージしながらすすめる実験の図が表示されています、その部分だけ切り取ってみましょう。

 原子分子のイメージは小さな子どもには難しいと思う人が多いのですけど、数々のたのしい教育プログラムを実施してきた中で、子どもたちは十分〈原子論〉のイメージをつかむことができることを感じています。教師の頃は仮説実験授業の授業書「もしも原子が見えたなら」をやってきて、そう感じ、今は独自のプログラムでさらにそう感じています。

 たのしい絵本を使ったプログラムもあります。

 これは、みんなで「マシュマロ スライム」の実験をしているところです。
 単なるあそびではなく〈ホウシャ/ホウ砂〉という薬品の性質もイメージしてもらっています。

 沖縄の素晴らしい文化遺産、心の遺産である「しまくとぅば」の授業もたのしんでもらい、子どもたちが「ちびらーさん」「よんなーよんなーどー」と声を出している様子もたくさんみることができました、これについては独立した記事として書きましょう。

 食育のプログラムもありました。

 子どもたちのたのしい未来は誰が育てるのか?

 親でしょうか、本人でしょうか?

 地域でしょうか、国でしょうか?

 その意義を感じている人たちが、子どもたちと一緒に力を合わせていくことが決定的に重要でしょう。

 子どもたちの笑顔がたくさん見える未来を創りたいと思います。
 読者の皆さんも、一緒に取り組んでみませんか。

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