地球環境を考える〈植物の栄養・肥料〉について/たのしい環境教育

 小学校の理科で、植物の発芽に必要なものとして三つのことを学びます。

 そのどれかが欠けても発芽しないというくらい重要なものはなんでしょう?
 覚えていない人も、これじゃないかなという予想で上げてみましょう。

⬇︎

 ①水 ②空気 ③適した温度 の三つです。

え、光もでしょ?

いいえ、光はなくても発芽します。
光が届かない土の中でもタネは芽を出しますね。

土は必要でしょ?

いいえ、土は必要ありません、なんならティッシュに包んで湿らせていても発芽します。

 では、発芽した植物が成長していく時に必要なものはなんでしょう?

 そのどれが欠けても成長しない必須なものです、それも理科で学びます。

 

⬇︎

①水 ②空気 ③適した温度 ④日光 ⑤肥料 です。

私は理科を教えている時、いつもこの〈⑤肥料〉について疑問に思っていました。

【肥料】というのは何か? wikipediaにこうあります。
肥料(ひりょう、肥糧)とは、植物を生育させるための栄養分として人間が施すものである。
他のサイトにも似たような説明があります。
土地をこやし植物の育ちをよくするために、土地に施す物質

 植物が成長するために人間が栄養分を与えないといけないのでしょうか?

 野山の木々や草花たちは誰も肥料を与えにいかないのにスクスク育っていますね。それなのにあえて「肥料」と書く必要があるのでしょうか?

 みなさんはどう思いますか?

 いずれ続きをかくこともあるでしょう。待てない人は、自分で問題意識をもって調べてみませんか。
「教科書に書かれていることは何しろ絶対正しい」なんてことはないのです。自分で納得する答えをみつけることは、とてもたのしいことですよ。

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生物の身体を見てみよう-CT生物図鑑

 すぐれたサイトは世の中にいろいろあって、今日はその一つを紹介します。メルマガではかなり前に紹介していて、その頃は数種類くらいのコンテンツしかなかったのですけど、最近開いてみると、やや増えていました。全体としては少ないコンテンツではあっても、迫力ある画像をみることができます、ぜひご利用ください。

〈アリ〉と〈カブトムシのさなぎ〉の画像を自由に拡大していろいろな角度からみることができます。リンクを載せてあります、ジャンプした先でボタンをクリックしデータを読込むと自由に見ることができます。

https://ctseibutsu.jp/ex/paraponera.html

 

https://ctseibutsu.jp/ex/kabutomushi-2.html

 理科や生活科などの時間でも使ってみませんか。
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名作『ユンヒへ』いろいろな人たちに観て欲しい名作です

 メルマガでは毎回映画のことを書いています。もちろん理屈抜きに観るでよいのですけど、映画の登場人物たちに感情移入しながらみることで、親として、教師として、カウンセラーとして、一般の大人として豊かな幅も出てきます。もちろんTV番組や読書でも似たような効果はあるでしょうから、それは映画限定ではありません。
「ほんとんど観ないよ」という方は、まずたのしみとして一つ観てみませんか。

 メルマガの次の次に紹介する予定なのですけど、もっとたくさんの人たちと感動を共にできたらと思います、まずこのサイトに書いておきましょう。

 講座が終わってゆとりができて、昨日、のんびり観たのがこの作品です、感動しました。韓国の作品ですけど重要な舞台は北海道の小樽、描かれるのは2人の女性の物語です。

 かつて韓国で過ごし、両親の離婚で北海道の小樽にもどってきた女性〈ジュン〉、今は動物病院の獣医さんをしています。

 韓国に住み、結婚し、その後離婚。高校生の娘を女手一つで育てている〈ユンヒ〉。

 ある日、ジュンと一緒にくらす叔母が、ジュンが韓国の〈ユンヒ〉に当てて、大切に心の中を綴った手紙をみつけます。
 ジュンは都度あるごとにユンヒにあてて手紙をしたためているものの、結局、一度も送ったことはありません。

 何か深く思うところがあったのでしょう、叔母がその手紙をポストに入れて発送してしまうのです。

 物語はそこから動きます。

 二人の女性の心の交流、自分たちが大切にしてきたもの、これまでの人生、そしてこれからの人生、たくさんにことが身にしみいってくる秀作です。

 アマゾンプライムに入っている方は配信で見ることができます、DVDも過去作で安くレンタルできると思います。
 だまされたと思って観てみませんか。

追記)
 映画を観ながらカウンセラーの力を高めたいという方からの問合せがありました、最近こういうアドバイスをすると、腑に落ちたように「やってみます」といってくれました。次回紹介ましょう。

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どうして「私は」と書いて「わたしは」と読むのか?/チコちゃんに叱られるは楽しい

 ほぼ唯一視聴するTV番組『チコちゃんに叱られる』でたくさんの人たちに紹介したいテーマを取り上げていました。

 日本人は普通に「私は」と書いて「わたしわ」と読みます。

 これはどうしてか?

 私の先生は

「昔は〈てふてふ〉と書いて〈ちょうちょう〉と読んでいたり、〈をとこ〉と書いて〈おとこ〉と読んでいて、〈私は〉は昔の読み方が残ってるんです」

と説明していました。

でもよく考えるとそれは「昔の名残り」といっているだけで、どうしてこんなに違うのかをしっかり説明しているとはいえません。

今週の「チコちゃんに叱られる」で、しっかり謎解きしてくれました。

要旨はこうです。

⭐️奈良時代までは「は」を「ぱ」と発音していた⇨「私ぱ」と発音
 そもそも奈良時代までは〈はひふへほ〉がなく〈ぱぴぷぺぽ〉に近い発音だった

⭐️平安時代で「ひらがな」が誕生してた頃は「は」を「ふぁ」と発音していた⇨「私ふぁ」と発音

⭐️平安時代の終わり頃から江戸時代にかけて「は」を「わ」と発音するようになった

「私ぱ」⇨「私ふぁ」⇨「私わ」と変化してきたわけです。

どうしてこんなふうに変化してきたのか?

「楽だから」です。対話していく中でどんどん力がぬけた音に変化してきたというのがその理由。長い歴史の中でどんどん使いやすいものに変化していった、それがまず一つ目の答えです。

「それなら〈私は〉を〈私わ〉と書けばよいのに、どうしてそうしないのか?」という問題が残っています。

 それは「古くからの仮名遣い(歴史的仮名遣い)を現代の仮名遣いに直す時に文科省が表記を残したから」というのがもう一つの答えです。1946年(昭和21年)11月16日、吉田茂総理の頃の「当用漢字表の実施」(昭和21年内閣訓令第7号)の「現代かなづかいの実施」のときです。まだ80年くらい前のことで、それほど古いことではありませんね。
 

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