楽しい福祉・教育@マッチ棒パズル/読者の方から届いた問題

 読者の方から届いたマッチ棒パズルを紹介します。「マッチ棒を一本動かして〈正しい式〉にしてください」という定番の問題です。
 3問送っていただいたのですけど、そのうちの一つは〈マイナス〉を使う問題だったので、低学年には不向きです、2問紹介しましょう。
 1問ずつがよいかもしれません。
 まずこの問題。

「30秒で解けますか?」という挑戦だったのですけど、一つは30秒以内、もう一つは30秒では解けませんでした。でも特にスピードに挑戦する必要はないと思います。

「これを動かしてこっちにもってくるといけるかも?」と頭の中でシミュレーションしていくことも〈予想⇨実験〉の楽しさです。

 みなさんも楽しんでみませんか!

問題)12-3=9なのでこの式は間違っています。
 マッチ棒を一本動かして、正しい式にしてください。

 

たのしんでからね

たのしんでからね

たのしんでからね

たのしんでからね

たのしんでからね

たのしんでからね

もしかしたら、この答え以外にもあるかもしれません。
私が思いついたのはこれです。
※右端の6の下左の一本を右上に持っていって〈9〉にします

12-3=9

追記
ところでA.I.にこの問題が解けるのか、気になってきました。
読者のみなさんで同じ関心の方はぜひ試してみてください。
みなさん、どう思いますか?
予想
 ア.簡単に解くことができる
 イ.解くことができる
 ウ.解けない
 エ.その他

どうしてそう予想しましたか?

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楽しい教育&福祉『あつい つめたい のひみつ』@カロリックという粒の存在/楽しい科学史

 熱とは何か? それは人間が長い歴史をかけて向き合ってきたテーマでした。最近作成した『あつい つめたい の ひみつ』で熱の本質をとりあげ、小学校の低学年の子どもたちや特別支援学級の子どもたちが本格的な熱の科学をたのしく学んでくれています。

 25~30分あればたのしめるように作成したので、そこでとりげることができなかった面白い話がたくさんあります、一つ紹介しましょう。

 ラボアジェ(ラヴォアジェ)という超一流の科学者がいます、「科学の父」と呼ばれることもある人物です。以前、巨大レンズでダイアモンドを解(と)かす実験を紹介しました、それもラボアジェ(ラヴォアジェ)です。彼は『質量保存の法則』という科学の基本中の基本の法則を明らかにして、原子論の正しさを決定づけた偉人です。

wikipediaに感謝して引用

 そのラボアジェ(ラヴォアジェ)も「あつい つめたい」については間違った予想を立てていました。

 ラボアジェは自然界には《カロリック:熱の素》があり、カロリックが多いと熱く、少ないと冷たくなると考えたのです。

カロリックが増えていく(左)と熱くなり、カロリックが減っていく(右)と冷たくなっていく

 ではいったい、熱くなる冷たくなるというのはどういうことなのか?
 大人でも簡単には答えることができません。
 どころか、大学生や理科の先生にも難しい質問で、実際「やけどする」とか「汗をかく」というように《あつくなったらどうなるか》という現象を説明する人がほとんどです。※ここ2ヶ月くらいで100名くらいの人たちに聞いた結果

『あついつめたいのひみつ』は「熱というは原子や分子の振動によって生まれる」という熱力学の本質をとりあげています。本質的な内容は子どもたちにも大人にも歓迎されています。

 このことから「何だ、ラヴォアジェも大したことないな」と考えるはもったい無いことです。

 ラヴォアジェ(ラボアジェ)の話に戻りましょう。

 たのしい教育が子どもたちにも伝えているのは『間違った予想も重要だ』ということです。
 周りの人たち、後の人たちが
「本当にそうなのか? もしそうだとすると、こうなるはずなのに、ならないぞ」
と考え、新しい予想をもとに実験して、新しい発見が生まれるからです。

 科学というのはそうやって進歩してきました。

 そしてその方法でのみ、進歩し続けます。

 それと同時に「予想⇨実験⇨予想通りに行かない(間違い)⇨新たな予想⇨実験⇨ 」という過程は、とても楽しいということをたくさんの人たちに伝えていきたいと思います。

 たとえばラヴォアジェ(ラボアジェ)の「予想の間違い」も科学の進歩・人間社会の進歩にとって、大切なステップだったということです。

 そして「熱の正体」を明らかにしていく過程は、それを追求していく者たちにとってワクワクするくらいたのしい過程だったということです。

 ミステリー小説は楽しい、サスペンス映画も楽しい、でも科学上のミステリーは、小説や映画が描くどんでん返しを遥かに超えた謎を明らかにしてくれます。

「そうか、幽霊なんて存在しなかったのか~」とか「なにぃ、50mlのアルコールと50mlの水を足しても100mlにならないだと~」など、たまらない謎を明らかにしてくれます。

 〈たの研〉では福祉の場でも一級の内容を提供して、たくさんの方たちの可能性を笑顔で伸ばし続けています。一緒に活動してくれるみなさんを募集しています。

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楽しい福祉&教育/豊かな自然を味わう〈生まれたばかりのカメさん〉

 子どもたちに伝えてあげたい楽しさの大きな一つが自然を味わうことです。
 読者の方から、こういう写真が届きました。
 生まれたばかりのカメの赤ちゃんです。

 環境に関わる人たちと一緒に仕事をしてきたことがあります。

「この人は環境保護のためには人間の暮らしはどうでもよいと考えているのだろうか」と感じるような、これまでの環境を1mmも変化させてはいけないというくらいの勢いで語る人たちがいて、驚かされることがあります。

 環境は原始時代から変わり続けてきました。
 外来種もたくさん入ってきたし、私たち人間自身がアフリカからやってきたわけです。

 そういう環境保護ではなく、たのしい環境保護が大事だと思っています。

 そのための一歩は「自然をたのしむこと」です。

 このカメが大人になって戻ってくることができるような砂浜を残してあげたい。

 また海洋汚染を減らす、除去する知恵と工夫を重ねる人ことは「やらされ型」では無理です。自然を保護する、より良くすることが楽しいという人たちが、これまでにない創造性を発揮するのです。

「AIも科学も自然もたのしめる子どもたちを育てる」、それが〈たの研〉の教育&福祉活動です。
 応援してくれる方たちが増えていくことが、この活動を着実なものにします。
 このサイトを広げてくれることも、その大きな支援です。知り合いの方たちに「このサイトたのしいよ」と広めていただけたら幸いです。

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楽しい面白い自由研究@雲の姿/たのしい福祉&教育

 入院中の方とのカウンセリングの時、このサイトにも時々書いてきた『夏の雲』の話をしたところ、季節の変化が雲の姿にもあらわれるということが興味深かったようで、次の週、病室から見える雲の話をいろいろ話してくれました。

 いろいろトラブルを起こして学校から遠ざかっている子どもたちが集う場所で、授業に「雲」を取り上げたことがあります。
 いくつかの写真を見てもらって、季節をあてよう、という話をしたらとても盛り上がりました。

 雲はとても身近な自然です。
 晴れていても曇っていても雨の日でも雲の姿をみることができます。

 季節の変化が分かる雲は晴れの日の雲です。夏の雲は、表面の盛り上がりがくっきり鮮やかに見ることができます。
 これは第1研から見えた雲です、表面の湧き上がりがくっきり見えます。冬の雲ではこうはいきません。

 先日、読者の方から夕焼け空の美しい雲の写真が届きました。
 色補正されていない、生の彩りです。


 夕暮れの雲に季節の変化があるのか、気になってきました。

 秋の夕焼けはきれいだ聞いたことがあります。

 私の予想は「おそらく夕焼け空も夏の方がキレイだろう」ということです。
 何しろ夏は光の量が多い・強いからです。

 みなさんはどう思いますか?

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