ユウナ(オオハマボウ)の秘密2-〈見れども見えず〉自然の中を散歩して発見0なんてありえない

 去年、オオハマボウ(ユウナ)の花が開いたその日に散ってしまうことに驚いて、〈見れども見えず〉と題してこのサイトに書きました。たくさんの人たちが読んでくれている記事の一つです。今回の発見もユウナ(オオハマボウ)です、みなさんはこの秘密を知っていたでしょうか。名前を併記しているのですけど、ユウナは島言葉で辞書名は〈オオハマボウ〉です。美しい島言葉の一つだと思います。

 オオハマボウ(ユウナ)を知らない方のために、これは去年の夏に撮ったユウナの写真です。

 一月後半、冷たい風の吹く今日この頃、自然の中を散歩していると、小道でこういう  ものを発見しました・・・・

 ユウナ・オオハマボウの花に似ているけど、それは夏の頃の花だしなぁ。

 でも似ているなぁ、と上をみると・・・

 しっかりオオハマボウ・ユウナの花が咲いていました。

え、真冬なのに・・・

 しかも花の周りにはたくさんのつぼみたちがひかえています。

 これからどんどん花がひろがっていくわけです。

 真冬にも開花・・・
 私が知らなかっただけかと思って信頼度高いサイトを調べてみると、私だけではないようです。

 信頼できるサイトを調べてみると沖縄県の公式サイトには《開花時期:6~8月》とあります。
https://www.pref.okinawa.jp/site/norin/shinrinken/kikaku/yuyou-detail/ohamabou.html

国営沖縄公園(海洋博公園)のサイトにも冬の開花は記されていません⬇︎

https://oki-park.jp/kaiyohaku/plantsbook/detail/6699

 地方公共団体のサイトにもユウナの花はたくさん取り上げられているのだけど、特にそういう記述は発見できませんでした。
 好きな〈ガジ丸さん〉のサイトにもユウナの花は取り上げられていたのですけど、年2回開花という表記はありませんでした。

 誰も気づいていないということはなく、きっと誰かが記しているのでしょうけど、広く一般的には認識されていないことなのかもしれません。

真夏と真冬に開花って両極端すぎるな、見上げた植物です。

 しばらく研究してみようと思います。

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パッチワーク記事・コタツ記事、詐欺記事に惑わされないために④ 騙されない人になるために・特殊詐欺回避入門

 この内容を近しい人たちに語っていても、かなり興味関心が高いものを感じています。みなさんはどうでしょうか。いよいよラスト「コタツ記事・パッチワーク記事、詐欺記事に惑わされないために④ 騙されない人になるために・特殊詐欺回避入門」です。〈特殊詐欺〉について書いて閉じることにしましょう。

特殊詐欺というのは詐欺とどう違うのでしょう?

wikipedia にこうまとめられています。

特殊詐欺(とくしゅさぎ)とは、被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振込その他の方法により、不特定多数の者から現金等をだまし取る犯罪の一種である[1]オレオレ詐欺が代表的だが、その他にも、預貯金詐欺、キャッシュカード詐欺盗、架空料金請求詐欺、還付金詐欺、サポート詐欺などの手口がある[1][2]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E6%AE%8A%E8%A9%90%E6%AC%BA

〈過去に想定していなかった、手の込んだ新たな詐欺〉ということですから詐欺の応用形ですね、

 敵は手強いですからこちらも賢くなくては太刀打ちできません。とはいえ、いつもいうように、見方考え方の基本は同じです。

 「特殊詐欺への対処も基本的には〈騙されないための4ステップ〉と同じです」と書きましたね、4ステップ(赤)はこうです。

1.何らかのデータに当たる時にはまず自分の予想を元にして調べていく

2,データに当たる時には「より信頼性の高いソース(データ元)にあたる」

より信頼性の高いソースはこの4つ。

  1. 実験結果のはっきりした科学データ

  2. 大学など研究機関の研究データ、学術ジャーナル、大きな出版社の出した事書など

  3. 主要ニュース機関や専門分野の雑誌、大きな報道機関の情報

  4. 政府機関の発表

  5. 番外:A.I.の情報はどういう位置づけか?
    信頼に足る情報とは言えません。まず大雑把な情報を把握するくらいにとらえておくとよいでしょう

 判断を具体的にどのようにすすめていくか?

①増えているという予想→
②〈文科省のデータを見てもやはりそうだ〉→
③〈大学の論文〉にも裏付けるデータが出ている→
④〈ニュース〉にも出ている➡︎
 予想は正しかった

自分の予想が間違っている時も同じステップです
①Bと予想した→
②〈文科省のデータではAという結果が出ていた〉→
③〈大学の論文〉でもAとある→
④〈ニュース〉にもAとある➡︎
 予想は違っていてAが正しい

 日本弁護士会の職員から「あなたの息子が警察に逮捕されて弁護士を要請しているが、日本弁護士会は事前に振り込んでもらわないと動けない。弁護士が出向くことになるので、まず手付金20万円を振り込んでください」という電話が来ました。

 その後、警察から、息子さんを逮捕していて少し話を伺いたいという電話も来ました。

 さぁ、どうしますか?

 まず落ち着いて「そうだ、4ステップだった」と言い聞かせる、そして・・・

①「本当に逮捕されているから一刻も早く振り込まなくては」と考えた・予想した

⬇︎

②日本弁護士会という名の通ったところからの電話である、メールもきている

⬇︎

③「◯◯署の刑事◯◯ですが、本日◯◯時◯◯分におたくの息子さんを逮捕して、現在取り調べ中です。息子さんが〈昨日の◯時ごろ自宅に電話した〉と話しているのですけど、念のため、それが本当かどうか教えていただけませんか」という電話が来た。警

⬇︎

④息子に電話しても出ない、職場に電話すると「朝、営業に出ていてもどってない」という。「息子に至急連絡したいのだけど、どうにかならないか」というと「実は、こちらからも電話しているのだけど、繋がらなくて困っているんです」という。

〈日本弁護士会〉という名の通ったところから電話もメールも届いている。その上〈警察〉からも電話が来ている。〈息子本人も出ない〉〈職場から電話しても連絡がつかない〉という。逮捕されたのは間違いない。弁護士が必要だ、振り込もう。

何か落とし穴はありませんか?

 そうです、決定的に大切な〈自分の予想を元にしてソースにあたるステップ〉ではなく、外からくる情報をそのまま受けてれています。

 そもそも〈予想を元に調べる過程〉がありませんから、これは騙される人になるためのステップです。

 予想したら、自分でソースに当たる!

 四番目の〈息子への電話〉と〈職場との電話〉は自分でソースに当たっているのですけど、そもそも息子が悪い奴らに監禁されていてスマホをとりあげられているとしたら同じような結果になるでしょう。

 同じ予想からスタートしても、こういう流れになると違う結果になるのではありませんか。

①「本当に逮捕されているから一刻も早く振り込まなくては」と考えた・予想した

⬇︎

②日本弁護士会に電話すると〈基本的に都道府県の弁護士が担当するので日本弁護士会に電話していただいてもわからない〉と言われた→え?→沖縄弁護士会に電話した→「そんな緊急時に手付金を振り込ませることはありません」と言われた⇨え?

⬇︎

③「電話のあった◯◯署の◯◯ですが」という◯◯署に電話して◯◯という人に電話する→「金城はたくさんいます」と言われた→着信履歴にかけて相手に「名字だけでなく名前も教えてください」というと逆切れされて「こっちは忙しいんだ」と切られた→え?→「沖縄署にもう一度電話して、これこれこういう電話がきたので、それが本当か調べたいです」と相談する→「来署していただければ相談にのります」と言われた→望むところです、いきましょう→「そういう事件で逮捕された人物はいません」と言われた→なにぃ~

⬇︎

④息子に電話しても出ない、職場に電話すると「朝、営業に出ていてもどってない」という。「息子に至急連絡したいのだけど、どうにかならないか」というと「実は、こちらからも電話しているのだけど、繋がらなくて困っているんです」という

「そういう案件はない」と言われ「逮捕された人の家族に手付金を請求するシステムもない」となったら、特殊詐欺です。振り込むのではなく、警察に至急〈捜査〉をお願いしましょう。
 もしかすると、息子さんは何ごともなかったように戻ってくるかもしれませんし、交通事故で難癖つけられて、監禁されているかもしれません。

 向こうからやってきた情報は自分が信頼して調べたソースとはいえません。焦る気持ちに負けず、予想をもとに自分で信頼するソースにあたることです。

 このシリーズはこれくらいで終わることにしましょう。

 おまけとして大切な情報を一つ加えましょう。
 もしかしてみなさんが不当に警察に逮捕されたら(不当でなくてもよいのですけど)「担当弁護士を呼んでください、弁護士が来るまで話すことはありません」と警察官に告げることです。私たちが弁護士を呼ぶのは憲法で保証された大きな権利です、それを警察官が無視したら処罰ものです。
 一般的に警察内で強い口調で追及されると、自分に不利なことを口にしてしまうこともあります、「担当弁護士を呼んでください!」何度か口に出して練習しておくとよいでしよう。
 とはいえ、そういう場面に至らないならそれに越したことはありません。

 弁護人を依頼する権利はこの条項です。

日本国憲法 第37条
  1. すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。
  2. 刑事被告人は、すべての証人に対して審問する機会を充分に与へられ、又、公費で自己のために強制的手続により証人を求める権利を有する。
  3. 刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することができる。被告人が自らこれを依頼することができないときは、国でこれを附する

予想以上に長くなりました。

反響がよく、よろこんでいます。ご意見、ご感想、お待ちしています。

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コタツ記事・パッチワーク記事、詐欺記事に惑わされないために③ 騙されない人になるために・特殊詐欺回避入門

〈特殊詐欺〉についてまとめなくては終われません、〈偽情報〉も〈詐欺〉も〈特殊詐欺〉もここまで書いたことで基本的には騙されずにすむのですけど、その前に、前回の演習がとても受けたようです、さらに重ねてみましょう。読者の方からの質問もあったので、その答えも含んでいます。

 思い出してみましょう、重要ですから何度も確認しておくとよいと思います。

 まず基本がこの2つ。

1.何らかのデータに当たる時にはまず自分の予想を元にして調べていく

2,データに当たる時には「より信頼性の高いソース(データ元)にあたる」

より信頼性の高いソースはこの4つ。

  1. 実験結果のはっきりした科学データ

  2. 大学など研究機関の研究データ、学術ジャーナル、大きな出版社の出した事書など

  3. 主要ニュース機関や専門分野の雑誌、大きな報道機関の情報

  4. 政府機関の発表

  5. 番外:A.I.の情報はどういう位置づけか?
    信頼に足る情報とは言えません。まず大雑把な情報を把握するくらいにとらえておくとよいでしょう

 判断を具体的にどのようにすすめていくか?

①増えているという予想→
②〈文科省のデータを見てもやはりそうだ〉→
③〈大学の論文〉にも裏付けるデータが出ている→
④〈ニュース〉にも出ている➡︎
 予想は正しかった

自分の予想が間違っている時も同じステップです
①Bと予想した→
②〈文科省のデータではAという結果が出ていた〉→
③〈大学の論文〉でもAとある→
④〈ニュース〉にもAとある➡︎
 予想は違っていてAが正しい

では②と③で違う結果が出たらどうしましょう。

 その時にはステップを増やして信頼できるソースをもう一つ加えて判断しましょう。信頼できるソースが3つとも似た論旨なら、それをもとに判断してよいでしょう。

 まずここで提案した4ステップは基本形としてとらえていってください。

 では信頼できるソースで、それに関して議論されていないとしたらどうしましょうか。たとえば〈カッパの骨を保管しています〉という人がいて、それはウソだろうと予想した。でも信頼するソースではどこにも触れられていないとした?

 それは議論するに足るものではないということで、正しいのか正しくないのか判断する以前の問題、つまり時間を使って検討するまでもなく、信じてはいけない情報だということが大きいのだと思います。

「いや、それでもカッパの骨は存在する」とか「たしかに◯◯は正しい」と考えたら、科学の方法〈予想⇨実験・検証〉を重ねていって自分で証明するとよいでしょう。ガリレオは、この地球が太陽を回っているという予想を証明したように。そうやってこの世界に真理が一つ増えたら人類にとってすばらしいことです。

 演習に行く前に、前回の演習について私がたどったソースを紹介しながら4ステップ

演習問題2

自分が病気になった時、友人がホメオパシーで治療できるといいました。
それを信じてよいのでしょうか?
※ホメオパシーは、1796年にドイツの医師サミュエル・ハーネマンによって提唱された代替医療です。この治療法は「同種のものが同種のものを治す」という原理に基づき、症状を引き起こす可能性のある物質を使用して、その症状を治療します。使用される「レメディ」と呼ばれる薬は、様々な物質から作られ、極めて高度に希釈されています。

 

演習問題3

すでに宇宙人が地球上に来ていて、知られないようにたくさん(一人でも)暮らしている

さぁ、たのしみながら〈偽情報に惑わされないための4ステップ〉をすすめていってください。

今回のテーマにはいろいろな人たちから反響が届いています、ここでまとめようと思ったのですけど、まだ続きそうです。

 ここで前回の演習問題について私の4ステップを紹介しましょう。

演習問題
「ネットの占いをやってみたら、あなたは今年〈仕事がうまくいかない時期〉に入ります。丁寧に仕事をすすめていきましょう」と出てました。

「悪い占い結果は信じない」という人もいます。それは「いい占い結果は信じる」ということですから〈占いを信じている〉ということです。〈正しい占いも間違った占いもある〉という人も同じです。

 ではそもそも《占い》という行為自体が信じてよいものかどうか予想を立てて調べてみていってください。

 あなたの予想
 ア 占いは真実を伝えてくれる行為であり信じてよい
 イ 占いは信じられない

 どうしてそう考えましたか?

1.予想 占いは信じるに足りない。もし当たったとしてもそれは偶然

2.ウィキペディアには「これまで占いには、統計学などの科学的要素が入っていると言う説が提示されたことはあるが、科学的な根拠があると認められたことはない」とはっきり書いてあって、それに対してwikipediaのチェック機関から〈その内容に関する信憑性が薄い〉という注意も出ていない https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%A0%E3%81%84

3.公益社団法人〈日本心理学会〉のデータを見ても「ランダムな結果と同じ」と出ている https://psych.or.jp/interest/ff-24/
4.〈大学の論文〉にも、占いについての研究の書き始めから「なぜ現代社会にこのような〈迷信〉と呼ばれる類の存在が、根強く生き残っているか」と言いきっている

https://core.ac.uk/download/pdf/236179192.pdf

結論 占いは信じるに足りない迷信である!

 前回もお願いしたのですけど「騙されないための4ステップで、私と異なる結論が出た」という方はぜひ教えてください。

 占い師が言っているとか、信頼するおばさんが言っている、先生が占いしてくれて当たった、私は天才的占い師で、ほぼ当てることができる、などは騙されるステップです、それではありません。

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コタツ記事・パッチワーク記事、偽情報に惑わされないために① 騙されない人になるために・特殊詐欺回避入門

〈コタツ記事・こたつ記事・炬燵記事〉という言葉をご存知でしょうか、私は毎日文章を綴っているので、その言葉を知っているのですけど、学校の先生たちやお母さんたちに聞いた限りでは〈未知100%〉でした。

『三省堂国語辞典』編集委員の 飯間 浩明 さんが文芸春秋のサイトにこう書いています。

【こ】「コタツ記事」に協力 これからは控えることに
                    日本語探偵

「コタツ記事」といわれる安直な記事がインターネット上に増えてきました。記者がまるで取材をせず、ネット情報などをつなぎ合わせて作る記事。こたつに入ったまま書けるのでこう呼ばれます。

 この呼称は、2010年代後半から散見されるようになりました。主要全国紙・地方紙で取り上げられるようになったのはざっと20年以降です。23年上半期の芥川賞を受賞した市川沙央さんの「ハンチバック」は、主人公の女性が書いたコタツ記事から始まります。文学でもこの呼称を捕捉しています。

 一部のいい加減なウェブメディアだけの記事かと思っていたら、スポーツ紙や芸能紙のウェブ版でもお目にかかります。「芸能人がSNSでこのような発言をした」「それに対してネット上ではこんな反応があった」などという記事がそれです。ニュース性があるのかどうか不審でしたが、要するにページビューが稼げればいいらしいんですね。

 まともなメディアが書く記事ではない、と冷ややかに見ていました。ところが、なんと私自身がコタツ記事の生産に協力していたことに気づきました。

https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7208

 

小学館の「デジタル大辞泉」にはこうあります。

こたつ‐きじ【炬燵記事】

読み方:こたつきじ

独自の調査や取材を行わず、テレビ番組やSNS上の情報などのみで構成される記事。

[補説] 主に、閲覧者数を増やす目的で作成されるインターネット上の記事についていう。自宅で、こたつに入ったままでも作成できるということからの名。https://www.weblio.jp/content/%E7%82%AC%E7%87%B5%E8%A8%98%E4%BA%8B?dictCode=SGKDJ

 この〈コタツ記事〉という言葉の〈コタツ・こたつ・炬燵〉自体がすでに過去のものになっていますから、構成する言葉自体が遠いものになっているのでしょう。

こたつの国内生産量はどれくらい減っているの?

こたつの国内生産量が激減しています。

なんと、平成2年代から国内生産量が激減していっているのです。

平成2年には約178万台の国内生産量だったのにたいし、平成9年には
100万台を割りました。

更に平成15年時点では、平成9年の九割に近い約24万台にまで現象したのです。

平成16年に至っては調査の対象外とみなされ現在に至っています。

こたつの国内生産量が激減!日本家庭の風物詩の危機か?

 私は《独自の調査や取材を行わず、テレビ番組やSNS上の情報などのみで構成される記事》を〈パッチワーク記事〉という言葉で表現した方がよいと思っています。

 さて私がここまで書いたうち  から  までは〈パッチワーク記事〉いわゆる〈コタツ記事〉です、ソファーに深く体をしずめて書いています。

 パッチワーク記事は間違いの危険性を高く含んでいます。

 パッチワーク記事のようなものだけでなくネット上にもテレビにも本には科学的にみて間違ったこと、事実と違うことが乱立しています。

 けれどたくさんの人たちが読んでくれているこの〈たの研/たのしい教育研究所〉のサイトはそういう不確か、間違いの危険性がとても少なくなっています。それが信頼を勝ち得ているということもあるでしょう。

 さっきの   で囲われたパッチワーク記事、いわゆるコタツ記事だけでなく、これまでもいろいろなところから引用してきているのに間違いが少ないのはなぜだと思いますか?

 あなたがいろいろなサイトの記事を集めて文章を作成するとき、間違い記事である危険性を少なくするにはどうしたらよいでしょう。

 そのことは自分自身が周りにだまされない、いろいろな詐欺(特殊詐欺)にひっかからないために大切なことですから、まず自分の頭で考えてみていただけますか。

 そうやって予想してみると「テレビで言っていたから正しい」とか「先生(お母さん)が言っていたから正しい」というのは、はなはだ心許ないことだとわかるでしょう。

 以前「納豆を百回以上まぜてネバネバを増やしてから食べるとやせる」という情報を流したテレビ番組があって、結果的にそれが根拠ない捏造であったことがわかって番組自体が消えたことがありました、関西テレビの「発掘あるある大辞典Ⅱ」ですhttps://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/focus/122.html

「1999年に空から恐怖の大王が降ってくる」というノストラダムスの大予言という情報にたくさんの人たちが騙されました。

 教師だって間違った情報に巻き込まれますから、先生がいうことは全部正しいなんてあり得ません。科学作品展で私が審査した中に

担任の◯◯先生の指導で「牛乳に〈ありがとう〉と書いておくとなかなかくさならない。〈ばかやろう〉と書くとすぐにくさる」という自由研究をまとめました

という子どもがいました、そんなインチキ情報を信じ切っているような先生は一人ではなく、別な学校からも出てきたので「科学教育をしっかりしなくては大変だ」と思いました。
 それは〈たの研/たのしい教育研究所〉にも引き継がれています。

 長くなりました、次に分けてかきましょう。

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