楽しい福祉&教育〈楽-らく〉と〈楽しい〉/五味太郎

 福祉&教育のエキスパート集団『たのしい教育研究所』は、団体名にあえて漢字の〈楽〉という漢字を使っていません。「らく」というわけではないからです。

 その後、楽という漢字を使ってもいいようだと感じたのは、五味太郎のこの話を読んでからです。

五味

「楽(らく)」と「楽しい」って一緒の漢字で表すよね。つまり、楽しくやるってことは、楽にやるってこと。おれにとっては、絵本をつくるのが一番楽なんだ。だから続けてる。

 楽な方に行けっていうのは、五味家の伝統でもあるんだけどさ。人生楽にいくことについて、一所懸命なんだよ。だからみんなもうちょっと真面目に、自分が何を好きなのか、自分っていうのがどんな人間なのかっていう自己発見に、もっと時間をかければいいのにって思ってるわけ。https://mi-te.kumon.ne.jp/contents/article/12-91/

 楽しいと心がワクワクして楽な気持ちになります。
 そしてついつい一生懸命になって、どんどん熱中していきます。

 楽しいと熱中するので身体は疲れることもあるけれど、心は楽です。

 やらされ型だと次第に心が疲れてきます、心が疲れると体も疲れます。

 やっぱり「たのしさ・楽しさ」が基本だと思います。

 福祉も教育もいろいろな人たちの笑顔をみることができます。ついつい熱中してしまうけれど、心は楽で自由です。

「楽しい福祉」でも「楽しい教育」でも、〈たの研〉のこのサイトはトップ表示です。いろいろな人たちに、ひろめていきたいと思います。

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楽しい福祉&教育『聾唖者というアイデンティティ』、オレンジカード(ヘルプ掲示)の提唱ほか

 はじめてアメリカに行ったときのことです。見るもの聞くもの初めてのリアル体験で、映画で覚えた英語を何とか駆使して周りの人たちとコミュニケーションを取ろうと頑張ってみたのだけど、さすがにネイティブとの会話はハードルが高く、わずかな単語がかろうじて伝わるくらいでした。

 そんな私のつたない言葉を聞き取ろうとしてくれる人たち、頑張って思いを伝えようとしてくれる人たちもいました、それはとてもありがたいことでした。そして言葉の重要性を強く感じた日々でした。

 聴力や発声にハンディのある、聾唖(ろうあ)の方たちがいます。

 みなさんは、こういう言葉をご存じでしょうか。

私たちは障害者ではなく、日本語と違った「手話」という言語を使う、言語的少数者です。

 元来「障害」という言葉が嫌いな私は、この言葉に感動しました。

 私は映画で知ったのですけど、おそらく出典はこれだと思います。

ろう文化宣言–言語的少数者としてのろう者(聾文化宣言)
現代思想 23 (3), p354-362, 1995-03
東京 : 青土社

 私が初めてのアメリカで感じたことは、この〈言語的少数者〉と似ているでしょう。

 聾唖の方たちの使う「手話」を理解して使える人たちが増えることはいろいろな人たちの可能性を広げます。

 そしてもう一つ、聾唖の方たちが気軽に〈文字〉を書いて伝える方法をもっと多用した方がよいと思います。A.I.やI.T.を駆使する必要はありません、メモ帳と鉛筆でいいんです。
 それを街中で気軽に私たちに利用して伝えるようにしてはどうだろう。

 たとえばヘルプを意味するものを「オレンジカード」に指定して、みんながそれを認識できるようにする。ハンディのある方がそれをあげたら、見た人が近づいていく。
 聾唖の方が手帳にメモする⇨「バス停がありませんか?」⇨シンプルに「バス停は?」
 私たちもそれにメモする⇨「どちらに行きたいのですか?」⇨シンプルに「どこへ行くの?」

 他にも楽しい福祉のアイディアがいろいろあります。
 興味のある福祉関連の方たちがいたら、協力しませんか。

 

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皆さんの募金@赤い羽根共同募金の支援で〈楽しい教育&福祉プログラム〉『あつい つめたい のひみつ』ができました

 たのしい教育研究所はいろいろ方たちから支援をいただいています、心から感謝しています。今回は、その大きな一つ〈赤い羽根共同募金〉の支援を受けて完成した、特別支援クラスの子どもたちがたのしく賢くなる教育プログラム『あつい つめたい のひみつ』を紹介します。

 もちろん、通常学級の子どもたちもたのしむことができます。

 本格的な科学の内容を学びながら、たのしい実験をすると、美味しい食べ物ができあがってしまうという、大人気のプログラム構成です。

〈あつい〉とは何か?

 みなさんならどう答えるでしょう?

 たくさんの人たちに質問してきました。

 すると「汗が流れる」「温度計の温度が高いこと」「やけどする」というような、〈あついとどうなるのか〉という説明がほとんどでした。

 あついというのは、原子がはげしく動いているということです。
 たとえば洗濯ものの水の原子たちがはげしく動いて、空気中にとんでいくことが乾くということです。熱い飲み物から立ち上がる湯気は、飲み物の中の水の原子たちがはげしく動いて、コップの中にいる仲間たちと別れて空気中に飛び出ていく様子です。※水の原子たちを科学的に〈分子〉という

 それを目でみてるかのようにイメージすることができるたのしいプランです。
 きっとこれを学んだ子どもたちは、周りの大人たちよりずっと賢くなっているはずです。

 先日、プラン完成記念で、たくさん子どもたちに体験してもらいました、特支の子どもたちにもそうでない子どもたちにも。評価感想は満足度・理解度が予想通り、かなり高い数値になっていました。

 この写真の右側に「赤い羽根共同募金」の表示の一部が見えていますね。

特支クラスとうで利用したい方はご要望ください、送料を負担していただければ無料で郵送させていただきます。

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たのしい教育研究所のたのしい一週間
怪しい探検隊 復活
五冊目の書籍出版しました 「五時に帰ってシネマの扉を」
夏の講座シミュレーション たのしく盛り上がり続ける
大量のマンゴ届く 感謝してたくさんの先生に届けさせていただきます
コジロ~と〈たの研〉の たのしい日々

たのしい教育プログラム Plus
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いっきゅう2025-07-20

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