梅雨でも楽しく野山さんぽ@楽しい面白い自由研究

 沖縄は梅雨で雨続きです。そういう中でも野山さんぽを楽しむことはできます。小雨くらいなら傘で、降ったりやんだりする中ならツバ広の帽子をかぶって、車に数分で戻ることができるくらいの距離で花たちを探すとよいですよ。

 今日は降ったりやんだりの天気の中、植物たちと親しみました。
 新しい発見を期待する自由研究です。

 これはオトギリソウ(弟切草)ファミリー(科)のビョウヤナギです。
 花火のような花だと感じました。

 
 テッポウユリもみつけました。

 柔らかな黄色のフヨウの花も咲いていました。

 シークワーサーの木には小さな実がなっていました。

 以前、パパイヤの木々をいくつも目にした場所では、たくさんのパパイヤが立ち枯れていました。
 調べてみると、ウリミバエの被害のようです。
 ゴーヤーなどの瓜ファミリー(科)だけでなく、パパイヤなどにも被害を与えていたのだということに驚きました。
 自然の中を歩くと残念なことも目にします。
 それもまた、自由研究です。

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楽しい花さんぽ〈アジサイ/紫陽花の季節〉で楽しい面白い自由研究@楽しい原子論

 出張で飛び回る日々、遠くに見える鮮やかな彩りに惹かれて近づくと、アジサイ(紫陽花)の花が咲いていました。アジサイは日本原産の植物です、写真に見える「ガクアジサイ」がアジサイの原種です。※「ガクアジサイ」と「ヤマアジサイ」を加えていねるサイトもあります、どちらも全体的な作りは似ています

 手毬のように丸く膨らんだアジサイは、日本のガクアジサイが海外で品種改良されて、逆輸入されたものです。

wikipediaに感謝して引用

 以前「アジサイの花に見えている部分は植物学的にいうと花ではない」という記事を書きました。未読の方はどうぞ、たくさんのお便りをもらった記事の一つです。

楽しい理科・楽しい植物学@ガクアジサイは面白い

 今回はその時に個人的に宿題にしておいた、アジサイの色の話を書きたいと思います。ちょうど今「原子論と楽しい人生」をテーマに執筆しているので、その一つのテーマにしてもよいと考えています。

 アジサイの色は大きく〈青〉と〈赤〉の系統に分かれます。

 知っている人もいると思います、土壌の酸性度・アルカリ度によって色が違ってきます。
 アジサイの色はリトマス紙の反応と逆になる、とイメージすると覚えやすいとおもいます。リトマス紙の判定でアルカリ性は〈青〉反応を示します、アジサイは逆で、アルカリ性の土壌で花が〈赤〉くなります。

 アジサイを漢字で書くと「紫陽花」、紫の陽(ひなた)の花です。

 アジサイの花にある〈アントシアニン〉という分子は、土壌にあるアルミニウムと結びつくと青系に発色します。

 地球上に存在する原子を多い順に並べると〈酸素〉〈ケイ素〉〈アルミニウム〉です、アルミニウムは土壌にもたくさん存在しています。

 火山ガスには酸性のものが多く、火山の多い日本の地質は酸性に傾くようになります、もちろん全てではありません。

 もともとアルミニウムは地中に多いので、その酸性に傾いた土壌の中で、植物に吸収されやすい状態(イオン)になるものもたくさんでてきます。それで青系のアジサイが多くなります。

 そこで考えてみると、アサガオも青系と赤系があります。

 ブドウの色も青系、赤系があります、ほかにもあるでしょう。

 それもアジサイの反応のような仕組みがあるのではないかな。

 みなさんはどう思いますか?

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アダンの炭@楽しいものづくり

 web上にはタコノキとアダンの実を間違って書いている記事をいくつも目にします。アダンはタコノキファミリー(科)なのでとても似ていて混同してしまうのでしょう。

 たとえば「アダンの実の炭」として販売されているこの写真は、実は「タコノキの実」の炭です。結構高い値段で売られているんですよ、8000円也。

 でも、同じネコファミリー(科)だから一緒だといったって、チーターとヒョウは違う種です。

 これはチーター。

これはヒョウ。

 

これはタコノキの実です。

そしてこれはアダンの実です。

 タコノキの実と違って一粒の表面が複数のブロックに分かれています、タコノキの表面と比べてみてください。これはアダンの一粒⇩

  海岸を散歩していて、アダンの実をみつけました。

 バーベキューついでに、久しぶりに炭にしてみました、飾ってもよし、脱臭に利用するのもよしです。

 アダンを丸ごと丸いハンゴウに入れて、残り炭に載せてそのままにしておくと・・・

 こうなりました。
 簡単ですよね、8000円の音がつくならたくさんつくって販売して、子どもたちの福祉活動に使いたいなと考え中。

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たのしい環境教育@酸素を増やす研究/さし木Newバージョンの実験

 植物を増やす活動は、どうも普通の楽しみ以上のものがあるということを感じはじめています。植物を増やしていくことは美味しい実が増えていくことにつながることもあるし、生命に不可欠なO2を作り出すことにもなります。プラモデルを作ることも楽しいけれど、どうもそういうことと次元が違う感じがする…
 最近実験していることを紹介します。
 公式サイトに桜と桜の間で光が当たらず一年経っても小さなままだった桜の木の話を書きました。
https://tanokyo.com/archives/166668

 その時、小さな桜に太陽の光をあてるために両隣の桜の枝を剪定したのですけど、最近見るとその切り口近くから新しい葉が芽吹いていました。切られた部分にいく勢いを新芽に注いでいるわけです。


「もしかすると…」

 閃いたのは「この部分を切り取って土に入れると普通のさし木より成功率も高く成長スピードも速いのではないか」という考えです。
 さっそく実験することにしました。
 これは大きな芽、何となく根が出やすいかも、と考えて枝はタテ半分にしました。※大きな葉は落とします

 

  

 これは小さな芽です。

2025年、こどもの日に土に植えました。

 私は植物栽培や農業に詳しいわけではありません。これで桜のさし木の成功率が高いとしたら面白いのだけど…
 みなさんはどう予想しますか?
 専門の人から「そんな簡単なこともしらないのか、成功するわけないだろう」と言われることなのかもしれません。
 ちなみに専門家が推奨する桜のさし木は、伸びている枝先をカットして葉を半分くらいにして土にまっすぐ挿します。桜でなくてもたいていこうです。

 予想を立てて実験すると、当たっても外れてもたのしく賢くなることができます。

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