とても本好きなのに、たのしい教育の需要が大きく、ゆったりと本を手にするゆとりがみつからないので、電子書籍を読んだり、サブスク/サブスクリプション(会員制の定額サービス)で本の朗読をながら聞きしたりする日々です。
以前、このサイトの熱心な読者の方から「なかなか寝付けなくて…」という相談がきたので「朗読のサイト」を紹介したところ、かなり感謝してくれて、お礼にと珈琲が届いたことがありました。
朗読をたのしむのはサブスク(subscription)でなく、無料で利用できるコンテンツもあります。無料だと質がよくないだろう、と考える人がいるかもしれません。確かに、「本読みの練習中の動画をアップしたのかな」という動画もあるのだけど、玄人が朗読してくれているコンテンツもあります。
ナレーター・声優として不動の位置にいる窪田等(くぼた ひとし)の朗読もたくさん聴くことができます、試しに「窪田等」で検索してみてください。
※
詩人の高村光太郎は味わい深い文章をいくつも残しています。
その中に「山の春」という掌編があります。
「ほんとうは、三月にはまだ山の春は来ない」とはじまる、土の香りがする心地よいエッセイで、以前、このサイトでも青空文庫から全文紹介しました⇩
高村光太郎の名文は名作〈リトル・フォレスト〉に影響をあたえただろう/名文を読むことは人生を豊かにし、受験生は合格に近く(後半)
自分で何か仕事をしながら読むというのは難しいのですけど、朗読を聴きながらたとえば
・ものづくり
・教材実験
・水かけ
・料理
などは十分可能です。
教材作りに熱中すると頭に入らないことがあるんじゃないか?
ありますよ、でもノープロブレム!
何回も聴けばいいんです。素晴らしい作品は繰り返したのしめるからです、映画や絵画と同じ。
ここからその朗読を聴くことができます、10分くらいなので気軽に聴いてみませんか。
http://aozoraroudoku.jp/voice/rdp/rd140.html
これはいいなぁ~と思ったら、二回三回と聴いてみてください。
朗読もいいなぁ、と思ったらその世界に浸っていくとよいでしょう。
今回も続きが書きたくなりました。
つづく
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