沖縄は、ほぼサンゴでできた島/はじめに理解すると時には大雑把にいく

 これは以前撮った沖縄の海岸の写真です、引き潮だったので、車を停めてしばらく眺めていました。

 潮が引いて見えている茶色・こげ茶の部分はサンゴ礁の跡です。
 中央やや上側にも顔を出した部分がありますね、同じくサンゴ礁がほとんどです。

 白い砂は、サンゴが砕けたり、貝殻が砕けたり、有孔虫の抜け殻だったり、いずれにしても生物由来のものがほとんどなのですけど、面積的にみたらサンゴの広がりによってできた部分は圧倒的におおいのです。

 もちろん、生物由来でない場所もあるとはいえ、表面全部がチョコで覆われてなくてもチョコドーナツというように、沖縄の成り立ちを一言でいうと「ほぼサンゴでできた島だ」といってよいでしょう。

 500円の商品もあるけれど100均という様なもので、厳密には違っているけれど、大きく見れば間違いない、そういう見方・考え方は大切です。

 

 いろいろ詳しいことを勉強していくうちに、「一言でいうと」という表現ができなくなります、だってこういう部分もあるし、ああいう部分もある・・・

 けれど大雑把にいうことで全体がとても理解しやすくなることは間違いありません。「細かくみるといろいろあるけど、とりあえずこう見ているといいよ」そういって説明すると、子どもたちのいろいろな理解も進んでいくと思います。

 厳密に語ろうとすると混乱してしまうことも多くなります、「シンプルさは重要」親も先生も、それを大切にして付き合っていくとよいですよ。大雑把につかんで興味が出てきたら、例外の部分まで確認していくことができます。厳密を心がけて「ややこしいからもういいよ」と感じてしまったら、例外について知ることもないでしょう。

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仮説実験授業の授業書の変化球-実験中

 仮説実験授業という画期的な授業があります、たのしい教育研究所を強く応援してくださった〈板倉聖宣先生:仮説実験授業研究会初代代表・元文科省教育研究所室長〉が開発した授業方式です。

 板倉先生に「仮説実験授業の問題を二、三問取り出して〈自分の考えを語ることが苦手な子どもたち〉に実施してみたいのですけど」と相談したことがあります。
「きゆなさん、そういう実験はそれなりに価値があるかもしれないけれど、その時には〈仮説実験授業〉とはいえないから、そう言わないでやるんだよ。仮説実験授業は一連の問題やお話などを連続的にやる必要があるから」と返してくれました。
「仮説実験授業とはいえない」というのは、ダメな授業だということではありません。数問実施しただけでは仮説実験授業が提唱する効果が得られない、ということです。

 私は仮説実験授業暦40年です、いつの間にかかなりのベテランの仲間に入りました。教師時代の年間授業書実施回数は少なくても週数時間、多い時には20時間を越していましたから、累積すると全国的にみても上から数えた方が早い方でしょう。その私の経験を活かして〈自分の意見を伝える〉ことをテーマに実験的にプログラムを作って、何人かの先生に試してもらっています。

 気に入ってくれた先生たちが、授業書を手にして《仮説実験授業》を実施してくれる様になることも、目標の一つです。

 結果がハッキリしてきたら広く紹介していきたいと考えています。

 仮説実験授業の問題はたのしく、自分の頭がどんどん動いていきます。
 いくつか問題を経験していくうちに、「こういう意見をいいたいな、いえるかもしれないな」そう感じてくれる子どもたちが増えていくというのが私の予想です。

 それもまた〈意見をいうたのしみを味わうプログラム〉として十分価値のあることだと思っています。

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ある小学校の授業で-たのしさこそが学力・賢さを高める

 先日、A小学校の子どもと先生、保護者の皆さんへ《たのしい教育プログラム》を実施してきました、2時間ノンストップ、汗をたっぷりかきながらの授業でした。

 これは導入部の後半のある実験に会場がどよめいている様子です、このあと大きな拍手が自然に起こりました。

 〈たの研〉のブログラムはテレビなどでよくとりあげられる〈見栄え優先の授業〉ではありません、一つのストーリーに基づいて予想を立てながらすすんでいくなかで「なるほど」と腑に落ちるような授業です。

 子どもたちも大人もどんどん予想を立てて考えを出してくれました。〈たの研〉の国や県との個人情報保護規定で、子どもたちの表情をみせてあげることができないのですけど、笑いあり驚きあり、感動ありの時間になりました。

 それは一方的な見方ではありません、〈たの研〉の授業では受けた方たち全員が楽しさ度と理解度を《5段階評価》して、どうしてそう評価したかを書いてくれます、つまり毎回〈通知表〉をもらうのです。

 子どもたちの様子を思い出しながら丁寧に読むのですけど、心動かされる言葉がたくさん綴られ、読みすすめるほどに涙がほほをつたわってきます。

 今回は、あまりにも〆切ものが多くて、まだ半分くらいしか読めていないのですけど、満足度100%です。

 この子たちが元気にたのしく人生を切り開いていくことをたのしみに、これからも元気に活動をすすめていこうと思います。

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楽しい科学-虹色の光を見つけたら光のくる方向を探してみよう

 背中に朝の光を感じながら、珈琲を味わいつつ執筆していると、ノートパソコンのすぐそばに虹色の光を見つけました。

 前に目を移すと、壁板にも虹色の光が見えています、虹色の右側の直線はパソコン画面の影でしょう。

 1666年、ニュートンの実験によって「太陽の光は、異なる波長の光つまり〈いろいろな色の光〉が組み合わさって〈無色〉に見えている」ことがわかりました。※1666年という年を覚える必要はありませんけど比較的覚えやすい数字ですよね。ちなみに江戸時代に入る区切りとなる〈関ヶ原の戦い〉が1600年ですから、日本でいうと江戸時代のはじめの頃にこういう偉大な実験がおこなわれていたことになりますね

wikipediaより

 幅のある波長(いろいろな色)を含んだ無色の光が物質に当たって、青い色を跳ね返したらその物質が青に見えます、赤い色を跳ね返したら赤くみえます。
 血液は赤い波長の光(色)を反射して、ブルーベリーは青い波長の光(色)を反射しているわけです。

 頭を動かして後ろからくる朝陽をさえぎったら虹色の光が消えてしまうので、虹色の光は太陽からくる光だとわかります。

 虹は小さな雨粒などが光を通過させる時に屈折つまり進む方向を曲げてしまったり、雨粒の内側で反射させてできます。

 テーブルや板壁は表面で光を反射させるわけで、光を内部に取り込んで反射させるわけでも、光の進む方向を曲げてしまうわけでもありませんから、テーブルや板壁が虹色を作っているわけではありません。

 どうしたわけでしょうか?

 太陽からくる光を何かが屈折させているに違いありません。

 ガラス戸とカーテンくらいしか思い浮かばないなぁ~

 と振り返ってみると・・・

 カーテンの間にクリスタルがぶら下がっていました。

 真ん中あたりの3連続の多面体が太陽光で輝いてみえます、それを通過した光が分光してパソコン近くに虹色を見せてくれていたわけです。

 理科の実験で光を分光する時〈プリズム〉といってガラス状の三角柱を使います。そのせいで〈分光は三角柱で〉と思い込んでしまう子どもたちがたくさんいます。

 でも光は角度によって球面でも分光します、多面体のクリスタルならどんどん分光します、調べてみると〈サンキャッチャー〉という名前で売られているクリスタル多面体がたくさんありました。新しい授業プログラムとして使えそうな予感がしています。

 

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