最新号の『たのしい教育メールマガジン』も内容充実/おすすめします

 今週号のメルマガもかなり充実した内容です。

発想法の章を少しだけ抜粋しましょう。

板倉聖宣「騙されないためには疑い深くなればよいのか?」 書籍『科学と方法』から

私たちは、自らすすんでまちがった判断をしようなどとは思いません。「わざとついうっかりする」などということはありません。
ついうっかりするのは、相手がついうっかりまちがわせるような仕組みになっているからなのです。
 そこで、私たちは、どういうときにそういうトリックにひっかかるのか、考えてみなければなりません。
 見かけと本当のこととがちがうとき、私たちはしばしば見かけを真実だと思いこんでしまうのです。
 それでは、どうやったら見かけと真実とのちがいを発見し、トリックにひっかからないようにすることができるのでしょうか。
 この答はあまり簡単ではありません、しかしこれだけはいえるでしょう。
「外観だけでそれを真実と思いこんではいけない」という教訓をもとにして、見かけだけではなかなか信用しない疑り深い態度を身につければよいということです。
 実際こういう疑り深い人間というものはたくさんいるものです。きっとそれらの人々はいろいろのトリックにひっかかって、いやというほど痛めつけられた経験があるのでしょう。
 しかし疑り深い人間になることというだけでは、いかにもみじめな話です。
 デマにひっかからないための防衛手段としてはよいと思われるかも知れませんが、この教訓がまたデマ宣伝に利用されることがあります。

 

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「えっ、どこが違うの?」この都道府県カルタ、あなたは気づくことができますか?/楽しい福祉&教育

〈たのしい教育メールマガジン〉の記事を書いています。そのはじめの部分を紹介しましょう。まずこの「都道府県カルタ」にある沖縄県の紹介と、その地図をご覧ください、みなさんは何か気になるところはないでしょう。※間違いがあるとは限りません

 特に気になりませんか?

「沖縄はなんといっても台風だよ」とか
「沖縄といえば首里城と書かなきゃ」という意見もあるでしょう。

 それも言えるかもしれません。

 他にはありませんか?

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 実は沖縄県の地図が間違っています。

 沖縄に住んで馴染んでいる人たちでも混乱することがあります。

 実際、教師をしている時、私も『あれれ、沖縄と鹿児島の境界ってどこだっけ?」と迷ったことがありました。

 姿形に親しむということは、社会科をたのしむコツの一つです。

 これは私が訂正したバージョンです、境界が分かるように赤と白抜きで描き直しました。

 当然このカルタでは「鹿児島県」も違っています。間違いを指摘するためにメルマガを書いているのではなく、都道府県カルタは地理の楽しい教材、社会を楽しむ教材としてとても有効なので、作り直しているわけです。

 次回のメルマガの〈授業の章〉では「楽しい社会科・たのしい社会」をテーマにたのしんでもらえる教材を紹介したいと思います。
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たのしい花さんぽ@梅の花/楽しい環境教育&楽しい食育

 メルマガを執筆してあと、たのしい教育ラボの近くの川沿いの細い公園を歩きました。
 勝手にリバーサイドパークと名付けたその場所には梅の木が植えられています。

 嬉しいことに今年は梅や桜の開花が遅く、まさに花盛りの梅の木に出会うことができました。

 冬の冷たい空気の中で、白い小さな花が輝いて、とてもきれいです。
 よい香りも漂っています。
 あと3~4日で今年の見頃は過ぎて、また来年の季節を待つことになるのでしょう。

 今年は楽しい福祉&教育 で〈楽しい食育・たのしい食育〉に力を入れています。

 梅の実は梅干しとして古い時代から親しまれています。
 でもそれを作るのはこどもたちには難しい。
 以前から〈花〉を食べたらどんな味かと考えていました。
 調べてみると…

梅の花は

食用可能で、春の訪れを感じさせる香り高いエディブルフラワー(食用花)です。
花茶や塩漬け、お吸い物の具、天ぷらなどとして親しまれています。
栄養面ではポリフェノールやクエン酸、ビタミンCを含み、疲労回復や殺菌、喉の渇きを癒やす効果が期待されています。

主な楽しみ方・食用方法
    • 梅の花茶(花茶): 生の花や乾燥させた花にお湯を注ぎ、見た目と香りを楽しむ。

    • 梅の花の塩漬け: 梅の花を洗って塩をまぶし、重石をして3日ほど置く。お吸い物やおにぎり、お茶請けに。

    • 料理の彩り: お吸い物、サラダ、ちらし寿司の具材として、そのまま、またはさっと茹でて使用。

    • 天ぷら: 軽く薄衣をつけて揚げる。

〈たの研〉には「こどもマルシェチーム」があって、栄養士の先生も入っています。

 今度、落ちたての花を集めて、楽しい食育プログラムの実験をしようと思います。

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「ハサミから広がる楽しい世界」@新作プログラムから見えてくること/楽しい福祉&教育

 前々回のX型とU型のハサミについて、いろいろなお便りが届いています。

 実は今日、〈たの研〉のスタッフセッションで「どちらのハサミが先に発明されたか」という話を出すと、多数が〈U型〉と答えたのに驚きました。左がX型、右がU型です。

 どちからが作りやすいか?
 という視点でみると確かにX型が複雑そうです。

 ところがU型はかなり機能的です。
〈両端の刃をU型に曲げる〉〈刃の合わせがモノをカットできるように調整する〉〈しかも押したら元の位置に戻るようになっている〉という技はかなりの工夫です。

 それに対して二つの金属の刃を真ん中で固定するというのはあまり難しいようにはもえません。

 複雑からシンプルな方に進化していくものはたくさんあります。

 たとえば土器

お金もそうです。

 ハサミもそうだと思っていたら、そうではなかった。

 製造難易度の高いU型から先に生まれたというのは、私にとって驚きでした。

 読者のみなさんはどう感じたでしょうか。

予想すると、それが当たっても外れても賢くなります。
みなさんもいろいろなものごとにどんどん予想を立ててみてください。
自分で答えをさがせなくても、いずれ答えがみつかることもおおいものです。

 

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