〈ベタ〉のオス同士が格闘せず仲良く泳いでいます/(自由研究)水槽in水槽で育ててきた実験結果から、猫さんが仲良くなるヒントを得る

 〈たの研〉には先月の夏の講座あたりから、ベタがのんびり暮らしています。ベタは別名「闘魚」と呼ばれてオス2匹を同じ水槽で飼ってはいけない、といわれています。ホームセンターで購入する時も、そう説明されました。

 たとえばある質問サイトに投稿されたベタに対する問いに対する答えはこうです。

ペットとの暮らしをテーマにしたサイトにもこうあります。

ベタはオス同士が激しく戦い合う魚として有名です。同じ水槽に複数のオスを入れると噛み付き合いのケンカになりどちらかが死ぬまで戦います。そのためオスは1匹づつ単独飼育することになります。
 
魚の飼育のサイトにはベタの買い方について、こう書いています。
決して同じ水槽に入れてはいけません。

という注意に従って〈たの研〉では2匹のベタを単独で育てていました、ただし、大き目の水槽の中にスリムな水槽を入れて育ててきたので、2匹はいつも一緒に泳いでいるように見えます。9/4の記事の記事がそうです⇨ https://tanokyo.com/archives/162619

 ところが、スリムな水槽からベタが飛び出ることがありました。

 夜中に飛び出たようで、朝みて気づいた次第。
 それが2匹仲良く泳いでいます。

 ずっとお互いの姿を確認しながら、まるで一つの水槽の中にいるようにして泳いできたからかもしれません。

 いずれ何かで闘いのスイッチが入ってしまうかもしれないので、しばらく眺めていたあと、またセパレート(分離)しました。

 ところが数日後、また飛び出て、仲良く泳いでいました。

 もしかすると、このまま育てても大丈夫かもしれない、と思いつつも、命がかかった実験をする気はないので、またセパレート。

 ところで〈たの研〉には保護猫が3名います。
 新入りの1名と元の2名が仲良くなれないので、何かいい方法がないかといろいろためしてきたのですけど、結局セパレートしています。
 今回のベタの水槽in水槽のように内側に1名、外側に1名というように、顔を見合わせながら食べたり飲んだりして数時間ずつ過ごしてもらうと、仲良くなっていくのではないか?
 そんな予想が立ちました。
 そういうゲージはどこにも売ってないので、自分でどうにか工夫したいと思います。
 たのしみです。
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災害について予想を立てて調べる〈地震・雷・火事・台風〉

 江戸時代から、恐ろしくて、いつ起こる(怒る)かわからない、逆らえないというものを「地震・かみなり・火事・親父」と並べました。「島言葉」の取り組みの中でも伝えてきたことなのですけど、言葉には、その頃の人たちの価値観・想いなどがハッキリと残されています。過去の認識博物館のようなものです。
 「地震・かみなり・火事・おやじ」という言葉から、日本では伝統的に父親の暴君的な立ち位置がわかります。チャンスがあったらいずれ書くとして、今回は災害の話。

 今ふつうに考えると「地震・かみなり・火事・台風」と並べるでしょう。かつての日本で〈台風〉は大して恐ろしいものとは捉えられていなかったのでしょう。日本の中心の江戸・東京にはほぼこないものだったのでしょう。

 では「地震・かみなり・火事・台風」の中で、最も人的災害が大きいものは何でしょう、過去100年の死者数で予測してください。

「ケガをした人の統計でもいいのでは」と思う人もいるでしょう、でも時代の流れをさかのぼっても統計的に確かだ、と考えられるものは〈死者数〉です、詳しくは機会があればいずれ。

質問:地震・かみなり・火事・台風の中で、過去100年の死者数をみて、もっとも大きな災害は何だと思いますか? 2位以下も順位で並べてみてください。

あなたの予想

一位は〔        〕
二位以下の順位は 〔    〕>〔    〕>〔    〕

どうしてそう予想しましたか?

お 話

 台風は毎年のように来て命を奪っていくのですけど、地震は毎年ということではありません。ところが過去100年間の地震による死者数を考えると、大規模な地震の破壊力は大変なものです。※関東大震災はほぼ100年前だということで算出

    • 1923年の関東大震災: 約142,800人の死者​(Wikipedia
    • 1995年の阪神淡路大震災: 約6,400人の死者​(Wikipedia
    • 2011年の東日本大震災: 約19,747人の死者​((Wikipedia
    • 2024年の能登半島地震  死者281人(NHKニュース

 これらの大規模な地震だけで年間の平均死者数は約2,000~3,000人程度となり、災害の死者数でみると地震がトップです。それにしても関東大震災の被害者は桁違いだったのだと驚かされます。

 残念ながら「地震は予知できない」というのが現時点での科学的な見解です。地殻内での岩盤の急激な動きによって発生する地震が、どのように始まり、どの時点でエネルギーが放出されるかを予測するのは極めて困難だからです。

 とすると地震予知、予測ではなく「この地域にはこの程度の地震が50年以内に発生する確率が70%程度」という《長期的な地震リスク評価》で、その程度の地震が来た時に、できるだけ被害を減らす対処に取り組むことが大切でしょう。

 二位からについては、〈たのしい教育メールマガジン〉でプランとしてまとめようと考えています。興味のある方は調べてみてください。

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おすすめ映画(期間限定無料公開中@プレシディオチャンネル)「チャイナシンドローム」

 映画「チャイナ シンドローム」をいろいろな人たちに紹介したところ、「面白かったです」「昔の作品だというので大したことがないと思っていたのに、一気に最後まで見てしまいました」etc. お礼のたよりがいくつも届いています。

 プレシディオチャンネル(YouTube)が期間限定で無料公開中です、サスペンス映画として観ても一級です、クローズされる前に観ることをおすすめします。

 メルマガ本文から少し切り取って紹介しましょう。

 原子力発電所の事故隠蔽をテーマにした作品『チャイナ シンドローム』が無料公開されています。
 私はDVDを購入したのですけど、期間限定とはいえ、こういう名作を無料で自由に観せてくれるプレシディオチャンネルはなかなかいい仕事をしていると思います。

 1979年の作品ですから〈古くさい〉と思う人がいるかもしれません。けれど何度も書いてきたように、長い年月という関門を経て、今なお語られる作品は、最近話題になっている作品より素晴らしいものが多いんです。

「〈チャイナシンドローム〉というのはどういう意味か」と気になった人もいるでしょう。
 原発事故で炉心が溶け落ちる(メルトダウンする)と、あまりにも高温なために、コンクリートや地面の土や岩を溶かしてしまいます。「それが重力によって下へ下へと潜り落ちて、地球の中心を通過してアメリカの反対側、チャイナ(中国)まで行ってしまうぞ」というブラックジョークがチャイナシンドロームです。

 ストーリーに軽く触れましょう。
 ある日、人気TVキャスター、キンバリー(ジェーン・フォンダ)はカメラマンのリチャード(マイケル・ダクラス)と、原子力発電所の取材に入ります。
 その時、偶然発生した地震によって放射能漏れが起こり、原発内の騒ぎの様子をフィルムにおさめるというスクープを手にします。ところが、突然テレビ放映禁止となってしまいました。
 一方、原発内で事故に迅速的確に対応したベテラン技術者ジャック(ジャック・レモン)は、その後、原発安全システムの大きな欠陥を発見し、キンバリーと一緒に背後にうごめく巨大な陰謀に迫っていくことになります。

 カメラワークや映像に少々ものたりないと感じる部分があっても、全体構成はすばらしく、ラストまで画面に惹きつけられていくと思います。
 おすすめします。
   期間限定クリック

https://www.youtube.com/watch?v=PpIldgAcqJI

 

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平和な社会をつくるために歴史をたどる/板倉聖宣『ヒトラーと民主主義』

 あと半月ほどで終戦記念日がやってきます。まちがいなくほぼ全員が平和が好きなのに、今でもいろいろなところで悲惨な戦闘が続いています。どうしてでしょう…
 今回は平和について考える内容を紹介します。

 板倉聖宣先生(仮説実験授業研究会初代代表/元文科省教育研究所室長/元日本科学学会会長/たのしい教育研究所 初期から支援者)が『ヒトラーと民主主義』というタイトルでまとめた冊子のはじめの部分を書き抜いてみます。その研究がはじまった時に板倉先生が研究会で紹介したものです。

板倉先生が沖縄に来てくれた時の一枚

はじめに

あなたは「ヒトラー」という人の名を聞いたことがありますか。
 その人は、どんなことをした人だか、知っていますか。

 多くのひとは「ヒトラーという人はとても悪い人だ」と、どこかで聞き知っていることでしょう。
 簡単にいうと、ヒトラーは「ドイツの独裁者になって、第二次世界大戦を始めた人」として知られています。
 だから〈とても恐ろしい人〉と言われているのです。
 それだけではありません。ヒトラーは「ユダヤ人を皆殺しにしようと計画して実行した人」として知られています。〈何も悪いことをしなくても、ユダヤ人だから〉という、それだの理由で虐殺したのです。
「ユダヤ人は劣等民族だから、生かしておいてはいけないから」というのです。
 たくさんの人を狭い部屋に閉じこめて、その中に毒ガスを入れて一時に大量に殺したというのです。
 ヒトラーは、どうしてそんなことができたのでしょうか。
 ひとりでは戦争など始めることはできません。いくら「あいつらは悪者だから戦争をしかけてドイツの領土にしてしまえ」と叫んだところで、みんなが賛成しなければ、戦争など起こせません。
 いくら「ユダヤ人は劣等民族だから絶滅してしまえ」とけしかけても、他の人びとが、それもたくさんの人びとが、それに賛成しなければ〈大量殺人〉などという恐ろしいことは実現で
きるはずがありません。
 それでは、ヒトラーはどのようにして、他の人びとをその気にさせることに成功したのでしょうか。
 自分の言うことをきく〈少数の狂気の集団〉に多数の人びとを脅迫させて、従わせることに成功したのでしょうか。
 現代の社会は、大なり小なり「民主主義的な社会」になっています。そう簡単に独裁者が現れて、たくさんの人びとを意のままに動かすことはできないようになっているはずです。
 それなのにヒトラーは1933年にドイツの独裁者になることに成功しました。
 そして1939年には、ほとんど全世界を相手にして戦争を始めたのです。日本もそのドイツと手を結んで、第二次世界大戦に参加してしまいました。そして「特定の民族を皆殺しにしよう」などという恐ろしい事業に協力してしまったのです。
「どうして、たくさんの人びとがそんなことに協力してしまったのか」そのナゾを明らかにしておかないと、私たちもそんな愚かなことをしてしまうようになるかも知れません。

 そんなことが心配になって、この冊子にまとめることにしました。

 戦争などは、狂気の人間がはじめるものだと考える人がいます。
 けれどそれは違います。「ひとりでは戦争など始めることはできません。いくら〈あいつらは悪者だから戦争をしかけてドイツの領土にしてしまえ〉と叫んだところで、みんなが賛成しなければ、戦争など起こせません」という言葉は、私たちが強く意識しておかなくてはいけないものでしょう。

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