アクセス数1.5万/日 に迫る勢い:たのしい教育メールマガジンのすすめ

 先日「はじめて1日1万アク セスを突破した」という話とお礼とを書きました。今日、午前中にチェックしてみると、1万アクセスを超えたどころか、1.3万アクセスを超えていました。もちろん〈たの研〉の公式サイト始まって以来の高い数値です。

 夜、あらためて確認してみると、なんと〈2万アクセス〉を超えていました、驚きです。前回、周りから突出していた1万アクセスが低く見えてしまって不思議な気持ちです。

「楽しい教育こそがいろいろな問題・課題を突破する方法・ベクトルだ」ということを毎日つづっている中で、気づくと、教育関連では揺るがない高見に到達してきたようです。 ※みなさんが記事の最後で応援クリックすると「現在2位」というような数字が出るかもしれません。それはクリックしてくれた数をまとめず、3つに割り振っているために起こっている現象です。あるいはこのサイトの購読者の方より応援クリックを熱心に押してくれる人たちが多いサイトがあるために起こっている現象だと考えられます

 いずれにしても、読者のみなさんに心から大きな感謝をお伝えいたします。

 これからも「今日はどういうことを書いているのかな?」と読みたくなるような記事を書き進めていきたいと思います。よろしくお願いします。
 ぜひ知人の方に「このサイトいいよ!」とこのアドレスを送っていただけませんか。目標である「1日平均1万アクセス」に迫っていくと思います。

 さて昨日も新しい〈たのしい教育メールマガジン〉の読者の方からお便りがありました。

 日々の公式サイトの読者の皆さんからメルマガの読者になって下さった方は少なくありません。みなさんも、まず一年、購読してみませんか。

 これは四年前のメルマガの表紙です、記事の中身がわかりやすくレイアウトされていた頃です。

 次第に書き込む記事が充実してきて、時々、四つの章の一つを取り出して、〈たの研〉に学びにくる先生たちに配っています。

 これは最新号の「発想法の章」のはじまりの部分です。

 毎週届けるメルマガは文庫本・新書版15~20ページ程度のボリュームで「〈たのしい教育の今日この頃〉〈たのしい教育プログラム〉〈ものの見方・考え方〉〈映画の章〉」の4本立で構成されています。

 すでに沖縄だけでなく県外にも読者が広がり、教師、医療関係者、福祉の場でがんばっている方、保護者ほかたくさんの方たちが毎週たのしんで読んでくれています。
 毎回、たくさんの読者のみなさんから
「毎週一回のたのしいプログラムを子どもたちと楽しんでいます」
「毎回、発想法の話にハッとさせられながら読んでいます」
「映画の章の作品、休みに観ています」
というような嬉しい便りが届いています。
 そういう便りの内容は、メルマガの誌面に活かしています。

 たのしい教育メールマガジンの購読はいつからでも可能です。
 申込みはこちらから入り⇨ https://ikkyuu21.stores.jp/
メルマガのアイコン(年1.2万円)を〈カート〉に入れてすすんでください。「ゲスト購入」すると手早くすすみます。
 〈たの研〉の講座や教材の割引制度もあります。

 では、今後ともよろしくお願いいたします。

 最近は『原子論で広がる楽しい人生』という本の執筆に力を注いでいます。

 その一文を少し紹介しましょう。

 近々、発売予定です。

「自分はこの石のブレスレットで病気がよくなった」という人がいたら、それをどう考えたらよいのか?

 

 誰かが言ったからとか、たくさんの人たちがそう言っているからということで正しさが決まるわけではありません。
 では「Aが正しい」「いやそうではないBが正しい」という対立した考え方がある時、どうやって〈◯が正しい〉あるいは〈どちらも間違っている〉というように判定できるのでしょう?

 たとえば「私はこの石のブレスレットを身につけてから体調が回復してきて、病院で検査すると気になっていた数値もよくなっていました」と喜んでいる人がいたとします。しかも「私に、この石のことを紹介してくれたBさんも、これで健康になった」と話してくれています。
 いきなりその人に「科学的にいって石にそういう力はありません」といっても通じるわけはありませんし、人間には信じるとプラセボ効果といってプラスの作用があることは、科学的にも確かめられていますから、体調がよくなっていることは事実かもしれません。

 

 しかし原子論を元にした科学は、誰かに本当に起こった事実だからといって、それが真実だというようには考えません。
 石をすすめている人が「この石は身体の循環を整えて血圧をさげます。すでに身につけた200人くらいの人が効果があったと語ってくれています」といっても、その石に血圧を下げる効果があるとは考えません。
 誰かに起こった事実を拠り所にせず、そのことが誰にでも起こるのか確かめるのが科学です。

続きは出版後の本でおたのしみください!

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たのしい教育の発想法『程度を高くして学びたくなる授業を』@板倉聖宣

 はじめの頃、「たのしい教育」を面白おかしい教育だと勘違いする人たちがいました。教科書に入る前に、お笑いネタを披露するとか、手品を見せてから授業に入るとか、そういうものをイメージしていたのでしょう。

 たのしい教育は本格的な教育です。
 友だちと遊ぶこともたのしいけれど、勉強はやめられない。
 もっと学びたいと感じるようになる。
 夏休みより学校がたのしい、となる。
 そういう教育です。

 1991年に板倉聖宣先生(たのしい教育研究所 初期から支援者/仮説実験授業研究会初代代表/元文科省教育研究所室長/元日本科学史学会会長)が、こういう話をしてくれています。

 メルマガの最新号で紹介したところ、すでにいろいろな反響が届いています。
 初めの部分を紹介します。

程度を高くして学びたくなる授業を

東京・江東区中学校研究会1991-11

板倉
 私たちが子どもの時代には先生に権威があって刃向かうことはできませんでした。
 私は、それでも先生に刃向かえる友だちはえらいなぁと思っていました。
 私は刃向かいませんでした。
 ところが今は社会的にいろんなことが低下してきて、学校の先生の権威も低下してきました。子どもたちは以前よりたくさん反抗するようになりました。そのうちに〈反抗すること自体がおもしろい〉となっていって「学校の先生も大変だ」と思います。
 そういう中で「子どもたちに自分が教えている勉強に熱心になってもらう」「もっと勉強を好きになってもらう」ためにはどんな授業をすればいいのか?
 たとえば〈自然科学の教育〉ということを考えた時「教えている内容が難しいから子どもたちは勉強がわからないんだ」といわれます。
 昔は中学校には試験を受けて入りました。試験を受けて合格した子どもたち、頭のよい子どもたちが入ってくる、ある種のエリート校でした。しかし今は頭がよくない人も中学校へ入ってくる、だからそういう子どもたちに合わせて程度を下げなければいけない、という考えがあります。正面切ってそういうことはいわないまでも、実際にはそう思っている人たちがいます。
 ところが、いくら程度を下げていっても成績が上がらないという状況が起こっています。
 私はそもそもそういう〈程度を下げる〉といった考えが間違いではないか、と考えています。

 今では多くの子どもたちが「学校がおもしろくない」と思っています。それに対して「授業が分からないからだ、分かれば面白くなる」という人たちがいます。しかし私は「子どもたちが分かっても仕方がない」と思っているからではないか、と考えています。
 子どもたちに「分かりたい、知りたい」と思うような内容を教えること、これが現在の教育の改善の一番の問題だと私は思います。
 そう考えた時に、今の教育内容全体は全体的に程度が低すぎると思っております。
 だからもっと程度の高い内容を教えたらいいではないかと思っています。程度が高いとか低いとは一体なにか?
 テストに出てくる内容が程度が高いのだという人がいるかもしれません、でも必ずしもそうとはいえません。
 突然「私の名前をいってみなさい」なんて問題を出してもみんなできません、これはくだらない問題だからですね。(私の板倉聖宣という名前を覚えなきゃない)なんてのはこれは低級な問題です。みんなできませんけれども、できたとしても別に偉いわけではない。
 けれども本当に知るに値する人間のことを知るとなったら、これは楽しくなったりします。
 私は去年「電子レンジの授業」を開発致しました。「電子レンジ」っていうとこれ、難しいのか易しいのか分かりませんね。
 電子レンジで料理するんだったら簡単です、食べ物を入れてチンとすればいいんです。簡単に料理できるわけですから難しくはありません。
 しかし電子レンジの原理となるとなかなか分かりません。「そんなものは自分たちにわかりっこないんだ」と考えている方が多いですね。
 中学校あたりの理科の先生でも、電子レンジの原理はちゃんと理解できていない人が大部分じゃないかと思います。
 言葉では「あれはマイクロ波というのが出て中のモノが温まるんだ」というように説明はできるわけですけれども、言う方も聞く方も十分納得できてない。
 今、電子レンジはほとんどすべての家庭にありますよね、だけど電子レンジの原理は教えていませんね。
 皆さんの専門が必ずしも理科でない。いや理科はまったくごめんだということを承認した上で、これから電子レンジのお話をさせて頂きます。

 ここに電子レンジを持って参りました。
 電子レンジで料理を作るのは不思議じゃない、おいしいかもしれないけれど面白いというわけでもありません。
 でも電子レンジに入れちゃいけないもの、変なものを入れると、これはおもしろいんです。
 中に水を入れると温まります。
 なぜでしょうか?
 一つの答えは「温まるようにできているから」ということです。温まらなかったら電子レンジじゃないですよね。
 ではたとえばこれに卵を入れたらどうでしょう?
 水と一緒に油を入れたらどうでしょう?
 だいたい電子レンジに油を入れる人ってあんまりいないですね。

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たのしい環境教育@酸素を増やす研究/さし木Newバージョンの実験

 植物を増やす活動は、どうも普通の楽しみ以上のものがあるということを感じはじめています。植物を増やしていくことは美味しい実が増えていくことにつながることもあるし、生命に不可欠なO2を作り出すことにもなります。プラモデルを作ることも楽しいけれど、どうもそういうことと次元が違う感じがする…
 最近実験していることを紹介します。
 公式サイトに桜と桜の間で光が当たらず一年経っても小さなままだった桜の木の話を書きました。
https://tanokyo.com/archives/166668

 その時、小さな桜に太陽の光をあてるために両隣の桜の枝を剪定したのですけど、最近見るとその切り口近くから新しい葉が芽吹いていました。切られた部分にいく勢いを新芽に注いでいるわけです。


「もしかすると…」

 閃いたのは「この部分を切り取って土に入れると普通のさし木より成功率も高く成長スピードも速いのではないか」という考えです。
 さっそく実験することにしました。
 これは大きな芽、何となく根が出やすいかも、と考えて枝はタテ半分にしました。※大きな葉は落とします

 

  

 これは小さな芽です。

2025年、こどもの日に土に植えました。

 私は植物栽培や農業に詳しいわけではありません。これで桜のさし木の成功率が高いとしたら面白いのだけど…
 みなさんはどう予想しますか?
 専門の人から「そんな簡単なこともしらないのか、成功するわけないだろう」と言われることなのかもしれません。
 ちなみに専門家が推奨する桜のさし木は、伸びている枝先をカットして葉を半分くらいにして土にまっすぐ挿します。桜でなくてもたいていこうです。

 予想を立てて実験すると、当たっても外れてもたのしく賢くなることができます。

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どきどきコップタワー、どこでも笑顔いっぱい『あきさみよ~』

 〈たの研〉の総会は笑顔に溢れています。
 そこではミムラ&さくら先生が工夫開発した新作ゲームが披露されるのが定番になっていて、みんなの声がひときわ大きく響きます。

 今回は、今年二月の講座『OPTIONS/オプションズ』で披露した《どきどきコップタワー》の様子です。

 崩れる時はみんなでいっせいに『あきさみよ~/琉球沖縄方言〈たいへんだぁ~〉』と声を出すので、さらに笑い声が大きくなります。崩す人も気が楽です!

 電子出版もまだまだビギナーながら、スピードがアップしてきています。
 月一本ずつ出版しても10年以上かかるくらい、書きたいテーマにあふれているのですけど『たの研版ゲーム読本』も早く出したい一冊です。

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