島言葉を楽しむ子どもたちの声を聴いてみてください@楽しいシンプル島言葉

〈たの研〉の島言葉教育はシンプルで使えるもの、かつ、たのしいプログラムを広げています。

 たくさんの先生たちが、学校で使ってくれるようになってきました。

 その中の一つを紹介させていただきます。

 当事者と関係している方たちの許諾をもらっているので、音声と画像を公開します、とっても可愛いのでぜひ聞いてみてください。


「なまから カゴんかい 玉 いりーんどー!

「てぃーち たーち みーち」
「わんも てぃーち たーち みーち」

※ぜんぜん入りません
「あきさみよ~ むちかさっさー」

「運動会まで 練習 ちばいんどー」

 この子たちがのちのち「しまくとぅば県民大会」に出るようなことになるかもしれません。
 きっと会場を魅了してくれると思います。

〈たの研〉には楽しいシンプルしまくとぅばのプログラムがいろいろあります。
 興味のある方はお問い合わせください。

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梅と桜と冷たい風と@2024年太陰暦大晦(おおつごもり)/楽しい自由研究

 これまでたくさん触れてきた〈二十四節気〉は、先人たちが『月の動き』を元に刻んできた季節区分です。私たちの肌感覚に合っているだけではなく、植物などほかの生物たちの命のリズムに合っています。

『月の動き』を元にした暦が〈太陰暦〉です。

 この記事が公開される日は太陰暦 大晦(おおつごもり)、2024年の最後の日です。

 仕事に没頭している日々、「名護の桜祭りが開催された」というので、『しまった、毎年たのしんでいる梅を観ていなかった』とあわてて第1研近くのリバーサイドパークに行きました。
 嬉しいことに満開の梅をみることができました。

 これは梅の花です。

 川のそばに桜の花も咲いています。

 この頃の沖縄では、場所によって満開の桜と梅をたのしむことができます。

 さて、以前も書いた気がしないでもないのですけど、梅と桜とはバラ科でとても近い種です。写真みると、花のつくりがとても似ていることがわかると思います。

 今年はいろいろな条件が重なって〈たの研〉の近くでは両方の満開の花をたのしむことができたのですけど、普通は梅が先に咲いて、それらが散る頃に桜が開花します。それは沖縄に限らず、いろいろな場所で同じです。

 どうして一般的な開花の時期がずれているのでしょう。

 不思議ではありませんか?

 予想を立てていろいろ調べてみることをおすすめします。

 今すぐ調べるわけではなくても、予想を立てて問題意識をもっていると、いずれ「そうだったか」と解決することがあります。

 問題意識を持たずにいると、大した感動なく多数の雑学の一つとして埋もれてしまうでしょう。

 以前ふれた記憶があるのが
「梅と桜の祖先たちはもともと同じものだったのだけど、早かったり遅かったりして開花の時期のズレた木の個体は周りにライバルが少ないので、ハチなど花粉を媒介してくれる昆虫たちがたくさん来てくれた。すると、その木の実やタネがたくさん残るので、結果として早かったり遅かったりした木の子孫がたくさん残ることになった。
 早かったのが今の梅として進化してきて、遅かったのが今の桜として進化してきた」
です。
 おそらく間違いないでしょう。

 とはいえ、の答えは一つではありません。

 他の条件も予想して自由研究してみませんか。

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はてなマーク(?)の巨大植物/楽しい自由研究

 読者の方から新年のあいさつと一緒におもしろい写真が届きました、巨大な〈はてなマーク〉のような植物です、みなさんは見たことがあるでしょうか。

 心動かされたものごとは、予想を立てて調べてみることです。
 予想を立てずに調べるだけでもいろいろなことを知ることができます、でも予想を立てて調べると、もっとたくさんの発見をすることができます。
 さてこの植物、何の仲間なんでしょう?
🟠木というよりサボテンの仲間じゃないかな・・・
🟠え、木とサボテンって違うのか・・・
🟠サボテンは木じゃなく草の仲間なのか?  というか、サボテンってバラファミリー(科)とかいうようにサボテン科(ファミリー)なんだろうか、もしかするとニックネームかもしれない。
🟠そういえば、そもそも木と草って何が違うんだろう・・・
 知的好奇心がどんどん動かされていきます。
 みなさんは木と草の大きな違いは何だと思いますか?
 大きさでしょうか、硬さでしょうか。

無料素材集に感謝して引用

 予想を立てて調べると、間違っても賢くなります、もちろん当たっても賢くなります、そしてどちらもとてもたのしくなります!
 木と草の違いは大きさか?
 ブルーベリーの木よりずっと大きな草もありますから、そうではないでしょう。

ブルーベリー https://www.homes.co.jp/life/cl-spot/cm-nature/21614/ に感謝

セイタカアワダチソウ https://www.bousou-sheet.com/docs/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%82%A2%E3%83%AF%E3%83%80%E3%83%81%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BB%E3%82%93%E3%81%A8%E8%83%8C%E3%81%8C%E9%AB%98%E3%81%84/ に感謝

 そうやっているうちに「硬い部分(木質)を多く持つか持たないか」が木と草の大きな違いだと発見するでしょう。
 さて冒頭のハテナの植物はどうでしょう。
 木質中心の硬い木には見えません。
 かといって草の葉のように風にそよぐ感じもありません。
 やっぱりサボテンのような植物なんだろう、と画像検索⇨https://images.google.com/?hl=ja で調べてみると・・・

 アガベ・ア.ナータ(Agave attenuata)という植物でした。
 アガベは〈リュウゼツラン〉と呼ばれている植物です、なるほどそれでデカいんだ。
 100年に一度咲く花だと書いてあるサイトもあります、ほんとかなぁ。
 調べてみると「二、三十年に一度咲く」とありました、かなり貴重な花です。しかも一度咲くと母株は枯れるとあります、この花が咲いたら寿命を終えるわけです。

琉球新報社に感謝して引用

 さて、リュウゼツランは多肉植物の一つ、たっぷり水分をためるしくみがあるグループです。多肉植物というのはファミリー(科)や属などの〈正式な分類〉ではありません。
 サボテンも多肉植物の仲間です、アロエも多肉植物です。
 リュウゼツランも多肉植物です。
 調べるとサボテンというのはファミリー(科)の名称でした。
 サボテンファミリー(科)というのがあったんだな。
 一枚の面白い写真から、たくさんのことがわかりました。めずらしい花の写真を送ってくださったAさんに感謝。

 

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楽しいSDGs/自動給水装置の研究/楽しいゼロカーボン・カーボンニュートラル

 ゼロカーボン、カーボンニュートラルという言葉をいろいろな処で目にし、耳にするようになってきたように思います。それは〈二酸化炭素をゼロにすること〉ではありません、それは無理です。植物たちが処理できるくらいのCO2排出量にしていくことです。
 もちろん〈燃やすこと〉を減らすことでCO2排出量が減ってきます。電気をつくるためにも石油や石炭などを燃やしていますから、電気をあまり使わないようにするとか、車を利用せず歩いて移動することもゼロカーボンにつながります。

 植物は基本的にCO2を吸って酸素O2を出していますから、植物が増えることもカーボンニュートラルにつながります。

 さて先日、〈たの研〉のS先生が休みも学校に行って鉢植えの水やりをしてきたという話をしていました。長い休みに植物が枯れてしまうこともあるそうです。

 花を育てるくらいでカーボンニュートラルにプラスになるのか?

 たしかにCO2の処理能力は限界があるでしょう。

 とはいえ植物に親しむ、植物を育てる楽しさは樹木を育てる楽しさにつながるでしょう。樹木が処理するCO2量は草花よりはるかに多いので、のちのちは樹木を育てる人たちが増えていくことも大切です。

 ところでM小学校にいたとき、子どもたちの鉢植えの植物にペットボトルから水滴が落ちて、自動で数日分の水やりができるシンプルな工夫をしていました。

 以前紹介したスタバの自動給水プランターとは別で、ペットボトルに小さな穴をあけて、そこから水滴が落ちていく方式です。
 その量はキャップの開け閉めでコントロールできるので、夏の頃は多めに湿らせたり、梅雨時期は少なめに水滴を落としたりできます。

 いまならもっと工夫できそうなのだけど、とりあえずその頃の方法を思い出して、それが実際どれくらい長く持つのかを実験中です。

 上から吊り下げて、5秒くらいで1滴のスピードで落下している状態です。

 下のボールで水を受けています。

 2025年1月4日20時30分で青のラインくらいの水面が、明日にはどのくらいになっているでしょう。

 この頻度で落ちていく水滴でプランターの土は湿ったままでいられるのか、乾いてしまい、植物の根まで行き着くことはできないのか、それはこの実験のあと、ベランダで実験する予定です。

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