広報受付担当のさくら先生から「夏のじゆうけんきゅう祭り2025-08-02」の案内が届きました。
 掲載します。
 申込み状況を尋ねると「もしかす
 興味のある方は早めにお申し込みください。
 今年は実験的にみやげ教材と保険料のみ(早割500円/人)で参加できるようになっています。

ご 案 内

夏の暑さの中、着々と夏休みが近づいてきました。
大人気/参加者満足度99%の「たのしい教育研究所」が、今年も楽しい講座を企画しました。
『夏のじゆうけんきゅう祭り2025』です。
〈たの研〉の講座は席が早めに埋まります。
興味のある方は、お急ぎ、お申し込みください。

⭐️ ⭐️リーフの内容⭐️ ⭐️

 今年も《たのしい教育研究所》が大人気の『自由研究まつり』を開催します。
《たの研》のプログラムは学ぶことが好きな人たちだけでなく、「勉強は苦手だ」「できれば勉強は避けたい」という人たちも、身をのり出し、ますます学びたくなる体験型の内容です。
子どもたちが夏休みの自由研究のテーマとして提出できるように《まとめ方》もいっしょに紹介します。
大人も大満足で「受講をきっかけに親子が仲良くなりました」「予想して確かめることが大好きになりました」という声がたくさん届いています。
持ち帰りのおみやげもたくさん準備しています。
興味のある方は早めに席をおさえることをおすすめします。
先生の参加も大歓迎、二学期に学ぶたのしさをクラスの子どもたちに伝えてあげてください。

予定プログラム(たのしい教育のエキスパートが担当)
A.複数のプログラムから4つ選んでたのしむ自由研究(当日選択)
① 生きものの自由研究
② 不要な紙で和紙づくり(月桃バージョン)
③ あつい・つめたいの科学
④ おりぞめで自由研究
⑤ 回転の自由研究
⑥ よくとぶ紙飛行機で飛行チャレンジ
  ※さらにたのしい内容に進化する可能性あり
B.おたのしみコーナー
 おたまじゃくしすくい/ストーン・ビルディングほか 

期日:2025年 8月02日(土) 9:15受付 9:30〜12:30
会場: うるま市「うるみん」3Fホール ※高速沖縄「北」インターから約10分
対象:親子(小学生以上 ※特別な事情のある方はご相談ください/親類や知人の子との参加も可能:安全のため 大人一人で子ども二人を基本にしています) 、教育関係者・たのしい教育に興味関心のある方
おみやげ教材・保険料 ★早割り:7/22(火)まで500円/人 7/23以降 800円/人 ※ひとり親世帯ほか経済的な事情がある場合はお問合わせ下さい、〈たの研〉の参加費支援制度があります
服装・持ち物:動きやすい服で/筆記用具、教材持ち帰り用の袋類         
★ お問合せ 090-1081-7842 (平日 18:00まで)
★ 申込み
①https://www.secure-cloud.jp/sf/1728827306PbrafJuJ
②メールから ⇨ office@tanoken.com 件名に「2025夏の講座」と書き 1名ずつ ① 名前 ② 所属(学校学年・会社・団体など) ③ 電話番号 (急ぎの連絡に利用)
④ 何で知ったか? を明記して申し込みください
※申込み後3日程度で事務局からメールが届きます、届かない場合はお電話ください

〈たのしい教育研究所とは〉
たのしい教育の第一人者いっきゅう先生が魅力と実力ある先生たちと協力して2012年に設立したNPO。
国や県、教育委員会・自治体等と連携し、ハンディのある子どもたちや経済支援の必要な家庭の子どもたち、その他多くの子どもたち、大人、先生たちが、自分の可能性を笑顔で伸ばしていく『たのしい教育』を展開。
これまでのべ8万人以上に授業等を実施、高い受講満足度評価を得ている。
無料教育相談ほか、これまでの形にとらわれない新しい福祉活動を積極的に展開中。

 

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② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

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楽しい福祉活動のすすめ/いろいろな方たちからの問い合わせ

 今回企画中のワークショップは広報を二段構えにして、まず福祉対象の方たちへの案内をすすめています。おかげさまで予想以上の申し込み問い合わせが届き、とても喜んでいます。

 福祉活動というと「支援する側」と「される側」が分かれているように思われがちです。けれどそれは「たのしさの視点」で、二つの枠を取り払うことができます。

「たのしさ」とは何か?

 心動かされることです。

 その表現形は〈嬉しさ〉〈ワクワク感〉〈感動〉〈涙〉〈喜び〉、いろいろなバリエーションがあります。

 子ども食堂でも知的エンターテイメントであっても安全な場の提供であっても、まず提供する側がたのしい、これがとても大切で、たのしい教育研究所の基本スタイルです。
 すると提供を受ける側もたのしい。実は対等な立場です。

〈たの研〉のメンバー一同、たのしい福祉活動にまっしぐらです。
 そこで提供する内容は、高いお金を払って受けるものに勝ることはあれ劣ることはありません。
 なにしろメンバーが一番たのしんで、日々グレードアップしているからです。

 東京に負けないたのしさを沖縄で、それがテーマです。
 協力してくださる方たちが一人でも増えていくことをたのしみにしています。

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福祉関係の仕事の方はこういう明るい人が多いといいな!

 〈たの研〉はこれまでも福祉面に力を注いできました。最近は夏の講座の広報で自治体の福祉関係の担当の方たちにお会いすることが増えてきました。これはその時の一枚です。ある自治体の社会福祉協議会の方たちです。

 福祉というと、困っている方たちが対象ですから、学校現場よりも、深刻な話も多くなるでしょう。

 それを担う方たちが明るいと、安心感もあって相談しやすくなります。信頼関係も築きやすくなることは間違いありません。
 そして苦しんでいる人たちが敷居の高さを感じる福祉施設の雰囲気が明るくなり、入りやすくなります。

〈たの研〉のメンバーは教員免許、特支免許、カウンセラー免許をもち、その実務経験も長いメンバーで構成されています。必然的にいろいろな相談、困りごとが持ち込まれます。いろいろな組織団体から依頼されて出向くこともあります。
 カウンセリングや相談の中では公的な福祉の場を紹介することもたくさんあります。

 私が紹介した先の自治体の窓口の方が、こういう笑顔の人たちだと、どんなにホッとすることでしょう。

 ぜひこういう方たちが増えていってほしいと、心から思う今日この頃です。

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アドラー心理学からPEALカウンセリングへ/楽しい教育相談入門・楽しいカウンセリング入門

〈たのしい教育メールマガジン/カウンセリングの章〉に書いた内容に、いろいろな反響が届いています。はじめての方にも読みやすいようにある程度手をいれて、半分程度、紹介させていただきます。
 こういう相談です。※個人の特定ができないように脚色

 50代、女性。※周りからたよりにされているタイプで有能な感じがする先生
 先生も子どもたちもやる気になっていた時期が過ぎ、次第に落ち着きがなくなり、最近は立ち歩きする子どもたちが増えてきた。
 ある事故的なものがきっかけで、さらに教師の言葉を聞いてもらえなくなった(詳しくはカット)。


 教室の隅で複数の子どもが勝手におしゃべりすることも出てきて、校長先生は廊下から様子を見ているが、そのまま通り過ぎていき、その後も声掛けてくれない。


 このままどんどんエスカレートしていく気がしてとても不安です。

 この文面をA.I.に画像生成してもらったら、こうなってしまいました、イメージ図として添えておきます。


 ここでは「立ち歩き」の子どもたちがどういう目標によるものかを整理してみましょう。

 PEALカウンセリングの基礎の一つとなった〈アドラー心理学〉では不適切な行動の流れが
〈賞賛〉⇨〈注目・関心〉⇨〈権力争い〉⇨〈復讐〉⇨〈無気力〉
というようにすすんでいくと考えます。

 長年教師をしてきた中でいろいろな違和感を覚えていた一つが
「〈復讐〉の次の段階が〈無気力〉だ」
という流れについてです。


 親や教師の期待に応えようと頑張って、無力感・無気力になってしまう例はいくつもあります。アドラー流の段階でいえば〈賞賛〉⇨〈無気力〉も〈注目・関心〉⇨〈無気力〉もあるのです。「いやいや不登校になるくらいの無気力だよ」という反論もあるかもしれません、でもあるんです、その流れで不登校に至ることが。そもそも「例外」がいくつも出る時点で「それは法則的なものではない」と言ってよいと思うのですけどどうでしょうか。


 野田先生にも尋ねたことがあるのですけど、私の理解を超えた話になって途切れてしまいました。
 それはそれとして、〈復讐〉〈無気力〉それぞれに対する対応のいくつかは似たところがあります。

 アドラー心理学では先生のいうことを聞かない、立ち歩きをする子どもたちの目標がどの段階なのかを想定していきます。第四段階の「復讐」、第五段階の「無気力」に入っている場合は、手立てを立てることがとても難しくなると説明しています。

 それに対する野田先生の話を紹介しましょう。

 このメルマガで何度かとりあげてきた野田俊作『続・アドラー心理学トーキングセミナー』からです。

 野田
 第四段階の〈復讐〉を目的に動いている子どもに対しては、残念ながら、相手役(親・教師など)その人には、それに対して対応することがもはやできません。


 ですから「静観をする」「反応しない」、その子とのコミュニケーションを最小にするということをもってしか対応することができません。

 よく「子どもの気持ちをわかろう、子どもとの対話をふやそう」といいますけれども、この復讐という時期にあたる子どもに対しては、その相手役からのどのような対話も有害です。

 というのは、相手役から来るすべてのメッセージを彼らは、ひがんでと言いますか、悪意に受け取ります。

 素直にその言葉を聞くことができなくなってしまっていますので、もはや相手役には、コミュニケーションの量を減らし、その状態で共存して行くという方法をとることしかできません。

 ですからこの段階にある子どもに対しては、相手役以外の第三者からの援助がどうしても必要だということになります。

 ある人に対しては復讐であっても、他の人に対してはそうでないということがしばしば見受けられます。この子たちとよい関係を持てている他の大人の援助が必要である、よい関係が持てている人々からの援助なしではこの子たちを立ち直らせることはできないということです。


 

 第五段階、私にもう期待しないで放っておいてくれという、断念を取りつけようとしている子どもたちに対しては、時期を待つしかありません。

 いかなる働きかけも、その子たちの勇気をくじいていくだけだと言わざるを得ないのです。

 この時期には、善意の第三者であっても介入することは非常に難しくなります。


 専門的なトレーニングを受けた、心理の専門家だけがこの子たちと適切な関係を持つことができます。

 それは少し専門的な話になりますので、ここでは触れませんが、特殊な対人関係を持つことでもって、この子たちを援助することは不可能ではありません。
 しかし、それは特殊なトレーニングを受けた人にしかできないことであろうと思います。

 このように、賞賛、注目、権力争いという段階までは、相手役である教師、あるいは親がその行動を変えることによって、子どもの行動を変えることができますが、復讐という段階になった時には、相手役だけの変化でもってしては子どもを援助することはもはやできないのです。

 だから、決して復讐まで子どもを追いつめるとお願いをしたいんです。

 権力闘争の時期に、その喧嘩から降りてください。そして冷静に話しあえる地盤を作ってください。そうすれば専門家の援助なしに、子どもを立ち直らせることもできるのです。

 問題が起こってしまってからあわてるのではいつも遅いのです。

 治療よりも予防の方がはるかに大切だと思います。

 予防が可能であるという最後の線は、子どもが権力闘争に入っている時期です。

 無気力という時期まで行きますと、われわれ専門家が介入しても、一年二年というような長期間をみないと、そこから立ち直ってもらうことが難しくなります。

野田先生の話はここまで

いっきゅう
 ここからはPEALカウンセリング・OPTIONSの見方・考え方・方法を加えていきましょう。

 子どもたちの立ち歩きが「この先生を懲らしめてやろう、恥をかかせてやろう」という段階なら、子どもたちにこちらから闘いを挑むほど加熱していく可能性が高くなります。

 大人側が巨大な力を行使して、教師集団・親集団で立ち向かえば一定期間は静かにさせることができるでしょう。
 ところがそれはたいてい長く続きません。
 大人に力で反発できる体力・知力を身につけてきた段階で反撃にでてくることもあれば、学年が終わってからの復讐という技も子どもたちは持っています。
 大きなな力で一部の子どもたちを威圧する行為は、直接威圧されているわけではない子どもたちが傷つき、クラスから遠ざかっていくこともあります。
 さらに〈心優しい子どもたち〉への反作用が強くでることも心配です。
 他の子どもが叱られている状況に傷ついて、恐怖して不登校に至る子どもたちは稀な例ではありません。 

 野田先生はカウンセリングの専門家でした。
 カウンセリングの専門家は、当然、そのカウンセリングの枠内で問題解決に取り組みます。

 それと違ってPEALカウンセリングには強力な選択肢があります。

 〈復讐〉段階〈無気力〉段階に入った子どもたちでも、多様多彩な『たのしい教育』をどんどん取り入れることで落ち着いてきたという実例はいくつもあります。そもそも私が担当したクラスで何度も体感してきたことです。
〈復讐〉から〈無気力〉に至る子どもたちばかりではありません。
 親や教師の期待に応えて、優等生・良い子の状態を維持しようとがんばっている子どもたちにも『たのしい教育』は素晴らしい効果をあげます。
 何しろ親・教師がたのしくなるので、やめられません。
 カウンセリングもたのしい教育もスポーツと同じで、頭と身体で体感していかないとうまくなりません。
 たのしい教育に興味ある方は、8/2の夏の講座(自由研究まつり)にご参加ください。PEALカウンセリングに興味のある方はスーパーバイズをお申し込みください。複数いれば連続コースも開催可能です。

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