講座で学んだたのしいプログラムがどんどん広がっていく@卒業生たちからのたのしい便りから 10年前のどんぐりプロジェクトの教材発見!

〈たの研/たのしい教育研究所〉ができて約12年、干支のサイクルでいえばほぼ一回りしました。小さな講座を加えると年に5~6本開催しているので、たの研のプログラムはたくさんの先生たち、保護者の方たちに広がっています。

 先日、離島に赴任したA先生から「びっくりです、赴任した学校の備品室にたのしい教育研究所のどんぐり標本がありました」という連絡が入りました。

「20140525」という表示があります、10年くらい前に『どんぐりプロジェクト』で盛り上がっていた頃、東京から遠藤先生を招いて講座を開いた時に作成したものだと思います。

 会場は〈うるま市石川の舞天館〉です。

 環境保護のたのしい活動を、どんぐりの育成をテーマにとりくんだプロジェクトです。

 ちなみに、日本最大のどんぐりは沖縄にあるんですよ、オキナワウラジロガシです。

 そのオキナワウラジロガシの苗を育てて、それもプレゼントしたので、準備の関係で20人くらいの定員だったと思います。

 その時に参加した先生が、その島に赴任する持っていって、子どもたちに見せてくれたんだ、うれしいことです。

 10年でじわじわ広がっていくということは、100年すれば制覇するくらいになるでしょう。でも今生きている人たち、今の子どもたちの笑顔がひろがって自分の可能性をどんどん高めていくためには、そんなにまてません。
 仲間たちとたのしく元気に取り組んでいきたいと思う気持ちを強くする、たよりでした。
 ありがとうございます。

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自由研究@国語:梅の季節でもないのにどうして〈梅雨〉?/〈芒種〉と紫陽花

 沖縄は梅雨の季節に入りました、今日はしとしとと降っています。教師をしていた頃「先生、どうして梅の花の時期ではないのに梅雨っていうんですか?」と聞かれたことがあります。

 皆さんは不思議に思ったことはありませんか。

 沖縄に梅は少ないとはいえ、桜の前に梅の花が咲くことからすると、二月前後に咲く桜の花をみれば、五月六月が梅の花の季節ではないことはわかります。

 よその県では五、六月に〈梅〉が咲くのか?
 いいえ、北海道でも〈桜〉は五月前半です。温暖化で開花が早まっているとはいえ、教科書的には古くから《桜は四月》ですから、梅の花はその前の三月あたりでしょう。

 すでに雑学本などでどうして「梅の雨」というのか、その理由を知っているかもしれません。

 今回書くのは雑学本の引用ではありません、私がいろいろ調べて、その子に答えた内容を思い出して、再び調べ直して書いています。

         「いらすとや」に感謝して

読み方から不思議

 考えてみると梅雨(つゆ)という文字は発音からして不思議です、音読みでも訓読みでもありません。「ばいう」という

 読み方もあるのですけど、多くの人は普通に「つゆ」と読んでいます。
 梅は〈つ〉とは読まないし、雨を〈ゆ〉とも読みません。

 中国語読みかな、と思ってA.I.で調べてみると梅雨は中国で〈メイユー〉です。中国語の発声はイントネーションが独特とはいえ、雨が〈ユー〉ということですから「つゆ」の〈ゆ〉は中国語からきたのかと考えられないわけではないのですけど、半分だけ中国語読みというのは無理がありそうです。

 梅雨をどうして「つゆ」と読むかに関しては三つくらいの説があって、その二つは

 1.梅の実が熟し潰れる時期だから「潰ゆ(つゆ)」
 2.カビのせいで物がそこなわれる「費ゆ(つひゆ)」

です。
私はその説からとるとすれば3つ目の

 3.露(つゆ)にぬれる時期だから

をとることにしています。
〈梅雨〉という文字に、雨や湿気でしたたる「露」の読み方を〈当て字〉したというわけです。

どうして〈梅雨〉?

 では梅の花の頃ではないのにどうして「梅」と「雨」なのか?

「梅雨」という言葉は中国から入ってきました、遣唐使が持ち帰ったという話です。

 その頃、中国で栄えていた長江下流でした。その中国の長江下流地域で梅の実が熟す初夏の時期の長雨なので梅雨という字になったというのです。

 なるほど『梅の花』ではなくて梅の実か・・・

 それなら日本でも同じです。

 農林水産省のページに、こうあります。

梅干しや梅酒、梅シロップ等様々な料理に使用される梅ですが、梅の旬は5月~7月とまさに今が旬です」https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/kansho/kakudai/ume.html

 

 中国から来た五月頃の長雨の〈梅雨〉という言葉は、日本でも〈梅の実の熟する頃の長雨〉ということで受け入れられて、「露」の読み名を被せて『つゆ』と読んだ、というのが、私の理解です。

 一つの言葉でも、その語源をみていくと、いろいろなことに気付かされる。いにしえ(古)の人たちの思いや発想の面白さを味わうことができます。

 みなさんが疑問を感じる言葉があったら、たどってみるとたのしく賢くなりますよ。

 

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ばっけミソとツワブキみそ/北の植物、南の植物の違いをたのしむ②

 前回紹介した〈バッケ〉は「ふきのとう」、これは雪を押し上げて芽を出しているところ、沖縄では見ない植物ですね。

 このふきのとう、日がすぎていくとどういう姿になっていくのでしよう?

 沖縄の人たち以外はみんな知っているんだろうか?

予想

ア.このまま横に広がっていく

イ.このまま半球状に大きくなっていく

ウ.縦にのびていく

エ.その他

 静岡だったかな、雪が解けた春の頃、山地を歩いて「これは何だろう?」と立ち止まった植物がありました、八方に首を伸ばしている姿が独特です・・・

 これが〈ふきのとう〉の成長した姿だと知って驚きました。

 これが

 こうなって…

こうなる!

 ふきのとうの別名が〈バッケ〉だという話を前回したのですけど、まさに化けた感じがします。

〈ふきのとう〉というのは〈フキの薹(とう)〉つまり〈フキ〉のことです。
 
薹(とう)というのは茎が長くたちあがった状態をいいます

 フキノトウ/フキを沖縄で見かけたことがないと書いたのですけど、フキの仲間が自生してないのかというと、そうではありません。

 ツワブキはごくふつうに目にします。

 沖縄ではツワブキを食べる習慣はないと思います。
 でもよその県では食べているそうです。

 今度、ツワブキを使って〈ばっけミソ〉風に作ってみようと思います。
 美味しかったら紹介します、おたのしみに。

 

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ばっけミソ/北の植物、南の植物の違いをたのしむ①

 大好きな映画のトップ集団の一つが『リトルフォレスト』です、自然が好きな方へ強くおすすめします。

 その一コマに〈ばっけミソ〉が出てきて、次のシーンも気に入りです。

「ばっけミソってさ、一年くらいもつみたいだよ、冷蔵庫で」

「むりむりむり・・・、それまでに食べきっちゃう」

 どういうミソか?

 これです。

 何かまざってますね、東北で〈ばっけ〉と呼ばれている植物です。

 出張の時、手に入れることができたので食べてみると確かにおいしい。
 リトルフォレストを見て後、調べてみると〈苦味〉が特徴的だと書いてあって、それを楽しみにしていたんだけど、しっかりアク抜きしたようで苦味は感じませんでした。 ところで「ばっけ」って何でしょう?

 これです!

「ふきのとう」、〈ばっけ〉と呼ぶのはアイヌの言葉からという説や〈化けるから〉だという説があります。

 私は化ける説を支持します、その話はまた後で。

 雪の中から顔を出すふきのとうは、春を知らせてくれるだけでなく、新鮮な野菜が不足する季節に貴重な栄養となったのでしょう。

 これがフキノトウのつぼみたちです。

2分くらい湯がいて水につけアク抜きした状態がこれ、まるで芽キャベツのようにみえます。

 以前、出張の合間に歩いた山路で、この〈ふきのとう〉を目にして、とても嬉しく感じました、公式サイトに書いたかな、それともメルマガだったかな?

 その時は書けなかったのですけど、雪から顔を出している〈ふきのとう/ふき〉を沖縄でみることはないので、なじみがない分、いろいろな発見がありました。

 項(ページ)を分けて書きましょう。

追記:冒頭紹介した〈リトルフォレスト〉はマンガ原作で、そちらもおすすめです。

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