〈授業書@たの研〉たのしいレンズの世界=たの研式けんび鏡= が間もなく出版されます

〈たの研〉の授業書「たのしいレンズの世界=たの研式けんび鏡= の出版準備が整いました。〈たの研〉出版2冊目になります。前回の「たのしい教師生活 していますか? 板倉聖宣に学ぶ たのしい授業入門」ともども、よろしくお願いいたします。

 いろいろな講座で実施してきて受講満足度90%以上の、おすすめのプログラムです。

 学校や家庭で、そのまま使ってたのしむことができます。小学校三年生くらいから大人までを想定して作成されています。わたしの講座には小学校一年生も参加してしていました、丁寧にすすめれば一年生も大満足してくれると思います。

 子どもの居場所、フリースクールなどでもたのしめます。

 レイアウトも中身もシンプルな作りです。
 横版にして、学校の大型モニターなどに映してそのままたのしめるようになっています。


 今は仮説実験授業の授業書は1500円くらいするのですけど、私が仮説実験授業を始めた頃は同じものが800~1000円くらいで手に入りました。「それでクラスのみんながたのしく賢くなるなら安いものだ」と感じたものです。当面880円で販売する予定です。

 ぜひご利用ください。

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太陽の力に驚いた話@一年前に植えた木の姿

 春になって〈第一たの研〉の庭の手入れをしていて驚いてしまいました。太陽の力の大きさ、それを受けて生きる命たちの話です。

 ほぼ一年くらい前のこと、桜の苗木が手に入ったので、もともとあった桜と桜の間に植えることにしました。その後、気づかないうちに2本の桜が枝をどんどん伸ばし葉を茂らせて、小さな苗を覆い隠してしまい、忙しくしている間にその存在を忘れてしまいました。

 庭の手入れをしていると桜の葉の多さが気になって、ノコで枝を落としていました。

 するとビックリ、大きな桜の木と木の間から一年前に植えた小さな桜を発見。
 高さ50cmくらい、幹の太さも1cmくらいでまだまだ小さいままです。
 植えた時よりほんの少しだけ成長したくらいです。
 一年経ったのにこんなに小さい・・・

 ごめんねごめんねと、隣の桜たちの枝葉を払って、近くのバラの枝葉も束ねて太陽の光が当たるようにしました。

 電柱のすぐ左に50cmくらいの小さな木が見えると思います、それが一年前に植えた桜です。

 左側の桜は三年くらい前に小さな苗をもらって植えたものです。
 日当たりが良ければ、それくらいでしっかり成長します。
 小さな桜には太陽の光が届かず、わずかな木漏れ日で光合成をして、なんとかがんばってきたのでしょう。
 これ以上大きく育つための太陽光を受け取ることができはないので、これくらいの大きさのまま生命を維持してきたわけです。
 よくがんばった!

 忘れてしまってごめん。
 一年順調に太陽の光を受けて、水と土のミネラルを吸っていたら、両側の桜たちをおしのけるように育っていたと思います。

 これからたっぷり世話をしてあげようと思います。

 それにしても〈太陽の光〉というのはすごいものだととても感心してしまいました。

 前に書いた「太陽光発電」で電気を作り出す力にも感動したのだけど、地球上のたくさん生命は、太陽の力のおかげなのだということを実感したできごとでした。

 春です、たくさんの植物たちを育てようと思います。
 みなさんも植物たちの世話をたのしんでみませんか。

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ウメの実とケモモ(キームム)の実の話つづき

 前の記事の続きです、未読の方は一つ戻って読み始めてください。

 子どもの頃よりずっと少なくなったのですけど、桃の原種キームム(毛桃)が沖縄に自生しています。そのキームムの実とウメの実がとても似ているという話の続きです。同じファミリー(科)で近い種なので花もよく似ています。

 左は私が野山さんぽで採ったキームムの実、右がウメの実です。案の定、読者の方達から「みわけられない」という反応がいくつも届きました。

 どう見分けたらよいのか?

 私はかじったらわかります。でもかじったことがない人には区別できません。
 とはいえ、若い梅の実は毒がありますから注意しなくてはいけませんよ。

 どちらもしっかり熟したら香りがしてますから、知っている人なら「あ、これは!」とわかるでしょう。

 私が見せてもらった実はまだ熟していないので香りがしません。

 ということで木を見せてもらいました。

 これです。

〈第3たの研〉のお向かいさんの庭には〈毛桃〉があります、これです、比べてみましょう。

 はっきりわかるのは葉の形の違いです。
 毛桃に限定せず桃の葉は細長く、梅の葉はふくらんだ形をしています。

 これはさっきと同じ毛桃です、葉の周りがギザギザがはっきりしています。
 

 梅の葉もギザギザがついているタイプもあるので決定的ではないのですけど、この二つの写真の違いは明らかです。

 これは知人のところにあった木の葉の部分です。
 ウメだと考えてよさそうです、めでたしめでたし。

 他にも枝ぶりが違います、もっとあるでしょうかみなさんも調べてみませんか。

 身近な植物たちの見分け方プログラムを作りたくなってきました。

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実験結果@楽しすぎる環境教育:太陽光発電の実験『これくらいの太陽光パネルでどれくらいの電気が発生するのか実感しよう!』

 予想より多くの方たちから反応が返ってきました、ありがとうございます。「丸一日かかる」という予想から「2時間くらいでフル充電」までの幅で予想が集まっていました。

 ところで、どうしてあえて実験したのか、書かせてください。

 製品カタログにある数字で発電換算して「計算上◯時間で充電できます」というように計算して出すことは可能です。

 計算上予測することができるというのは素晴らしいことです、科学の成果です。とはいっても、カタログにあるのはもっとも良い状態での発電量です。使っていくうちに機能劣化もあるでしょう、付属品のいたみも出てくるはずです。

 また「スマホなら◯時間でフル充電できます」と表示されているカタログもあります。それも理想的な使い方で出した数字です。

 私は車好きなのですけど、車の燃費表示には「10・15モード燃費」「JC08モード燃費」「WLTCモード燃費」など、いろいろな種類があります。そしてどれも、実際私たちの実際の走行燃費より高い数字が表示されています。

 計算上出すにしても、同じ時期の晴れの日でも、沖縄の太陽光量と東京の太陽光量は違います。

 もっとも大きな違いは〈たのしさ〉です。

 予想を立てて実際に実験することは、子どもだけでなく大人にとってもたのしいことです。「DNAに刻まれているくらい根本的なたのしみ」だと思います。

 では実験結果です。


 測定時に〈90%〉だったモバイルバッテリーが2分で91%、4分で92%、6分で93%、8分で95%、10分で97% というように増えていきました。増え方はひずみがあります。

 10分で7% 充電できたという比率で計算してみましょう…

 10分:7% = x:100%

 7x=1000

 x≒157

 この太陽光の強さが続くと想定すると「157分(2時間37分)あればフル充電できる」と推測することができます。

 データで示したように、バッテリーの充電の伸びは時間毎に順調に伸びていくわけではありません。バッテリーの状態もあるでしょう。電気がたまっていく化学的な変化が完全に一定ではない、ということもあるでしょう。
 0%から電気が充電されていくのは早く、満タンに近くなってくると遅くなるということがあるかもしれません。
 また今回一回だけの実験データで、こうです、と判断することもできないでしょう。何度か実験して、ほぼ同じ数字に落ち着くのかを確かめる必要がかります。

 とはいえ丸一日ではなく「2時間半くらい」で充電できる計算になるというのは、大きな意味があります。これくらいの太陽光パネルをリュックにかけて歩いていれば、午前中ではフル充電できることになる、という予測があれば、スマホの充電タイミングを外さないですむでしょう。

 これからデータを増やしていこうと思います。

 便りの中には「何を使っているのか教えてほしい。自分も欲しい」という言葉もありました。最後に紹介させていただきます。
 今回使ったのは最新型の太陽光パネルです、興味のある方はお求めください。〈たの研〉と一緒に実験を楽しみましょう⇩(クリック)

https://amzn.to/4jAiaES

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